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霧島のブログ一覧

2013年12月25日 イイね!

もうすぐ冬コミ……ですか……

 気がつけば2013年も残り1週間を切りましたかそうですか。

「こいつは幻覚か何かか!?」
「いえ、そんな生易しいものじゃないかもしれない」

 ソウルジェムが呪いよりもおぞましい色に染まってゆきますね(愛よ)



 「まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」は7回観に行った(キリッ。なかなかいいフィルムを引いたんじゃないでしょうか。もっとも、うち4回は高校時代の同期のファンネルだったので、フィルムの所有権はキリシマ=サンにはございませぬが。

 ここ2~3週間は修羅場続きだった。……まあ……色々と……本当に色々とあった。解決したのもあれば、その糸口が掴めたものもあった。一方で、さらに問題も生まれたりして……もう疲れ果てましたわ……。残念ながら、キリシマ=サンの優しさとか気遣いとか度量とかいうものは遂に底を尽きました。キリシマ=サンが魔法少女なら、間違いなく悪魔化していたでしょう。感情が追いかけてきます。これが私の……絶望……


 もはや輝きと後悔しか思い出せないわけですが! まだキリシマ=サンにいくばくかの元気が残っていた時の話でも書いていきましょうか。まず20日ほど前でしたっけね。



 遂に時代の流れに負けてスマートフォンなるものを買ってしまいました。すみませぬ……つのさん……霧人さん……「スマホなんて要らない同盟」を裏切ってしまいましたわ……

 機種は一部で話題の「nexus5」。グーグル肝いりの機種っすね。いわゆるSIMフリー機ですわ。東京モーターショーの時に会ったスマホエンジニアの同期が使ってたのですよ。話を聞いてたらですね、本体価格は16GBモデルで39800円、SIMもOCNがパケットし放題月額980円の格安プランを出してるってのでですね……そこから計算したらすんげぇ通信費が節約できるので、遂に買ってしまったのですよ……



 てなことで、いわゆる2台持ちなうっす。パケットし放題の上限を使い切った場合、ガラケー1台の時よりも2000円、スマホ1台よりも3000円安くなるんですわ。これはでかすぎる。OCNのプランはLTEの高速通信が1日30MBまでですけど、別に動画を見なければどうということはない。なお、nexus5はイーモバイルが取り扱ってて、格安SIM運用より、さらに安いプランを数日前に出してきたのはナイショ。

 しかし……初めて買ったガラケーを5年10ヶ月ほど使い続けてきて、初のスマートフォン。何これすごい、便利すぎる……時代の進歩を感じましたわ……文明開化!文明開化じゃあ!まあ……マジレスすると、通信費節約も大きいのだけど、最新のデジタルガジェットに触れておくのも大事なことなのかなと思ったのですよ。

 文字入力も最初は「絶対に使い辛いだろうなあ……」と思ってたのだけど、全くそんなことがなかった。バッテリーのもちが悪い?よろしい、ならばモバイルチャージャーだ!



 噂のダンボー。旧モデルっす。スマホが5回充電可能で3000円ぐらいでしたっけね。周りに人柱がいっぱいいたので即購入。これでコミケもバッチリ。も う な に も こ わ く な い !


 おかげでこないだは「大阪ラビリンス」「魔女の結界」こと魔都・梅田に出撃しても全く迷いませんでしたから! IT技術の進歩は、梅田ダンジョンの攻略をも容易にしてしまった模様。かがくのちからってすげー!



 えーと……12月10日だっけ……。うん、梅田へ行って来たのですよ。コミケの準備っすね。JR大阪駅下車の後、まず向かう先はヒルトン大阪。その中にあるニコンの大阪サービスセンターですよ。

 ヒルトン。初めて来たのだけど……もう場違い臭がすげーのなんの。だって中に入ってる店が超高級ブランドばっかなのですよ……Nikonって高級ブランドだったんだね……!



 そして、ニコンプラザに入って……さらに自分の居場所を見失う。いやもうだって、周りの人ら、見るからに時間と金を持て余してそうなブルジョワジーっぽいおじちゃんおばちゃんばっかでさ……どう見ても自分みたいな若造が来るべきところじゃない……「ニコ爺」なんて言葉もあるぐらいだわ……

 個人的には大阪船場の小さな雑居ビルに入ってるペンタックスサービスセンターの方がしっくりきますわ……あっちは若い人も来ますしね。だがまあ、そんな若造が来ても、ちゃんと案内してくれるのがニコンならではっすかね。一応持ってきたカメラもFXフォーマットですしね。古くなったとはいえD3の廉価機であるD700だもんね。下手したら中古価格でもD600より高いもんね。



 しかし注文するのは安っぺらい端子カバーである。バッテリーグリップ端子部のプラスチックカバーとゴムカバーが無くなっててですね……それを注文しに来たのですよ。

 カメラ側のカバーは在庫があったのだけど、グリップ側のプラスチックカバーは品切れ中ということで、取り寄せ&自宅発送をお願いする。あ、送料は無料って言われました。ありがてえ……

 次なる目的地は、梅田地下街にある、某カメラ屋さん。価格comの最安値より、さらに安い値段で売ってたりすることもある有名店っすわ。そこの中古コーナーを物色してたら、探してたものがありました。



 レンズフードっす。こないだ東京モーターショーで使った28-200mmのレンズ用なんですが……やっぱり人ごみの中で一眼レフを持ち歩くと、すんげぇレンズに気を使うのですよ。その前玉保護っていう意味合いが強いですね。

 こんなんでも新品は3000円超えるんですわ。中古で1000円、ラッキー!と思ったら、その後で行った別の店のジャンクコーナーで500円で見つかるというねorz



 ちなみに装着図。でけぇよ……。もはやわけが分からない。

 その後もぶらぶら色々と見て回ってたら、ニコンプラザから連絡があって「ちょうど今、部品が入りました!」ってなことなので、もう一回ヒルトンに戻って、端子カバーをゲット。



 ヒルトンから、再び地下街に潜る。だって地上は寒いですもん。そして地下街を抜けての再びの地上。

 大阪駅の南側から北側へ抜ける。雑多な大阪駅周辺・新御堂筋を歩いて梅田センタービルへ……前回来た時は1時間ぐらい迷子になってたのだけど、スマホ様様のおかげでストレートに到着。インダストリの勝利だ!センタービルの中に入っているアニメイトにて、そこで次なる目的のブツの入手。



 「コミックマーケット85カタログ」ですよ!相変わらずでかいし重いしぶっといわぁ……一気にかばんが重くなる……

 ちなみに霧島。今回の冬コミは2日目・3日目の二連戦でございます。2日目の東方日は、有明直行の夜行バスで現地に乗り付けて、朝の4時半ぐらいから、ゆーさくさんと共に並ぶ予定っす。

 3日目は、高校時代の同期がサークル参加するんで、シャ●トに並ぶ同期に替わって西館のどこかで店番してるんじゃないですかね……ん?ダミーサークル?なんのことでしょね?(すっとぼけ

 なお、年末に連休を取ったおかげで、年始はフルで出勤となる模様(真顔



 ちなみに今回の自動車は、3日目の東館2ホール。Vの島周辺っすね。痛車グッズはもちろん、CGイラスト本や、モータースポーツ本。レビュー本、オート三輪だったり、あれやこれやと色々と。グループBの本とか、面白そうですね。こみっくトレジャー主催のコックローチ武田さんも出てますわ。

 東か……遠いなあ……。東で知り合いのコスプレイヤーの人がROMを出すって行ってたので、挨拶に行ってこないとな……。西は西で、西の「へ」のあたりがカメラになってるので、その辺りも見て回りたい所。

 つかですね……いつも買ってる東方系のサークルさんが、今回は軒並み艦これに移っててですね……なんか買うものが今回はほとんど無いんですよねえ……サークルチェックもしたけど、10もないですわ。いや艦これ本も買うんだけどね。


 そうそう、コミケカタログと一緒に、当然これも買いましたよ。



 アイエエエ! ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

 いや違う……違うんや……。別にちゅるやさんの真似をしたわけやないんや……てか、ちゅるやさんよりたぶん買うの早かったと思うし(汗)

 ていうかニンジャスレイヤーのコミックス版って、、田畑由秋&余湖裕輝のタッグだったんですね……え!? 「アクメツ」って知らない!?「コミックマスターJ」とか!

 高校時代に読んだ「アクメツ」っていうのですね……。そりゃもう面白かったんですよ。実際面白い。おすすめです。実際オススメです。チャンピオンか何かで連載してました。

 日本に蔓延る汚職政治家たちを謎の仮面の男・アクメツがSATSU☆GAI……もとい「アクメツ」してゆくって話なのですよで。その政治家ってのがどれもこれも実在の政治家のセンセー方そのまんまのキャラデザでしてね……。あれほんと面白かったなあ。もう10年前の作品だけど。

 まさかあの二人の手による作品が(原作ありとは言え)、また読める日が来るとは……カンゲキです。実際カンゲキです。アイエエエ!



 笑わないでくれ。俺は梅田のマルビルってものを初めてみたんだ(真顔)

 コミケカタログをゲットした後は、大阪駅の南側。大阪第一ビル周辺でカメラを漁った後、さくさく帰宅した……したのだけど……その帰宅直後にね……色々とね……ありましてね……うん……なんかもうあれからずっと今に至るまで、本気で精神状態がヤバイっすわ……

 ようやく最近になって少しぐらいはマシになったんだけど……なんかもう色々とヤケクソになってですね……少しは気が晴れるかと思って、こんなものを買ってしまう始末。



 「AF-S Nikkor 24-70mm f2.8 G ED」。巷で話題のタンブラーじゃないぜ?レンズ型クロックでもない。全ニコン使い垂涎の、本物のナノクリスタルコート大三元ズームの一本ですよ……

 いやですね、私事で色々ありましてね……「あ、もういいや」ってなことでポチっちゃったのですよ……中古だけど、元箱やら付属品も全部ついてたしね。地図カメラが20回分割で金利ゼロキャンペーンとかもやってたしね。うん、もういいんや。もう……



 冬コミに向けた、とてもとてもやる気のない決戦兵器が出来ました。機材だけなら、もうプロと変わらないんですけどね……

 Nikon D700+Nikkor 24-70mm f2.8G+MB-D10+SB-910

 総額でおいくら万円なんでしょうね。俺は考えるのをやめた。なお、定価で1/3以下のPENTAXの方が綺麗に撮れる模様。このニコン純正セットは単なる見栄、気晴らし。そんだけ。


 2013年は色々とありすぎた……トラブルに次ぐトラブル続きでね……人の言うことってのは絶対に信用してはならないと、そう思い知った。……まあ……色々とあり、疲れてしまったのですよ……。元々、ロクな人生を歩んでは来ていない。それでも、ずっと一人で押し黙って耐え忍んで来たけれど……もう限界ですね……

 気晴らしのはずであった写真を撮ることや、文章を書くことにも疲れてしまった。そんな感じなんですわ……


 来年は、もうのんびり過ごそうかと思ってますよ。同人誌即売会とかも、あまり行く気がなくなりつつある……。とか言いながら、行くんだろうけど(笑) いいかげん来年からはMR2の系譜を再開したいっすね。今年は忙しすぎて、そっちまで頭が回らなかったけど。


 ……今年も皆様にはお世話になりました。衷心より感謝致します。そしてまた来年が、皆様にとって実り多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
Posted at 2013/12/25 13:06:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2013年12月07日 イイね!

東京モーターショーへ行ってきたんじゃないですかね(東館編)

 風邪を引いていた……今も鼻水が止まらない……今日になってようやく調子も戻りつつあるとか何とか。あ、そう言えばやっと3-2クリア致しました。



 完全に運ゲーっすわぁ……2-4より苦労しましたもん。まあ損失艦艇も出なかったし良しとしますか。史実の「キスカ島撤退作戦」だと軽巡の阿武隈が参加してましたね。つか、道中で戦闘が発生してる時点で、もう作戦は失敗ですよね……。なお3-3は長門改Lv61、陸奥改Lv49、山城改Lv68、扶桑改Lv60、赤城改Lv63、加賀改Lv39の主力部隊によって初出撃で制圧に成功した模様。


 さてはて、東京モーターショーの話。前回の続きで、東館編っす。気合!入れて!いきます!



 西館では、某S●GAのごとく、各メーカーたちが大真面目の全力投球で笑いを取りに来ていたわけですが。そんな西館を後にして、再び東西連絡橋を渡って次は東館へ向かう。ああっ、今年の夏コミ2日目の開幕ダッシュを思い出すぜ……!

 東館に到達すると、眼下右手に1~3ホール、左手に4~6ホールが並んでおりまして……手前から攻めるべく、目の前のエスカレーターで降下を開始。まずは東1ホールへ突入。砲雷撃戦!よーい!



 東1ホールに待ち構えるのはヒュンダイ・いすゞと言った大型トラックを投入してきたメーカーたち。ヒュンダイの大型トレーラーは、なかなか見応えありましたよん。そして……東1・2を跨ぐ形で陣を構えていたのが……スバルです。



 「SUBARU VIZIV EVOLUTION CONCEPT」

 このヴィジヴ・エボリューションは、今年3月に行われたジュネーヴモーターショーにて既に発表されていたヴィジヴ・コンセプトの進化モデル。それにしてもエボリューションとは、三菱がランエボをやめちゃうからって、かましてきますのう……おっと。

 見ての通り2ドア・4シーターのクロスオーバー。こういうでっかいガルウィングってさ、もう何十年も前からコンセプトカーの世界では使い古されたネタですよね。しかして中身は最新のハイブリッドシステム。水平対抗1600cc直噴ターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを合体。

 フロントは1、リア2と合計3つのモーターで駆動するとか何とか。それによってプロペラシャフトを不要のものとし、居住スペースの確保に成功したとか何とか。さあ、果たしてこれをスバルは売るでしょうか?まあ売らないでしょうけどね……



 「SUBARU CROSS SPORT CONCEPT」

 こちらもクロスオーバーモデルっすね。ちょっと詳細は分からんですが、BRZを3ドアハッチにしたような感じですかね。

 ここでのコンパニオンさんの格好にご注目。ヴィジヴでは、レオタードを着た近未来的なおねーさんが寄り添ってたのですが、こちらは比較的普通のお買い物ルックなスタイルです。きっと女性向けのパーソナルユースでのお買い物3ドアハッチ……昔で言うスターレットみたいな位置づけに持っていきたかったんでしょうね。

 ヴィジヴよりは現実味はありそう。つかBRZ発売当初もそうだったけど、スバルは女性をターゲットとして取り込もうとしてますねえ。でもトヨタが86のオープンを出すならスバルはBRZの3ドアハッチモデルで……って言うのは十二分にありですかね。

 ただ、こういうのは2 or 3ドアだけだと辛いんで、4ドアか5ドアも欲しい所ですが……86のコンポーネンツを使ったセダンが出るって噂もありますし、そのファミリーの一員になることを見越してるのかな!?



 そして何と言ってもスバルブースの目玉は……そう「レヴォーグ」ですね! 北米重視のモデル整備なのか、はたまたトヨタのレガシィ潰しなのか、その両方なのかは分からんですが、ぶくぶく大きくなっていったレガシィ……

 日本人の日本人による日本人の為のパッケージングや、今どこに。そんなレガシィの原点回帰を目指したのか、レヴォーグはレガシィより小型化したらしいですよー! どう見てもレガシィツーリングワゴン……な分けですが……どうやらTWは廃止ではなく、北米あたりでは販売を継続するとかって話を聞かされたような。



 ちなみに、BRZのSUPER GT仕様は……前回のTMSの時ほどの注目はなかったですかね。

 今回、スバルはレヴォーグを旗艦として、ヴィジヴやクロススポーツ、クロスオーバーセブンなどなど、やたらとクロスオーバーモデルを前面に、それもかなりの強気で押し出していましたのぅ……。よりマニアックに、よりプレミアムに、よりアウトドア志向に……それが今後のスバルが目指そうとしてる方向なんですかね。そんなことより軽自動車を再び(ry

 スバルは会場内の注目も、おそらく全メーカー中トップクラスでした。明らかホンダより凄かったですかね。モーターショーで一番の勢いがあったメーカーでもありました。今回のTMS自動車を自動車として扱おうとしている希少なメーカーなんじゃないですかね、スバルは。でも、もうちょっと庶民の方も見て欲しいですかね。トヨタが許さないのかもですが!



 「レクサスRC300h」

 さてはて。スバルの隣はレクサスさんですね。敢えてトヨタとレクサスの間にBMWを挟む形で、レクサスをよりトヨタから切り離す形での展示でございました。このRC300hは、レクサスブランドの旗艦となるモデルとして作られたって感じですね。

 318馬力・38.7kg/cm^2を叩き出す自然吸気3500ccV型6気筒エンジンにシーケンシャル8速トランスミッションを組み合わせるスポーツクーペ。レクサスブランドのクーペとしては、LFAを除けばSC以来……つってもSCはソアラなわけでして。量産のプレミアムクーペとしては、実質的にレクサスブランド初となるんじゃないでしょーか。

 なかなか面白そうなクルマが出てきましたよ。発売は2014年後半ということですが……ま、庶民には全くもって無縁なクルマっすな(白目



 そして、もっと庶民には無縁なクルマ。レクサスLFA。今回も持ってきてましたねえ~。これは左ハンドルモデルでございました。もうみんなそろそろ見飽きたのか、RCの方ばっかり見てましたけどね。

 前回のモータショーでは黄色のLFAニュルブルクリンクパッケージと、ベアシャシーのLFAが展示されてました。そして今回は……なんと、スピーカーでではありますが、そのV10サウンド「天使の咆哮」を流してくれるという演出もありましたっけ。


 そして……レクサスからBMW/MINIを挟んだ向こう側、東3ホールに配置されていたのがトヨタです。「TOYOTOWN」なる看板を掲げ、どこでもドアを入り口とするスペースデザイン……なんかもう、これを見ただけでトヨタがどこへ行こうとしてるのかってのが何となく分かりますわな。

 なんやかやで、トヨタのブランドネームは凄まじいものがありまして……一番人が集まっているのが、やはりトヨタでした。その中でも、一番人がヤバかったのが……これです。



 「FT-86 open concept」

 86オープン! 間違いなく今回のTMSで一番の人気はこれでした。この写真……そりゃもう撮るのにものすっごい苦労したんですよ……人がヤバかった……。何重にも形成された人垣の外から、思いっきり一眼レフを高く掲げて、めいっぱいのズームで撮りましたわ……

たぶんこれ、売るんじゃないですかね。「86オープンは開発中止」って報道がありましたけど、あれは海外筋の情報でして……大体ああいう英米ソースのスクープって間違ってますよ? あれが本当だったら86はリアヘビーとかいう愉快なことになってたはずですから。

 ま、これは発売されたら、えるすさん家が買ってくれるでしょうそうでしょう。



 そして、完全に86オープンの影に隠れてしまってたのがこれ。「TOYOYA FCV CONCEPT」。FCVとはつまり燃料電池車ということで、2015年に発売予定……だと……?本気かいな……

 3分の水素充填で500kmの走行が可能。排出するのは水だけ……と言えば聞こえはいいですけど。水素って引火性の高い気体なので扱いも難しく……水素タンクなんて、すっげぇでかくなりますよ……? 昔マツダがプレマシーで水素エンジン車を作った時は、プレマシーの三列目シートのスペースが完全にタンクになってましたね……

 他にも水素ステーションの建設やら何やらありますし、そもそも水を電気分解して水素を作り出すのに必要な電力、そしてそれに伴う化石燃料の消費……エネルギー効率……などなど問題は山積み。正直、2015年は無理があるんじゃないかなと思いますけどね。

 事実、トヨタはこのFCVをアピールする気が全く見受けられませんでしたし。みんな隣の86オープンばっか見て、だーれもこれ見てませんでしたよ。むしろ気がついてなかったし、気づかせようとしなかったとしか思えない。



 そして。地味にトヨタが推してたのがコレですね。アクアです。アクアはオープンモデル、クロスオーバーモデル、G'sモデルなどなどバリエーションも豊富に揃えて来てました。

 そんなにアクア売りたいんですかねえ……?アクアなんて、トヨタの車種で一番儲からない車種だそうなんですが……プリウスだって、まだ開発費を償却してないんじゃなかったでしたっけ。だからこそ売りたいのかもですが……うーむ……?



 そう言えばこちらもハイブリッド。ル・マンにも出場したTS030 HYBRIDっすね!いや~全く注目されてなかったですねえ~



 ……なんていうのか。今回のトヨタブースは、86オープンが全てを持っていってた……というかアレが全てだったんですよねえ……。つか、86の演出だけがやたら派手なだけで、全体的に中身はとても薄かったですね……いやこれはぶっちゃけトヨタに限らず、全てのメーカーに共通して言えることだったんですが。




 派手なトヨタの横で、和気藹々としてたのがダイハツです。

 ダイハツはいつもこんな風にステージの上で芝居じみたショー的な演出で観客を惹きつけますね! 霧島、けっこうダイハツ好きなんですよ。



 「DECADECA」

 ネーミングはツッこんではならない(真顔。両側に観音開きのドアを備えて、屋根もガラス仕立て。徹底的に開放感を追求した軽っすね~! おそらくタントの次世代を占うモデルなんでしょう。ていうか、タントでしょう。実際にこんな風になるかは分かりませんけどね……

 個人的にクルマの楽しさって言うのは「運転することの楽しさ」だけではなく「使うことの楽しさ」ってのも大事だと思うのですよ。クルマっていうのは一種のプライベートスペースでもあるので、その空間をどのように使うか、どのように自分好みに仕立てるかってのもクルマの楽しさだと思うのですよ。

 個人的に、それの提案・提唱で成功したのがファンカーゴだと思ってます。「携帯空間」ファンカーゴのCMは神でした。おまけに走りもいいですしね。

 だが、今回のダイハツの目玉は……やはりコレでしょう……↓



 「KOPEN」

 さあ……来ましたよ。次世代コペン! 2011年のモーターショーに出展された「D-X」を、さらに現実的なデザインに進化させたコンセプトカー……! これまでの「かわいい」コペンから「カッコいい」コペンに変化しましたね。



 今回のKOPENは、外装を樹脂で製作することによって、オーナーが自分好みにエクステリアをアレンジ・カスタマイズできるというもの。なので、こんな形でもしっかり走ります。あれ……?どこかで見たような光景……?AZ-1?知らない子ですね……



 実際に、コペンの外装着せ替えショーなるものもやってたらしいのですが、タイミングが合わず……でございました。残念無念。

 DECADECAと同じく、DJさんやら役者さんを迎えてのショー仕立て。KOPENのミニ四駆まで準備してましたね。コペンも発売されて長いので……買い替え需要も見込めますし、これは近いうちに発売するでしょうそうでしょう。

 個人的に、前回も今回も、モーターショーで一番良かったのはダイハツのブースですわ。一番、我々市井に近いって言うんですかね……。トヨタなんかは、「今後の社会における自動車のあり方」みたいなのを大々的に提案してくるんですけど、ちょっと高尚が過ぎるんですよね。でもダイハツは、やっぱ一番庶民のことを分かってますよ。

 ヒトとクルマの距離が、一番いい。ヴィッツもプロボックスもハイエースも、ダイハツのノウハウが入ってますしね。隠れた名メーカーだと思いますよ……!


 さてはて。1~3ホールを回った後は、お向かいの4~6ホール。4ホールは外車スペースだった&時間がなかったのでスルー。今思えばフォルクスワーゲンだけ見ときたかったんだけどね……。てなことで5ホールのマツダさんへ。



 マツダの赤ぞなえ。マツダは全出展車両を赤で統一してくるという演出を施してたような、そうでもなかったような。

 ただ、今回のマツダは……ダメだったね……。いつもマツダは厨二臭あふれる……じゃなくて、奇抜で斬新でバサラでアバンギャルドに満ちたスタイリッシュなデザインとネーミングのコセンプトカーを投入するのが常だったのですが……前回のような。「靭(シナリ)」とか「雄(タケリ)」みたいな、注目を集めるコンセプトカーが皆無だったんですよね……



 そんなマツダの最後の砦がこれ。RJCのカーオブザイヤーを受賞したアテンザっすね。霧島は、これがCOTYを獲ると思ってたんですが……本家はゴルフが持っていきましたね。なお、これが前回のモーターショーにおける雄(タケリ)っすね。

 でも、なんかもう申し訳程度のRJC受賞アピール&注目もそれ程ではなく……ほんとマツダは元気がなかった。うん。うん。うん。マツダから、どう見ても株価操作なハッタリ新技術と、いつもやり過ぎちゃってるデザイン&ネーミングセンスを取ったら、あとに何が残るって言うんですかーッ!やだーッ!

 まあまあ前回と違って、ようやくフルスカイアクティブの車種が登場して来ましたし、これからに期待……期待……期待……10年後、マツダは残ってるかなあ……(かなり不安)



 スズキブース。スズキは小さいながらも健闘してた感じですね!



 「クロスハイカー」。直列3気筒1000ccのエンジンに、810kgという軽量ボディを組み合わせたモデル。



 「エックスランダー」。直列4気筒1242ccエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドオフローダー。



 パワートレーンが未公表となっているSUV、「iv-4」。



 そして軽自動車のクロスオーバー・「ハスラー」……。クロスオーバー仕立てのコンセプトカーを四車種投入という気合の入りよう。

 さすがにジムニーは硬派過ぎると考えたんですかね?少しカジュアルめのクロスオーバー車をラインアップさせて、パジェロミニの需要を食おうと言うんですね、分かります。

 ていうかさ……今回のモーターショー。なんでこんなクロスオーバーモデルが多いの……?流行なの?



 そして最後は日産=サン。危うくスルーする所だったのは内緒。GT-Rのニュルアタック映像を流すのはいつものことでー。

 こちらのコンセプトカーは「ブレイドグライダー」。フロント1、リア2の3シーターのEVスポーツ。そうそう、こういうのをですね、マツダには作って欲しかったんですよね

 で、これ。市販化も検討されてるらしいのですが……絶対売る気ないだろこれ……。これこそショーモデル、これこそコンセプトカーって感じのクルマだと思うんですけどね……



 「1DX Nismo」



 「1DX FREEFLOW」

 この1DXシリーズは、日産の自動車大学校の学生がデザインしたコンセプトカーだそうですが……なんつうか溢れ出る70年代臭っすねえ……ハコスカとか、その世代の人たちに受けそうなクルマなわけで。

 若い学生曰く「角ばったデザインが、新鮮」だとか何とか……うーん? てかこれ本当に20歳前後の人らがデザインしたのん……?キリシマ=サンは、そういうのってあんまり信じないんですよね。はい。



 もちろんリーフも来てました……が、これは日産が2020年までの市販化を宣言している自動運転車……!

 既に神奈川県の高速道路にて、公道での実証実験も始まっているとのことですが……正直、リーフがそうであったように、時期尚早だと思いますけどね……。自らの技術力を誇示することばかりに気を取られて、採算性や売り上げ予測なんかもだいぶ甘いと思いますよ。第一、何かあった時、ちゃんと全責任を負うぐらいの覚悟が日産にあるのかどうか……まあ、ないでしょうね。


 ……と。ざっと国産車のブースはこんな感じですよ。コメディアンと化したメーカーあり、やたら強気なメーカーあり、全く元気のないメーカーあり、張子の虎のメーカーあり……全体的にパッとしない東京モーターショーでしたのぅ……わざわざ関西から高い金だして見に行った価値があったか?と言われれると……ないね!大阪モーターショーで充分だったと思いますよ。

 ただ……分かったこともありまして……それは「日本車は堕ちる所まで堕ちたな」ってことですかね……あんまり明るい未来は日本車……というかクルマ自体には用意されてなさそうだなあ……と。少なくとも、我々「自動車好き」を自称する者にとっては。でもさ、「クルマ好き」っていうのは極めてマイノリティな存在なので……間違ってるのは我々であり、淘汰されるべきなのも我々なんでしょね……



 そんな寂しさを覚えつつ、東京モーターショーを撤収。時間もない上、人が多くてなかなかゆっくり見て回れなかったんだけどね……

 東京駅行きの無料シャトルバス乗り場は長蛇の列。ビッグサイトともお別れ。次は……年末、冬コミだな……(武者震い

 今回は冬コミへ向けての装備品のチェック&運用テストって意味も大きかったのですよ。そのデータが取れただけでも良しとしましょうそうしましょう。

 東京駅へのバスの中。光が散りばめられた東京の街。なんだろうな。東京の夜景は、やたらと孤独感を煽るんだよな……落ち着かない。お、遠くにレインボーブリッジが見えるな。去年の冬2日目&コスホリ帰りに渡ったんだよなあ……懐かしい。

 去年の冬コミのことは、往路の夜行から、待機列、入場、突撃、コススペースとなった西アトリウムでの出来事、撤収、日航東京までの徒歩での移動、コスホリ、大雨の新橋、雨上がりの秋葉原、東京駅を出発ってのまで、全部覚えてるわ。今でもハッキリ思い出せる。あれは本当に楽しかったな……



 東京駅の山手線にて。これが噂のDMMのぜかまし広告っすよw

 普通のはこれの半分の大きさなんですけど、これはでかいバージョンっすw 夏コミの頃は、まだ艦これがこんなにも流行るとは思ってなかったっすなぁ……ま、艦これも少しずつ衰退の兆しが見えてきてると思いますけどね……




 ちょうど18時頃、秋葉原に戻ってくる。高校時代の同期は、まだあちこち歩き回ってるようなので、一人で秋葉原の街を歩いて回る。さりげに、秋葉原をゆっくり周るのも久しぶりだな……。しかし秋葉原は、この時間帯でも賑やかですよ。やっぱ首都だけあって、日本橋とは活気が違いますよ。

 そうこうする内に、同期も秋葉原に戻ってきて合流。一緒にご飯を食べに行くことに。

同期 「近くにすごい名前の店が出来たらしいで?」
霧島 「カレーは飲み物、やろ?」
同期 「なぜ知っている……」



 秋葉原の中央通りから東側。高速道路の高架横に出来た店。それが「カレーは飲み物」。元はと言えば池袋かどこかにある店なんでしたっけね? その名前のインパクトから、さりげに話題になってて、霧島も知ってたのですよw



 これが「黒い肉カレー(中盛)」、700円。トッピングは10種類の中から3種類が選べて、その中から味玉・ポテトサラダ・ツナマヨをチョイス。

 んんwwwなかなかいけますぞwww ライスがピラフなのでもっちゃりしておらず、腹に来ない。ルーは辛過ぎないのでガツガツいける。そしてトッピングも合間って食感も抜群。「飲み物か?」と言われたらどうかなあ……って感じだけど本当においしいっすよー。オヌヌメです。



 その後も一件用事をこなして23時、再びの東京駅……。本当は一泊して、もっとあっちこっち周る予定だったのだけど、もう関西に戻らねばならぬ。

 冬の東京、風が冷たい。そして関西行きのバスが来る。今は去ろう……そしてまた来よう……。冬の決戦まで、残り22日。
Posted at 2013/12/07 19:30:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2013年12月01日 イイね!

東京モーターショーへ行ってきたんじゃないですかね(西館編)

 アイエエエ!12月!?12月ナンデ!?!?

 秋季特別海域・アイアンボトムサウンドも終了した今日この頃。なお、霧島提督はE-1しかクリア出来なかった模様(真顔

 今年も残り一ヶ月ですかそうですか。ていうか冬ですね。もう雪が降ったりしてる地域もありますね。そして今年は東京モーターショーの年だったんですね。てなことで、今回も行ってきましたよ東京まで。夜勤明けの11月30日、新幹線に飛び乗って東京まで行ってきましたとも、ええ。



 午前10時43分、東京着。そこからまずは第一の目的地であるネオ・アキハバラシティへ。

 前回に来たのは夏コミ3日目だったから、もうあれから三ヶ月以上が経つんですかそうですか。あの時、ご飯を食べたマンモスカレーは閉店してしまいましたよ……Oh....また食べたかったんだけどなあ……

 秋葉原在住の高校時代の同期と合流すべく、まずはヨドバシカメラへGO。



 「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 」。2 1 万 円 (注:レンズのみの値段ね)。

 やめてください、しんでしまいます^q^。つか、でけぇよ……ニコンの大三元ズーム……本当にこれ標準ズームなのかよ……バッグに入らねぇよ……てか買えねぇよ……。いやまあ……カメラの世界では100万ぐらいかける人とかざらなんですけどね。いわく「クルマよりはマシ(キリッ」だとか何とか。いやまあ……ね……



 アイエエエ! インキュベーター?インキュベーターナンデ!?!?

 えw これ知りませんかね!? 秋葉原のUDX前高架の所に何故か貼り付けられたキュウべぇですよwww いやいや、噂は聞いてたのですけど、まさかこの目で見ることになろうとはwww なお、夜中に見るとすっげぇ不気味だとか何とか……



 ヨドバシで同期と合流後、雁川にて昼食。夏コミで雁川の薄い本とか出てましたねw その前から秋葉原民の人たちの間では有名な中華料理屋さんなんですよ。大盛りとかだと、かなりのボリュームありますよ!?

 雁川に来るのは2年ぶりなんですわ……前回に来た時も、ちょうど東京モーターショーの時でした。ちょっとお昼の時間には早かったけど、それでも満席でしたねえ。塩ラーメン&チャーハンウマー



 いやあ、食った食った。お腹いっぱいになった所で、霧島はビッグサイトへ。同期は円環の理に導かれて池袋へまどマギグッズの確保に向かうことになったとか何とか。

 山手線を二駅戻って東京駅。その丸の内北口から、東京モーターショー行きの無料シャトルバスが出てるのですよ。前回は確か八重洲から出てたと思うんだけどなあ……。雨の中、ゆうさんとビッグサイトまでのバスに乗ったのは懐かしい思い出っすな。

 シャトルバス発着場は、そりゃもうえれぇ長蛇の列っすよ……。写真を撮ってる側の歩道にも、写ってる分と同じぐらいの人数が並んでますよ。年齢層は中高年ばっかで、若い人なんて全くいないですけどね!

 土日は五分間隔で出発ということで、わりとすぐにバスに乗れる。ぎゅうぎゅう詰めのバスに揺られて、いざビッグサイトへ……



 直行便なので東京駅から25分。ビッグサイトよ、私は帰って来た! いやぁ夏コミ以来なのぜ……今から三ヶ月前のコミックマーケット84。日なたは40度、館内では何と47度を超える酷熱の中、阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられたのですよ……!一日で2000人ぐらい倒れたんでしたっけね? あれは本当にヤバかった……

 バスは東駐車場に止まるので、そのまま東館2Fに設置されたゲートへ。入場料は一般一日1500円也。



 戦士たちの回廊、東館ガレリア。世界最大級のモーターショーってことで、人はそれなりに入ってはいるのだけど、しょせんコミケに比べれば、ね……(失笑

 まずは西館から攻めてゆくことにして、ガレリアからゴキブリホイホイこと東西連絡橋を抜け、西館方面へ向かう……のだけど、人の流れがマジで悪いっすよ。人は多くないのに、来場者の訓練が全く足りておらず、人の流れが悪い悪い。こんなで、なのはが買えると思ってるんですかーっ!(激怒



 まずは西館2ホールから突入。見ての通り、ここには三菱&ホンダが陣取ってます。この二社、前回はあんまり元気がなかったのだけど、さてはて今回はいかがなもんでしょーか。んじゃ、まずは三菱から行ってみましょうか。



「・・・・・・・・・・・・」

 伊澄さん、行こう。直にここも腐海に沈む……。三菱はもうダメだ(悲哀。なんでガールズ&パンツァーとコラボしてんですかねえ(呆れ。キャラものと何の脈絡もないコラボしてるようじゃ、もう終わりだな……。おっと、そういえば最近、千本桜とコラボしてたメーカーがあったような……?



「ミツビシ コンセプト GC-PHEV」

 まあまあ、三菱ですよ三菱。今回の三菱は、これでもかってぐらいにPHEV……つまりはプラグインハイブリッドを押してましたねえ。このGC-PHEV、GCとは「Grand Cruiser」の略だそうで……3000ccのスーパーチャージャーV6エンジンにモーターを組み合わせたらしいですよ?今年の頭に発表されたアウトランダーPHEVの動力部、駆動系をさらに進化させたものだそうで、38.0km/Lの燃費を叩き出すそうな。へー!



「ミツビシ コセンプト XR-PHEV」

 これも同じくPHEV。フルタイム4WD&3Lエンジン搭載のGCと違い、こちらはダウンサイジングに走ったモデルだそうで。1100ccエンジンをターボで過給、駆動方式はFFのプラグインハイブリッド。燃費はなんと驚きの145km/L!?そ う な ん だ す ご い ね !

 まさに額面通りの性能なら、もう三菱はホンダやトヨタを抜いて、あっという間に世界最強のエコカーメーカーに躍り出ますね! まさかの航空戦艦の時代……じゃなくてまさかのスリーダイヤモンドの時代が訪れますね!(はなほじ)



 そしてこちら。アウトランダーPHEVをベースとした競技車両。今年8月のアジアクロスカントリーラリーで完走した車体だそうで……

 かつてi-MiEVで電気自動車の先鞭をつけた三菱。でも結局、たどり着いた答えはハイブリッドだった。なんやかやで比較的好調だとかそうでないとか言う噂のアウトランダーPHEV。さて、三菱は一体どこへ行こうとしているんですかね……

 新型ミラージュもアレな今、もはやコンパクトカーやセダンでのシェアを獲得することも絶望的なわけで……んじゃニッチ市場でシェアを取れるかって言うと、それもまた微妙なわけで……。三菱の明日はどっちだ!? 個人的には自動車産業からの撤退を視野に入れて、軟着陸の場所を模索してるようにしか見えませんけどね……


 さて。絶賛迷走中(あるいは手遅れ)の感もある三菱ブースの隣では、やたらめったら威勢のいいメーカーがありましたよ。こちらです!



「ホンダS660コンセプト」

 そう、ホンダさんです! 前回のモーターショーでも出てきてたビート後継と目されるミッドシップオープンを引っさげての登場。後ろの看板の煽り文句見てても、そりゃもう強気も強気っしょ?

 今回のモーターショーの中でもトップランクの注目度を集めていたのが、このS660。そりゃもう、待機列が遥か遠くまで形成されてましてですね……最後尾にたどり着くのが大変でしたよ。何ぞこの壁サークルは……



 しかし「ビート後継」と見られてたのに、まさかS360を引っ張り出して来るとは驚きですよ。確かにホンダはS2000みたいにメモリアル的な車種を投入しては来るけどさ……。どう見ても、関連性が見出せないのですよねえ……素直にビートって言っておけばいいのに……。

 ま、Sシリーズという「型」の最新作!とでも言っておけば、それだけでも注目は嫌でも集まりますし、多少は売り上げが伸びるでしょうからね。さすが型にはまらないホンダさん、商売上手ですね(ゲス顔



 で。これがホンダSPORTS 360ですよ。元はといえば1962年にホンダが発表した2シーターオープンだったのですが、結局市販はされなかったそうで。

 この車体はホンダの技術伝承プロジェクトの一環として、ホンダに残されていた設計図から起こした車体だそうです。エンジンもワンオフで作ったとのことでちゃんと走るらしいですよ?ちなみに億というお金がかかってるそうです。ひえ~。でも、億の金があるなら、こっちに乗りたいよね↓



「NSXコンセプト」

 やはり出してきましたね、NSXコンセプト。V6エンジンとDCTをミッドシップレイアウトに搭載。ハイブリッド4WDのスーパースポーツですよ。まあこれに乗るならNSX-Rの極上車に乗りたいよねという意見もありますよねってかそうですよね。

 まあまあ、NSXコンセプト自体は前々から発表されてたので……注目はされてたっちゃされてたのですけど、別にそんなに言うほど……でしたよ。そこらの普通車と同じぐらいの人だかりでしたかね……。S660の写真なんて、撮るのにめちゃめちゃ苦労したのだけど、こっちは全く労することなく撮影に成功しましたから……


 しかし、それにしても今回のTMSで一番大きなスペースを取っているのがホンダでしたよ。ぶっちゃけトヨタより断然広かった。バイクの展示スペースが大きかったってのもあるけどね。そして、これまたこーんなにもカッコいい言葉の羅列をでーっかく掲示してるわけですよ。



「自分の限界を、自分で決めていないか。過去の常識にしばられていないか。本来、人間は自由な存在だ。自由であるはずの人間が、自ら自由を手放してどうする。しょせん限界も過去のもの。自由な創造を邪魔する過去など、忘れてしまおう。新しい知恵で困難に立ち向かえ。時代の先をゆけ。今までの枠の中に、未来はないのだから。そう、僕たちは、なんにでもなれる。僕たちはどこへでもゆける。枠にはまるな。 HONDA

 キャーホンダサーン、カッコイー! さすがホンダ!俺たちに言えないことを平然と言ってのける!そこに痺れる!憧れるゥ!……ところでホンダさん、鏡を持ってきませうか?

 いや~、なかなか飛ばしてくれますなwwwホンダさんはwww ではここでですね。このエキサイティングでドラスティックでダイナミックな宣伝文句のでっかい看板の下で、ホンダが展示してたものをご覧いただきましょう。これです!↓



 うん、ぼくしってるよ?こういうのを「くさふかひ」って言うんだよね。さすがホンダ! 常識に縛られてないぜ! 人間は自由だぜ! 枠にもはまってないぜ! ぼくたちは、どこへでもゆけますね! セグウェイもドン引きするレベルっすわぁ……

 ……だめだこいつ、はやくなんとかしないと。親父さんが草葉の陰で血涙を流してるわ……。行こう……直にホンダも腐海に沈む……。うん、西館は確か腐女子向けのスペースが配置されるしね。まさか三菱より堕ちたメーカーがあるとは思いもしなかったよ……


 いやぁ、モーターショーっておもしろいね! 土曜の昼間、ちょうど吉本新喜劇が放送されてる時間だったしね! ふりくしょん君やMr.Claesあたりと行った日には、そりゃもうドッカンドッカン大爆笑してたと思いますわ。



 さて、気を取り直してこちらはヤマハさんのブース。うん、これ、みんな知ってますよね……?「男同士の約束」「親父の夢はニューハーフ」のアレですわ……

 えーと、ヤマハさん……これ、売るの?マジで?いえ発想は面白いと思いますし個人的に嫌いじゃないんですよ。うんでもさ……なんだろう、このコレジャナイ感。ヤマハって行ったら二輪の中では質の高い製品を作るメーカーだったハズ……ちょっと疲れてたのかな?



 ヤンマーのブース。これも話題になってましたっけね?超カッコいいトラクターっすよ! あ、ホンダさんもトラクターを持ってきてましたよ~。世界最速の芝刈り機はさすがになかったと思いますが……うん、ホンダさんに必要なのは「芝刈り機」だよねw


 その後は部品メーカーを色々と見て回ったあと、西アトリウムへ。アトリウムで一番人が集まってたのはこちら↓



 もうすぐ発売となる「グランツーリスモ6」の体験コーナーですね。1

 2月5日ぐらいに発売になるんでしたっけ!?? 今回は難題ぐらい車種を「水増し」してくるかがとっても楽しみですね?(ニッコリ ま、プレステ3どころか2も初代も持ってない霧島には全く縁もゆかりもございませんが!



 いや~、それにしてもグラフィックもすごいっすな~実写さながらっすな~エレクトロニックアーツのNEED For Speedなんかは、そりゃもう昔は酷かったんですよ~?

 ……まさかこれ、またオープニング詐欺じゃないよね?今度こそForzaを超えてくれるんですよね?



 まぁまぁどれぐらいの注目度かってのは、これを見れば分かるんじゃないですかね。ちなみにホンダさんはこれに対抗して「S660、45分待ちです!」とかなんとか仰ってました。ま、実際には10分もせずに見られたので、完全な水増しだったんですけどね。


 もはや哀愁すら漂い始めた西館1F。テンションが上がらないなら、せめて高い所へ上がろうと思って西館からエスカレーターにのって西3・4ホールへ……



「見ろ!人がゴミのようだ!いい気分だ!フゥーハハハッ!」

 ……ま、去年の冬コミ2日目のアトリウムの方がこれの5倍ぐらい凄かったですけどね。

 西の3は「スマートモビリシティ」と題打った展示スペースとなっており、生活や社会につながるクルマ、クルマと生活や社会とのつながりを体験する、というコンセプトだそうな。だからってトヨタホームが来てたのは何かが違う気がするんですが。



 個人的に面白かったのは旭硝子かな?え?ご存知、ないのですか? かの会社こそ、トヨタ・セラの開発において、まだ珍しかった液圧プレス加工の導入により、グラッシーキャビンスターの製作に成功した、旭硝子です!

 はい、誰も知りませんよね。旭硝子と聞いてテンションが上がるのなんて、霧島と一部のセラ乗りの人ぐらいですよね、はい、どうもすみませんでした。



 これは普通に凄いなと思ったんですよ。パソコンの基盤(マザーボード)を完全に浸して冷却できてしまうという液体……だと……?

 「アサヒクリン」というフッ素系の液体だそうです。他にも、すっごい薄くてクネクネ曲がるガラスとかも展示されてたり。かがくのちからってすげー!



 「Hiriko.jp」。Hirikoというのはスペインで開発された2人乗りの小型EVだそうで。それの日本向けモデルの製造・開発に取り組んでいるのがHiriko.jpだそうな。

 フォーリンク・システムズという会社が独占で契約を結び、新潟県をはじめとした様々な団体、企業と提携して進めているプロジェクトだそうで……



 カーデザインに関わっているのは、機動戦士ガンダムのモビルスーツデザインを手がけた大河原邦男さんだそうで……

 シティコミューターよりも、さらに小さい小型モビリティ……さあ……どうなるかねえ……?あまり深くつっこまないでおきましょうかね。



 NASVA(自動車事故対策機構)のブース。NASVAってのはつまり国交省のお抱え機関ぽいっすな。

 見て分かる通り、自動車事故における乗員や歩行者、同乗者などの安全性などの実験、研究、評価をしてるらしいですよ?映像は、スペーシアのオフセット衝突実験だということですが、他にも側面衝突や色々とショッキングな映像が流されてましたっけ。



 中でも、安全性の面において最も高い得点を叩き出したのが、このクラウンスリートロイヤルだそうで……なんかもう色々とトヨタの広告みたいにもなっちゃってましたっけねえ(汗)

 向かって黄色のテーピングラインより左にバリアをぶつけるオフセット衝突実験の結果っすね……なんてことを書いてたら、「ワイルドスピード」シリーズでブライアン=オコナーを演じたポール=ウォーカーが事故で亡くなったというニュースが飛び込んできましたわ……ご冥福をお祈り申し上げます。


 ……と。まあまあ、西館はこんな感じかな!? 他にももっと色々とあったんだけど、さすがに書ききれないのぜ……。基本的に人が多くてゆっくりじっくり見られなかったブースも多いしね……

 てなことで、次回の「東館編」に続くとか何とか。東館、そこにあるのは希望か、絶望か。
Posted at 2013/12/01 14:41:16 | コメント(7) | トラックバック(0) | イベント | 日記

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