
GT3のブレーキダストは豪快です。
松本往復560kmの走行でこんな感じです。
←右フロントホイール
ダブルクリックして拡大表示すると分かりやすいですが、ホイールの内側含めて恐ろしいことになっています。リムには砂鉄状態で堆積してます。

←左フロントホイール
こちらも同様に恐ろしい状態です。
スポーク間に着目すると、向かって左側に集中しています。右ホイールとは関係が逆です。
ホイールの回転方向考えれば当たり前ですが、外に噴き出すダストをスポークの付け根で掻き集めるような感じになるのだと思います。
しかし、 砂鉄のようなのがごっそり堆積しているのを見るとゾッとします。この何千倍・何万倍?ものダストを大気中に撒き散らかしているのでしょう。環境にも悪いし、人体にも良くないはずです。
もし、全ての車がGT3レベルのブレーキだったら・・・かつてのスパイクタイヤ粉塵なみの問題になってたりして・・・
リアのボディーにもたっぷり付着します。 (拡大表示してみてください)


ナンバープレート部分の窪みの奥にまでくまなく付着しています。
走行中は完全に陰になる部分ですが、ボディーの角で気流が舞って付着するのでしょう。ここにこんなに付着すると言うことは・・・空力面ではまだまだ改善の余地があるということかも知れません。

このリアブレーキ用ダクトからも大量に放出されているはずですが、 気流の乱れが小さいため、後側含めて付着量はたいしたことありません。
では、ここから噴き出した高密度で大量のダストはどうなるのか? それは、後から煽って来る輩への心を込めたプレゼントになります。
ブレーキダストに関して心配な点が2つ。
①フロントから噴き出したダストが車内に入って来ないのか?
砂鉄状態でホイールに堆積するくらいですから、設計上考慮されてない訳がないと思います。ドアミラー周辺をチェックしても見当たらないので、この点については多分大丈夫でしょう。
②後続車への影響は?
これはあるでしょう。つるんで走る時は、窓開けない方が良いのでは。空冷乗りはマスク着用!
砂鉄状態のダストを手に取ると、かなり粒子が細かそうです。こんなの一切吸い込みたくないですね~。
では、吸い込み続けるとどうなるか?
実はこのダストには麻薬に似た作用があり・・・ダスト吸い込み常習者は・・・そう、911から離れられなくなるんです(笑) 特に空冷乗りの方々に発症確率が高いのは、窓開けて走る機会が多いからでしょう。
(大ウソですので真に受けないでください・・・念のため)
もうひとつのお土産です。


時期的なこともあり、だいぶ減りました。 メッシュにも大物ほとんどなし(夏場は巨大蛾やカナブン・コガネムシの類の残骸多数・・・田舎なので)
Posted at 2009/09/23 06:35:42 | |
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GT3 | 日記