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純正キャブを外しましょう。
でも簡単ではないですよ！

キャブ本体はここから引っ張れば取れます。
他に外す物は、チョークワイヤー、燃料ホース
スロットルワイヤとまだまだ外さないとね



スロットルワイヤーをキャブから外します。



その前にスロットルヤイヤーの調整用ナットを緩めておいて下さい！



ワイヤーに余裕が出来ました。



ここまでくれば、チョークワイヤを外して、バキュームホースを外して引っ張れば！！



純正キャブが外れましたね！！



これからが大変です。

キャブを付ける前にエアークリーナーを
チェックする事にしましょう。



カバーとスポンジに隙間がありません！！　空気は何処から吸うのでしょうか
全然吸わない訳ではないようですが、キャブの性能が出るのでしょうか？

スポンジと内部の網の隙間もこんなに開いています。



内部の金具から加工します。　クリーナーのバックプレートに網がフィットする様に
カットして合わせてみます。



こんな感じで行けそうです。



スポンジをカットして



網を組み立てて



スポンジの切り口を貼り付けます。


網とスポンジを組み付けてクリーナーカバーに入れてみましょう！



これだけ間隔が有れば問題ないでしょう！！
もう少し考えて作って欲しいのですが、どうでしょうかね？

ＨＳＲ４２を取り付ける前に、どんなキャブか
分解してみる事にしましょう



ジェット交換するときの練習をかねています。
トップカバーを外します。



この中にはジェットニードルが入っています。

フロートチャンバーボディーです。



フロートチャンバーボディーの底のドレンプラグを外します。



メインジェットが見えていますね、ここで交換できますよ

ボディーを外します。



メインジェット、パイロットジェット、アクセルポンプノズル、フロートいろいろ付いてますね！

フロートを外してみましょう。



ジェットを外して番手を見ましょう。



今回のＨＳＲ４２はＴＣ９６とＴＣ８８に使えるキットでジェット類はＴＣ９６で組まれています。
今回は、ＴＣ８８エンジンにＴＣ９６のジェットで組みつけてみます。

空燃比は値はどうなるのでしょうか？

番手の確認が終わったので、元通りに組みつけていきます。



キャブを組み付ける前に加工したいところが有りました。
エアークリーナーです。

車もコンピューターチューニングをすると
走りが変わりますよね！

ハーレーはＣＶキャブなので、この際写真の
デカイサイズのキャブに交換しましょう！！

ミクニ製ＨＳＲ４２で口径が４２ｍｍで純正が
ＣＶ３８ｍｍでバキュームタイプなので今回の
ＨＳＲ４２はダイレクトになりレスポンスもアップ！



キャブ交換するならエアークリーナーも交換しないと、本来の性能は出せません！！
写真のに決めました！　何故か厚みが純正と同じぐらいでサイズも大きくないのと
エレメント部分がスポンジでカバーがエレメントを覆うタイプが良かったからです。

カバー部分がメッシュタイプも有ったのですが、空気の吸い込みも良い代わりに
雨のとき水まで吸ってしまうので、選択外になりました。

純正を外す事にしましょう！！



エアークリーナーを外して、更に部品を外すと




チョークワイヤーなども外して、スロットルケーブルを押し込みながら
純正キャブを引きずり出します。





もう少しで外れるはず？

車に　バイクに　Ｖ－ＵＰ１６　一次昇圧回路を
取り付けると何が違うのか調べましょう！

ハーレーならＶ－ＵＰ１６をノーマルとの切り
替えが簡単に出来るので、これでテストです。

まずはイグニッションＯＦＦの状態での電圧は
当然０ボルトです！



イグニッションＯＮでスターターを回すとエンジンが掛かる状態で測ってみると



エンジンが掛かる状態でハーレーはライトが点灯するので、バッテリーのみで
１２，５Ｖ有りますが、これ位は電圧も下がって当然でしょう！

Ｖ－ＵＰ１６　一次昇圧回路が働いた状態ではどうでしょうか




Ｖ－ＵＰ１６　一次昇圧回路が働くと、電圧は１５，８８Ｖまで上がり、イグニッションコイルに
供給できるのでプラグの火花も当然強くなる訳です。

これからが本題で、エンジンを掛ける為にスターターを回します！
この時電圧はどうなると思いますか？



ここまで電圧は下がってしまいます。

この状態では、イグニッションコイルに供給される電圧では、プラグの火花も
弱くなってしまい、スタート時の濃い燃料に着火することが困難になります。

エンジンの掛が悪い為に、何度もスターターを回す事で更に電圧は下がる悪循環になります。


Ｖ－ＵＰ１６が働いた状態で、スターターを回して電圧はどうなるでしょうか？




凄いでしょ！！　

１５、８７Ｖです。これがスターターを回している時でも、安定してイグニッションコイルに
供給できれば、当然プラグの火花も強いので、エンジンの掛かりも良くなってくれます。

車やバイクでも同じで、強い火花で燃料が良く燃えれば、当然トルクも上がり加速も良くなる訳です。