2017年03月10日
明日で東北の震災から6年ですね。
被災地の多くは仕事で訪れていた地ですので、ほんとに胸が痛かったです。
私にとっては、新潟の震災、南東北の震災、そして東北の震災と3つも震災を経験したのですが、なかでも東北の大震災については、正直今でもいろんな想いが交錯するので、当時の後悔を含めて記録に残したいと思います。
あの震災が発生したのは仕事中でした。
運が悪いことにK11マーチで通勤。カーナビもなし。チャイルドシートだけが乗っている状況。電車が止まってしまったので、通勤ルート+遠回りしてなんとかという場所の同僚を送っていくことになりました。大渋滞している主要道路を外して抜け道して自宅まで送り届けました。あの時活躍したのは、道路が通じているかどうかを判断する力。電柱の電線の太さで、行き止まりかどうかを判断していたんです。そして道路の凹みと汚れですね。これにより、この道路がどれくらい使われているか判断できるんです。おかげで主要道路が大混雑していても、その裏道を使って意外と早く送ることができたと思います。あとは、都心側に向けて主要道路を走らずに、下り方向になるように進路を選択したことを覚えています。主要道路に固執せずに、裏道で電線と道路の凹み具合で判断したのは良かったと今でも思っています。これは四駆あそびの延長で、この道路が行き止まりかどうかを判断するときに使ったりする知識が生きたように思います。
その経験により、勤務地からあのエリアに抜け道するには・・・
とか、いろいろ記録することができました。
同僚を送ったあとの後悔
同僚たちを送ったということは・・・
席が空いているってことですよね。
大変な思いをして、苦労して歩いている方々を拾って、同じ方向に帰るなら目的地ではなくとも途中まででも送ってあげることができたんじゃないかと思います。
当時はそこまで気が回らなかったのが、正直なところですが・・・
もしものことに備えていればそれはできるんじゃないですかね?
ドライバー側だとA4の紙とマジック1本、または養生テープくらいがあれば、帰宅地でもリアガラスに貼るとか、○○区に帰りますとか逆ヒッチハイクする等できたのかなと。また、歩いている方についても紙に『○○市まで』とか書いてヒッチハイクするってのも震災時ならしやすいですよね。
四駆乗りなら、乗車定員に余裕があることが多いし、視線も意識も高い方が多いでしょうから、率先して有事の際には対応できるようにしていたらいいなと感じています。もちろん、四駆乗りだけでなく、ミニバン乗りでもセダン乗りでも席が空いているなら途中まででも乗せてあげるよという意識があったらいいように思います。
そのためには、その意思を示すためにも紙とマジックがあると便利ですよね。
車検証とともに、紙とマジックを載せておくことをおすすめいたします。
Posted at 2017/03/10 23:07:53 | |
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