P-02Xの内蔵発振器は、かなり低位相雑音化されているようで、Word ClockなしでもP-03+Word Clockの音を大きく上回っている感触です(MC3+USBでReClock時)。
とはいえ、REF10 SE120の威力は絶大なので、同期は取りたいし、頭の中の企みにも必須です。
P-02Xには10MHzREF入力があるので、こっちで同期が取れれば、MC3+USBが解放され、DEQX~DAC間にもっていくことができるのだ d(^ω^)
で、その10MHzREFですが、I/Fが合わない。REF10 SE120は矩形波出力、P-02Xは正弦波入力! 実際にはそのまま繋いでも動くんでしょうけどね、想定外の高調波成分で位相雑音が増えてしまうかもしれません。
ということで、フィルタ入れて繋ぐことにしました。高調波成分が全反射でREF10 SE120に戻ってくるのは気持ち悪いので、ATTも咬ませたい。何dB入れることが可能か把握するため、振幅を実測しました。安物オシロはあっても、諸々足りないので調達! フィードスルーの50Ω終端器に50Ωケーブル、BNC/SMA変換、SMAのATT。Amaの超安物ばかり… 大丈夫なんか、こんなので?? (^^ゞ SMAのATT(6GHz)が1000円しないんだもんなぁ…
いきなりオシロ波形 50Ω出力が2系統あるので、左:OUT1 右:OUT2
思ったほど奇麗じゃないな。振幅は、カタログ記載2.0Vppに対して2.4Vppでした。こちらは予想通り大きめでした。ありがたや~♪♪ DC切れてるのもありがたい!
基本波の振幅は4/π倍、フィルタのロスを入れて計算すると下表のとおり。P-02Xの入力レベルの仕様は0.5~1.0Vrmsです。大きめにしておきたいが、ATTもできるだけ大きくしたい。トレードオフ・・・ LPFはfc=15MHz、とりあえずATT=3dBでいくことに決定。LPFはDigi-Keyで購入することにしました。BPF自作もできるけど、LCの定数揃えるのとシールドケースが厄介なので、金で解決することに(苦笑) ¥5,366也
念のため、3dB ATT入れて振幅変化も確認。2.97dB低下で問題なしでした。
LPFは海外在庫… 3日で届くようなこと書かれていたが、どうなりますことやら?
ちなみに、9次のデュアルチェビシェフ! 自作は無理だな (^^ゞ
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Posted at
2023/03/02 00:17:08