
前々にヤ●オクで落とした4点式シートベルトを付けまして。
写真の通り、『TOM'S』のロゴが入ってますが、どうやらタグによると、ウィランズ製らしいです。
4点を付けても、シートが純正のスポーツシートのままなのは気にしないよう。セミバケを融通してくれると言う方がいるのだけれども、純正シートをもう一つ保管しとく場所が無いから、とりあえずベルトだけ先に付けたのですよ。
まぁ、S13型シルビアに乗ってた同級生が言うには、SW20の純正シートはシルビアの純正とは比べ物にならんぐらいホールド性が良いらしいです、ハイ。
それはともかく。本当はⅤ型特有の『黒に赤ステッチの内装』に合わせて、赤色のシートベルトを狙ってたのですが、結局は青になりました。でも、オクの写真で写ってたのよりも、ずっと明るい青色だったので、大満足で御座います。
肝心の、予てからの問題だったベルトの取り付けですが、前々から探しまくっていたM10・ピッチ1.25のアイボルトとアイナットなんてのはどこへ行っても見つからず。
アレコレ考えた結果、八幡のスーパーオートバックス・セコハン市場(現在、閉店セールの真っ最中!)で発見した
MR2用アペックスの2本出しマフラー・12800円、タカタ製のシートベルト用ステーを使う事にしました……
えぇ、つまりインチキのインチキな付け方なワケです。しかしステー……高かった……。4枚2800円とかマジで勘弁して下さいorz
まず、腰ベルトの右側は、シートベルトが停まってるボルトにステーを共締めです。ただ、元から付いて他部品と若干の干渉が見られた為、ワッシャーの並びをアレコレいじくって、何とか致しました。
そして、腰ベルトの左側。コレは、シートレールをセンタートンネルに固定しているナットに共締めです。
で、肩ベルトなのですが。コートフックが留められているボルト。これがM8のピッチ1.25の長さ25ミリで、ここにアイボルトを捻じ込むのがMR2式4点ベルトインチキ取り付け法のセオリーなのですが、25ミリも長さのあるアイボルトが無い! ってのがこれまたよく言われるんですよね~。しかも、ボルト穴から内装パネルまで、10ミリぐらい浮きますし。
ってなことで、色々探したら、八幡のコーナンPROにて、8ミリのロングアイボルトを発見いたしまして。これはイイ! てなことで車屋さんにてちょうど良いぐらいの長さにぶった切って貰ってねじ込みました(笑)
とりあえずはコレで4点式シートベルトが付くのですけど、コートフックのボルト。やっぱり細いし、取り付け角度が足りず、すっぽ抜けたりする恐れもあるそうなので、もう一工夫してみようかと。
そこで、考えたのが、シートレールへの共締めです。
ただ、シートレール。現物見たら分かり易いのですけど。レールの端っこがめくれあがってる感じになってるので、ステーが付かないのですよね。
で、ワッシャーを2枚噛ませて底上げし、ステーを入れて、さらに上にワッシャーを入れるという、荒療治を実行。しかし、それでシートレールを固定してるボルトを締めてたら、なんかうまく締まらない……
色々と調べてみたら、シートレールを固定してるボルト。先っぽの方が細くなってて、うまくネジ穴に噛んでくれてなかった模様……。早い話、ワッシャーとステーいれたら、ボルトの長さが足りなくなったってことですorz
そこで、コーナンPROの店員さんの『10ミリのピッチ細目、アイボルトは無いんですよ。普通のボルトならあるんですけどね……』という言葉を思い出して、近所のカインズホームへ。
そしたらありましたよ、10ミリのピッチ1.25のボルト! シートレールを留めてるボルトより、少し長めのボルトを買って来て、ステーの固定完了でございます。
↓まぁ、だいたいこんな感じになりましたけど、分かりにくいですね(汗)↓
右側(シートベルト固定のボルトに共締め+シートレールのボルトに共締め)
左側(シートレールのアイナットに共締め+シートレールのボルトに共締め)
MR2に乗ってる人以外、全然ピンとこない写真でした、本当にありが(ry
シートレールに固定したステーですが、取り付け角度によっては、シートをスライドさせた時にぶつかって干渉し、シートが下がらなくなります。写真の角度で取り付けたら、一応は干渉せず、スライド出来ました。
ただ、ステーだけなら問題なかったのが、ベルトのフックを取り付けると、フックがひっかかってシートが一番後ろまでスライドしきらないという悲劇……。まぁ、一番後ろまでスライドさせたら、クラッチ踏めませんけどね……ん? 短足!? ほっとけ!
……と。結局、アイボルトは1本も使わない、インチキにインチキ極まる方法で4点を付けたワケでございます。で、インプレですが……
ホールド力、ハンパ無いです……
特に腰骨がガッチリ固定されるもんだから、骨盤の可動域が減り、クラッチが踏めませ~ん(汗)
肩も動かんので、腕が伸びず、イグニッションが回せませ~ん。
そもそも身体が動かんので、後方が目視出来ませ~ん。
てなことで、シートの位置が、いつもより1つか2つ前になりました。一応、K対策と安全の為、3点も併用してますよ。
それ以外にも、振動がダイレクトに身体に伝わって来るから、内臓やら脳髄やらにガツンガツン来ますよ。
おかげで、クルマから降りたらフラフラ~、となるし、内臓はシェイクされ、頭痛もする、と。なかなかに大変なことになりました(爆)
純正シートでアレなら、フルバケ入れたらどうなるんだってぐらい。
まぁでも、これは慣れでしょうね。今日運転したらなんともなかったですし、むしろ3点式だけだと心もとなくてしょうがないです(笑)
ただ、どうしても、車線変更の時とか交差点曲る時に後方が視認し辛いのは困りもんですね。やっぱり競技向けの一品だなーと、思いました。
しかし、この付け方。強度の面でどうなんでしょうね?
普通に走ってる分。たぶん、スポーツ走行にも耐えるとは思いますけど、万一の時を考えると、一応、ボルトも長めのに換えてあるとは言え、シートレールに固定してる数が多すぎるので、最悪、シートごと身体が吹っ飛ぶんじゃないかという不安も正直あります。一応、その為の3点併用ではあるのですが……
コレだったら、コートフックにも引っかけた方が、力が分散されるし良いかもしれんと思ってみたり。
でも何だかんだで結論としては、ホントに安全性とホールド性を考えるなら、面倒臭がらずに、ボディに穴開けなさいってことですね、ハイ。