2014年02月10日
今回の大雪でトラックに乗る友人が大変な状況を経験しました。その経験を記録に残しておこうと思います。
神奈川→山梨(相模原→甲府)への移動だったのですが、大雪のため中央道が通行止め。新東名が通行止め、小田厚通行止め、東富士五湖道路も通行止め。
そして多くの場所でスリップ多発でしたよね。
この状況の中、PCの前にいた私はJARTICとその他通行止め情報やら雪情報をあげていたみんカラのブログなども確認しながら走る道路を検討しました。
ノーマルタイヤの勇者が少ない道路を選択しよう!
いろいろ考えて坂道が少ない道路、リスクはあるけどクルマが走っていない道路を探しました。
最後まで悩んだのが道志みち。
しかし、東名が動いていたので富士インター経由でR52へまわって甲府へのルートを選択しました。
R129では新昭和橋の坂道や金田の交差点が大渋滞。
やっぱり坂道があると、あれだけ雪が降ってしまうとダメですね。
ノーマルタイヤの勇者だけでなく、スタッドレス履いているトラックなんかもスリップしたりと・・・
10時間かけて富士インター経由でR52へと入ったとたん、トレーラーがスタックして3時間まったく動かないとか5時間まったく動かないって状態になったそうです。
大型トラックでスタッドレス+チェーンでもスリップして立ち往生なんて状況もあったようです。これは空荷だったってことも影響があるのでしょうが、びっくりな状況ですよね。
半分遭難状態ですよね・・・

原因のひとつには、
前方車両のスリップで停まってしまったので、後方車両が動けない→待っているうちに諦めて?疲れて?寝ちゃった・・・とか。
放置車両を追い越してスリップ。道路を塞いじゃった・・・とか。
画像のように対向車線まで使って追い抜いたら対向車が来てしまったとか・・・
前の車両がスリップ車両を追い抜いたから、状況確認せずについていく方が多いので仕方ないといえば仕方ないですが、さらに状況を悪くしますよね・・・
友人は20時間ほどかけて目的地の甲府へ到着しました。
しかし、行きがあれば、帰りもあるわけで・・・
そのときにも中央道は通行止め。
広域農道を活用して抜け道したけど、御坂みちは路面凍結で大渋滞。
仕方なく大月経由で走るも笹子の先で大渋滞。
ホントとんでもないことになったそうです。
結果、およそ20時間掛かって帰ってきたとか・・・
なんとも大変な状況だったようです。
今回どのルートが正解だったのかは不明ですが、秩父まわりもありだったのかな?
もしくは西富士道路・本栖湖経由かな?
どなたかトラックでも使えそうな良い道ご存じないですか?
この大雪で16年前の大雪と11年前?の大雪を思い出しました。
16年前の大雪では浜松~長野往復にまる2日掛かってしまい、大変な経験をしました。また11年前の大雪では箱根を通過したため、やっぱり上の画像のような状態になり、対向車線でもスリップみたいな状態でそのときも箱根だけで10時間近く抜けるのに時間が掛かった覚えが・・・
そんな経験から、地図でルート確保することと、寝袋に着替えと食料、長靴は必須だと感じています。あとは砂とチェーン、牽引ロープね。四駆乗りだから角スコと剣スコもね(笑)
今回大変な状況を経験した友人には地図と着替えと食料を積んで行きなね!砂は持っといたほうがいいよ!とは伝えていましたが、これだけ大変な目に遭ったのだから次回のために何が必要か感じられたかな?
こういう大雪という状況の中、(お仕事を含む)クルマで移動された方、どんな対策をしたのかとっても気になります!こういう状況をまた体験することになると思いますので、アドバイスいただけたら幸いです。
Posted at 2014/02/10 22:51:23 | |
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