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霧島のブログ一覧

2012年10月01日 イイね!

嵐の後

 10月ですね。もう今年も残りが三ヶ月ですね。なんかもう「は?」ってなりますね。(#^ω^)ビキビキ

 本当は、色々と書きたいこともあるんですけどね……。近々、「MR2の系譜」を書き始める予定ですよ。今度はAW、SW、MR-Sまで、まとめあげるつもり。まぁ、去年の今頃からずっと言ってるんですけどね。最近はイマイチ、文章を書くことへのモチベーションが湧いて来ない。長い時間と沈黙は、情熱を冷めさせるのには充分ですよね(白目

 みんカラも、いつの間にやらリニューアルしたとのことで。毎度毎度、改悪が酷くなっていきますね。この3年、みんカラにおける改変で、唯一良かったのって、画像の複数投稿機能ぐらいですよ。数あるSNSの中で、みんカラってのは非常に動作の軽いSNSだったのですけど、それすら失われましたね。書く気も失せるわぁ……


 そういや今年は、自動車系のイベントにも、ほとんど行ってないしね……。MR2のオフも、今年は行った記憶がない。10月28日に、浜名湖ガーデンパークで三菱のGTOのオフ会があるんでしたっけ。それには今年も行くかも!?

 春の税金ラッシュも、夏の自動車保険の更新も、夏コミも終わったってことで、ちょっとずつ金銭的に余裕が出てくるシーズンなのですよ。てなことで、↓こんなの買っちまいましたよ。

 


 「PENTAX K-5Ⅱs」。予約したったったwww さようなら、俺の血と汗と涙の10万円wwwwwwwwwww もう紅楼夢も冬コミも何も買えねぇやwwwwwwww 買うけどなwwwwwwww

 今までカメラは、5年6年10年前のモデルの捨て値中古品ばっか買って来たけど、初めて最新のカメラを新品で買ったったwww ぜってぇ大事にするわwwwwww(血涙)

 しかも、敢えてのローパスフィルターレスモデルの「s」ですよwww 建造物や人間を撮るのには向かないと言われるローパスレス、こんなのデジカメの世界では数えるほどしか存在しない。よく考えたら霧島、コスプレ写真ばっかにデジイチ使ってるのにね。さぁ、アホなことやってるヤツがココにおりますよwww

 まぁ、まだ予約も確定してないんですけどね。でも、ペンタックスなんて超マイナー機種なんで、なんとかなるでしょう。たぶん。奈良県内でペンタのデジイチ売ってる店なんて、存在しないしね。

 発売は、10月中旬予定。10月7日の紅楼夢には間に合わねーっ! 実戦投入は……28日のコミックライブに行くならソコで。あるいは、11月4日に京都で開催されるAQNオンリーの「第二回 求代目の紅茶会」、射命丸&はたてオンリーの「第百二十七季 文々。新聞友の会」、秘封倶楽部オンリーの「第二回 科学世紀のカフェテラス」の合同イベントあたりかなぁ。


 まあ、そんなことはどーでもよろしい。もうすぐ東方紅楼夢ってことで、準備に追われる今日この頃。その関連で、ちょっとMR2を車屋さんに預けてきましたよ。んで、今、こんなクルマ乗ってますよ。



 スズキのワゴンR。初代の3速ATのNAですよ。走行距離は11万km超。

 軽自動車もアレコレ乗ったけど、これはその中でもトップクラスの出来のクルマじゃないですかね。いや、クオリティは悪いですよ? そりゃもう安さこそ(だけ)がウリのスズキですから。でも、すんげぇよく走るクルマなんですよ、コレは。ムーヴ、プレオ、ワゴンRと言ったトール型軽の中で一番、走ってて楽しいクルマなんですよ。ああ、二代目ワゴンRのターボはアレでしたけどね、乗り心地しか考えてない、完全な直線番長。

 対して、この初代。乗り心地は堅めですけど、クネクネ道は、そりゃもう楽しいクルマなんですよ。今年の春先にも代車で乗っていた時には、宇治川ラインを走りまくったもんさぁ。

 つーことで、wktkしながらワゴンRを借りて、いつものドライブルートへ。奈良坂から柳生を抜けて、布目、針、名阪オメガで約50kmの行程。もう、この道を走り続けて2年っすなぁ。低速中速高速超高速と、全てが揃った楽しいルートですよん。よく考えたら、この道を、このワゴンRで走るのって初めてだった。



 まずはスタート。旧の国道24号線から、東大寺大仏殿の裏手、般若寺の交差点を折れて、国道369へと進入していく。369は、剣聖の里、柳生を抜けるワインディングロード。基本は中低速コーナーの連続で、アップダウンも非常に多く、路面の荒れやうねりも、ものすごい。スポーツカーやバイクも、よく走ってる道ですよ。ネズミ捕りもよくやってますけど(爆)

 ワゴンRのウィンドウを全開。若草山から吹き降ろす、秋の風が肌寒い。路面はドライ、だが、昨日の台風によって、至る所に泥や枝葉が落ちている。こっちのタイヤはほっそいハンコック。乗せたら一発でドカンだろうねぇ……

 久しぶりのトール軽ってことで、いまひとつ感覚がつかめない。ちょとした緩いコーナーでも、外に吹っ飛んで行きそうになる。ちょっとムリすれば吹っ倒れそう。コエーコエー。

 勾配は登りから始まる。シフトは2速ホールド、それでも坂道は全く走ってくれねー。スピードメーターは徐々に徐々に上昇していくのに、タコメーターは何故か一定ですよ。そして前方にはプロボックス、後方にはハイエース。なんぞ、この公道最速の2台に挟まれてるシチュエーションは。

 やがて、勾配は一転、打って変わって滝落としのごとく下りに変わる。FFだけど、このワゴンR、けっこう下りのブレーキは安定してますよ。リアが浮き上がりませんから。プレオだと、やたらめったらリアが浮いちゃって怖いんですよねぇ……ダンパーは明らかプレオの方が上質なんですけども。

 旧柳生藩家老屋敷を右手に、369を一端離脱。南山城、山添村方面へと県道4号を進む。ようやく、タイヤが温まってきたのか、ステアリングを通じて伝わってくるタイヤからのインフォメーションが明確になって来た。身体も、ワゴンRのロールに適応し始める。こうなれば、こちらのもの。

 県道4号を右折して、県道25号。布目ダム方面へ。布目ダム、かつては多くのライダーたちが集った場所だようで、現在はバイクが通行禁止。しかして、ツール・ド・ジャパンの奈良ステージに設定されるほど、走るには最高のルート。ちょっとしたサーキット気分が味わえますよ。

 2速で高回転を駆使してきたにも関わらず、水温は安定。異音や異常もなし。コーナリングスピードは、一気に20km/hは上乗せされる。ワゴンRのパワステは、アシストが効き過ぎている。そして、ステアリングそのものの重量バランスが非常に悪くて、何となくでステアを回してしまうと、急ハンドルで車体が振られてしまうポイントってのがある。トヨタやダイハツならあり得ないのにね。

 慎重に、慎重に。ステアを通じて伝わってくる路面とタイヤの手応えを掌に感じ取りながら、じわりじわりとミリ単位でステアを切って行く。パワステが効き過ぎているからこそ、逆にこういう味のあるドライビングフィールが味わえる。

 一気にアウト側に荷重を乗せちゃうようなのは厳禁。左右のタイヤが同時に、平行四辺形を潰すようなイメージで、姿勢を作ってゆく。きちんとイン側もグリップしてくれてるのがよく分かりますよ、ワゴンRは。車高が高いからこそ、ですよ。MR2みたいに車高の低いクルマだと、テキトーに走らせても、ある程度は何とでもなってしまうから、こういう時に、MR2の性能に頼りっぱなしだった自分に気がつかされる。

 水間の交差点から、再び道は369へと戻る。これまでの低中速から、途端に高速コース。まー、100km/hぐらいでぶっ飛ばしてるスポーツカーをよく見かける道ですよ。ワゴンRでは、そんな速度はそもそも出ませんが。

 山添村から、旧都祁村。369を南下する。この道もイイんだよなぁ。クルマの通りも少なくて、路面も非常に綺麗。4速5速で風を切って走れる貴重な道路ですよ。ワゴンR?3速しかありませんよ?

 ……369はやがて、国道25号へとぶち当たる。R25……すなわち名阪国道ですよ。関西オフ会の聖地・針テラスを横目に、針インターから名阪国道へ……。今年の上半期、距離辺りの死亡事故件数が、日本でぶっちぎりで多い道路ですよ。首都高や東名の5倍ぐらいですね。

 制限速度は60km/h、繰り返す、60km/hである。だが、誰もそんなの守ってない。守ったら、追突されて死ぬ。だってみんな、フツーに100km/hで巡航してますもの。ちなみに名阪のオービスは120km/hに設定されてるという噂。40km/hオーバーじゃ、全くの無反応なのは確か。

 合流するのも命がけ。MR2でも、相当気を遣うのに、NAのワゴンRじゃねえ……っと、なんとかアクセル床までベタ踏みで、合流に成功。側を、10トントラックが100km/hオーバーで走り抜けていく。

 スピードを上げて、巡航速度へ。うん、普通に走るだけなら余裕ですよ。名阪ランナーたちの間では、「NAの軽で名阪なんて……!」とかよく言われますけど、案外、イケるもんですよ。ただし、どれだけアクセルを踏んでも、それ以上加速してくれないんですが……(汗)

 昔、初代ムーヴのNAオートマにも乗ったことあるけど、断然あっちの方がよかったねぇ。初代ムーヴは、伊勢湾岸道や、東名阪、新名神でも、普通に1X0km/hで巡航できたしね。あんなのワゴンRじゃでったいにできない。霧島がダイハツ車を推す理由の一つかな。なお、Xには0~9までの任意の数字を当てはめてください。

 名阪も、今日は交通量が少ないね! おかげで、こんなオンボロでも名阪の右車線をずっと走れてしまう。名阪の右を走り続けるってのが、どれほど怖いことなのか……奈良県民、三重県民ならよく知ってるハズ。3リッタークラスのクルマに乗ってる人にゃ分からんだろうが。

 そしていよいよ、ラストステージ……「名阪オメガ」。高速道路の建設基準ギリギリの勾配とRを誇る名阪オメガ。長さ10km、高低差は400m。超高速の複合コーナーがいくつも迫り来る。名阪国道屈指の事故ポイントですよ。一ヶ月に一度は、上りでは、炎上車輌。下りでは奈良盆地へ転がり落ちていく車両が目撃できます、マジで(迫真 一回、ハコスカがミニバンに追突してるのも見たねぇ。

 そんな所を、みんな80~90km/hオーバーでダウンヒルしていくわけですよ。いや、スポーツカーがじゃないですよ? 10トントラックがです。おっそろしい所ですよ……天理ミッドナイト?やめてください、しんでしまいます(震え声


 こんなんあったわ。ゆっくりに見えるけど、右車線のはみんな90~100km/h出てるね。

 福住ICを超えると、眼下に広がる奈良盆地。だが、ゆっくり景色を見ている余裕なんて、ない。死ぬよ?実際、何人死んでるんだろ、あのオメガで……

 よく考えりゃ、軽自動車で、この下りを走るのは初めて……。上りはあるんだけどね、うん、死ぬかと思った。右車線なんて絶対に走れなかったね、あの時は。車線変更の度に死を覚悟したわ。

 で、下りなんだけど……あれ?すっげぇ安定してる……。まぁ、散々タイヤもあったまったしね。そりゃMR2みたいなスピードでは下れないけど、ソレに迫るぐらいでは走れますよ。勾配があるから、パワーがなくてもスピードが乗るんで、右車線でもヨユーヨユー。ワゴンRって、こんなにいいクルマだったっけ!??

 涼しい顔でオメガを抜ける。混雑する天理ICを避けて天理東ICから奈良市内へと戻りましたとさ。


 いや、たまには軽自動車ってのも面白いもんですよ。いや、大衆のためのやっすいクルマだからこそ、メーカーがどれだけ真剣に造っているかが明確に見えてくるから奥が深いもん。もちろん、安かろう悪かろうで、いいかげんに造られたクソみたいな軽もあるけどね。どこのメーカーとは言わんが。実はスズキの軽も、霧島はあんまり評価してないけどね(ボソ

 たかが軽自動車、されど軽自動車。

 軽自動車そのものをバカにする人って多いけど。それでも、軽自動車の面白さが分からないし、分かろうともしない人ってのは、かわいそうな人だと思うけどね。

Posted at 2012/10/01 20:54:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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