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あいどのブログ一覧

2009年10月01日 イイね!

あっ!無理にコメントしなくていいですぅ。^^

あっ!無理にコメントしなくていいですぅ。^^退屈だからにちがいない。

退屈だとなにをやっても、自分の好きなように、どんなふうでも適当にごまかせてしまうから。

音楽だってそうだろう。

だけどオートバイだけは、適当にごまかすことはできない。

ごまかしていると、やがてかならず、しっぺがえしがくる。

厳しいんだ。

だから乗るのさ、最高の緊張だよ。


【追加しました】
Posted at 2009/10/01 01:15:49 | コメント(9) | トラックバック(0) | 詩・小説関連の日記 | 日記
2009年08月01日 イイね!

墓標のない男 ~ロス・フリーウェイ~

墓標のない男 ~ロス・フリーウェイ~墓標のない男       ~ ロス・フリーウェイ ~

この旅が一体どこまで続くのか、誰にもわからない。
この道が一体どこまで続くのか、誰にもわからない。


ローライダーのはなつ、聞き慣れたエキゾーストサウンドは、爆音というよりもむしろ、俺の耳には心地の良い子守唄のようにさえ聞こえてくる。


古びた街に入った時、なぜかふと懐かしさを覚え、バイクの火を落とし、煙草に火を入れた。
生まれ育った街を遠く離れ、20年の歳月が流れていたが、ここはあの街にどこか似ている。
俺は、ダウンタウンの路地の一角で生まれ、そこで青年時代を送っていた。
あの頃の僕は、まだ何が正義でなにが悪なのかを、理解するにはあまりにも幼かった。
暴力が支配する上で一番だと思い、やりたいことは何でもやり、欲しいものは全て奪い取った。
自分の欲求を満たすためには行動さえすれば、理由などは後から付いてくるものだと信じていた。
そんな時だった、こいつ(ローライダー)との出会いは。


そういえば10日ほど前、サンフランシスコで話しかけてきたネクタイイエローモンキーがいたが、こいつを食い入るように見たかと思えば、吐いた言葉が「15,000ドルで譲ってくれ」だった。
やつらは、金さえ出せば全てのものが手に入り、全ての問題が解決すると思っていやがる。
暴力と金、形こそ違うが昔の俺と同じ・・・、愚かなことだ。


こいつは俺に世の中には力や金、暴力では手に入らないもの、解決できない事があることを教えてくれた。それからは自らを傷つけ、時には死にも興味を示し、数え切れないほどの地獄を共に歩んできたのだ。その相棒を、金で譲ってくれなどとは冗談ではなかった。


今でもこいつと理解を共にし、苦労を共にすることが唯一の生きがいであり誇りでもある。
道の上で生まれ、道の上で死んでいく。
そんな生き方を俺はいつしか望むようになった。


この旅が一体どこまで続くのか、誰にもわからない。
この道が一体どこまで続くのか、誰にもわからない。
失うものも守るべきものもない、それでも何かを求め、今日もフリーウェイに子守唄を奏でながら俺は走りつづける。

Keep on running!! On the road.
Posted at 2009/08/01 23:31:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 詩・小説関連の日記 | 日記
2009年08月01日 イイね!

夜と朝の境で

夜と朝の境で~ 夜と朝の境で ~

あてもなく、全てが消え去るまで、夜をバイクで疾走する。
すれ違う道祖神が語りかける。
何を慌てているんだい。
何かを探しているのかい。
それとも何かを忘れたいのかい。
自分を犠牲にして何もかも綺麗ごとで終わらせたいのかい。


空想ではない。
簡単なことじゃないか。
現実は受け止めるしかないだろ。
そして、自分の思いを正直に出して、生きていくしかないだろ。


心と体、呼吸が乱れている。
そうだよな。
既にそのことは心の奥で理解していたが、気が付かないフリをしてきただけ。
ドップギアからアクセルを戻して、ギアを落として行く。
飛び越えていった景色は、スローなテンポへと移り変わっていく。


勘違いしないで、ゆっくりと解決していくしかない。
そして、歩いていくしかないのだ。
どうやら、心の乱れも収まったようだ。


青と紫のコントラスト模様の朝が迫ってきた。
秋の終わりの空気が、ひんやりとして心地いい。
とても切なくて心地いい。


今朝のブラックコーヒーは、とても格別であった。
Posted at 2009/08/01 23:24:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 詩・小説関連の日記 | 日記
2009年08月01日 イイね!

プロポーズ

プロポーズ ~ プロポーズ ~

いまでも、目を閉じると、つい最近のように思える。
あの、普通であった日・・・。
普通であることが、こんなにも幸せであったことに、ようやく気がつく日々。


高台に駆け上がり、そして彼女の手を引き上げると、街の夜景が目の前に広がっていた。
その灯りは、まるで僕達が来るのを待っていたかのように深い夜を照らしていた。
僕は街と空の境界を探す。
一つの星が西へと弧を描き、僕はその軌跡を追った。
隣に目を移すと、彼女は目を閉じてうつむいていた。
時折見せる寂しそうな横顔が、僕の気持ちまでをも寂しくしそうだった。
寒さで彼女の身体は小刻みに震えていたが、ふっと立ち上がったかと思うと、灯りの海に足を踏み出した。
振り返った彼女は微笑んでいたが、瞳はかすかに潤んでいた。
僕がその意味を考えていると、彼女はこう呟いた。

「私・・・。時々、夜が怖くなるときがあるの。
ある日、すっと闇の中に吸い込まれて、そのうち皆が私の存在を忘れてしまうの・・・」

彼女が話し終わると、かすかに聞こえてくるCar Radioが日付を変える時報を鳴らした。
その時から、街のいたるところの灯りが静かに消え始めた。
しばらく街の闇を眺めていると、視線の片隅に大きな星が映った。

「なんだか手が届きそうだ。」
僕はそう呟きながら星空に伸ばした右手を、静かに彼女の肩に回した。
そして、僕は手のひらをそっと開いて呟いた。
「ほら、取れた・・・」

まるで子供のように身をゆだねてきた彼女は、開いたままの僕の手のひらに一粒の大きな涙を落とした。
それは、手の中に光るダイヤモンドを汚れのない星空の下で、より一層輝かせた。

今、彼女が彼女であることが嬉しく思えた。
そのとき、あと10年・・・。
いや・・・、一生、彼女が僕の隣にいることを心に祈っていた。

普通であることが、こんなにも幸せであったことに、ようやく気がつく日々。
予想すらできなかった出来事。
もう彼女は存在しない。
でも、今も心の中で生き続けている。今も・・・。
Posted at 2009/08/01 22:53:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 詩・小説関連の日記 | 日記

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