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霧島のブログ一覧

2012年11月09日 イイね!

久しぶりの八幡

久しぶりの八幡 ノートパソコンがお逝きになられました。買って一年ぐらいでした。つい何日か前までは快調だったのにねえ……orz

 どうやら、こないだ新規に投入したペンタックスK-5Ⅱsの画像データとの相性が非常に悪かった模様。画像をいじると、しょっちゅうフリーズして電源を直接落とさないとどうにもならんくなってしまってた。セーフモードとか、通常起動だけで固まるんだもんねえ……。そんな感じで、何度も電源OFFと再起動を繰り返してたら、お亡くなりになられましたよ。Oh......。カメラの問題さえなければ、あと2年ぐらいは余裕だったと思われ。怖い怖い。

 まぁまぁ、ヤフオクで39000円で買ったミドルクラスの新品未使用品だったし、元はなんとか取れたと思う。大事なデータも、ほとんど救出し終わった後だったしね。ネットから集めたおもしろ画像が飛んだのは痛かったけれど……

 直してもよかったのだけれど、HDDもダメージ入ってるだろうし、たぶんそれなりに諭吉も飛ぶと思うんで、しょーがないので新しくノートパソコンを買いましたよ。CPUはCore i5からCore i7に。メモリは4GBから8GB。グラフィックスチップもちょっと良くなって。今のところは安定してますかねえ。

 ああ、でも。予期せぬ急な出費で、今年はもう遊ぶお金がありませぬ。12月はTMCJのオフやら、名古屋でコミライやらがあったのですけど、霧島はパスします。TMCJも、なんか周りに聞いたら、みんな欠席みたいですしね。今年の遠征は、11月の和歌山、12月の冬コミの二つだけですかね。


 それはともかく今日は、グンマーに向けてカレンダーを発送して来たんですよ。「文明社会には暦というものが存在する」とうっかり口を滑らせてしまったものだから、グンマーの占い師である零鴛さんが、「そいつをよこせ。逆らうと、不思議な力で死ぬことになる」とか脅迫してきたもんですから。


 ↑第八回東方紅楼夢にて。霧島にカレンダーを要求する零鴛さんの図。

 もうパソコンが死ぬのはこりごりです。しょーがないので近所のファミリーマートまでSWを走らせて、メール便で頼んで来ましたよ。送り先を見た瞬間、店員さんの顔が凍りついたのは言うまでもありません。クロネコの配達員さんの無事を祈るほかはない……


 何の因果か今日は休みってことで、どっかへ行こーかなーと考えた結果、なんか走ってる方向が八幡方面行きだったので、解体屋にでも久しぶりに行こうかと。府道22号八幡木津線を北上。三野の交差点を左に折れて、府道251号へ。京田辺の狭い旧道を抜けて八幡市へ……



 旧道はやがて、国道1号線の京阪国道へと交差する。「八幡一ノ坪」、ここが関西最大の解体屋の町、京都府八幡市。交差点の向こうに、山と積まれた解体車が見えてくる。一号線を渡って、府道735号。いよいよ解体屋街へと足を踏み入れる。

 左右の車窓に解体車の集積所と、スクラップ・破砕工場を眺めながら八幡の最深部へ。まずは、例のごとく「おばあちゃんのお店」にクルマを滑りこませる。八幡の解体屋中、最大の規模を在庫車を誇るおばあちゃんのお店、今日は平日の夕方ってことで、お客さんも少ない。

 なにやら奥の方で、どう見ても南米系のおっちゃんと商談してるおばあちゃんを尻目に、あれこれクルマを見て回る。この店は、わりと八幡の中でもマニアックなクルマが見つかる確率の高い店なんですよねえ。



 ST206・カレン。ST200系セリカの姉妹車だねえ。何年か前までは、八幡ではカレンとセリカをこれでもかって言うぐらいに見たのだけど、最近はめっきり減ってしまった。久しぶりにカレンを見ましたね。

 3S-FEか4S-FEかどっちかはちょっと分からんかった。



 フォード・Ka (カァ)って言うんですかね。わりと珍しいクルマのようで、みんカラでも50台ぐらいしか登録されてない。つーか、カァについて調べたら、これのCMが見つかったんだけど、ちょっと酷すぎだろコレ……そりゃ売れねぇわ。てか、そもそも日本でマニュアル車はねえ……



 センチュリーの2代目ですねえ……。センチュリーも解体屋では初めて見ました。外装やら駆動系はほとんど残ってましたけど、メーター周りはゴッソリ取られてましたね。あんなの需要あるのかねえ……

 なお、ボディーカラーは「神威」と言うらしひ……



 日本車史上初にして、唯一のV型12気筒エンジン・1GZ-FE。自然吸気の5000ccで、最大馬力280ps、最大トルク49.0kgを搾り出す名機っすね。本当はカバーを外してご尊顔に預かりたかったけれど……うん、ダンパーが完全に死んでて、ちょっと気を抜いたら食われる。しかも、このボンネット、めちゃ重いよwww

 さすがにこのエンジンを抜き取る猛者はいない模様。ところでコレ、SW20に載りませんかねぇ? 確かV12を載せたMR2ってのが存在したような……。V6もいるけどね。



 運転席のドアのスイッチ類。一つ一つに説明が書いてるあたり、さすがは高級サルーン。しかしコレ、ホントに面白いドアノブしてますね。

 当たり前なんだけど、シートもすんごい上質。クラウンの皮シートなんて、あれに比べたら紙切れみたいなもんですよ。



 センチュリーのエンブレム。鳳凰をあしらったデザインが、日本の高級車であることを誇示している。なんでもこのエンブレム、五回塗装の五回焼付けという、ものすっごい手間ひまがかけられた一品だとか……

 リアのエンブレムは、誰かがモギ取ろうとした痕跡がありましたよ。間違いなく、その内の一人は霧島の弟だわw 霧島も同じことやろうとしたけどね。


 おばあちゃんのお店は、こんな感じ。言うほど、面白いクルマは無かったねぇ。セドリックだかグロリアだか、V35スカイラインだか、日産の高級セダンのバーゲンセールが行われたぐらいだねえ。

 続いて向かいの解体屋。スポーツ系が多い店ですよ。



 SW20のⅢ型GT-S。これも、もう半年ぐらい置いてあるかなぁ。入荷した時は、ボディもピカピカだったのだけど、さすがにずっと雨ざらしってことで、だいぶボディもくすんでしまいましたね。

 前に見た時は、ほとんど丸ごと部品も残ってたのですけど、今回はインパネやらシフトノブやらステアリングやら。エンジンコンピュータも無かった。あと、エンジンフードの開放レバーが、なぜか効かなかった……

 ついでながら。このSWにはユーロ仕様のウィンカーがついてたのですけど、それを頂いたのは霧島ですw 買ったのはいいけど、いまいち使う気が起きんので、そのうちオフ会のビンゴの景品に出品するかも!?



 これも長いなぁ。FC3C RX-7カブリオレ。でも、なんか今回、フェンダーだけピンク色に変わってるし……

 駐車場を見てたら、ピンク色のFCが停まってて、フェンダーだけ黒くなってたんで、それとこれとを入れ替えたんだろうなぁ。なお、奥に見えてるデルソルのパーツをモギ取ったのは、たぶん霧島の弟。だってアレ以外に、このデルソルをハゲタカしそうな人間を知らねーもん。



 分かりにくいけど、S13・S14・R32・R33・R34が写ってる。もはやシルビアとか、逆に需要が無い感じっつーか……

 関西は、もう走り屋さんは絶滅状態だからねえ……



 そして、いつもこの解体屋さんに置かれている180SXに、R32スカイラインのマスクを取り付けた……スカエイティ!? これ、どーすんでしょ……。ずっと置いてあるし、しかもコケ生えてるよ……



 さらに別の解体屋にて、DE3A型FTO。輸出するクルマを置いとくスペースにあるんですけど、もう2年ぐらいこんな調子だね。春ぐらいにMr.Claesと八幡に来た時、クラエスさんが、この車体からあれやこれやとパーツを強奪してたのは懐かしい思い出……。もう丸ごと買っちゃえよw



 京都府警のパトカー仕様のクラウン。警察車両もよく八幡にはありますねえ。白黒クラウンから覆面レガシィ、それにFD3Sのパトカー仕様なんてのも見たことがある。

 でも、基本的に柵の内側に保管されてるので、全然触らせては貰えないのですよ。今回は珍しく、間近で見られた一台。



 コレ、絶対に事故ってるよね……。エンジンは1JZ-GTEっぽいので、11代目のクラウンアスリートっすな。

 ああ……伊勢湾岸道で、コレに追いかけられたトラウマが……ッ!



 今、俺、パトカーの運転席に座ってるよぉ! ……後部座席に座らされたことがあるのはナイショ。さすがに、パトカーならではの内装は全て取り外されてましたねえ。でもスイッチ類を触ったら反応はあった。いや、バッテリー外そうよ……



 あれこれ見てたら、右京署で使われてた車体っぽい。右京で、なんか事故あったっけ……。あと、車内に貼られたエンジンオイルの交換ステッカーから、少なくともこれは38万kmぐらいは走行していた模様。



 「こういうクルマってどうせ5~6万kmで車体を入れ替えるんだろ? この税金ドロボーめ!」って告発できるような証拠があるかと思ったけど、その逆だった。普通車の3倍も4倍も大事に使われてるんやんか。よっぽどのクルマ好きでもここまで乗ってる人はいないなぁ。業務用だから、判断は難しいけどね……



 RX-7 FC3S。FCは八幡でよく見ますねえ……。バブルの頃に買ったはいいけど、ガソリンは食うわオイルは食うわ膨大な金は食うわで手放す人も多いんでしょうねえ……

 パーツの需要も、あるのかないのかまったく分からん!



 トミーカイラのステッカーの貼られたスカイライン。最近、スカイラインがにわかに増えてきたような気がする。32が一番多いけど、33・34・果ては35もチラホラと。

 新しいクルマとか、90年代のスポーツカーってのは解体に出さずに、そのまま中東とかに転売されちゃうことが多いっぽいけど、スカイラインにそこまでの魅力はないということか……? 「GT-Rがスカイラインをダメにした」って言ってた人がいるけど、ある意味では至言でしょうねえ。


 ガソリンとオイルと、エアバッグの火薬の匂いが漂う中を歩いて回る。エアバッグは強制的に爆発させるって、Mr.Claesが前に教えてくれたっけ。助手席のあたりにヒビが入ってるのが多いのは、そのためでしょうねえ。SWもエアバッグ作動でガラス割れたって某氏が書いてた気がする。

 ……時々、明らかに人を轢いただろうってガラスの割れ方してる自動車もあるけどね(ボソ



 懐かしいなぁ、こんなインテグラもありました。この頃からインテはFF最速の一台としての片鱗を見せてたっけね。本格的に最速のライトウェイトスポーツとして君臨したのはタイプRの登場からだけども。

 てか、八幡もスポーツカーが減った……。ちょっと前までは三菱のGTOとか日産のフェアレディ32Z
がゴロゴロしてたんだけど、もうサッパリ無くなってる。



 あれこれ見て回ってる間も、カーキャリアで次々と商品が入荷してくる。どれもこれも、エンジンをかければなんら問題なく走行できる車両ばかり。

 八幡へ持ち込まれたクルマは、十二分に商品価値があると判断されたものは、そのまま海外へ転売。あるいは業者の手によって解体されてネット上で部品単位で売買される。

 大して価値の無いものは、しばらく店頭に並べて、一般のお客にパーツを売買した後、強烈なプレス機でダイス上に固められる。業者によっては、それをクズ鉄として売り捌き、あるいは自社で破砕し、クルマは再び鉄へと還ってゆく。

 ここ何年かで、八幡の規模も随分と小さくなった。あと何年、こんな光景が見られるのだろうね……
Posted at 2012/11/09 20:34:19 | コメント(11) | トラックバック(0) | 解体屋 | 日記
2012年04月23日 イイね!

解体屋とスーパーカー

解体屋とスーパーカー絶賛代車生活中。

あれこれ消耗品やら劣化したパーツの交換ですよ、4点ぐらい。細かい部品の調達に時間がかかるらしく、最終仕上がりは5月の連休明けになるとかなんとか。5月13日のコミックライブに間に合うかなぁ……。まぁいずれにせよ5月2日のだらけ走に間に合わないのは確実なわけで。どのみち今年も行かないですけどね。

 昨日は昨日で夜勤明けで出ずっぱり。なんか、Mr.Claesが三重から京都府に出てくるとかいうので、一緒に八幡の解体屋へ行ってたのですよ。

 朝の9時。163近くの木津川のコンビニで集合。代車を乗り付けたら、目の前には既にスティールシルバーのミラージュアスティが……と思ったらまったく別人のおっちゃんだったでござる(汗) アスティ自体、珍しい車種なのにねぇ。しかもアスティって基本スティールシルバーしか見かけねぇよ……

 まぁそんなこんなで、Mr.Claesと合流。去年のGTO Party以来ですねぇ。お久しぶりでございました。のっけからコンビニでレッドブルを購入して飲み干してくれるというあたりが期待を裏切らないw



 小雨の中、アスティを引っ張って国道24号線を北上。山城大橋を渡って木津八幡線へ入り、京都府八幡市の解体屋街へ。なんでもMr.Claesは良からぬことを企んでいるようで、三菱のFTOのパーツを欲しているとかなんとか。

 とりあえずは、八幡の奥にあるおばあちゃんのお店へ。いやぁ……なんか昨日は機嫌が悪かったねぇ……。ミラージュ系も無ければFTOもない。SW20も無ければセリカもなかった。SWはよくこの店に入るんだけどね……。



 あー、でもこんなクルマはありましたよ。教習車仕様のコンフォート。どうやら滋賀県栗東市にある自動車学校で使われていた車体の模様……。滋賀の方からも、よく解体屋には持ち込まれてますねぇ。

 つうか、教習車に使われてるクルマってだいたいアクセラかコンフォートかランサーあたりではないですか。そろそろMT設定のある車種が減ってきたし、次世代の教習車って何を使うんだろう……。しばらくは現行アクセラがあるから大丈夫でしょうけども……

 他にはイエローのビートが入荷してたり、S13と思われるクルマがフレームだけになってたりしましたっけ(爆)

 おばあちゃんのお店を後にして、あれこれ回ってみたけれども、あんまり目ぼしいクルマはなかったねぇ……。日曜だということで締まってる店もあったし、普段は開いてるのに、なぜか休業してる店もあった。GTOが2台、インプレッサが1台あったぐらいですかね。

 肝心のFTOも見つからない……。だがしかし! 普段から八幡をうろちょろしてる霧島に死角などはない! ちゃんと事前のリサーチでFTOも目星をつけてあったのですよ。ホレ↓



 八幡の解体屋の隅っこ(本当に隅っこだった)にて。三菱・DE3A型FTO……カラーはインペリアルレッドになるのかな? かつて、ベストモータリングで最速のFFライトウェイトスポーツと呼ばれたマシンですよ。カーオブザイヤーも受賞してましたっけね。まぁこの車体、一昨年(2010年)の秋か冬ぐらいからずっと置いてある車体だったんですけどね。過去のブログ見たらたぶん載ってますよ。

 初めて見かけた時は、けっこう綺麗だったのに。産業廃棄物を上に乗せられちゃって、ルーフもベコベコ。リアウィンドウはバリバリ。ボンネットも歪んでる……。でもまぁ、よくぞ残ってくれてましたよ。



 FTOのエンジンルーム。グレードはGRになるのかな? 2000cc自然吸気V型6気筒エンジン「6A12」が収められています。もちろん5速MTモデルですよ! しっかし2リッターのV6横置きとか、よくこんなエンジン作ったねぇ……。マツダも似たようなことしてた記憶があるけど。個人的には2リッター直6のG型エンジンとか作ってたトヨタも大概だと思うけどね。

 最大出力170ps、最大トルク19.0kgを搾り出す6A12……。自然吸気2000ccエンジンの中で、3S-GEとタメ張れるエンジンって案外これぐらいかも(除く・ホンダのVTEC。あれは別次元)。FTOの最上級モデルであるGP系グレードには、MIVEC搭載の6A12が載ってて、そっちは200ps・20.4kgを叩き出すのですが、このFTOは幸か不幸か、そうじゃなかったとです。

 あ、なんかこのエンジン。無加工でミラージュに載っかるらしいですよ? たぶんランサーとランエボにも。つまり、ランエボのエンジンも、ミラージュに換装出来てしまう、と……。つまり、うまいことアレコレすれば、クーペのランエボが出来てしまう、と……ゴクリ。さすが機械屋の三菱、応用力がハンパねぇぜ! ただし、昔の三菱の話ね(ここ重要)。

 まぁなんかMr.Claesは雨の中でFTO相手にバリバリメリメリやってましたよ。うん、まぁたぶんその内、ミラージュアスティの皮を被ったFTOが、名阪国道あたりを爆走している光景が見られるんじゃないでしょーかね(爆)


 無事に解体屋でパーツをゲットして、1号線のマクドで昼食。久しぶりにアスティも運転させて貰いましたが……うん1500ccのエンジンだけど、どう考えても86/BRZより低速トルクはあるね。クラッチもこっちの方が重いし。どうしたものやら(汗)

 それはともかく。八幡・久御山近辺は、解体屋街だけではなくアップガレージだとか工具専門店だとか色々おもしろい店もあるんですよね~。KTCで有名な京都機械工具の本社があるのも、久御山ですよ。あの「石清水八幡宮」や、時代劇によく出てくる「流れ橋」もあの辺ですねえ。

 そんな中で、あの辺りにはなんとスーパーカーを専門に取り扱うショップがあるのですよ。店のウェブサイトの在庫リストとか見てたら、フェラーリ・ランボルギーニ・ポルシェ……すっげぇラインナップですよ。てなことで、そのスーパーカー専門店に行ってみることに。



 のっけから、霧島とMr.Claesを出迎えてくれたのはコレ。ポルシェ914ですよ。

 ポルシェ914……フォルクスワーゲンの部品を流用することによって安価に製作されたミドルクラスのミッドシップ……。前後重量配分は、50:50。前後均等の重量配分を実現したミッドって後にも先にもこれぐらいじゃないですかね。

 914と同じ様な思想に基づいて生まれてきたのがフィアットX1/9みたいな大衆向け小型MRなわけですよ。言ってみれば、これがMR2の原点であり源流であると言えるでしょうね。つか、この店、極上品の914が3台も置いてあるよ……。なんぞコレ(汗)



 フェラーリ328。1988年式のGTSでカラーはロッソコルサ。走行距離は18000km!? お値段は700万円! 高いのか安いのか全然分かりません。まぁたぶん安いんだろうけど、買った後に金がかかるに違いないってがMr.Claesの意見。やっぱりフェラーリは全高が低いねぇ……1120mmとかなんなの……。

 でも車幅は1720mmしか無いらしいですよ。86(1775mm)の方が断然ワイドだすねぇ。やっぱフェラーリといえども328は昔のクルマなんですねぇ。



 ポルシェ911……じゃなくてRUFのなんとか言うやつらしいですよ。よく分からん。簡単に調べたら昭和60年ぐらいのクルマっぽい。

 いやぁ……やっぱりポルシェは独特の迫力がありますねぇ……。真っ赤なポルシェが緑の中を駆け抜けてゆくうんたらいう歌があった気がしますが、ポルシェは黒ですよ黒。シュヴァルツですよ(意味不



 BMWの……M3でいいの? BMWはよう分からん……ていうか外車は全然ワカンネ。

 隣の方にM5が置いてあったのは分かったのですけどねぇ。



 フェラーリ400……って言うらしいですよ?生産は1972年から1989年。V12気筒エンジンをフロントに搭載した、FRだそうな。

 フェラーリって言ったらMRしかあんまりイメージがないけど、こういうのも作ってたんですねぇ。



 フェラーリ360モデナ チャレンジストラダーレ……。あまりにも天上の存在過ぎて、なんだかよく分からないけど、たぶん凄いんでしょう(汗) 360のホモロゲモデルかなんかでしたっけ。



 見るからにエゲつなさそうなエンジン積んでますよ……。有機的な配管がグロテスクですね~。3600ccV型8気筒エンジン。最高出力は400psオーバー!? 空でも飛ぶんじゃないですかね、このクルマは……



 ランボルギーニ・ガヤルド スーパーレジェーラ。

 サイドステップ、ドアミラー、リアスポ、ドアの内張り、センターコンソール、シートの骨格、エンジンフードの枠がドライカーボン。エンジンフードのガラス部分はアクリル……ってMr.Claesが言ってた。さぞかし軽くて、さぞかしお高いんでしょうねぇ……。

 つかツインキャリパーなんて初めて見たし、そもそも初めて知ったよ! 今までで見た一番高いキャリパーは、たぶんGTOのAP製6ポットキャリパーだよ!


 まぁ他にもなんか、お高そうなクルマがチラホラと……。ヘタしたら、追い返されるかとも思ってたのですけど、そんなことはなかった。

 自分らみたいな若造の冷やかしにもドリップでコーヒーまで淹れて下さいましたよ。まぁ実を言うと、この店、今から2~3年前に一度だけお世話になったことあるのですよねぇ……しかもちゃんと覚えてくれた(汗) 身内に、このショップでクルマ買ったのがいるんですよね。

店 「なんか考えてるクルマとかはあるの?」
霧 「そりゃまあ乗れるなら、え、F355とか(これは大嘘)。金があるならレクサスLFAとか(これはわりとマジ)……(汗)」

 本日、MR2で来れなかったのは良かったのか悪かったのか(笑) でも他のお客さん(商談に来た人、あるいはスーパーカーのオーナーさん)のクルマ見てたら、キューブとかアクアとか、案外普通のクルマに乗ってる人ばかりでしたよ。

 どっちみちスーパーカーなんてカケラも縁がねーですよ。NSXの横に乗せてもらうぐらいが関の山ですよ。でも、エリーゼかケイマンぐらいが乗れるぐらいの収入は得られるようにはなりたいもんですねぇ……そうなってもたぶん乗りはせんけど。

 庶民のクルマには庶民のクルマなりに、楽しみ方ってのがあるし。十二分に楽しいもんですよ。ビックリするぐらいオリジナリティに溢れる魔改造を施したクルマなんて、フェラーリのオフでは絶対に見られんですからね。


 んで。ショップを出た後は、なぜか三重のMr.Claesの家まで拉致される……(汗) 家のあちこちに「あやしげな部品」が転がっていたのはナイショ。

 はじめてグランツーリスモ5をプレイしましたよ。てか、初めてプレイステーション3というものを触った……。MR2のⅤ型G-Limited・オレンジマイカメタリックでオリジナルコースを走ったけれども結果は……言うな。コンシューマーゲームなんて、ほとんどやったことないんだ(滝汗) せめてGTフォースが……GTフォースがあれば……(言い訳 ふりくしょん君の家で、スーパーブライトイエローのSWをドライブしたのも、もう10年近く前なんだぜ……(GTはそれ以来)

 GT5のオリジナルカーで、オープニングとかにも出てるRed bull X2011 Prototypeを触ったけど……何なのあれ450km/hを軽くオーバーするとか……ばかなの?しぬの? どう考えてもヒトの反応速度を超えている……あんなの人間に扱えるマシンじゃねーよorz

 他にも、Mr.Claes秘蔵の自動車画像フォルダとか見せて貰ったが……全然知らんクルマばっかり……。さすがトライリンガル、海外の自動車事情にも詳しいぜ! つか世界は広い……。海外にはあんなにも個性的でユニークなクルマが存在していたと言うのか……。そりゃ日本車は個性がないない言われるわけだわ。

 うん、後は……。真の「水平対向エンジン」というものがどういうものであるのかを初めて知ったわ……機関車用ディーゼルエンジン的な意味で。そして、イギリス人がいかに変態の民族であるかもよくよく分かった。三角形の3気筒6ピストンのディーゼルエンジン的な意味で。な、なにを言ってるのかわからねーと思うが、知りたい人は「デルティックエンジン」というワードで、ニコニコでググッてくれ!


 そんなこんなで、家に帰り着いたら20時過ぎ……。帰り着いたら、頭痛と眼の痛みと吐き気でダウン。そりゃ夜勤明けで3時間しか寝てなかったからねぇ……。とか言いながら、さらにその後、九州から電話が掛かってきて1時間ぐらいしゃべってたのは秘密。


 んで。今日も休みなのだが、これからはこれからで打ち合わせに行かねばならぬ……。来月の例大祭の頃、果たしてちゃんと生存しているのだろーか。

 あ、連休はフツーに仕事してますんで。
Posted at 2012/04/23 12:14:35 | コメント(9) | トラックバック(0) | 解体屋 | 日記
2012年03月09日 イイね!

解体屋 今日も八幡は 雨だった

解体屋 今日も八幡は 雨だった下の句は誰か考えてよ、ちゃんと季語も入れて。

まぁそんなことはどうでもよろしい。昨日の夕方ごろ、久しぶりに弟から連絡があってですよ。八幡の解体屋に面白いクルマが入ったとか何とか。

そういうワケで、八幡の解体屋街へ――

【テンプレート】

 『八幡の解体屋街』。京都府と大阪の県境に位置する八幡市(やわたし)。石清水八幡宮で有名な八幡であるが、そこには日本屈指、関西最大の解体屋街があるのである。関西のクルマ好きなら一度は行ったことがあるはず。また、古くからあるので、親子二代に渡って世話になっている家もある。なお、隣接する京都府久御山町にはKTCで有名な京都機械工具本社がある。時代劇で有名な流れ橋があるのも、このあたり。

【テンプレ終わり】

 よく考えたら、今年初めての解体屋行きだったねぇ。とりあえず、八幡の最奥に位置する最大の解体屋である「おばあちゃんのお店」に顔を出す。おばあちゃん、霧島の顔を見るなり、「昨日の今日で来ても何も入っとらんで? 昨日、弟も来とったやろ」。

 ……いやぁ。もう完全に顔を覚えられてるわ(汗) はるか昔、小さい頃に父親に連れられて来た時、既に会ってるハズだけど、さすがにそれは覚えてなかった。

 おばあちゃんのお店には、この数年で3台ぐらいSW20が入荷してたっけね。SW遭遇率の高い店である。まぁ今日はSWは無かったので、いつも通りあっちこっちを見て回る。



 ……なんだっけ、コレ? 最初ヒュンダイかと思いました、本当にゴメンナサイ。フォードかなぁとも思いながらエンジンルームを開けたらこんな感じ。



 マツダのV6エンジン……。マツダかぁ。なんかもう、調子に乗って販売チャネルを広げまくった時代の黒歴史的な匂いしかしないのは何故だろう?

 マツダのV6搭載って言ったらランティスが真っ先に思い浮かぶけれども、これは違うしなぁ。ダッシュボード見ても、取説とか残ってなかったし。



 こっちは分かった。カペラですね。つってもリアのエンブレムを剥がした後に残ってる糊の形状から判断したのですが……。なんだろね、調べなおしてみたら、カペラってこの代だけなんかデザインが異色だね……。

 昔、ウチの家はMS-6に乗ってたけど、それの先代にあたるんだねぇ。



 サイノスは、もっと評価されてもいいクルマだと思うんだ……。だサイノスとか言わないで上げてください。スタコⅡセサ兄弟の仲では、ちょっとスターレットが強すぎたかね。これでも、重量は900kgを割ってるんだぜ……。

 最近は、コレにAE111の黒ヘッドを載せて6速MT化するのが流行とかなんとか……。



 ZZT230型のセリカ。ST202セリカはよく見るけど、ZZTセリカは滅多に見ない。うん、コレはひどい事故車。

 中を見たらマニュアルでしたね……。なんやかやで内装もちょいちょい剥ぎ取られてるし、テールランプもモギ取られてる。まぁドライバーの方の無事をお祈りしておきましょうか。


 おばあちゃんのお店はここまで。帰りがけ、SUBARUの刻印の入ったホイールを指差して「トヨタに合う?」と片言の日本語でおばあちゃんに尋ねていた黒人のおっちゃんに、「たぶんムリ」と言ってみたりみなかったりで、お向かいの解体屋へ。



 AE111型スプリンタートレノ! この店はスポーツ系が多いんだよなぁ。デルソル、FC3C、スカイライン、ビート、セリカ……。でも、トレノは初めて見ましたねぇ。でも、黒ヘッドではないです。



 こっちはミラージュアスティ。解体屋でアスティを見るのは2年ぶりぐらいですかね……。まぁ誰が得をするんでしょうか? まぁ霧島の知る限り、Mr.Claesぐらいしか得をしない気がせんでもない。エンジンは4G13でしたね。



 ……そして今日のメインディッシュ。SW20型MR2 Ⅲ型GT-S!

 SW20はよく見るけど、ターボモデルが入ってきたのをみたのは今まで一度しかない。しかもその時は、エンジンからミッションから駆動系は全部持ってかれてたしねぇ。



 今回はちゃんとエンジンもアリ。ミッション、マフラー、コンピュータまで全部揃ってる。純正パフォーマンスロッドはなぜか無かったけどね。

 ……どうやら、ウチのⅤ型NAをターボに換装する時がやって来たようだな(嘘)

 しかし、このGT-S。めちゃめちゃキレイな車体なのですよ。外装はピカピカ、内装はツヤツヤ。ドアを開ける時、ボディやヒンジが全然ヘタってないのがよく分かる。キャビンに入れば、もう新車特有の匂いがツンと鼻に来る。ステキ!



 で、メーターは……18000km!? いやさすがにそれは無いと思う……思うんだけど、このキレイさを考えると、まさか……まさか……。でも確かにブレーキローターとか見てたら全然ミゾが無いのですよ。確かに錆びてはいるけれども、普通に使えるぞ、コレ……。タイヤもバリ山だし。


 とりあえず、店番してるおばちゃんにアレコレ交渉して部品を外すことに。外すのは当然ウィンカー。いやだってコレ欧州仕様ですやん。

 マイナスドライバーをリフレクターのスキマに差し込んで、ゲシゲシと……。ヒモを使えば早いって? すんません持ってくるの忘れました。ウィンカー外すのも久しぶりなんで、来る前に幽祢さんの整備手帳で手順を確認したのはナイショ。この作業やる時……バキッという音が鳴るのが心臓に悪いですのぅ……

 しかし、見れば見るほどキレイな車体だ……。見た限り、オーナーさんは大阪の守口の方の人らしい。年式は平成7年の12月登録。16年選手だね。大事にされてたんだろうなあ……。こんなキレイなSWが解体屋に入ってきたの見たのは初めてですよ……

 車検のシールを見ている限り、平成22年ぐらいまで走ってた車体らしい。そこから一年ぐらい車検が切れて、ホッタラカシにされてたんだろうねえ……もったいないもったいない。

 雨に打たれながら、なんとかカプラーも外して(コレ苦手)、モギ取り完了。他にもオプションだったマッドガードも欲しかったけど、これは譲ってくれそうな人がいるからなぁ(チラ。ウィンドウのスイッチも外そうかと思ったけど、手間ひまかけないとツメを割るという話を某愛知の人が教えてくれたので保留。

 テールランプとリアガーニッシュは、うまくさばけば高く売れるけど、値段が高かったので断念。インパネも外そうかと思ったけど、これも譲ってくれそうな人がいるからなぁ。なお、インパネ、無理やり力任せに外そうとした痕跡があった。さてはインパネの外し方、分からなかったんだなwww SWのインパネ外すのはパズルだぜ?

 ブレーキローターも欲しかったけど、聞いたら「まだブレーキ関連は外されると困る」という回答だったので、とりあえず頭には留めておく。いつになったらOKなのか、それは非常に怪しいけどねぇ。純正ホイールも、ちょっと欲しいがどうせならⅤ型純正欲しいや。

 マルチリフレクターが入ってることを期待して、ネジを回してリトラも上げたけど、純正だった。



 てなことで今日の収穫。SW20のヨーロッパ使用のウィンカー。まぁ安かったような高かったような。おばあちゃんの店なら、バンパーとウィンカーセットで5000円で売ってくれるのに。まぁ欧州仕様ってことで、一応は満足。で、コレもたぶんみん友さんの誰かが余らしてたに1000ペリカ。

 あとは、なんだかトランクマットみたいなのが載ってたらしくて、それは昨日、弟経由で確保済み。


 本当はもっとじっくり検分したかったけど、雨が降ってたし、何より今日はこれから夜勤だ……。次の休みはいつだっけね……。東方名華祭やら木崎湖行きが近いから、もうあんまり出歩く時間もないや。

 次に解体屋に来る時、まだコレ残ってるかねぇ……(汗)


 春雨に打たれ、鉄に還る時を待つ、物言わぬクルマたち。そういえば何かの小説にあった。「雨に濡れて美しいと感じられるのは、生きているものだけだ」、と。
 
 ならばこのクルマは、まだ生きているのだろうか――。それとも……
Posted at 2012/03/09 16:05:36 | コメント(14) | トラックバック(0) | 解体屋 | 日記
2012年01月17日 イイね!

俺の解体屋フォルダが火を噴くぜ

俺の解体屋フォルダが火を噴くぜ絶 賛 放 置 中

いやぁ……こんなの書いてる場合じゃないのは分かってる……分かってはいるんだ……作業進捗率はいまだ40%なんだ。そして1月いっぱいで仕上げると言ってしまったんだ……。

まぁでも頭がコンガラがって来たんだ……うん、年末年始はね……もうアレやコレやらで……。もうメールとか来ても急を要するもので無ければ完全放置してる。ネットを使うのはイイけど、ネットに振り回されるのは勘弁。

 それはともかくアニマスも終了してしまい、我が心のオアシス=貴音さんに逢えなくなって悔しいのぅ悔しいのぅしている霧島を癒してくれたのは、偽物語の撫子のオデコですた。せんちゃんハァハァ

 つうことで頭の整理がてらに解体屋画像でもみて、日本自動車文化の行く末を案じつつ、産業廃棄物萌えについて認識を新たにしようかと。再うpのものが多いけどね!



 去年のちょうど今頃、入荷していたS12型シルビアである。内装、外装、エンジンルームはかなり綺麗。ぶっちゃけまだまだ走れそうな個体。でも、とっくの昔にペシャンコのスクラップにされたハズ。

 S13用のホイールを履かせてあるが、純正の12用ホイールもトランクに載ってますた。こうしてみるとやっぱりシルビアシリーズってのはやはりスペシャリティ&デートカーの走りって感じがしますなぁ。このスタイリッシュかつ嫌味の無い流麗なデザイン、日産もまたこんなクルマ作って欲しいねぇ。シルビア後継とかシルビア後継とかシルビア後継とか。



 これは2年前の今頃に入荷していたSW20型MR2。それのⅢ型G-Limited。特に改造もないノーマル固体。オプションのリアウィンドウステッカーとかもついてた。地面に寝転がって試行錯誤しながらバンパーを外したのは懐かしい思い出。マッドガードも今考えたら貰っといたら良かったと後悔しているんだぜ……。

 SW20はよく入荷する。この3年で5台ぐらい見てる。「えこかぁげんぜい」とか言うクソみたいな法律が巾を利かせてた頃は特に。スタッドレス用にでも純正ホイールも貰っとけば良かったかねぇ……。



 スバル・R-2。1969年に出たクルマじゃなかったっけね。解体屋街で見かけた中では、最古の部類に入る旧車である。いまだにオート三輪ミゼットとかを放置してる店とかもあるけど……

 スバル360の後継車として作られたわいいけど、鳴かず飛ばすであっさり消滅したR-2。内装外装エンジンルームはドンガラ。ボディはサビサビ。パーツの需要ってやっぱりあるのかねぇ。このR-2も、今はもう無い。



 三菱・GTO。Z15かZ16かはよう分からん。GTOは、解体屋でも最もよく見かけるスポーツカーの一つ。常時3台は在庫されてるねぇ。

 ただし、なぜかリトラクタブルヘッドライトを採用してる前期型しか見ないのぜ……。中後期はやっぱりまだ人気あるのかね。三菱もまた、こんな豪奢なマッスルカーを作って欲しいもんですな。



 マツダ・ユーノスプレッソ。またマニアックなクルマが……(汗) 黒歴史の頃の 古きよき時代にマツダが出してたクーペすな。オートザムブランドからはAZ-3とか言う名前で出てましたっけ。

 貴重かどうかは知らんがマニュアルモデル。あまりにもマイナー過ぎて、パーツを買ってく人もいなかったんじゃなかろうか……。



 警察車輌仕様、トヨタのスターレット。なぜか八幡の解体屋は、警察関係の車輌が続々と入荷する。白黒クラウンとか、覆面レガシィB4とか覆面スカイラインとか白バイとか。白黒のFD3Sとかも見たことあるねぇ……京都府警ェ……

 大抵は柵をしてある敷地内に置かれていて見ることすらままならんのだけど、すぐ近くまで寄れた珍しい例。なぜか「京都府警」の所は黒く塗りつぶしてある。



 マツダの 黒歴史オブ黒歴史栄光のフラッグシップ。ユーノスコスモ。内装は全てタン色とか、どんだけ贅沢なつくりやねんと……

 3ローターの20Bが拝めるかと思ったけど13B搭載モデルだった。しかし、金持ちが乗ってたんだろうねぇ……外装ピッカピカでしたよ。つか、原油高のこのご時勢までよく動いてたと思うよ……



 ホンダ・ビート。ABCシリーズは滅多に見ないが、まだビートはちょくちょく見かける方……って言っても2回しか見たことないけどね。

 ビートの需要はなんだかんだであるみたいで、大抵はモノコックしか残りまそん。ビートも維持が大変だって聞くねぇ……。



 こんなクルマもありました。日産・レパード。ソアラだとかレパードだとかコスモだとか。ハイソカーなんていう言葉が流行った時代もありますた……

 レパードは後にも先にもコレしか見たことないや。でも、パーツの需要はあったようで。ハイソカーが復権する時代は当分こないだろうなぁ……



 トヨタ・パブリカ。黎明期のトヨタがつくった量産大衆車。売れなかったけどね!

 で、パブリカの反省を活かして作られたのが、いわゆるカローラなワケです。パブリカからは、名車・スターレットが生まれ、スターレットのコンセプトを継ぐクルマとしてヴィッツが生まれたワケで……。それを考えると、コレも偉大なクルマなのぜ。

 つか、2010年代まで、こんなキレイな状態で走ってたんだなぁ……。わりとスグにドンガラになりました。こういうのだったらオーナーズクラブでハイエナ大会やった方がみんな幸せ&お金になると思うんだけどね……



 かつてはセンセーショナルだったのかもしれない初代プリウス。うん、初代プリウスも解体屋にはゴロゴロしてますよ。2代目・3代目の方がヒットしたっぽいからそっちに乗り換えたのかねぇ。

 長く大切に乗り続けることこそがエコにつながると、何度言ったら分かるのか まー初代プリウスも、あれこれガタやらエラーやらが出て大変だって言うけどね……。初代プリウスは市場での実証と実験を行うためのクルマでもあったから……(欧州では普通の考えらしい)



 このリアビューだけで分かるのかはしらんが、ST206型カレン。ああ、ハッチバックじゃないからカレンって分かるかな。確かカレンの方がセリカよりも軽かったんだよね。

 カレンも一時はよく見かけたんだぜ……もちろんST202セリカも。今はサッパリ。カレンかわいいよカレン。MR-S、SW20のⅢ~Ⅴ型、ZZTセリカ、そしてこのカレンも。全部、中川齊主査が担当したんだぜ……



 ちょくちょく見かける70型スープラ。つっても2台しか見たこと無いか……

 70もパーツが出なくなって大変らしいねぇ……。SW20を買う前、スープラツインターボを買おうと思ってた、そんな時代がわたしにもありますた。買ってたら、たぶん維持出来てねー

 70も……ていうか80も含めてスープラはめっきり見かけなくなりますた。



 三菱・FTO。かつてベスモで最速のFFスポーツカーに君臨してますたなぁ。たぶん、テストドライバーは中谷明彦さんだったんじゃないかと。(たぶんね……)

 FTOもちょくちょく見かける。公道を走り回ってるのをほとんど見ない割にはよく見かける。このFTO、V型6気筒の2リッターエンジンを積んでるってのがナイスすなぁ。

 つかFTOも楽しそうなクルマですなぁ。乗る機会はもはやないだろうが……



 日産・Z32型フェアレディZ。かの悲運のスーパーカー「MID4」のDNAを受けて生み出されたスポーツカー。この頃の日産は熱かったぜ……!

 国産車にて初の280psを叩き出し、280馬力規制を生み出すキッカケとなったクルマすな。あの低くて平べったくてアクの強いスタイリングは、今見ても大迫力なのぜ。

 32Zは見る。めっちゃ見る。GTOの2倍ぐらい見る。解体屋の在庫は常時5台だな。ちなみに、スカイラインシリーズもよく見るのですが、スカイラインは間違いなくエンジンが持ってかれてるのですよ。でも一方でフェアレディはエンジンをそのまま……。まぁそりゃコレを降ろそうと思ったら死ねるわな。チューニングベースとしてもイマイチなのかねぇ……



 FC3C型サバンナRX-7。セブンといったらFCだろjk。

 ロータリーのRX-7もビックリするぐらいに転がってる。京都の八幡に来ればFCのパーツは何でも揃うと思われ。このカブリオレだかコンバーチブルだかヴァリエッタだかスパイダーだかのオープンモデルは長いこと一台だけ置いてあるねぇ。



 もはや誰得感のあるCR-Xデルソル。もはや半分ぐらい弟専用の部品取り車になってる気がするぜ……

 ごらんのごとく、バッテリーを繋げばトランストップも開放されると。デルソルのアキレス腱「チルターギア」も健在の模様(SWでいう所のパワステリレー)。

 つか、ホンダもよくこんなクルマ作ったもんだぜ……。この水平に競りあがったトランクから2本のアームが伸びてきて、ルーフを掴んでスライドし、ルーフを格納するんですぜ。

 ちなみにデルソルの前にあるセリカはVVT-iの赤ヘッド搭載モデル。SS-ⅡかSS-Ⅲになんのかね?SW20になんか流用できんかと思ってみたり。



 日産・フィガロ。 日産がマーチをベースに作ったパイクカーシリーズの一台。他の二台はパオとBe-1だっけね。エスカルゴは違うか。

 こういうクラシックスタイルのクルマが流行った時もあったねぇ……。ミラジーノだとかヴィヴィオ・ヴィストロだとかインプレッサ・カサブランカ(大爆死)だとか……

 上の方でも載せたR-2は、ちょっと小高い所にちょっとしたオブジェ的な感じで置いてあったのだけど。R-2なき後に据えられたのがこのフィガロたん。

 化物語のアニメ版に出て来まくってるから見覚えのある人も多いかも!?



 最後はダイハツ・ミゼットⅡ。いやぁ……解体屋を巡ってると、こういう業の深そうなクルマに出遭うからおもろいんですよねぇ……。

 解体屋は多いですよ、事故車も。明らかに人間の後頭部がヒットしただろう的なフロントガラスの割れ方してるクルマがあったり。大破している車内を覗くと、交通安全のお守りが残されてたり。キャビンには、仕事で使っていただろうヘルメットだとか軍手だとかが残されていたり。

 明らかにコレ犯罪に使われただろう的なヤバそうな物品が残っていたり。オーナーとその家族が使っていたであろう日用品だとかアクセサリーだとかぬいぐるみとかが残ってたり。

 いやはや。クルマというのは人間ありき。人間が使っていたものだ。誰かが、そのクルマと生活を共にしていたのだという痕跡が見え隠れするのですよ。


 そーいや今年はまだ解体屋に行ってないや。久しぶりに行きたいねぇ……とかなんとか言って誤魔化して締めとくか。

 ああ、MMDスイートマジックのもなか式早苗さんが可愛すぎて生きるのがつーらーいー。誰か……誰か早くちび早苗モデルを作るんだ!

 さて、作業の続き続き……
Posted at 2012/01/17 15:22:34 | コメント(9) | トラックバック(0) | 解体屋 | 日記
2011年10月25日 イイね!

探し物はなんでっか?

探し物はなんでっか?最近、少し予定が詰まり過ぎて軽くぶっ倒れてた。もう睡眠なんて、ほとんどクルマの中でしたよ……やっぱりMR2は寝辛いのでーすー。

んで、MR2。スタビリンクの長さを調節してもらったものの、やはりステアリング周りの調子がよろしくない。

最初はハンドルも軽いのだけれども、しばらく走ってるとやたらと重くなって来て(重くなると言うよりもものすごい勢いで反発してくる)、全切り出来なくなる。

それでも無理して切り込むと「ゴンッ」とか言う衝撃と共にステアが切れる。フロントタイヤが一瞬、横にスライドするような感覚も……

 調整してもらおうにも、純正の長さが分からんからなぁ……つうことで純正スタビリンクを探しに解体屋ですよ。

 結果から言えば、幸か不幸か今回はSW20は見つからんかったのですけどね。こないだまであったⅢ型GT-Sも、もう処分されてたしorz

 つうことで、解体屋で見かけた面白い(?)クルマでも……



 マツダ・ユーノスプレッソ。AZ-3との違いがよう分からんが、ユーノスのエンブレムが付いてたしプレッソでいいでないの? しかもMT車。つかプレッソとか初めて見たし……。

 ちなみにこのプレッソ。だいぶ前に見た奴なので、もう今は無いです。



 これだけだと車種がよう分からんけど、Z30型のソアラ。

 型式名から察するにJZエンジンが載っていた模様。1JZか2JZかまでは確認せんかったですけど、既にエンジンはハイエナされてますた。

 スカイラインとかも、大抵はエンジンが持ってかれてるなぁ。やっぱり需要があるんだろうねぇ。こないだ見たターボのSW20の3S-GTも無かったし……

 

 嗚呼……遂にこの代のセリカも解体屋に流れるようになったか……ZZT230型セリカ。

 でも、もぎ取らせてくれる気無さそうな車体だったから、海外に輸出するのかもね。つか一時、ST202セリカを大量に見たのだけど、今は全く。カレンとかもホントに沢山あったのにね、今はさっぱりです。



 Z32型フェアレディZ。32Zは、常時3~4台は解体屋にありますねぇ。そして何故か大概はオートマのTバールーフ仕様。

 しかしこのZは珍しくMTモデルだったかな?



 そしてこれが噂のVG30DETTツインターボエンジン! 国産史上、初の280psを達成した名機ですねぇ。

 32Zは数多くあれど、VG30DETT搭載モデルってのはあんまり見かけないのですよ。でも、やっぱりVGエンジンは取り外すのが大変なのか、それとも需要が無いのか、いつも残ってますねぇ。チューニングベースとしてはイマイチなのかね?



 出た! マツダの黒歴史 古き良き時代の栄光の証、ユーノスコスモ! よく考えたらコスモとか初めて見たような……・。

 ひょっとしたら伝説のロータリー・20Bが拝めるかと思ったのですけれども、残念ながら13B搭載モデルでした。



 いやでもしかし、コスモ……笑っちゃうぐらいに内装がゴージャスですよ。GT-Rエゴイストもビックリのオールタン色。コスモの運転席なんて滅多に座る機会ないですよwww



 んで、今回の極めつけ。FD3S型RX-7……しかも京都府警のパトカー仕様……

 いやぁ、FC3Sなら嫌って言うぐらいに解体屋で見かけるのですけど、FDを見たのは初めてでしたねぇ。その手のクルマは、海外に輸出されるからっぽいらしいですけど。

 このFDも、さすがに日本では売れないので海外に輸出するそうな。嗚呼、モッタイナイモッタイナイ……ちなみに後ろのバンが履いてるのはタイプRのホイールだったりする(笑)

 でも良く考えたらFDでもZでもGT-RでもNSXでもGTOでもパトカー仕様が存在するのに、MR2のパトカー仕様って無いですよねぇ……まぁ別にいーんですけど。


 今回は天気も悪かったし時間も無かったから、あんまり綺麗な写真が撮れなかったねぇ。

 解体屋のおばあちゃんとも喋ったけど、最近は解体屋もパーツ単位でのばら売りはしなくなってるとのこと。 目ぼしいクルマは海外へ輸出。バラ売りするにしても、モギトリ方式では無くてネット通販で売る販売方式が増えてきているそうな。

 平日であることや雨上がりであることを差し引いても、今回の解体屋行はお客さんが少なかった。もう秋も終わりやね……

Posted at 2011/10/25 15:30:03 | コメント(10) | トラックバック(0) | 解体屋 | 日記

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