2020年07月16日
次の20年へ
え……前にブログを書いたのはもう1年半近くも前ですかそうですか。気がつけば平成という時代が終わって、令和なる年号へと移り変わっておりました。西暦も、もう2020年ですか……
昨年の3月に大型二種免許を取得した霧島さんは……それからというもの、大型車を転がしたり転がさなかったりしてたんですが、比較的瀕死な感じで生きておりました。あ、ちなみに以前の職場はコロナで休業になったらしいです。事実上の倒産ですね(はぁと(休業前に脱出した(危機察知スキルS
で、この一年ですか。色々なことがありましたね……。転職に継ぐ転職の話はさて置いて(今はフツーにお仕事してますよ。コロナの影響なく)。あっちこっちに旅行に行ってましたね……。ちなみに行った先は、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、エジプトです。そう、海外旅行を満喫しまくってました。
イギリスでクソマズの本場フィッシュ&チップスを食べたり、フランスでシャンゼリゼ通りを爆走したり(ちょうと黄色いベスト運動で揉めてる頃だった)、ドイツでアウトバーンの凄さに白目剥いたり、イタリアでその歴史の古さに爆発四散したり、エジプトで地平線の果てまで砂漠を旅したり、まあそっちも面白い話は尽きないのですが、今日は車の話です。
2010年11月に購入した霧島のⅤ型NAは車齢22年を迎え、走行は23万kmを突破した所です。この9年半、クラッチマスターシリンダーが液漏れしてクラッチが切れなくなったり、エンジンからオイルが滲んだり、サイドワイヤーがぶっちぎれたりと細かなトラブルはありましたが、基本は快調です。燃費も相変わらずリッター11kmぐらいは出ますしね。
そして今春はと言うとヘッドライトのバルブが遂に切れました。自分がオーナーになって9年半、その間まったくの無交換でした。夜間走行もかなり多いのに、よく今までもったなぁ……と関心しきりです。
ちなみに全くの無交換だったテールランプもちょっと前に切れまして。右と左、半年ぐらいの差はありましたがほぼ同時に切れました。それだけSW20は電気系統の制御が優秀だということですね。聞いてますか?2000年代にもなって、新車すぐにテールランプが片方だけ切れまくるクルマづくりしてるス●キさん?
それはともかくヘッドライト交換。いやぁ、10年ぶりにやりましたよ。前回やったのはⅢ型NAに乗ってた頃なので……たぶん2010年の夏頃なんですよねえ。ああ、もちろん今回もばっちりビスをバンパー内部に落っことしましたよ?
車屋さんの手助けも受けつつ、なんとかバルブも交換。ついでにⅢ型で使ってたマルチリフクレター(10年保管してた……)を今さら装着したり。ちょっとだけ明るくなった感じですね。
そしてバルブの交換後、SWは次なる作業へと旅立って行きました……。初積載車の初ドナドナでございます。いや別に不動になったとかじゃないですよ?ばっちり走ります。7年ぶりぐらいにエンジンからオイルが滲み始めましたけど、そうじゃないです(次のオイル交換の時に直すよ!
今回の作業内容は……。そう、全塗装です!このSW、購入した時からあちこち外装に軽い傷み等があった上、この9年半は青空駐車が続いておりまして、塗装の傷みが激しくてですね……。5年ぐらい前から塗装も粉を噴き始め、どんどん状態が悪化していっていたのです。
本当は一昨年ぐらいに塗装をし直そうと思っていたのですが、何かとバタバタしまくっていたので結局叶わず。今年こそは……!ということで遂に踏み切りました!
いくつか鈑金屋さんに見積もりも取って貰ったのですが、「たぶん塗装の下にサビも隠れてるし、やってみないと金額も納期も分からない。もうこれはレストアに近い」なんて言われたりもして心折れかけていたのですが、何とか想定の予算ぐらいで作業をしてくれるお店を見つけて作業を申し込みました。
そして入庫してから一ヶ月……ついにSWが帰って来ました!スマホの写真だと全然分からないのですが、ピッカピカもツッヤツヤです!ちゃんとコーティングも掛けております~
そこら辺を走ってる車と比べても明らかに光り輝いているし、指でボディを触ってもビックリするぐらいツルツルです。こんなに変わるとはビックリです。一時は「軽く磨いてコーティングかけて、何とか延命処置できれば……」ぐらいに諦めかけていたのですけどね(笑)たぶんこれ、霧島が購入した時よりも断然綺麗になってます。
ボコボコだったウレタンバンパーもこの通り、まるで別物です。最初は程度の良い中古バンパーを手に入れようと思っていたのですが、結局作業までに良い中古品が見つからず……初めから装着されていたバンパーをそのまま再生することになりました。言うて、塗装のしづらいウレタンを無理くり塗ってあるのも確かなので、これがあと何年持つかは謎な所ですけれど(汗)
バンパー以外にも、モールや樹脂パーツなどは基本的に絶版になっており、新品パーツが手に入らないということで(手に入る品もあるという情報も見たけれど)、全て再利用する流れになりました。どうしてもモールは痩せてるし、色も乗り切らないですけど、仕方ない。その他、ボディの各所にあった細かなサビや割れもちゃんと修復して頂いております。
何にしてもこの仕上がり。かろうじてまだ塗装が生きており、下地が出たりもしてなかった……というのも大きいみたいです。さすがは90年代のトヨタ車、しっかり塗装にもコスト掛かってます。もちろん、ボンネットやフェンダー、バンパー等々、どうしても微妙に色合いが異なってしまってますけどね……
全塗装の作業が終わった後は、速攻でキーパーコーティング。ここ数週間、日本列島は大雨続きでしたが、うまい具合に雨が上がるタイミングでの作業でした。1回6000円のコーティングを3ヶ月に1回更新するというコースです。これで多少は塗装も保護されて、汚れも落ちやすくなるかな……!?
一通りの作業を終えて、一ヶ月ぶりにSW20をドライブ。長々と居座る梅雨前線のそのスキマ、天気はびっくりするぐらいの晴れ模様でした。いやもう……やっぱり楽しいですね、MR2!
アクセル踏めばダイレクトに加速してくれるし、ステアを切ればクイックに回頭してくれる。挙動が軽く、キビキビ走る。まさにランナバウト。やっぱり手放せないですね、SWは!
一方で不安もありまして……。それは昨今のSW20の異様なまでの値上がりですね……。昔は50万とか60万で買えたSWが、今や100万越えも珍しくなく、下手したら300万円とかするぐらいに高騰してるんですよね。
そうなると怖いのは盗難なんですよね。幸いSW20は昔から滅多に盗難を聞かない車種だったのでのんきに構えていたのですが。今年に入ってから霧島のSWにも何度か怪しい輸出業者が買い取りチラシを挟んで行ったことがありまして。今年の頭はセキュリティと盗難対策に頭を悩ませておりました。
そこで導入したのがこちら。ワークスベル社のクイックリリースボス「ラフィックスⅡ」です!屋外保管という事なので、ちょっとでも「持っていかれて」しまう確率を減らそう……ということで導入しました。
購入にあたっては「そう言えば、んにょんさんがこういうの使ってたな……」というのを思い出して、あれこれ調べた結果これに致しました。あの方が使ってるなら間違いないだろう、と。実際、取り付けてみたらガタツキもなく非常に便利な品でございました。
それとこちらのラフィックスのセキュリティ「キーロックシステム」です。ステアリングを外しておいて、さらにその上に金属製の鍵付カバーを装着するというものです。
ただまあ実際問題、これを装着していたはずのR33が盗難された実例があるので、持って行かれる時は何をやっても持って行かれてしまうんですけどね……
何はともあれ。SW20のリフレッシュ作業の一つの山がこれで一つ終わりました。やれやれです……。それなりに金額も掛かってしまいましたしね。今回の塗装が何年持つかは謎ですが、今後の方針としては道筋が見えてきた感じです。次なる作業は……走行30万kmぐらいのタイミングでリビルドエンジン積み替えかなと。たぶんエンジン積み替えも、次が最後のチャンスでしょうし……
車齢22年。そして次の20年へ。一歩一歩、進んでいきたいですね。
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MR2 | クルマ
Posted at
2020/07/16 19:39:04
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