
絶賛代車生活中。
あれこれ消耗品やら劣化したパーツの交換ですよ、4点ぐらい。細かい部品の調達に時間がかかるらしく、最終仕上がりは5月の連休明けになるとかなんとか。5月13日のコミックライブに間に合うかなぁ……。まぁいずれにせよ5月2日のだらけ走に間に合わないのは確実なわけで。どのみち今年も行かないですけどね。
昨日は昨日で夜勤明けで出ずっぱり。なんか、Mr.Claesが三重から京都府に出てくるとかいうので、一緒に八幡の解体屋へ行ってたのですよ。
朝の9時。163近くの木津川のコンビニで集合。代車を乗り付けたら、目の前には既にスティールシルバーのミラージュアスティが……と思ったらまったく別人のおっちゃんだったでござる(汗) アスティ自体、珍しい車種なのにねぇ。しかもアスティって基本スティールシルバーしか見かけねぇよ……
まぁそんなこんなで、Mr.Claesと合流。去年のGTO Party以来ですねぇ。お久しぶりでございました。のっけからコンビニでレッドブルを購入して飲み干してくれるというあたりが期待を裏切らないw
小雨の中、アスティを引っ張って国道24号線を北上。山城大橋を渡って木津八幡線へ入り、京都府八幡市の解体屋街へ。なんでもMr.Claesは良からぬことを企んでいるようで、三菱のFTOのパーツを欲しているとかなんとか。
とりあえずは、八幡の奥にあるおばあちゃんのお店へ。いやぁ……なんか昨日は機嫌が悪かったねぇ……。ミラージュ系も無ければFTOもない。SW20も無ければセリカもなかった。SWはよくこの店に入るんだけどね……。
あー、でもこんなクルマはありましたよ。教習車仕様のコンフォート。どうやら滋賀県栗東市にある自動車学校で使われていた車体の模様……。滋賀の方からも、よく解体屋には持ち込まれてますねぇ。
つうか、教習車に使われてるクルマってだいたいアクセラかコンフォートかランサーあたりではないですか。そろそろMT設定のある車種が減ってきたし、次世代の教習車って何を使うんだろう……。しばらくは現行アクセラがあるから大丈夫でしょうけども……
他にはイエローのビートが入荷してたり、S13と思われるクルマがフレームだけになってたりしましたっけ(爆)
おばあちゃんのお店を後にして、あれこれ回ってみたけれども、あんまり目ぼしいクルマはなかったねぇ……。日曜だということで締まってる店もあったし、普段は開いてるのに、なぜか休業してる店もあった。GTOが2台、インプレッサが1台あったぐらいですかね。
肝心のFTOも見つからない……。だがしかし! 普段から八幡をうろちょろしてる霧島に死角などはない! ちゃんと事前のリサーチでFTOも目星をつけてあったのですよ。ホレ↓
八幡の解体屋の隅っこ(本当に隅っこだった)にて。三菱・DE3A型FTO……カラーはインペリアルレッドになるのかな? かつて、ベストモータリングで最速のFFライトウェイトスポーツと呼ばれたマシンですよ。カーオブザイヤーも受賞してましたっけね。まぁこの車体、一昨年(2010年)の秋か冬ぐらいからずっと置いてある車体だったんですけどね。過去のブログ見たらたぶん載ってますよ。
初めて見かけた時は、けっこう綺麗だったのに。産業廃棄物を上に乗せられちゃって、ルーフもベコベコ。リアウィンドウはバリバリ。ボンネットも歪んでる……。でもまぁ、よくぞ残ってくれてましたよ。
FTOのエンジンルーム。グレードはGRになるのかな? 2000cc自然吸気V型6気筒エンジン「6A12」が収められています。もちろん5速MTモデルですよ! しっかし2リッターのV6横置きとか、よくこんなエンジン作ったねぇ……。マツダも似たようなことしてた記憶があるけど。個人的には2リッター直6のG型エンジンとか作ってたトヨタも大概だと思うけどね。
最大出力170ps、最大トルク19.0kgを搾り出す6A12……。自然吸気2000ccエンジンの中で、3S-GEとタメ張れるエンジンって案外これぐらいかも(除く・ホンダのVTEC。あれは別次元)。FTOの最上級モデルであるGP系グレードには、MIVEC搭載の6A12が載ってて、そっちは200ps・20.4kgを叩き出すのですが、このFTOは幸か不幸か、そうじゃなかったとです。
あ、なんかこのエンジン。無加工でミラージュに載っかるらしいですよ? たぶんランサーとランエボにも。つまり、ランエボのエンジンも、ミラージュに換装出来てしまう、と……。つまり、うまいことアレコレすれば、クーペのランエボが出来てしまう、と……ゴクリ。さすが機械屋の三菱、応用力がハンパねぇぜ! ただし、昔の三菱の話ね(ここ重要)。
まぁなんかMr.Claesは雨の中でFTO相手にバリバリメリメリやってましたよ。うん、まぁたぶんその内、ミラージュアスティの皮を被ったFTOが、名阪国道あたりを爆走している光景が見られるんじゃないでしょーかね(爆)
無事に解体屋でパーツをゲットして、1号線のマクドで昼食。久しぶりにアスティも運転させて貰いましたが……うん1500ccのエンジンだけど、どう考えても86/BRZより低速トルクはあるね。クラッチもこっちの方が重いし。どうしたものやら(汗)
それはともかく。八幡・久御山近辺は、解体屋街だけではなくアップガレージだとか工具専門店だとか色々おもしろい店もあるんですよね~。KTCで有名な京都機械工具の本社があるのも、久御山ですよ。あの「石清水八幡宮」や、時代劇によく出てくる「流れ橋」もあの辺ですねえ。
そんな中で、あの辺りにはなんとスーパーカーを専門に取り扱うショップがあるのですよ。店のウェブサイトの在庫リストとか見てたら、フェラーリ・ランボルギーニ・ポルシェ……すっげぇラインナップですよ。てなことで、そのスーパーカー専門店に行ってみることに。
のっけから、霧島とMr.Claesを出迎えてくれたのはコレ。ポルシェ914ですよ。
ポルシェ914……フォルクスワーゲンの部品を流用することによって安価に製作されたミドルクラスのミッドシップ……。前後重量配分は、50:50。前後均等の重量配分を実現したミッドって後にも先にもこれぐらいじゃないですかね。
914と同じ様な思想に基づいて生まれてきたのがフィアットX1/9みたいな大衆向け小型MRなわけですよ。言ってみれば、これがMR2の原点であり源流であると言えるでしょうね。つか、この店、極上品の914が3台も置いてあるよ……。なんぞコレ(汗)
フェラーリ328。1988年式のGTSでカラーはロッソコルサ。走行距離は18000km!? お値段は700万円! 高いのか安いのか全然分かりません。まぁたぶん安いんだろうけど、買った後に金がかかるに違いないってがMr.Claesの意見。やっぱりフェラーリは全高が低いねぇ……1120mmとかなんなの……。
でも車幅は1720mmしか無いらしいですよ。86(1775mm)の方が断然ワイドだすねぇ。やっぱフェラーリといえども328は昔のクルマなんですねぇ。
ポルシェ911……じゃなくてRUFのなんとか言うやつらしいですよ。よく分からん。簡単に調べたら昭和60年ぐらいのクルマっぽい。
いやぁ……やっぱりポルシェは独特の迫力がありますねぇ……。真っ赤なポルシェが緑の中を駆け抜けてゆくうんたらいう歌があった気がしますが、ポルシェは黒ですよ黒。シュヴァルツですよ(意味不
BMWの……M3でいいの? BMWはよう分からん……ていうか外車は全然ワカンネ。
隣の方にM5が置いてあったのは分かったのですけどねぇ。
フェラーリ400……って言うらしいですよ?生産は1972年から1989年。V12気筒エンジンをフロントに搭載した、FRだそうな。
フェラーリって言ったらMRしかあんまりイメージがないけど、こういうのも作ってたんですねぇ。
フェラーリ360モデナ チャレンジストラダーレ……。あまりにも天上の存在過ぎて、なんだかよく分からないけど、たぶん凄いんでしょう(汗) 360のホモロゲモデルかなんかでしたっけ。
見るからにエゲつなさそうなエンジン積んでますよ……。有機的な配管がグロテスクですね~。3600ccV型8気筒エンジン。最高出力は400psオーバー!? 空でも飛ぶんじゃないですかね、このクルマは……
ランボルギーニ・ガヤルド スーパーレジェーラ。
サイドステップ、ドアミラー、リアスポ、ドアの内張り、センターコンソール、シートの骨格、エンジンフードの枠がドライカーボン。エンジンフードのガラス部分はアクリル……ってMr.Claesが言ってた。さぞかし軽くて、さぞかしお高いんでしょうねぇ……。
つかツインキャリパーなんて初めて見たし、そもそも初めて知ったよ! 今までで見た一番高いキャリパーは、たぶんGTOのAP製6ポットキャリパーだよ!
まぁ他にもなんか、お高そうなクルマがチラホラと……。ヘタしたら、追い返されるかとも思ってたのですけど、そんなことはなかった。
自分らみたいな若造の冷やかしにもドリップでコーヒーまで淹れて下さいましたよ。まぁ実を言うと、この店、今から2~3年前に一度だけお世話になったことあるのですよねぇ……しかもちゃんと覚えてくれた(汗) 身内に、このショップでクルマ買ったのがいるんですよね。
店 「なんか考えてるクルマとかはあるの?」
霧 「そりゃまあ乗れるなら、え、F355とか(これは大嘘)。金があるならレクサスLFAとか(これはわりとマジ)……(汗)」
本日、MR2で来れなかったのは良かったのか悪かったのか(笑) でも他のお客さん(商談に来た人、あるいはスーパーカーのオーナーさん)のクルマ見てたら、キューブとかアクアとか、案外普通のクルマに乗ってる人ばかりでしたよ。
どっちみちスーパーカーなんてカケラも縁がねーですよ。NSXの横に乗せてもらうぐらいが関の山ですよ。でも、エリーゼかケイマンぐらいが乗れるぐらいの収入は得られるようにはなりたいもんですねぇ……そうなってもたぶん乗りはせんけど。
庶民のクルマには庶民のクルマなりに、楽しみ方ってのがあるし。十二分に楽しいもんですよ。ビックリするぐらいオリジナリティに溢れる魔改造を施したクルマなんて、フェラーリのオフでは絶対に見られんですからね。
んで。ショップを出た後は、なぜか三重のMr.Claesの家まで拉致される……(汗) 家のあちこちに「あやしげな部品」が転がっていたのはナイショ。
はじめてグランツーリスモ5をプレイしましたよ。てか、初めてプレイステーション3というものを触った……。MR2のⅤ型G-Limited・オレンジマイカメタリックでオリジナルコースを走ったけれども結果は……言うな。コンシューマーゲームなんて、ほとんどやったことないんだ(滝汗) せめてGTフォースが……GTフォースがあれば……(言い訳 ふりくしょん君の家で、スーパーブライトイエローのSWをドライブしたのも、もう10年近く前なんだぜ……(GTはそれ以来)
GT5のオリジナルカーで、オープニングとかにも出てるRed bull X2011 Prototypeを触ったけど……何なのあれ450km/hを軽くオーバーするとか……ばかなの?しぬの? どう考えてもヒトの反応速度を超えている……あんなの人間に扱えるマシンじゃねーよorz
他にも、Mr.Claes秘蔵の自動車画像フォルダとか見せて貰ったが……全然知らんクルマばっかり……。さすがトライリンガル、海外の自動車事情にも詳しいぜ! つか世界は広い……。海外にはあんなにも個性的でユニークなクルマが存在していたと言うのか……。そりゃ日本車は個性がないない言われるわけだわ。
うん、後は……。真の「水平対向エンジン」というものがどういうものであるのかを初めて知ったわ……機関車用ディーゼルエンジン的な意味で。そして、イギリス人がいかに変態の民族であるかもよくよく分かった。三角形の3気筒6ピストンのディーゼルエンジン的な意味で。な、なにを言ってるのかわからねーと思うが、知りたい人は「デルティックエンジン」というワードで、ニコニコでググッてくれ!
そんなこんなで、家に帰り着いたら20時過ぎ……。帰り着いたら、頭痛と眼の痛みと吐き気でダウン。そりゃ夜勤明けで3時間しか寝てなかったからねぇ……。とか言いながら、さらにその後、九州から電話が掛かってきて1時間ぐらいしゃべってたのは秘密。
んで。今日も休みなのだが、これからはこれからで打ち合わせに行かねばならぬ……。来月の例大祭の頃、果たしてちゃんと生存しているのだろーか。
あ、連休はフツーに仕事してますんで。