• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

霧島のブログ一覧

2010年08月30日 イイね!

夏の終わりに

夏の終わりに先週の木曜だったかね……

霧島の職場の先輩でバリバリの走り屋さんがおられまして、その方が『走りに行こうぜ~』と声をかけて下さいまして、ちょっくらツーリングに行って参りました。

まぁちなみにその方。霧島がXXXkm/hで走る急勾配+路面荒れまくりうねりまくりの高速コーナーを、+30km/hで。しかも2輪、フルバンクの膝擦りながらで駆け抜けるような人です。なお、Xには0~9の数字を適当に当てはめて下さい(笑)。

ちなみに4輪では、60型セリカXX、70型スープラ、20型ソアラと乗り継いだこともあるそうで、今は『エムツー(※MR2のことね)が欲しいなぁ~』と仰ってたもので、MR2乗りの霧島とは結構話も合うし、しかも家がめっちゃ近所だったりしたもので、色々と教えて貰ったりしてたのですよ。



昼の11時ごろ、奈良を出発!

先輩と、そのお弟子さんのバイクの後ろについて、霧島は4輪でくっついていきます。ちなみにバイクはカワサキのZXR400(お弟子さん)とZXR250(先輩)でしたね~。

霧島とか、阪奈道路で2輪に抜かれまくりなので、もはやこの時点で付いていけるかおっかなびっくりですよ(笑)



走り出して、途中で郵便局やらコンビニやらに寄ったら、5分も走って無いのにバイクの2人は汗だくですよ……! こっちはエアコンで快適快適なんですけどね~(笑)

そして奈良教育大学方面から奥山のワインディングを走る。

いやもう、先輩さん、張り切りすぎです。のっけから、これでもか! というぐらいにバイク倒して、膝擦ってヘアピンを抜けて行きますよ……! 後で見せて貰ったら、ライダースーツの膝パッドが尋常じゃなくすり減ってるし……もう空き缶でも括りつけといてください(爆)



そして奥山から針テラスに抜けて休憩。ここでようやく目的地が決定。『津まで海見に行って帰るか(笑)』とのこと。

てなわけで名阪国道を走って南在家インターまで。そしてそこから『蝙蝠峠』へと入る。そして蝙蝠で一休み。

いいですね……。やっぱり三重の山奥まで入るとやっぱり空気が違います! 涼しいのなんの……盆地の京都や奈良とは違います! 自然の風が気持ちいい!

2輪はやっぱいいですね~! 霧島も、もともと自転車によく乗ってたので2輪の免許も欲しかったんですよね~。それでカワサキのZZRの250か400ぐらいであっちこっちに走りに行くのが夢だった……!

結局、4輪の免許取ったら、あまりにもクルマが面白くて、完全に4輪ばっか乗ってますけどね。



海へ到着~。やっぱり、バイクで人馬一体となり、風を切って走るのはうらやましい……。時々霧島も、MR2のルーフを切り取りたくなりますね~(笑) ……MRスパイダー? ムリムリ! 高い高いorz



Just for Riders!(違)

この、ライダースーツってのはカッコいいですよね~。4輪のレーシングスーツとはまた違いますよね!

男子なら、誰だって仮●ライダーあたりの影響で、バイクには憧れると……思う、たぶん。いーですねぇ、こういうの着てみたいですよ!

……めっちゃ暑そうですけど(汗)



そして帰りの蝙蝠峠。今度は下りですが、高低差&路面のうねりがハンパ無い! いろは坂のジャンピングだって再現できそうです!

でもまぁ、割とゆっくりと走ってくれてるから、霧島でも十分付いて行けました~。こないだ4月の奈良県民会みたいなことになるかとヒヤヒヤものだったのですけど、『普段はゆっくり走るよ~?』とのことだそうな……。でも先輩、あなためっちゃフルバンクで走りたそうにしてますよ(笑)


ちなみに蝙蝠(こうもり)峠。あの鈴鹿サーキットからは結構近いということもあって、鈴鹿のレースに参戦してる、金の無いレーシングチームが、サーキットは借りられないからなんとこの峠でセッティングを出してたりもしてるそうな……!

しかも2輪4輪はもちろん。なんとF3000のフォーミュラカーまで積載車で運んで来て走らせてたそうな……。つい何年か前まで、フォーミュラカーと普通のバイクが普通の峠で混走してるとかいうオドロキの光景がちょくちょく見られたそうな……!



最後に国道163号線。木津川沿いのコンビニで休憩。

MR2のフード開けて、色々と見て貰いましたけど、やっぱり世間的にはMR2って珍しいクルマなんだろうなぁ……。エンジンが後ろにあるってだけでやっぱり不思議なのかな?

いやもう、MR2乗ってると、それが当たり前だからもはや珍しくもなんとも思えなくなってくるのですよwww ていうかCR-Xデルソルですら、もはや珍しくもなんとも思わなくなりましたもんwww

11時に奈良を出て、帰ったのが結局7時過ぎか。8時間近く走り通しでしたけど、あまりの楽しさに、疲れも忘れてましたね~。

普段は4輪とばかりツーリングしてますけど、たまには2輪と一緒に走るのもよいものです! ……まぁ、渋滞とかでは自分だけがつっかえるから、ちょっと申し訳なかったですけど(汗)

霧島も、バイク。やっぱり免許取りたいなぁ……


・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・


海へ来た

海は10余年以来になるか


山国育ちの自分には、海と言うものが不可思議に思えてならない
この歳になってなお、海を見ると不思議な興奮と、そして不安を覚えるのである

文月の候には多くの人々と熱気とで賑わいを得たであろう砂浜
しかし今は盆も過ぎ、葉月すらも暮れようとしている

「なぎさまち」 そう書かれた砂浜には誰一人の影も無く

ただ潮風だけが強く吹き、秋の荒波が打ち寄せるばかりであった


今年も夏が終わる――




Posted at 2010/08/30 09:45:23 | コメント(7) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2010年08月26日 イイね!

オイルな話

ダイエーモータースさんにて、エンジンオイルを交換して貰ってから、ちょうど一週間が経ちました。

普段は霧島、エンジンオイル。いつもお世話になってる地元の車屋さんにお任せなのですが、今回は一度、MR2の専門家の方のチョイスはどんなもんなのか見てみよう、てなことになりまして。


ちなみにいつも入れて貰ってたオイルは、銘柄は知らんのですが(オイ)、たぶんトヨタの純正オイルかそこらでは無いかと。ちなみに1リッター1000円です。

で。今回、ダイエーモータースさんで入れて貰ったのは、これまたよく覚えて無いし、粘度とかもよく覚えてないのですが、ユーロ・ルーブリカンツのオイルだったようでございます。ちなみに1リッター2800円……((((;゜Д゜)))


4リッターだから、11200円。さらにサードのスポーツオイルフィルター(2500円)を加えたら、およそ13700円ですね。普段の2倍以上の出費です、本当にありが(ry


いやでも、高いだけあってやっぱり違いますよ……。

何が違うってアクセルレスポンスが恐ろしく良くなった……。低回転からスルスル~とエンジンがよく吹けるんですよ。正直、3S-GEとはこんなにもよく回るエンジンだったのかとオドロキでございます。

前から入れて貰ってたエンジンオイルはオイルで、普通に乗ってても全く違和感が無かったのですが、こうしてさらに上質なものを使ってみると衝撃的ですね……そりゃレースにも参戦してるショップが薦めるだけはありますよ。

普通に走っててもトルクが上がったようなフィーリングがあり、ワインディングなんかを走ってても、感覚的には同じぐらいの踏力でも、回転の延びと、フィーリングの気持ち良さから、直線では+10~20km/hほど高いスピードが出ますね!

ただまぁ、あまりにも回り過ぎて、エンジンブレーキの効きが弱くなった気が……。おかげでヒール&トゥで回転が合わない合わないあと、回転が延び過ぎるから、ちょっと燃費が落ちたかもです(笑)

正直、エンジンオイル換えただけでドライブまで変わるとは思いませんでした。たかが油脂類、されど油脂類、ですね!


しかしどうなんでしょうね? 今までは霧島、街乗りメインだったから、前のオイルの方が乗り易かったって言えば乗り易かったかもです。ただ最近はワインディングを走ることの方が多いから、今の方が乗り方としてはあってるのかな……でも値段が、ねぇorz

そろそろ走行距離も10万kmに突入しようとして来てるし、エンジンを労わる、という良いではやっぱりエンジンオイルも高めの入れといた方が良いのかな……そういやミッションオイルも、普段お世話になってる車屋さんと相談して、ワコーズの結構なお値段の入れてもらってますね~1リッター8000円×2ぐらいだったかな(汗)

ミッションオイルも今のに換えて貰ってから、だいたい6000kmかな……。そろそろ交換しても良い時期にも差しかかって来ているかな? でも、やっぱ昔、ディーラーで入れて貰ったミッションオイルに比べると、カコン!カコン! と小刻みによく入ります☆


エンジンの方は、前にクラッチを交換して貰った時に見て貰ったら、中身は結構綺麗だそうです。まぁ、オーバーホールはまだ大丈夫かな?

トランスミッションはどうだろう? たまーに発進直後ぐらいに3速が鳴くけれども、それもエンジンマウント交換後はだいぶ無くなったかな。


エンジンオイルとミッションオイル……。高いの入れた方がやっぱりクルマには良いんだろうけど、なかなかサイフが泣けるぜいorz

もうしばらく自分の走りの様子をみて、色々試してみようかね?
Posted at 2010/08/26 21:59:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2010年08月22日 イイね!

赤い金魚と、青い……

赤い金魚と、青い……何か知らんが行って来ました。奈良県は大和郡山市で行われた全国金魚すくい選手権大会です……。

会社の同僚の人たちが、いつの間にやらチームを組んでエントリーしてたらしく、何故か霧島は遅刻しそうになった先輩のアッシーです、えぇ全く意味が分かりません。しかも、もう一人遅刻しそうになった人がいて、霧島が代理出場させられかけたり……

大和郡山と言えば日本随一の金魚の産地と知られています。霧島は中学高校の6年間を大和郡山で過ごしたクセに、金魚すくい選手権には全く行ったことなかったです(笑)

金魚すくい選手権大会は、3年前に大学のゼミの地域振興の研究で行ったのが初めてで、今回はそれ以来かな? ついでに言っとくと、会場の郡山市営グラウンドとか、高校のすぐ近くだったんですけどね(汗)

そして3年ぶりの金魚すくい選手権。今回は第16回大会だったそうな……。まー、相変わらずの賑やかぶりでございます。ただ、若干、予算は削られてる感じですね……。3年前は、5,6メートル位のでっかい金魚のオブジェ……まぁマスコットキャラの『きんとっと』くんが飾られてたりしたのですけど……

↓参考:きんとっとくん


今年は無かったですね~。

この金魚すくい選手権。一番大きな協賛企業は天理に支社を置いているシャープなのですけど、不景気なのかな……。シャープに務めてた知り合いも、広島に転勤していきましたし……

て言うか郡山にはパナソニックも工場置いてるのに、何故か全然聞かないという……。もちろん会場のでっかいモニターはシャープ製です。

まぁきんとっとくんはいなかったのですが、今回から新たな不気味なクリーチャー愛らしいマスコットが登場してました……



……もうシラネ(爆)

ちなみに。金魚すくいを題材にしたライトノベルも集英社スーパーダッシュ文庫から出てた気がして、そのカバーがきんとっとくんだった気もするが、そんなことは忘れた。書店員時代にあっても、一冊も売れた記憶が無い。

なお、日本にはもう一つ。愛知県の弥富という所に金魚の産地がありまして……。実は郡山は弥富から金魚の稚魚を仕入れて来ていて、さらに弥富も郡山から稚魚を仕入れてきていたり、と謎な事実を大学時代に同じゼミの人が調べ出して来たりしてたのは他言無用でございます


そんなことはまぁどうでもよろしい。

大和郡山、そして金魚すくい選手権には霧島も色々と思い出がありまして……。まー、郡山にくるとえらく哀愁にさらされるんですよね……。

そう、あれは霧島が高校2年の時だから、8年の昔になるのか……

あの頃、霧島は一人の女性と出会いまして。7つか8つ、年上の人だったのですが、それからも、よくよく会う機会もあったので、帰り道とか、よく一緒に帰ってたりもしてましたし、高校の学園祭を一緒に回ったりもしたことがあったかね……。

さらにはKa●onやA●Rや、うた●れを仕込んだりしたこともあったかもしれん(汗)

高3の学園祭の時か。模擬店で金魚すくいがありまして。その人は会社でチーム組んで金魚すくい選手権に出たそうでして、まぁ金魚すくうの上手いのなんの……。3秒に一匹はすくってたね。

で、その時。『来年は一緒に出ない?』と言われまして。霧島は『前向きに検討しときます』と言った……らしい。

結局次の年に浪人して、まぁえらいことになってるさなか、その人から手紙が来て、『気分転換も兼ねて出ませんか?』お誘いがあったのですが、あの頃の霧島はとてもではないがそんな余裕もなくお断りしましたね……しかも向こうからしたら、結構キツイ返され方に思えるような文面で。

そして大学に入って2年の時か。その人は遠くへ転勤することになりまして。その直前、本当に偶然に一度だけ会うことがありまして。

……その時、告白されました。

『ずっと好きだった。一目惚れだったんだよ』

まー、霧島も鈍いながらもそうじゃなかろうかと思ってたんですけどね……。でも別に霧島、その人の事は良い人だとは思っても、恋慕みたいなもんは全然無かったんですよね……

別れ際には、『女の子に困ったらいつでも来てね』と言って、お別れ。それからも何度かは顔を合わせたこともありましたが、3年ほど前から、完全に合う縁は無くなりました。

それでもその人は几帳面な方で、毎年毎年年賀状を送ってくれたかな……。霧島、年末年始はアルバイトやら、風邪引いてッぶっ倒れたりやら、と言うか面倒くさがって年賀状出さない人だったので、全然、返したこともなかったです……。それでもきちんと便りをよこしてくれていました……

そして昨年かな。『結婚しました』という内容の年賀状が届き、今年からは年賀状も来なくなりました。


まー。霧島も幸せ者だよ……。基本、人付き合いは苦手な方であるし、人間ギライでもある。
それにも関わらず、ずっと想ってくれていた人がいた。それを完全に放置してた霧島は酷い人間だね……。

よく考えたら霧島、恋愛関係で泣いたことはないけど、逆に泣かせてばっかだね……。


そして今年。久しぶりに金魚すくいをやってみました。

金魚すくいは幼い時に縁日でやった以来かね……もう20年近くになるか。あの時は一匹もすくえなかった。

そして今回、やってはみたが、結局、また一匹もすくえなかったね……。元来から不器用なのもあるけど、それを差し引いても、あの人の金魚すくいは凄かったね……

初めて霧島に好きだと言ってくれた女性。あの人は今、幸せに暮らしているのかね……。そして霧島は、これから先、どんな人生を歩んでゆくのかね……


透明な水の中を泳ぎ回る赤い金魚を見ながら、そんなことを思い出してました、はい。
Posted at 2010/08/22 19:58:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2010年08月19日 イイね!

ダイエーモータースさんに行って参りました~

ダイエーモータースさんに行って参りました~本日、少し大阪の方へ行って参りまして。

霧島、あんまり大阪の方にクルマでは行かないんですよね……。いやだって、電車で行った方が絶対早いですし(笑)

まぁそれでもたまにはクルマも良いかと思いまして。そして大阪でMR2と言えば、ダイエーモータースさんなのですよ!

『ダイエーモータース』。日本でも数少ないMR2の専門店さんでございます。『カーセンサー関西版』を読んだor買ったことのある人なら、絶対に見開き1ページに渡ってMR2オンリーの広告が載ってるページを見たことがあると思います。

在庫として並べられているAW11、SW20、ZZW30のどれもが機関極上、内外装美麗の車体ばかりでございます。もちろん、お値段は決して安くはないのですが、MR2が欲しい or MR2に乗ってる身としては、垂涎の一品ばかりでございます。

実際、霧島のみん友さんでも何人か、このダイエーモータースさんでMR2を購入されたという方がおられます。霧島も、MR2を探し始めるかなり昔から名前は存じ上げてましたし、探し始めてからも、広告見ては何度溜息をついたことか……!

まぁ結局、学生風情にはとてもではありませんが手が出せまそんでしたorz

このお店、ハチロクで言えば、京都の『カーランド』さんにあたりますかね? あと、ひょっとしたらあんまり東日本の方では知られて無いのかな……? 向こうの方では千葉県の『オートガレージサンブリッヂ』さんの方が知られてるっぽい気がします。

もちろん、MR2の整備や販売だけでなく、オリジナルパーツの製作や販売。ショップ主催での走行会なども行っておられてますね~。

ダイエーモータースさん主催で、岡山のTIサーキットで行われている『MR2日本王座決定戦』は、岐阜県のYZサーキットで行われている、ソニックブームさん主催の『MR2&MR-Sだらけの走行会』と並ぶ、2大MR2ワンメイクスの走行会でしょうね!


ダイエーモータースさん。言ってみればMR2乗りの『聖地』みたいなものですよ! 霧島も昔から一度言ってみたかったのですが、今回ついに行って参りました。

ちょうど今年の3月に、事故の修理ついでにクラッチ周りをリフレッシュしてもらってから5ヶ月。距離も6000kmほど走行したので、ちょうどエンジンオイルの交換時期だったので、エンジンオイル交換を口実に、聖地巡礼&MR2に関する質問疑問をしに行こうかと。

どうしてもMR2は特殊なクルマだけに、普通の自動車工場はもちろん、ディーラーですら分からんことも多いですしね……。チューニングのノウハウになってくると、そんなもの持ってる所は皆無に等しいでしょうね……。

てなわけで今回、浮気します。すんません、いつもお世話になってる冨●自動車さん……m(_ _)m


今回、ダイエーモータースさんにお願いしたのは、エンジンオイルの交換、オイルフィルターの交換、そして空気圧のチェックでした。

まぁぶっちゃけ、わざわざ専門店でなくともよかろうに、という内容ではありますが、ダイエーモータースさん、快く引き受けて下さいました。

京都府木津川市から、国道163を抜けて、大阪府摂津市は16号線沿いのダイエーモータースさんへ……。店頭には、スーパーホワイトⅡ、スーパーレッドⅡ、スーパーブライトイエローはもちろん、ソニックシャドートーニングや、ブルーイッシュグレーアージェンタムマイカと言った希少色まで、色とりどりの綺麗なSWの数々が……!

スタッフさんに御挨拶した後、別の場所にある、ダイエーモータースさんの整備工場へと移動する。




そこで、霧島を待っていた&整備を担当して下さったのは、なんと先日、雑誌『オプション2』にも載っておられたHさんではありませんか!

確か、みん友さんのさぼさん+さんがお世話になったという方ですね~。お名前はお伺いしなかったのですが、もうお一人おられたスタッフの方で、あれこれ霧島の質問に答えて下さった方も、オプション2に載っておられたお方でした。

今回は、多少、お値段は高いけれども、ダイエーモータースさんイチオシのエンジンオイルを入れて下さるということで、エレメントに関しても完全にお任せでした。

整備中、もうお一人の方に、事故で壊れたⅤ型G-Limited(ダークパープリッシュマイカ)を眺めながら、色々と質問をぶつけてみました。

MR2の整備について、Ⅴ型リアスポイラーについて、BEAMSエンジンへの換装について……

こんな初歩的な質問ばかりなのにも関わらず、嫌な顔一つせずに、色んなことを教えて頂きました。

『MR2のエンジンはやっぱり下から抜き取る。ただ、ターボとNAではやり易さが違う』
『Ⅴ型のリアスポイラーの新品が値上がりした』
『BEAMSへの換装はよく聞かれるが、実際はハーネスがかなり異なる為、簡単ではない』

……などなどでしたね~。あぁ、でもやっぱりⅤ型はカッコいいですね~。

『AW10か、Ⅰ型のターボに乗ってみたい!』

と言ったら、えらく驚かれましたね~、そりゃそうだ、そんな物好きは霧島しかおるまい(笑)

ちなみに現在、ダイエーモータースさんでは、Ⅰ型Ⅱ型のSWは取り扱っていないとのことでした。AWも……前期は取り扱ってないっぽいなぁ。

なお、『やっぱりⅠ型は安定性も欠けるし、ブレーキの容量も低いからやめといた方が良い』との忠告も頂きました(汗)

『オプション2』にも掲載されていた極上品の『TRD2000GT』に関して尋ねてみた所、4件程問い合わせがあって、結局もう売れてしまったとのこと……残念! まぁでも、TMCJオフに行ったら幾らでもみられるしな~(笑)

ダイエーモータースさんに在庫されている、世界で8台しかない、幻のⅤ型ベースのMRスパイダーも見られるかと思ったのですけど、残念ながら店頭にはありませんでした……。ダイエーモータースさんのデモカーも、見られなったなぁ……


そして整備後、Hさんと色々お話してる中で、

『愛媛にお住まいの知り合い方で、ダイエーモータースさんでSWを買ったという人がおられます』
『あぁ、新居浜の方ですね~』

……めっちゃ、みん友さんのまっけんじーさんですね(笑) 北は北海道から南は九州まで。全国津々浦々からMR2を求めてお客さんが来られるそうな。

MR2のトランスミッションとシンクロについて、おススメのブレーキパッドは、車高調について、マフラーについて、などなど、とりあえずその場で思いつく限りの質問もさせて頂きました……お忙しい中、失礼致しました……

でもやっぱり、『MR2にLSDは必須! 特にNAは違いがハッキリと出る!』とのことでしたね~。おススメのLSDもしっかり聞いてまいりました。

なんでもMR2に関しては『LSD>車高調』だそうな……。あ~ちくしょ~。事故さえ無ければその修理代をLSDに回せたのにな~orz

前々から気になっていた『2速→1速』の硬さも、やっぱりMR2ではよくあることのようです……。何でも、ギア本体を保護するために、シンクロを弱く作ってあるそうな……って言っても、たぶんMR2に限った話ではないでしょうね!

昔、ヒール&トゥとシンクロについてブログを書いた時、『シンクロを守る のではなくて、ギアを守るのがシンクロだと思います。 』とコメントを下さった方がおられましたが、その通りだったようでございます……。

それでも、アイドリング状態からでもニュートラ→1速に当てれば徐々にギアが繋がり、クラッチレスで発進出来てしまうとかいうインテグラタイプRのシンクロは異常でしょうけどねwww

最後に、『NA用の2本出しマフラーとか、作る予定ないですか!?』と聞いたら、『無いですね~。作ってもレース用で爆音になりますよ~』との回答……無念orz

帰り際にもあれこれ質問ばかりして、ホント御迷惑おかけ致しました……。

でも、話を聞いていると、霧島。今まで自分の中にあったMR2のネットワークと言ったら、『みんカラ』や『TMCJオフ』ばかりでしたけど、それらとはまた別のMR2ネットワークが確かに存在すると、そう感じましたね……。まだまだ世の中は広いなぁ……

これから自分は、どんな人たちと、どんなMR2と、どんなMR2のオーナーさんに出会うことになるんだろう?

ダイエーモータースさんは、間違いなくその糸口になるだろうなと、そんな風に感じました。


P.S.

ダイエーモータースさんが入れてくれたおススメのエンジンオイルですが、帰りにドライブしてると、今までとの違いがよく感じられました!

ここ何日か、暑さか、それとも載せた荷物のせいかはわかりませんが、パワーダウンしたようなフィーリングがあり、エンジンの吹け上がりが悪かったのですが、オイルを変えたら、明らかにフィーリングが変わりました。

何と言うか、エンジンの回る滑らかさが全然違いますね。

例えるなら、普通の8フレームアニメと、京●ニあたりが時々作る、24フレームのフルアニメぐらい……って分かりにくいか(笑) 僅かなアクセルの開度でも、ヌルヌルと滑るように動きますよ~。

ただしお値段はリッター2800円……。まぁいつも入れて貰ってるのがリッター1000円でしたからね~。同じだったら困りますけど(笑)

しかし、もう走行距離も10万kmが目前になって来ましたし、こういう所からエンジンを労わっていかんとダメでしょうね……なお、フィルターはSARDのフィルターを入れて頂きました☆

Posted at 2010/08/19 21:21:31 | コメント(10) | トラックバック(0) | MR2 | 日記
2010年08月18日 イイね!

備忘録 17 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その7 ~日産・MID4 第2回~

備忘録 17 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その7 ~日産・MID4 第2回~ 1984年。日産において、ミッドシップレイアウトにフルタイム4WDシステムと4WDシステムを組み合わせるという、日本車史上においても類をみない自動車の開発が進められていた。

その中心人物となったのは、なんとあの“ミスター・スカイライン”として名高い桜井眞一郎技師であった。

後にMID4と名付けられることとなるそのマシン。それが開発されることとなった経緯はどのようなものであったのだろうか……


~『技術の日産』と、2つのミッドシップ・プロジェクト~

1970年代。日産自動車は、『S30Z フェアレディZ』『ケンメリ・スカイライン』『セドリック/グロリア』『サニー』といった大ヒット車を世に送り出し、1976年における日本国内自動車販売シェアの31%を占めるまでになり、トップを走るトヨタの37.7%に肉薄する勢いであった。

しかしながら日産はその後、販売店対策や海外進出の失敗などにより、みるみるうちにシェアを失い、1980年代には、トヨタとの差は絶望的なまでになっていた。

そしてそれは、単に販売台数や販売戦略の問題だけでなく、『技術の日産』とうたわれていた日産の技術力が、トヨタの技術力に差をつけられつつあった為でもあった。

MID4の2代目開発主管となった中安三喜技師は、当時についてこう語ります。

『技術的な面でもトヨタに負けていると実感した時期でしたね。クレーム対策にしてもうちはその車種だけの対策で済ませるところでしたが、トヨタは全部の車種でやっている。『技術のニッサン』って本当? という感じでした』

こうした状況の打開のため、日産はミッドシップ・スポーツカーのプロジェクトを発足させたのである。そして、当時の専務取締役・園田善三は、趣向の異なる2種類のミッドシップスポーツカーを開発するプランを持っていた。

一つは3リッタークラスの超高性能スポーツカー。そしてもう一つは、1.8リッターの小型ミッドシップスポーツカーであり、それをもってして新しいマーケットを開拓する為の、バイクカー・プロジェクトの一環として位置づけられていたと言う。


~幻の日産・ミッドシップ 『NX計画』~

園田専務取締役は、第一車両実験部に所属していた武井道男技師に『RX-7にぶつける小型スポーツ』の開発を指示。それを受けた武井技師は大急ぎで開発チームを編成することとなった。

武井技師は、英国日産から戻った宮島繁樹技師や、C10“ハコスカ”からR32型スカイラインまでに携わった渡邊衝三技師らを中心に若手エンジニアを多く招集。社内コード『NXプロジェクト』開発チームを立ち上げた。

『NXプロジェクト』において構想されたミッドシップ車は、下記のようなものであった。

当時、FF化したばかりの『T11型 オースター/バイオレット』のドライブトレーンを流用、リバース・レイアウトし、85psのCA18Sエンジンを横置きにミッドシップ配置。サスペンションにはダットサントラックのトーションバーを半分に切ったものをフロントに。リアにはストラット式を採用。

MID4のデザインも担当した前澤義雄氏の手による流麗なウェッジシェイプ・スタイリングをまとったそのクルマにおいて、特筆すべき点はなんと、ミッドシップレイアウトでありながらも、フロントに2シート+リア2シートの計4シーターを実現していることであった。

※ちなみにトヨタ自動車が、2+2シートのミッドシップ『MR-J』をモーターショーに出展したのは1995年のことです。

その頃、開発と発売が噂されていたトヨタのAW型MR2。それに3ヶ月先駆けて発売する目論見のもと、モックアップが完成、役員会に提出されたが、一部の役員から『ゴルフバッグが積めない』とのクレームが付き、あえなくNXプロジェクトは中止となってしまったのである。


~『MID4-Ⅰ』の開発~

1.8リッターのミッドシップ計画・『NXプロジェクト』が頓挫してしまう中、もう一つの3リッターのミッドシップ計画は、桜井眞一郎の手によって進められていた。それこそが、後に『MID4』と名付けられることとなるクルマであった。

『MID4』と仮称されたこのクルマの心臓として選ばれたのは、、Y30型セドリック/グロリアにも搭載されていた『VG30』であった。さらにそれを4バルブDOHC化した60度V型3Lエンジン・『VG30DE』は、最高出力230psを誇り、それが横置きでミッドシップに配置されることになった。

さらにその駆動方式として、フロント33%、リア67%の駆動配分が行われる4WDシステムを搭載。それに加えて4輪操舵システム・HICAS(high Capacity Actively-controlled Suspension)が組みわされ、それをFRP製のボディで覆うと言う、日本車史上においては前代未聞の『スーパーカー』であった。

ただ、ミッドシップレイアウト+フルタイム4WDシステムの組み合わせ自体は、1980年代としては決して目新しいものではなく、当時開催されていたWRCのグループBカテゴリーでは、当たり前のように行われていた組み合わせであった。

しかしながらもこのMID4は、その組み合わせとしては珍しく、WRCカーのようにグラベルを走ることは前提とされず、純粋なロードゴーイングカーとして開発されたものであった。

そして、このMID4の開発は、決して順調に行われたわけではなかった。

何故なら、モータースポーツとスポーツカーの雄であった日産自動車とは言え、ハコのミッドシップ車を作るのは初めての経験でもあるし、まだトヨタのMR2も発売されてはおらず、ミッドシップの開発などは誰も携わったことがなかったのである。

※ちなみに、トヨタの故・成瀬弘氏は、自らが携わったクルマのうち、最も苦労したのは初代MR2であると後に語っています。初めて乗ったMR2の試作車は、マスタードライバーの称号を持つ成瀬氏のドライブをしても、まっすぐ走ることすらままならず、『俺を殺す気か!?』と思ったそうな……。日産でも、同じようなことが繰り広げられたのは容易に想像可能です。

ラジエーターをフロントに置くか、それともサイドに置くか。そんな所からも試行錯誤と議論が繰り広げられた。また、最大の問題であったのは試作をどこで行うか、などということであったとも言う。

結局、試作は日産のバンやトラックの特殊ボディを中心に少量生産していた日産の関連会社となったがそれからも難問の数々が、開発陣の前に次々と立ち塞がったのである。

そのうちの一つは、デザインの問題であった。

ミッドシップはその特性上、ボディデザインが非常に難しいと言われる。MID4のデザインにおいては、数人のデザイナーを集め、前澤義雄氏が中心となって進められられた。

しかし、MID4が特殊な構造のスポーツカーであることや、外板をFRPで製作するという計画が、困難に困難を招いたと言う。

当時、FRPによるボディ成形など日産自動車は行ったことがなかった。MR2を開発していたトヨタ自動車も、FRP成形技術がおいつかなった為、初期のAW型MR2において、リアスポイラーを木製とした程である。

そういったFRP成形の難しさから、デザインの狙いがうまく表現できず、あるいは製作困難からデザイン変更などで揉め、ケンカ寸前となったことも一度では無かったという。


……と。無数の困難と苦労の末、まずは『MID4』の試作車は完成したのである。


(第3回に続く、と信じたい……)

参考文献:

・「ベストカー」号数不明(グループS仕様AWとMID4の記事について)/三推社

・「driver」1985年10月20日号/八重洲出版

・「CG CAR GRAFFIC」1985年12月号/二玄社
・「CG CAR GRAFFIC」1987年12月号/二玄社

・「モーターファン別冊 illustrated Volume32 特集 ミッドシップ 理論と現実」/三栄書房


参考サイト:

・「ウィキペディア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/

その他。MID4の歴史に関連する(かもしれない)霧島のブログ:

備忘録 11 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その1 ~はじめに~
備忘録 12 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その2 ~トヨタ・222D 第1回~
備忘録 13 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その3 ~トヨタ・222D 第2回~
備忘録 14 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その4 ~トヨタ・222D 第3回~
備忘録 15 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その5 ~トヨタ・222D 第4回(終)~

備忘録 16 「幻の日本発・ミッドシップ4WD」 その6 ~日産・MID4 第1回~


プロフィール

「@辺境伯 通勤快適(?)仕様なので、距離がどんどん伸びます。じゃんじゃか傷んできます……」
何シテル?   01/30 16:31
こんにちは。基本的にはぐれ者です。 一般に広く受け入れられて支持を得ているようなものよりも、マイナーなものや、世の中から認められないもの、あまり人気のない...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/8 >>

12 3 456 7
891011 121314
151617 18 192021
22232425 262728
29 3031    

リンク・クリップ

17万kmを超えて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/04/30 22:55:21
アスク・スポーツ 
カテゴリ:チューニング&パーツショップ
2011/11/07 17:09:24
 
トヨタテクノミュージアム 
カテゴリ:トヨタ
2011/09/24 22:39:02
 

愛車一覧

トヨタ MR2 トヨタ MR2
〓詳細〓 ・車種:トヨタ MR2 ・型式:SW20 ・年式:平成10年5月登録 (Ⅴ型 ...
トヨタ MR2 トヨタ MR2
〓詳細〓 ・車種:トヨタ MR2 ・型式:SW20 ・年式:平成8年4月登録 (Ⅲ型) ...
その他 その他 その他 その他
弟の東京土産……って言っても、普通に奈良でも売ってる一品。 日記用の画像保管庫です。

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation