「絶対なんて存在しないことだけが絶対である」
まぁ、一見正しそうに見えるこの論理には、明らかに矛盾があるわけで。最初に「絶対は存在しない」という前提条件を設けているのに、結局は「絶対は存在する」と言ってるワケですから。
これは、ラッセルのパラドックスと言うやつで、数学者・バートランド=ラッセルが提唱したものです。アインシュタインと共にラッセル・アインシュタイン宣言を出した人ですね。つまり、「自分自身を含まない集合の集合は、自分自身を含むのだろうか」って言う公理的集合論の一つですな。
もうちょっと具体的に言えば、「パラレルワールドを持たないパラレルワールドは存在するのか」みたいな感じかね。
で。何で急にこんなことを言い出したかと言うと、あずにゃんの余りの可愛さに理性が保てなくなりそうだからなんでーすーよー。
嗚呼、あずにゃんが可愛すぎて生きるのが辛い~
あずにゃんペロペロ……ハッ!? いかん。そうだ! こう言う時は素数を数えるんだ! 1,2,3,4,5,6,7,8,9……
久しぶりに豊郷へ行ったということで。これまた久しぶりに「けいおん!!」を見返してみた訳ですよ。いやぁ……「私の恋はホッチキス」「ふでペン ボールペン」「ごはんはおかず」「U&I」「天使にふれたよ!」……神曲揃いですなぁ……。
ああいう学園物アニメをみてると、なんかこう悲しくなって来るよねぇ……「自分の学生時代はこんなだったかなぁ」と……あれ……目から汗が……?(爆)
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……と、まぁ霧島は文章を書くとき。こんな風に「つかみ」を入れる訳ですよ。
どうやら霧島のことを「とっても真面目な人!」と、盛大に勘違いしてくれてる人が時々おられるようだから、「その幻想をぶち壊す」的な意味もあります。
「霧島さんのイメージがぁぁぁ!」
何回、こんなコメント貰ったか分からん。別に霧島は、「大勢の人」から無理して理解を得ようなんてカケラも思ってないし。むしろ本当に理解してくれる「いくばくかの人」がいてくれたらそれで十二分~なんて思ってますよ。
実際、自動車業界の人が霧島のブログ読んでくれてるらしいけど、それを知っていながらも一向にお構いなしに「ルイズ!ルイズ!」とか叫んでますしねぇ。
損してる? いや、自分の中ではプラスですよ。基本、自分はアニメオタクであることが本職であって、自動車は二の次なんだけどねぇ……
あと「文章がウマい」とか「文章力がある」とかも時々言われる。挙句の果てには「キミはジャーナリストになりたいの?」とか言われたこともありますよ。
……いや? 自分では全然文章がウマいなんてカケラも思ってないし。文筆業に就こう、就きたいなんて思っても無いですねぇ。そりゃ昔はライトノベル作家になりたかったけど、今はそんな夢は消し飛んでどっかに行ったさぁ。
電撃小説大賞に応募して、大賞を獲って。ラジオ「電撃大賞」に出演してうんたらかんたら……そんなことを夢見た時代が、確かにわたしにもありました。
ガイナックスかビィートレインに入って、真下耕一監督の元でアニメ作りを学びたい。そんなことを本気で考えていた頃もありましたよ。でもまぁ、いつの話だったかも忘れましたよ。
……とか言いながら。未だに「頭文字D」やら「湾岸ミッドナイト」にAW11だとかSW20が登場する同人小説やら、「けいおん!」改め「はしりや!」とか言うパロディ小説から、真面目な時代小説まで。色々と構想だけは練ってる。練ってるけど書かない。つうか書けない。
何故か? 文章力が無いから。それが答えですよ。
いや何て言うか、理屈っぽい文章は得意なんですけど、ポエム的な文章と言うか。文章から物事の情景をイメージさせるような文章が、書けないんですよ、霧島は。思い浮かばないんですよ、そう言う文章が……完全な左脳頭乙。思想はこんなにも右寄りなんだけどね(爆)
て言うか、昔は文章書くのが嫌で嫌でしょうがなかったねぇ……。小学校の時、作文の授業の時とか、半泣きでしたよ、マジで。「原稿用紙2枚書け」なんて言われても、原稿用紙0.6枚分ぐらい書いて誤魔化し取ったもん。
そんな霧島が文章を書くのに目覚めたのは中学の時。エヴァンゲリオンに傾倒してからですなぁ。ほら、エヴァってのはやたらとカッコいいセリフとかが出てきまくるではないですか「時計の針は元に戻らない、だが自らの手で進めることは出来る」、みたいな。
まぁ、そう言うエヴァの単語とかセリフみたいなのを作文に盛り込んで書いてみると、「あれ? 文章書くのっておもろいぞ?」となりまして……えぇ、今で言う中二病ですね、本当にありが(ry
中学の卒業論文(中高一貫だからそう言うのがあった)で、エヴァンゲリオンについて書いて。それが優秀作として冊子に掲載されてしまって。それが奈良県下の進学塾に配られたのは痛々しい思い出……嗚呼、今思い返すと香ばしい文章だった……「このバージョンは封印します!」的な(滝汗)
そして高校の時には3枚書いて、必死で削って2枚ギリギリに収める、なんてことになってましたけど。
そんな感じだったから、逆に大学に入ると、大学の講義は面白くてしょうがなかったかね。レポートなんて喜んで書いてましたから。初めて書いたレポートとか、A4にビッシリ書いて、他の連中の3倍か4倍ぐらい書いたねぇ。
……それが、なんで自動車の文章ばっかり書くようになったんだろうねぇ……本当に人生ってのは不思議なもんですよ。大学3回の終わりで免許取るまで、自動車なんて、ほとんど関心無かったんだけどね……
自分の「文章」のルーツを改めて考えて見る。
原点は、やはり「エヴァンゲリオン」か。高校の時にプレイした「Kanon」「AIR」の影響も大きいねぇ……当時はまだ全年齢対象版が無かったのはヒミツ。
「Kanon」の東アニ版を観て紛糾して、「いつかアニメ業界に入って俺がカノンを再アニメ化してやる!」、なんて思ったこともあったかなぁ。まぁ京都アニメーションがやってくれましたけど。あれは神だった……
そして忘れてはいかんのはラジオの存在ですかね。中学の頃からアニメやら声優さんやらのラジオ番組はよく聞いとったんですよ。1日平均3時間は固かった。長い時は6時間聴いてたよ、Vステ夏の陣・冬の陣の時とかね。
1179・MBS「俺たちXXXやってまーす」は、堀江由衣の出てる木曜日が最強だったかな。閣下の出てる水曜日は個人的には……。国府田マリ子の月曜も好きだった!
558・AM神戸の四ツ谷式サイバープロジェクトシリーズ。「かないみかのぴんくどらごん」「野川さくらのHappy♪プリン」「小林由美子のみらくるしゅびっち」「川上とも子のうさぎのみみたぶ」「ねいちゃぁぽけっと」。「Lazy Junk Night」を知ってる人は通。
「望月久代のプリンアラモード」「堀江由衣・田村ゆかり・冨永み~なのマルチメディアカウントダウン(30分版)」「ボイスクルー」は斎藤千和と桑谷夏子が黄金期、あの時だけ2クールやったよね、ボイクルコレクション02が出たのかは知らん。マイナーなところでは「みすてぃっく放送部」とかね。
今もやってる「青春ラジメニア」……フェローズカードも持ってるぜい。キディ・グレイドのラジオドラマが放送されてた「It's on」とか覚えてる人いるかなぁ。「カノン 水瀬さん家」も当然!
1314・OBCのV-Station。「國府田マリ子のGM」「水樹奈々のスマイルギャング」。「でじこのへや」は聴いてなかったなぁ。「新谷良子・田村ゆかりのぴたぴたエンジェル」はよかったね。「宮村優子・愛河里佳子のゆる蔵嬉しいね」、「豊嶋真千子のアースリーパラダイス」「シスタープリンセス お兄ちゃんと一緒」。「きみ望らじお~」とか「ちよれんちゃんねる」とか。
「電撃大賞」に同級生のハガキが採用されたのにはワロタ、松野太紀と吉野紗香のタッグが最高だった。「声優王国 あんたの声が好きやねん」「低俗霊」のラジオもあったねぇ、浅野真澄の。
1008・ABCの「RADIO アニメロミックス」、1143・KBSの「林原めぐみのTokyo Boogie Night」「日高のり子のHappy@」。東海ラジオの「tiarawayの色々ベリーナイト」を雑音混じりで必死で聴いたなぁ。千葉紗子は俺の青春である。
……いやぁ。思い返すと色々聴いてたねぇ。「おねがい☆ツインズ」のラジオとか「おねがいティーチャー みずほ先生のはちみつ授業」とかも聴いてたよ。「清水愛・中原麻衣・谷山紀章のDears×Dears」とか、ガンダムSEEDのラジオとかも。清水愛・中原麻衣は声優界屈指の百合、異論は認めない。
それが今や、何一つ聴いてないんですよねぇ……面白い番組が軒並みネットに移ってしまいましたからなぁ。四ツ谷式サイバープロジェクトの時代とか、ネットラジオが有料でしたぜ!? 「恋のマスマティクス」とか知ってる人いんの?
マイベストアニラジを二つ選ぶならば、「千葉紗子のおうちへ帰ろう」と「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」かね。
……あれ、おかしいな……目から汗が……私、泣いてるの? どうして泣いてるの?(爆)
これぐらいにしとこ。思いだしたらキリがない。
でも実際。30分ないし1時間という枠の中でトークをまとめる。もちろん脚本はあるんだけど、それに感急強弱付けて盛り上げて、フリートークでリスナーを楽しませる。これを何年も何千時間も聴いて来た霧島にとって、ラジオほど文章力の強化に繋がったファクターはなかったんじゃないかな。
ちなみに霧島が自分の文章に一番影響を受けたと思ってるのは「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」ですよ。
田村ゆかり……トークはウマいし、ネタの抽出。話の切り出し方から締め方、ボケ方まで超一流ですよ。
それに比べて相方の堀江由衣は……「堀江由衣の天使のたまご」とか初回から聴いてましたけど、「本当に大丈夫か?」て言う位トークとトークの間に「空白時間」が出来るんですよねぇ……でも、そんなほっちゃんもかーわーいーいー。「あなたのハートに天使光線!」
田村ゆかり。あの人は文章もウマいしね……。hm3の「田村ゆかりの毒いちごの誘惑」とか、いつも読んでは唸らされてたよ。浅野真澄のも良かったけどね!
思い返せば、自分の文章の書き方は随分と田村ゆかりのトークの「リズム」を参考にしているなと思う。「いた黒」を1年間聴き続けたら、たぶん文章ウマくなりますよ、マジでマジで。
昔、AM神戸でやってた「田村ゆかりのはぁとのため息」とかも良かったよ~。ちなみに「はぁと」の「はぁ」は、「ハート」と「ため息のはぁ」の掛言葉ですよ。
当時は王国民なんて言葉も無かった。今はもう、全然ラジオも聴いてないけど、いたずら黒ゆかり~とか、どうなってんのかなぁ。
言語と言うのは、書き言葉と話し言葉がある。しかして、その発祥は「話し言葉」、音として聞こえる言葉である。
上手な文章を書くには、上手い人の文章を読むことは大事だけど、「話が上手い人の話を聞くこと」こそが一番大切なんじゃないかな?
とか何とか哲学めいたことでも言って誤魔化しておきましょう。