さて、第九回東方シリーズ人気投票の集計結果がついに発表されましたね。結果はこんな感じだそうです↓
……あれ?目から滂沱の汗が流れ落ちて、画面が滲んでよく結果が見えない。
(つд⊂)ゴシゴシ → (;゚ Д゚) …!? → (#゚д゚)アァンッ!? → (゚ Д゚)ボーゼン
こ ん な の 絶 対 お か し い よ
……ま、まさか……そんな……我らが……我らが現人神・東風谷早苗さんが……早苗さんが……。前々回は堂々の第2位と、世界1位の人の座を脅かすまでだったのに……。何なの、この凋落っぷりは……orz
とりあえず。公式・非公式ともにネタキャラ扱いされまくった&心ない二次創作によってビッチ扱いされまくったのが原因なんだろうねぇ……。許さない、絶対にだ。絶対許早苗。
それに比べて某キャラの爆進っぷりと言ったら、ちょっとありえない。どう考えてもMMDとにがもん式のコラボから生まれた「sweet magic」の影響ですねぇ。まぁ、第2位の座から11位まで転がり落ちたキャラがいることを考えたら、これからどうなるかワカリマセンケドネ(ボソ
……2年後、サナエ=マーガトロイドなんて呼ばれないことを祈っておきましょう。
しかし、アリスのコメント欄はカオスそのものですなぁ。コメントの中に一つ、コメ欄の内容を簡潔にまとめたのがありましたので、抜粋。
「アリスはかわいい・・・・・此の一言に尽きる」(yusaku)
ふーん、どっかで聞いた名前ですねぇ。誰のことでしょ?(棒
あと、萃香のコメのところで、
「ぼひょひょひょひょひょ ハヒー!」(RYO)っていうのがあったんですけど……まさか……ねぇ?
霧島も早苗さんと「信仰は儚き人間のために」のところでコメント入れてますよ、無記名ですけど。
まぁ別に早苗さんが11位まで落ちたところでどうということはない。それに早苗さん、ベスト15の中ではイチオシ率2位なので、信仰の厚さはまだまだ捨てたもんじゃないですしね。そう、信仰は自分の裡にのみあれば、それでいいのですよ。東方幻想板の早苗さんスレなんて、みな泰然として静かなもんですよ。早苗さんが何位になろうと、我々の早苗さんへの愛と信仰が揺らぐことなどはない!
むしろニワカが振るい落とされたこれからが早苗さんの真価が発揮される時なのですよ。早苗さんのテーマも、「信仰は儚き人間の為に」は若干の下落をみたものの、「ラストリモート」「少女が見た日本の原風景」は10位以上も上がってますしね。次回作でも、自機として颯爽と活躍する早苗さんに期待age
しかし、ベスト15は変わらんねぇ……。ゆかりんはもっと高くてもいいと思うんだが、二次のBBA設定が足を引っ張ってるんだろうねぇ。そして、もこたんの高さにいつもオドロキ。意外と人気あるんだね、東方占いがもこたんの霧島はけっこう嬉しいんだが。逆に、てるよの3年連続33位とか、もはや陰謀のレベル。これもニートネタが足を引っ張ってると(ry
神霊廟からのニューフェイスとしては、布都たんが19位と大健闘。布都たんのレイヤーさんとか完成度激高の人が多いですぜ。そして忘れちゃいけない華扇ちゃん。+36位アップはぶっちぎりの人気上昇度。東方茨華扇の早苗さんはキャワイイぜ!
下の方を見てると、毛玉とかベントラーとか神霊とかに投票した奴でてこいって感じですねぇ。
個人的にはパチェさんがもっと評価されるべきだと思うんだ……。アリマリよりもパチェマリだと何度言ったら(ry 三月精も今ひとつぱっとしないねぇ……。東方の公式コミックスの中では、三月精が一番よくできてると思うんだが……
作品別のキャラで考えると、
PAD長咲夜さん、レミリア姉妹と紅魔郷が強い! みょん&ゆゆ様、アリスと妖々夢もこれまた強い。小学五年生と小学一年生とうにゅほで、地霊殿もなかなか。対して、風神録と永夜抄がちょっと振るわない。
風神録は、むしろ音楽部門で強いかな? 道中曲第一位は「神々が恋した幻想郷」ですぜ? まぁどう考えても満福神社の「幻想万華鏡」の影響ですけど。それでも風神は音楽部門総合でぶっちぎりの第1位ですな。
ゲーム性の人気だと、永夜抄が圧勝。続いて妖々夢、風神録。ここでは紅魔は落ちる。紅魔郷のシステムはちょっと特殊だからなぁ……あれは霧島も苦手。永夜抄はボムにゆとりもあるし、スペルそのものも楽しい。霧島が一番バランスがいいと思うのは妖々夢かな、森羅結界は復活して欲しいシステム。妖はイージーがやたらムズイとも言いますが。
キャラやストーリー、設定では、妖々夢。紅魔、永夜、風神の順。そりゃあ、あのゆゆ様の「幽雅に咲かせ、墨染の桜」に合わせて展開されるスペルカードは美しいの一言、誰もが圧倒されたに違いない。
今回の投票の年齢層を見ていると、10代が多いなぁ……。紅とか妖とか、もう10年前の作品ですよ……。それを言い出すと旧作はどーなるって感じですが……。そうか……霧島が初プレイしたのは妖々夢(2003年)だから……9年前なのか。
あの頃は、「やたらムズイ同人シューティング」ぐらいにしか思ってなかったし、今でこそ妖のノーマルぐらい普通にクリアできるけど、あの頃は全然ダメだった……。当時はニコニコもようつべもなかったし、東方も今ほどメジャーじゃなかった。まさかここまで成長するコンテンツになるとは思いもよらなかった。
「東方バブル」。そんな言葉ができるぐらいに東方は有名になった。一方で「東方は儲かる」ことに気がついた大手サークルや企業が東方に目をつけて、色々と問題になってきているのも事実。満福神社のプロ疑惑や、ホワイトキャンバスのガイドライン違反。コミケ2日目での厨房消防のマナーの悪さなんてのも色々と言われてますね。
もはや東方は、単なる同人コンテンツではなく、わけのわからない怪物=リヴァイアサンと化してきているようにも見受けられますね……。こないだの東方紅楼夢なんて、どうみても商業のアダルトビデオが販売されてたり、プロのAV女優の人がコスプレで「撮影会」やってたよ……。こーいうのはマイナーだからこそ面白いものだというのにね……
それと同時に、東方バブルも終焉の兆しが見えるという報告もある。コミックマーケットにおいて「東方」ジャンルでの申し込みが減ってきているらしいです。とは言え、今年は博麗神社例大祭も東方紅楼夢も東方絢文禄も大⑨州東方祭も、過去最高数のサークル参加を見込んで募集がかけられている。ぶっちゃけ、今よりもっとブームが沈静化した方が神主さんも喜ぶ気がするけどね。
東方は何処から来て何処へ行くのか。絶頂をひた走る東方の熱気に圧倒される中、その行く末に一抹の不安を覚える今日この頃である。
♪「信仰は儚き人間の為に」
東風谷早苗――祀られし風の人間。人の身でありながら神、神の身でありながら人。現世の人間でありながら、幻想となった風祝(かざはふり)の少女。
早苗にも家族が居ただろう、友人が居ただろう、仲間が居ただろう。そして、温かく楽しい「普通の女の子」としての生活があっただろう。だが彼女は、信仰と愛する神々の為、現世を捨てて幻想へと身を委ねた。そんな彼女の背負うモノを想うだけで滂沱の涙が零れ落ちてくるのである
打ち鳴らされるパーカッションと鐘の音は、早苗の悲壮な運命を。ピアノ主体で紡がれるアップダウンの激しい旋律は、早苗が心の奥に押し殺した多くの思い出と。そして強い決意の裏に隠された儚い涙を喚起させる……まさに神曲である。
ブログ一覧 |
ヲタク | 日記
Posted at
2012/02/26 08:02:33