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霧島のブログ一覧

2011年03月30日 イイね!

色々と末期な日々

前略。3月30日……今日は綾波レイの誕生日でしたなぁ……。

2001年の3月30日、スター●ャイルドのビッグムーンの陰謀にまんまと引っ掛かって、『Birthday of Rei AYANAMI』なんてメモリアルアルバムを買ってしまったのは霧島の黒歴史である。

ポ・ポ・ポ・ポーン! も聞き飽きた今日この頃。

ACのあのCMもなかなかのものである。しかしながら関西では昔、こんなCMがあったのですよ

ポンポンポンポ~ン♪
昨日から僕はここに~いる~ポンポンポン♪
ここの奥さんに気に入られた~ポンポンポン♪
ここの奥さんに気に入られた~ポンポンポン♪




今から10年ぐらい前でしたかなぁ。『名探偵コナン』を観てるとよく流れてましたよ……。他にも、『さすガッス~さすガッス~♪』なんてCMもありましたねぇ……。オール電化に対抗するためにガス会社も必死ですな~。……うちの近所ではいまだにLPガス使ってる地域がありますが何か?

オール電化のおかげで盗電の圏内では原発2基分の電力が増加した、これは豆知識です。


今年は桜が咲くのも遅いですなぁ……。例年なら今頃、もう開花して、入学式の頃にはもう散り始めてましたけど、今年はベストなタイミングになりそうですなぁ……

桜が散るのが早いのは、密集して植えることが多い為に養分が充分に行き渡ないからだとか……真偽不明の豆知識です。知ってても何の得にもならん。


……なんか最近、えらく呆けてしまってあらゆる事に対する活力が湧いてきませんなぁ……。かわいいおにゃのこ(3次元)の写真とか見かけたらすっげぇ和むんですよ、逆に2次元の絵を見てても今一つになって来た……もうダメかも知れんね(爆)


去年の夏。福井県敦賀にある、みんなのアイドル・高速増殖炉のもんじゅちゃん。炉内中継器が破損し炉内に落下。引き上げ不能。

中継装置破損の為、燃料棒の引き上げも不能。冷やし続ける他になし。そんでもって冷却水にはナトリウムを使用。ナトリウムは空気と接触すると爆発する為、フタを開けて取り出すわけにもいかず。燃料棒が冷えるまで、何年も放置しておくしかなーい。

おまけに、もんじゅの下には見事に地震の断層が~。もし、地震が起きて福島みたいな事態になったら、福島みたいに海水で冷やすことなどもちろん出来ず。

為す術も無く、長崎原爆の100倍のプルトニウムが撒き散らされるワケで。

半径300kmはサヨウナラ。いや~ステキですね~。関西オワタ \(^o^)/

あ、担当者は既に自殺済です。今年の2月。



有史以来。何百万の、何千万の、一体どれだけの幼く、若き人々が。
自らの願望を果たせず、あるいは希望すらも持てず、また、志半ばでその命を落として来たのか。

ならば今ここで。何も成し遂げられず、伴侶を得ることも安息を手に入れることすら適わないままに、自らが野垂れ死んだとしても、何ら不思議なことなどはない……


まぁもうどうでもえーや。ゆっくり人生でも考え直すとしようかね……


Posted at 2011/03/30 19:33:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2011年03月25日 イイね!

トヨタのクーペを再検討 その八 ~90年代 partⅡ~

トヨタのスポーティ&スポーツクーペの魅力を再検討する、第8回。


時に1991年、遂に弾けたバブル経済。日本は斜陽の時代を迎える。

昨日の友は今日の敵。衣食足りて礼節を知る。犬が西向きゃ尾は東。

『ヒャッハー、水だ水だ!』

横行する暴動と略奪。治安の悪化と人心の荒廃……。人々は水と食料を求めて争い、暴力だけが支配する弱肉強食の時代が到来した……

“失われた10年”が、今始まる……


~90年代 PartⅡ~

1994年 5代目ターセル/5代目コルサ/4代目カローラⅡ (L50系)

5代続いたターセル&コルサと4代のカローラⅡ。その最終モデルである。

3ドア&4ドアのタコⅡに加え、91年には2ドアモデルのスタイリッシュクーペ=サイノスが投入されたものの、やはり商業的に“大成功”を納めることは難しかったようである。

元々はヤングファミリー&若い男性をターゲットとして開発されたこのシリーズ。どうやらトヨタの目論見は外れて、年配の人や女性に人気が集中したようである。

でもやっぱり、本家のスターレットが強すぎたんだろうね……

1999年。タ/コ/Ⅱは、3ドアもでるはヴィッツ。4ドアモデルはプラッツに後継を譲り、21年の歴史に終止符を打った。

て言うか、失われた10年言うけど、明らかに20年は失われてるよ。もろに直撃喰らってる我々若い世代は めーさく めーわくです、ハイ。


1994年 カレン (ST206/207/208型)

1994年、突如として出現したクーペ、カレン。

ぶっちゃけた話、ST200系セリカのマスクを変更&2ドアにチェンジしたクルマである。セリカのまごうことなき姉妹車。ややデザインのアクが強すぎたセリカをマイルドなデザインとして作ったモデル、と考えればよろしいかと。

セリカは明らかに男性をターゲットとしているが、カレンはそれに加えて若い女性もプラスしているようである。スプリンターーマリノとかカローラセレスと似たような立ち位置にあるかね。

まぁこのクルマもサイノスと同じように、重箱の隅をつつくかのようにターゲットとターゲットのスキマを埋めるべく生み出されたトヨタらしいクルマ、と言えるかね。

セリカ程の奇抜さはちょっと……MR2(セリカベースである)程のスポーツ性もちょっと……おとなしめのセリカがあったら……てな人を狙ったんでないかね~。その辺を踏まえると、平成元年に消滅した“コロナクーペ”の後継のようである。

上級モデルには、MR2やセリカにも搭載された3S-GEエンジン。足回りにはもちろんスーパーストラットサスペンションを採用するなど。バリバリのスポーツカーと言うわけではなかったが、さりげなくスポーティに仕上げられている。TRDによるTRDSportモデルも限定販売された。

カレンかわいいよカレン。FF買うならカレン欲しいよ……今お安くなってるよ~カレンは。カレンGT-Fourとか作りたい、マジでマジで。セリカレンってあったよね確か……無かったっけ?(汗)

売れたのかどうかは、お察し下さい。


1995年 7代目カローラレビン/スプリンタートレノ (AE110/111型)

由緒正しきレビン/トレノも遂に7代目である、胸が熱くなるな。

改めて、レビン/トレノとはトヨタの大衆車であるカローラ/スプリンターのスポーティモデルである。AE86以来、鳴かず飛ばずだったレビン/トレノはどのような形で進化を遂げたのか?

その心臓には、ハチロク乗り&AW11型MR2乗りが我も我もと奪い合う伝説の20バルブVVT仕様な4A-G・通称“黒ヘッド”を搭載。足回りは当然スーパーストラットサスペンション。上級モデルにはFF車としては初となるヘリカルLSDを標準装備。

トランスミッションは、このクラスにあるまじき 無意味な 6速マニュアルトランスミッション!(後期のみだそうで……) 極めつけには先代101よりも70kgの軽量化を果たしたボディである。アンダーパワーのライトウェイトスポーティカーにこれは大きいゾ!

その速さは登場時、ベストモータリングにて同クラスのシビックとミラージュをぶっ千切ってしまった程である! え? 広報車? ナンノコトダカワカンナイネー

遂にトヨタが本気を出したか!? と思いきや。後々に衝突安全性を高めたGOAボディを採用して重くなったAE111は逆に千切られとったけど(汗)

霧島の知り合いの女の人が111の黒いレビンに乗ってたのですよ。カッコ良かったよー!

インテリアも、最終型MR2とかST205セリカにもあった目盛がレッドなメーターを採用してたねぇ……と言うことは、メーターが赤くなったらその車種は消滅する、と!(爆)

そして2000年。28年続いたレビン/トレノは遂に消失する。


1995年 4代目カローラFX (E110系)

4代目のカローラFX……とは言っても。この4代目は海外専売であって日本国内では販売されていない。

AE111と同じコンポーネンツを使ってるのかと思いきや、エンジンは4A-Gから 回らない吹けないパワーが無いパーツも無いと大不評の 軽量なアルミ製で吹け上がりも軽やかなZZ型エンジンに変更となる。

1997年よりトヨタは、出場停止処分となったセリカに代わるWRCマシンとしてこのカローラFXをベースとしたWRカーを投入する。そしてカローラは1999年、マニュファクチャラーズタイトルを獲得する。

このカローラWRC、中身がセリカの3S-GTEだったりセリカの4WDシステムだったりする。つまり、カローラの皮を被ったセリカGT-Fourであるのはナイショである

そして、2001年。カローラFXは17年の歴史に幕を閉じる……


1995年 2代目サイノス (EL50型)

2代目となったサイノスである。1代で終わったと思いこんでたorz

1代目からの主な変更点は……変更点は……うん、まぁ色々と変わってるんですよ、色々と……きっと……

ちょっとだけ大きくなったりちょっとだけ馬力が落ちたりちょっとだけ重くなったり。何故かATが4→3速になったり、4速MTが追加されたり……。スポーティな走りよりも街乗りでの扱いやすさや安定性を図った、と考えればいいのかねぇ?

初代サイノスはバブル崩壊前に造られたのであるが、この2代目はバブル崩壊後の製作である。若干、のコストダウンが図れた部分もあるらしい……って言っても。トヨタのパーソナルクーペは、登場時がいつも一番良くて、マイチェン毎に質が落ちて行きますよね……MR2とかスープラとか……

売れたのかどうかはまぁ……ね。1999年、ス/タ/コ/Ⅱの消滅と共に消滅。


1996年 5代目スターレット (EP91型)

安価な大衆車にして走りのコンパクト・スターレットの5代目である。

上級モデルにおけるFF+ターボチャージャーと言うトンデモな組み合わせは変わらず。グランツァVという 覚えにくい カッちょいい名前が与えられる。

ただ、どうもこれまでの過激な走りは抑えられたようで、ブースト圧のHigh/Low切り替えスイッチは存在するものの、1速ではブースト圧が強制的に抑えられてしまうなどなど、良くも悪くも大人なクルマになった。

そして1999年。スターレットは後継の座をヴィッツに譲り、26年の歴史に終止符を打った……


1998年 アルテッツァ (XE/CE10型)

大々的に登場したFRマシン、それがアルテッツァである。もちろん、アルテッツァにはクーペモデルは存在しない。しかし、トヨタのスポーティカーを論じる上では欠かせない存在でもあるので取り上げておく。

『コンパクトなボディーにFRレイアウト。走りのコンパクトセダン』と言うコンセプトで開発が進められ、世間では『ハチロクの再来か?』などとちょっとした騒ぎになったとかならなかったとか…・・

コンポーネンツはプログレ/ブレビスと共用。MR2やセリカにも搭載された3S-GEを縦置きで配置した唯一のクルマである。このアルテッツァの3S-GEは、自然吸気の3S史上最大の210psを発揮する。

開発には、トヨタのトップドライバーである故・成瀬弘も参加。ニュルブルクリンクでもテストが行われ、ボディ剛性等の徹底的な検討が行われる。

……まぁ、某ベストモータリングで試乗した黒沢元治がアルテッツァに乗って『ボディ剛性がねぇなぁ~』とか言ってたけど、あの人の基準はNSXか、時間も人手も手間ヒマも、そしてお値段も段違いなドイツ車ですから(汗)

鳴り物入りで登場したアルテッツァであるが、走り屋さんたちからは失望とか期待ハズレな声も少なくなかったらしい。しかし、F1にも勧請された日本随一の理論派ドライバーである中谷明彦も、中谷塾でアルテッツァを使ってたりしましたから、決して悪いクルマではなかったのでしょう。

……まぁ、他に手ごろなFRが当時は無かったと言う説もあるが(汗)

だがしかし。FRと言えば一昔前のクーペしか存在しなくなった時代。また、世の中の不況が顕著になりつつある中。セカンドカーを持って走りを楽しむなんて家族が許さないお父様方にも、FRのスポーティな走りを楽しんでもらうことに成功した。

そう言った意味では、アルテッツァは意欲作だと思いますよー。 その後、レクサスに奪い取られたのについてはノーコメントで


1999年 初代ヴィッツ (CP10型)

スターレットの後継として登場したコンパクトカー、それがヴィッツである。

日本における若者のクルマ離れが進む中。また、不況だとか何とかで安くてそこそこの実用車のニーズが増えた中で、デミオやフィット、マーチなどの“コンパクトカー”の地位を不動のものにしたのがこのヴィッツである。

スターレットに比べて大衆車としての色合いがさらに濃くなってしまったヴィッツであるが、トヨタはキチンとスターレット=エントリーカーとしてのDNAをヴィッツにも遺すべく、ヴィッツによるワンメイクスレースを開催したり、TRDによるターボ化させたホットモデルを投入するなどを行っている。

ただまぁそれでも。モータースポーツや走り屋と言った言葉は完全に衰退の一途を辿っており、あまりヴィッツのモータースポーツ要素はコアな人以外からは注目されない。

だからこそ、あえてヴィッツのスポーティグレードであるRSとかを街中で見かけたら『おっ?』となるのは霧島だけではあるまい。

むこう5~10年ぐらいは、トヨタの主力大衆車としての地位を保ち続けるであろうよ……


1999年 7代目セリカ (ZZT230型)

伝統と信頼と実績のセリカ。その7代目である。

『止まっていても走っている』と呼ばれるその流麗なデザインはセリカならではのもの。北米では大人気だったようである。しかし日本国内においては既に『スペシャリティカー』という言葉などは死語と化しており、日本での売り上げは、まぁまぁ、であった。

走りの面に関しても、2リッターのターボや4WDモデルがあった先代までとは異なり、軽量でアンダーパワーなZZ型エンジンを採用。足周りは当然スーパーストラット。

パワーによってガンガン走るクルマと言うよりは、『軽くて小回りが利いてキビキビ走るライトウェイトスポーティクーペ』と言った風にコンセプトチェンジが行われた模様。

ただ、当時の走り屋車と言えば。もはやインテグラタイプR無双と化していたので、このセリカが数少ない走り屋に好評となる訳でも無く。どっちかって言うと不憫な扱いを受けたクルマとなった。せめて、普通のインテグラと比べてあげてくれ(汗)

そして2006年。セリカは36年の歴史に終焉を迎える。北米ではサイオンtcが後継車種として販売されるが、それが日本で市販されることは無かった……


1999年 MR-S (ZZW30型)

トヨタが珍しくオープン専用として作った車、それがMR-Sである。

もちろんMR-Sは日本初ミッドシップであるMR2の後継車種である。元々のMR2は、『アンダーパワーではあっても軽快なハンドリングで走りを楽しむ=Fun to Drive』がコンセプトではあったが、2代目のSW20型MR2では、最早プロドライバーのドライブを以てしても手に余るクルマとなってしまった。

また当時の2リッタークラスとしては、三菱のランサーエボリューションやスバルのインプレッサと言った280psクラスのマシンが台頭しており、245psですら許容量一杯一杯のMR2がそれに追随することには限度があった。

『パワーを上げる→剛性を固める→重くなる→またパワーを上げる……』と言った『負のスパイラル』が既に発生しており、そしてMR2がそれに巻き込まれることを危惧したトヨタは、MR2のコンセプトを大々的に見直すことになる。(ちなみに開発主査はSW20のⅢ~Ⅴの人ですぜ)

まぁ実際。ランエボもインプも車幅1800mmとかスゴいことになるし、ロードスターでも3ナンバーとかになったから、トヨタの考えは有る意味慧眼であったとも言えるんじゃないかねー。

初代のMR2。そして伝説のヨタハチを目標として、エンジンは決してパワーがあるとは言えない1ZZ-FEを採用しつつ、ボディを900kg台に抑え、MR2よりも約200kg軽くすることに成功。しかして、NAの最終型MR2に負けない走りも実現する。

原点回帰のMR-Sではあったが、マイナーチェンジの際には、日本初となるシーケンシャルMTを搭載するなどの最新技術投入も忘れてはいない。 ボクスター? ナニソレシラナイ

『軽くて小回りが利いてキビキビ走り。決してパワーは無くとも軽快かつ素直なハンドリングでスポーティな走りを、安く買えて誰もが楽しむこと出来るクルマ』

ヨタハチでトヨタが見出したそのコンセプト回り回ってこのMR-Sに結実することとなった。しかし、時は既にスポーツカー全滅時代。2007年、遂にMR-Sは生産を終えることとなる。

MR-Sの消滅……それはトヨタからスポーティクーペが失われると同時に、日本車からライトウェイトスポーツカーが絶滅すると言う意味でもあった……

そして、日本のライトウェイトスポーツカーは、終焉の時を迎えた――


...to be continued?






……え? ロー●スター?



訂正:1995年の2代目サイノスを忘れてたので追加しましたorz

2011年03月22日 イイね!

トヨタのクーペを再検討 その七 ~90年代 partⅠ~

……少しずつではあるが、地震も原発も少しずつ落ち着いてきた感じかね。色々と2次的な被害も大きいみたいですけど……

まだまだ色々と書くべきこと。書かねばならんことも多いけど、地震関連は一休み。これ以上書くと、霧島の胃が保たん……うち、癌家系なのですよ。このままいくと胃がやられるのぜorz

てなことで、トヨタのスポーティ&スポーツクーペの魅力を再検討する、第7回。90年代編 PartⅠ。


70年代から80年代。そして90年代へ。世界史上稀に見る好景気に継ぐ好景気。

果ての無いバブル経済は、日本全土の地価総計は、なんとアメリカ合衆国の国土が2回買える程にまで到達する。

その異常さを危惧する声も、決して無かったわけではない。しかし人々は、成長と発展とが永遠に続くことを信じて止まなかった。

誰もが酔い、浮かれ熱狂した時代……。終焉の足音が近づくことなど、まるで気付かずに……

……そして、遂にバブルは弾けた。


~90年代 PartⅠ~


1990年 セラ (EXY10型)

90年代・トヨタクーペの先頭を切ったのは、このセラであった。

このセラの最大の特徴は言うまでも無くガルウィングドアである。もちろんセラは、日本車初の市販ガルウィング車となった。後にも先にもガルウィングを採用した日本車は、このセラとAZ-1/キャラしか存在しない。

1987年に東京モーターショーで発表されたAXV-Ⅱが遂に市販化されたものである。本来、スーパーカーやレーシングカーにしか採用されなかったガルウィング。しかしセラは、スターレット・ターセル・コルサ・カローラⅡとコンポーネンツを共有。

さらに、これまでに無かった独自の斜め開き跳ね上げタイプのガルウィングを採用し、車両本体価格をおよそ130万円に抑えると言う、画期的なクルマであった。

『個性の無いトヨタ車』の中にあって、このセラはMR2と並ぶトヨタの意欲作として、 「バブルカー(笑)」と嘲笑される 今なお語り継がれる名車である。

……売れたかどうかは……まぁ秘密である(汗)

あたかも未来からやって来たかのようなクルマ=セラ。その姿は、まさに輝かしい近未来を想像させるものであった……

……で、次の年にバブルが弾けたワケですが(爆)


1990 4代目ターセル/4代目コルサ/3代目カローラⅡ (EL40系)

4代目となったターセル/コルサに3代目カローラⅡ。

基本的に4代目スターレットとコンポーネンツは共有……してると思うけど、このタコⅡからターボモデルの設定が無くなった。3ドアに4WDモデルはあったけど。

ただ。このコンパクトクラスの大衆車は、完全にスターレットの独壇場になって行った……


1991年 サイノス (EL40型)

タコⅡとスターレット。セラのターゲットのスキマを埋めるべく登場したのがこのサイノスである。

タコⅡやスターレットは、若い女性やヤングファミリーをターゲット層としていたが、このサイノスは若い男性や若いカップルをターゲットとした。

セラ程の個性。MR2程のスポーツ性。セリカ程の奇抜さはちょっと……。でも、スターレットよりはオシャレしたい。そんな人がターゲットと考えたら分かりやすいんではないかと。このように、重箱の隅をつつく様なターゲット設定は、さすがトヨタと言うか何と言うか……である。

サイノスの日本国内発表会で、司会を務めたのは声優の小野坂昌也であるが、どうせ誰も分かんないよね……orz

1番安いモデルで108万ぐらいとか言う、今なら考えられない安さのクーペ。売れたのかどうかはお察し下さい。

サイノスαのMTとか、車両重量870kgですぜ。今となっては貴重なライトウェイトクーペ……。こう言うので良いからまた出して欲しいもんです、ハイ。


1991年 6代目カローラレビン/スプリンタートレノ (AE100/101型)

6代目となったレビン/トレノ。

この代から、可変バルブタイミングシステム“VVT”を搭載した5バルブの4A-Gだとか、スーパーチャージャー仕様の4A-Gを搭載してしまったが為に、ハチロクとかハチロクとかハチロクとかにエンジンを強奪されること多数。

ハチロクのドナーとして生み出された、などと言われる101であるが。過給機付の4A-Gを搭載していた最後のレビン/トレノであったし。また、ダブルウィッシュボーンに対抗すべく生み出されたFF向け新ストラット=“スーパーストラットサスペンション”を採用したのもこの代からである。

このあたりから、レビン/トレノも久々にパルサーやシビック。ファミリア相手にちょっと本気を出し始めたと思われる?

なお、ホットバージョンの創刊号ではT屋K市が意地になってハチロクをマジドライブして、101に勝ってたねぇ(汗)


1991年 3代目ソアラ (Z30型)


トヨタのハイソカー、“ソアラ”も遂に3代目となった。

歴代ソアラの中では一番売り上げた低迷したとか言うけれども、まぁ、このジャンルでは既にソアラは敵無しであったし、今でも街中で一番よく見かけるソアラはこれであるような気もする。 おかげでアルシオーネSVXが売れなかったジャマイカ!

常に時代の最先端を走り続けて来たソアラ。この3代目には電子制御式の“アクティブサスペンション”と呼ばれるものが実装される。このアクティヴサスペンションとは、コーナリング中においても可能な限りロールを抑えてボディの水平を保とうとする、シ●ロエンDSにおけるハイドロニューマチックを思い出させるサスペンションが……って言ってもどれぐらいの人が分かるのかは知らん。

数少ないFR車両ではあったが、やっぱりスポーツ走行に用いられることが少なかったのは、昔も今も変わらない。GT選手権にも出てたような気がするけど、その結果は……まぁトヨタにはスープラがあったし(汗)


1992年 3代目カローラFX (E100系)


3代目となったカローラFX。

ベースはもちろんAE101型のカローラであり、レビンと同じくスーパーストラットサスペンションが採用されていたグレードもある。

……とは言っても。やっぱりマイナーなクルマ。日本国内では、これが最後のカローラFXとなった。

ファミリアなんて知らないパルサーなんて知らない

1993年 2代目スープラ (JZA80型)


2代目となったスープラ。『あくまでもグランドツーリング』とされたA70型とは打って変わり、トヨタが2000GT以来、久しぶりに『スポーツカー』と名乗ることを許したクルマである。後にも先にもトヨタには、トヨタ2000GTと80スープラしかスポーツカーが無いとされる所以である。レクサスLFAは知らん。

当時、幅を利かせていた日産・スカイラインGT-Rやホンダ・NSXにぶつけるべく、トヨタのフラッグシップスポーツカーとして誕生した。

スポーツ走行における性能を追求した時。どうしても乗り心地は悪くなり、操作性も極めてハード。限られた者にしか操ることが出来なくなる=優しくなくなると言うのがセオリーである。

しかし80スープラは、高い技術力を持ってすれば高性能と優しさを両立させることが出来る。それがトヨタのスポーツカーであるとの考えのもとにコンセプト作りがなされる。 まぁ、トヨタには既にMR2と言う乗り手を選びまくる“スポーツカー”があったしねぇ……。もう懲りたんだろうよ(爆)

時速300km/hでも手放し運転が出来る直進安定性と、意のままに操ることのできるコーナリング性能の両立。しかしながら、乗り手を選ばない優しいクルマであることを目標とされた。

基本的にはソアラとプラットフォームを共用しているが、スープラのリアサスペンションは専用に独自設計がなされている。

ボディにおいてはそのダイナミックな造形ばかりが賛否を呼ぶ80型スープラだが、徹底的にエアロダイナミクスの実験も行われた結果のデザインであり、大柄とされるボディサイズ自体も70スープラよりむしろ小さくなっている。

重量においても、確かにFR車としては決して軽いとは言えないが。ネジ一本に至るまで軽量の為の設計がなされ、70に比較して100kgの軽量化に成功している。

馬力はもちろん国産最強クラスの280ps。トルクも国産トップクラスを誇る。トランスミッションには日本初となる6速ゲトラーグ製マニュアルトランスミッション。ダンパーは知る人ぞ知るビルシュタイン。かつてない巨大なリアスポイラーを新素材で製造するなど、あらゆる意味で最先端かつ前衛的なクルマであった。

開発においては、トヨタ社内から厳選に厳選を重ねて選抜された3人のテストドライバー“トップガン”に多大な権限が与えられた。このトップガン制度が始まったのは80スープラ開発からであり、今もなお続いている制度であると言う。

スポーツカーとは何であるのか。トヨタはスポーツカーを造らないのか。それらの問いに対してトヨタが出した答えが、80スープラである。

80スープラのコックピットのカッコ良さは異常。スープラかわいいよスープラ。


1993年 6代目セリカ (ST200系)


6代目セリカ。常に奇抜なデザインを採用してきたセリカは、6代目もその名に恥じないアバンギャルドなマスクを手に入れた。

もちろん、このセリカも見た目だけのクルマでは無い。FFのST202にはもちろんスーパーストラットサスペンション採用モデルがラインナップされ、最上級のセリカGT-Fourも健在。2リッターターボながらも255psを発揮。特別モデルであるWRC仕様車には国産市販車初となるアンチラグシステム(言わゆるミスファイヤリングシステム)が搭載された。

ひょっとしたらミスファイヤリングシステムを始めてWRCに持ち込んだのはセリカじゃなかろうか……? まぁ、だとしてもST185だけど。少なくとも、ミスファイヤリングシステムをWRCに投入した人物が、後のカローラWRCを作ったのは確か。

あれ? て言うことは上手いことやればミスファイヤリングシステムをMR2に実装することも(ry

ターマックにおける速さでは同クラス同エンジンで245psのSW20型MR2に一歩譲ることもあったが、グラベルにおいてはセリカがその実力を発揮。セリカGT-Fourは1994年WRC メイクスチャンピオン&マニュファクチャラーズチャンピオンのダブルタイトルを勝ち取る。

しかし1995年のシーズン中にレギュレーション違反が発覚し、出場停止処分を受ける。以降、セリカはカローラFXにWRカーの役割を譲り、WRCからその姿を消すこととなった。

90年代序盤のWRCにおいて、国産マシンの存在感と実力を見せつけたのは代々のセリカであった。そして、ST205型セリカGT-Fourの撤退以後、ラリーを席巻することとなるのはスバル・インプレッサ。そして三菱・ランサーエボリューションである。

頭●字Dにおける悪役的な扱いが可哀そうでならないクルマ。まぁEG6シビックとかもそうだったけどね(汗)


あぁ、やっとここまで辿りついた……

個別のクルマの検討は90年代後半編で終わりかね? 2000年代は皆無に等しいし……


つづく……
2011年03月19日 イイね!

1週間……

 『第三の御使いが喇叭(ラッパ)を吹鳴らした。すると、松明のように燃えている星が天空より堕ちてきた。
 そして星は、河の三分の一とその水源の上に堕ちた。この星の名は「苦蓬(ニガヨモギ)」と言い、水の三分の一が苦蓬のように苦くなった。
 水が苦くなったので、その為に多くの人が死んだ。』


                                       ――『ヨハネ黙示録』の一節



ニガヨモギ。それの近接種となる植物の名ををウクライナ語に読み直すと『チェルノブイリ』となるとか何とか言うが、MMR風に面白おかしく取り上げる気も起きん。ヨハネが誰だかは知らん。知らんが、『太陽の黙示録』みたいなことにマジでなりかねんので恐ろしいわ。

あまりの政府のグダグダっぷりに、海外では日本への同情から反日へと移りつつあるという噂もチラホラ。そりゃ放射性物質が自国に飛んで来る危機だからねぇ、チェルノブイリの時は日本まで飛んできたし。

何日か前、仙台空港にブルドーザーを積んだ米軍機が強行着陸して仙台空港を使用可能にしたらしい。それに始まり、ネットでは『USA !USA!』コールが起きてるよ。『マジで日本州にしてくれ』とか。……●国併合に賛成した●国の民衆も、きっとこんな気持ちだったんだろうねぇ。今なら良く分かる。

原発について随時情報を入手すべく、ニコ生でずっとNHKの放送を流してたのだが。あまりの酷さに昔、整骨院時代にストレスで罹患した胃潰瘍が再発、て言うか悪化。ちょっとシャレにならんぐらいに胃が痛くなって来たのでTBSニュースバードの配信が終了した所で、もう情報はシャットアウトすることにした。

これ以上、バッドニュースを聞き続けてたら冗談抜きで血を吐くか胃に穴が開くわ……。


……あぁ、早苗さんアレンジの『Way of the Miracle』」は名曲やね。90年代の林原めぐみ風の曲調が懐かしいよ。

一昨日、霧島の所に悲痛な叫びを訴えかけて来た娘であるが、『不安にさせない為に、何にも説明せずに向かったそうです。義姉も本人も、覚悟はもうあったようです』とのことで、お礼の返事が来た。

そしてその後、『原発の目の前までは行ったけれど、結局は中に入れず引き返してきたそうです』と言う追加連絡が来ていた。短い文面ではあったが、本当に嬉しそうだったね。

良かったのか悪かったのか……。逆に言うと、外部の協力員には作業させられない程に、放射線がヤバいという証左だろうね……

まぁ実際、こんなニュースが報道されてます。「東電のエライ人が泣きながら『致死量の放射能が漏れ出している』と遂に認めた」ってね

↓ホレ、写真付きです。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1367684/Nuclear-plant-chief-weeps-Japanese-finally-admit-radiation-leak-kill-people.html

しかし、この後に及んでまだ東電は原発を再利用する気だったらしーよ? 今頃になってやっと『廃炉も視野』とか言いだして。

あと、東電社員の好待遇も内部告発されたね。30過ぎで年収1千万以上。役員だと7500万だってね。地震の直後にホステスのおぱーい揉みに行ったとか言う暴露情報も出とるね。

ちょうど今、福島の原発の作業員が急募で求人出てるよ。日払いの月換算で16万~30万だってさ。そんな言葉で釣って1日2日で被曝許容量を使いきらせて、ポイ。なワケですね、分かります。

……今日、わざわざ熱心に勧誘に来たエ●バの証人。あんたら神がどうとか聖書のおかげで色々あるけど平穏な日々が続いてイルノデスとか何とかエラそうに説教するなら福島行ってきなよ。仮にも宗教人名乗るならさ?


で、原発……原発ね。今回の事故の『落とし所』は外部電源を回復させて、冷却システム=冷却水循環システムを復活。燃料棒を冷却する、てな方向に向かってますね。

もし、外聞電源を復旧させても冷却システム自体が破損してたらもうアウト。燃料棒の冷却には3年間かかります。まさか3年間、自衛隊車両で放水し続けるとでも?

「ゴジラ」でも何度かあったよね……こんなネタ。

新しい方の「ゴジラ」では、スーパーXがカドミウム弾をゴジラに撃ち込んでゴジラ体内の核反応を停止させるって。カドミウムは核反応を抑制・停止させる役割として原発の制御棒にも使われてますなぁ。

『ゴジラ VS ビオランテ』では抗核バクテリアをゴジラに撃ち込んで、ゴジラ内部の核エネルギーを喰い尽させようとしたんだっけね……。『ビオランテ』は名作、異論は認めない。スーパーXⅡはゴジラで一番好きなメカ。ファイヤーミラーは最高です、プラズマグレネイドなんて邪道なのです(爆)

『ゴジラ VS デストロイア』では、体内の核反応が暴走した赤いゴジラが出現。メルトダウンを防ぐべくスーパーXⅢがゴジラに冷凍弾を撃ち込んでゴジラを冷やし、メルトダウンを防いでたね。これが今回の原発事故に一番近いと言えるかもねー。

……もうゴジラはいいや。あとは「ゴルゴ13」第64巻(文庫版55巻)に収録されてる『2万5千年の荒野』でも読めばOK。あれも原発が冷却システムの不備&内部圧力の上昇によって冷却水が注入出来なくなった原発をゴルゴ13がアレコレすると言う話ですなぁ。

ぶっちゃけ。『最悪の事態』を起こす前に戦術核でも福島原発に撃ち込んだ方が被害が少なくて済むかも知れん……なんてこと考えてたら、やっぱり同じことを考える人はいたようで。ネットでもそんな話が出てたね。

てか最悪やるかも知れんぞ、アメリカあたりは。1基でもメルトダウン起こしたら。他の5基をほったらかしてみんな全力で退避することになるだろうし。そしたら1~6号機まで全部爆発ですよ。

そうしたらチェルノブイリどころじゃないと思いますよー。旧ソ連みたいに放射能を省みずに封じ込め作業なんて絶対にやらんだろうし……だったら、大々熱量で全部吹き飛ばすしかないじゃない……。広島型で半径3kmだったかね……。

関東全域と半径3kmの半円。数万年の立ち入り厳禁と何十年の封地。どっちを選ぶかなんて……ね? ちなみに広島、現在の残留放射能は、他の土地と全然変わらんぐらいで全く無いのですよー、と霧島の卒業した高校の科学部が調査して新聞に載ってた。

まぁ、いくらなんでも話は突飛過ぎるかもですけど。ユダヤ系団体がレーザー起爆方式の水爆実験yで人工地震を起こしやがった、それが1週間前の地震。その大出力レーザーのおかげで関東は電気不足だ~、なんてのたもうてる人の言葉よりはよっぽど真実味があるね。

……おっと。これ以上書くと社会的にヤバくなるかな。何故なら原発に関してデマを流した人がタイーホされたそうですので。



あぁ……胃酸過多を抑える三陰交のツボを指で押さえるのにもそろそろ限度が出てきたかな。でも、女性は三陰交のツボを押したらダメですよ。あれは『下ろす』働きがあるので、妊婦さんなら流産。生理中なら貧血で倒れますよ。生理不順の時にだけ使いましょう。

さてもっと楽しい話しよう……もっと楽しい話……。そう、例えば昨日の市況版は阿鼻叫喚だったねぇ。

18日の午前9時に日銀が為替市場に介入して、『協調介入した! 投機による円高を許さん! これはG7の総意だ!』(キリッ。 みたいなことを堂々と宣言した……宣言したけど……ねえ?

ぶっちゃけ。1円数十銭しか上がらない市場介入なんて初めて見たよ……。明らかにそれ協調じゃねーよ……日銀が単独で介入したんでないの? まぁECB(欧州中央銀行)も介入したって言ってたけど、たぶんトルシェ(ECBの総裁だったかな?)は円売りユーロ買い介入したんだろうね。

そして。『18日に協調介入!』って言ったおかげで個人投資家の方々は、みんな上がり切った所でロング(ドル円買い)でポジション持っちゃって。FRB(アメリカだね)の介入を今か今かと待ち続けていたわけですよ……

が、しかし。ドル円はジリジリジリジリ下がる一方。82円に到達するかと言う相場だったのが80円台後半まで落ち込んだねぇ。下がる度に市況版では、『ロスカット喰らった~』とか『マイナス何十万~』。『FXから退場する、サヨウナラ~』とか言う断末魔が響いていたねぇ……。

バーナンキに対する恨みつらみから。『介入は介入でもドル売り円買いしてんじゃねーか、間違ってんぞコラ。真珠湾の恨みか? 放射能の恨みか?』みたいな声で埋もれてたねぇ。

まぁたぶん。ヘッジファンドが一気には落とさずにジワジワジワジワドル売り円買いを仕掛けて来てたんだろうねぇ……一気に落とすと介入喰らうからゆっくりゆっくり日本経済を絞め殺して行く感じ。

『ヘッジファンドに断固対抗!』見たいにカッチョよく言うのはいいのですよ、野田財務大臣。でも介入した分、しっかりヘッジファンドに喰われてますよ~。しかもどこの国も全然介入してくれませんよー、特にアメリカ。口先だけ協調したって実際には日銀単独では無いですか。

介入ってのは大体2兆円ぐらいが投入されると言うけれど。まぁヘッジファンドがその気になったら1000兆円動かせると言うから、もう為替市場はヘッジファンドの『狩り場』なのかもですけどね……狩られるのは個人投資家・そして国家の中央銀行……。誰だ、ヘッジファンドなんて作ったヤツは、英米ですね、本当にありが(ry

きせーかんわきせーかんわでマネーゲームを許して経済を(見かけだけ)立て直すことに成功した国家。それがアメリカです。アメリカからしたらドル安円高の方が断然嬉しいワケだし、ヘッジファンドから巨額の税金を得ることだって出来る訳ですよ。

……今週のマーケット。月曜のオープン円高騰。水曜日のヘッジファンドの総攻撃による市場最高記録の円高・そして金曜日の協調介入+介入せず。このトリプルコンボで一体何人が破産しただろう……そして何人が一生遊んで暮らせるぐらいの富を手に入れただろう……?

……まぁチャートを1分足で見てたらガラガラ崩れてゆくように見えるけど。10分足で見てたら昨日の夜中の水準で介入なんてそりゃせんだろーと一人思ってたのは霧島であるが、やっぱり手を出してないからのんびり笑って見てられるだけです、ハイ。

そして来週の月曜日。3月21日はなんと東京市場は春分の日で休場なのですよ。もちろん他の国はいつもどーりの平日です。もう、ここでヘッジファンドが総攻撃かけてきたら日本経済終了のお知らせが来るかもよ。

頼むから1ドル73円とか75円とか勘弁してね、財務大臣。ぶっちゃけそこまで落ちたら霧島だって全力でドル円買いたいわ。そしたら一日でたぶんMR2のローン全部返せるわ(笑)

でも、そんなタネなんて貧乏人の霧島には無いワケで……日本市場はFXに相当規制が掛かって来たからね~。下手に手を出したら3分後に破産ですわorz

タネが大きければ大きいほど勝率上がる。それが為替なのですよ。ソレ考えたらヘッジファンドが潰れるわけなんてなく。

『ヘッジファンド潰すぜベイベ~』なんていくら粋がってみても。結局、刈り取られるのは個人投資家の細々とした財産なのですよー。ヘッジファンドはメシウマです。


何にせよ。土日で原発がどうなるかによって月曜日、日本の運命が大きく左右されると言えるでしょう。。そして、運命の月曜日に、果たして協調介入は行われるのか!? 休日が明けた火曜日、果たして日本経済はまだ生きているのか!?(←まぁ死にはしないけど、企業は死ぬかも)


……と、こんなにもカオスな状態が今の日本です。


震災から一週間。震災で亡くなられた方々に対し、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。同時に、震災に見舞われた被災者の方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

軽々しく『大丈夫!』とか『頑張って!』なんて口が裂けても申せません。

日本はこのように、見える所でも見えない所でも踏んだり蹴ったりの状態です。


被災者の皆さまも、そうでない皆さまも。どうぞ御自愛下さる様に――


Posted at 2011/03/19 19:07:06 | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2011年03月17日 イイね!

メッセージ

ここの所、原発関連についてばかり書いている日々。

そんな中、みんカラでは無いが、とある所でこんなコメントを頂いた。細かい部分は変えてあるが、このようなものである。


『今日。兄が地震による破損を修復する作業員として福島の原発に向かいました。
 兄は被曝するのでしょうか?
 命懸けで私達を救おうとしている人たちを。私はその人たちこそ救って欲しい。』




……もうやり切れんね、本当に。

おそらくその娘も、現在の福島第1原発の状況を知っていて。そしてそんな中、自分の兄が危険な場所に赴くと言うことを聞いて。

自分なりに兄の安全を確かめたくて色々と調べる中、霧島のブログに辿りついたのだろう……。アカウントも、霧島に連絡する為だけに取得したような感じだった。


霧島が、どのような答えを返したのか。それは御想像にお任せするが……正直、身を切るような思いだったよ……嘘は、つけなかった……



霧島は酒が嫌いです。でも、酒にまつわる歴史や話は好きだ。だから、酒を題材としたコミックなんかも結構読んでいる。特に、『バーテンダー』の原作者でもある、城アラキ原作の作品は面白いね……

城アラキ原作の一つ、『ソムリエール』。その第16巻にこのような一節がある。

『ワインのブドウは人の力で美味しくも不味くもなる。君たちも己の力で出来る努力は怠るな。
 ……だが。どれほど手をかけたブドウも天候の不運で一瞬にして水泡に帰すことがあるそうだ。
 そんな時は人の無力を受け入れる強さを持て。男なら笑って受け止めねばならぬ運命もある』


昭和20年。出征してゆく前日、とある若者が自らの兄弟たちに遺した言葉である。

……まぁ口が裂けてもそんなことは言えなかったね。


為替も酷いね…・・・

金曜日の地震後。土日の休場を挟んだ今週の月曜日。日本時間午前7時のニュージーランド・ウェリントンのマーケット開場後。数分間小競り合いがあったと思ったら、81円70銭だったのが、わずか5分ぐらいで80円60銭まで雪崩のように落ち込んだね……。

そこから急に切り返して81円60銭まで戻したから、おそらく日銀が資金を投入。市場介入で防御に入ったんだろうね……

今日はもっと酷かった。アメリカのニューヨーク市場がクローズするぐらいの午前6時……。かろうじて79円75銭と、阪神大震災の円高記録をわずかに上回る水準で推移していたものが、突然に。本当に突然に下落を開始。10分で76円25銭まで一気に下落。一気に、日本経済史上最高の円高を記録した。

チャートを見てたら、もう大地震の時の地震計と全く一緒だよ……

その時のスプレッド……売り値と買い値のレートの差……は2円だったらしい……。普段のスプレッドは1銭前後が相場。すなわちその200倍。霧島みたいな貧乏人が手を出したら、注文出した瞬間に強制ロスカット喰らって全財産持ってかれるようなもんだよ……

こんなの。明らかにヘッジファンドの攻撃ですよ。さてはて、この10分で、一体どれだけの人間が巨万の富を手に入れて。どれだけの人が破産したやら……


今日は関西でも雪が降った。東の地はさぞかし冷えることだろう――

……せめて。少しでも世が穏やかでありますように。
Posted at 2011/03/17 18:52:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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