日本橋高島屋の中央通りから入ったホールは、いつもその季節を感じるディスプレイがあります。
この建物も昭和8年築で現在に至るのですが、今年の6月に重要文化財に指定されたそうです。
この中央ホールの吹き抜け、いつも横の駐車場口から出入りする為に久々で見たのですが、やはりこの空間を見るとすごい百貨店であることを再認識します。
そしてここの階段の大理石にはアンモナイトの化石が多数見る事が出来ますし、エレベーターも昔の金属製の蛇腹の付いた扉は恐らくここと同じく日本橋の三越本店くらいのものだと思います。
嘗てここの地下2階に「地下大食堂」というレストランがあり、今で言うところのファミレスのはしりでした。和、洋、中と何でも揃ったメニューで昭和の家族の奢りの場で、味も無難ではありましたが子供の頃から数年前まで変わらない雰囲気が好きでした。現在は改装されて洋食と中華の専門店が入りましたが、大食堂も縮小したものの健在で昔と同じメニューが残っています。
旧大食堂の入り口の脇にジューススタンドがあって、そこのおじさんおばさんも顔見知りになる程通ったものですが、改装にあたって閉鎖された今はどうされているのか気になります。
Posted at 2009/08/17 20:47:55 | |
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