おい!丹沢山猫!
こんな初夏にブレーキトラブル ラッセル編ってどういうこっちゃ??と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、記録に残しておきたくね。
クラッチトラブルというか、レリーズ交換した友人。
作業の予定をキャンセルするために連絡したんだけど、山猫くん、そういえばさ・・・
レリーズを交換したら、ミッションからの異音がなくなったよ。
あと、ギアの入りも変わって、ミッションOHするしかないか・・・
山猫くんのスペアミッション借りるかも・・・って話も必要なくなったよ。
かれこれ5年以上悩まされていた現象がなくなったって。
一緒にエア抜きしたこともあったけど、それでも解消しなかったんだよね。
それがレリーズ本体を交換したら解消したのにはびっくり!
ところでブレーキ抜けの経験があるんだけど、経験ある??
状況としては、バンパーくらいまである雪山でラッセルして遊んでいる際にブレーキが抜けることが稀にあるんだよね。
経験者は語る・・・(笑)
それは・・・
とあるクルマのブレーキを移植しているわがパジェロ。
大径化するのに使用しているキャリパと同じ部品番号の別のとあるクルマのキャリパをスペアとして使っていたことがあるんです。
ところがそのキャリパ。本体の部番は同じでも、アッセンブリーとしては部番が異なる。
理由が不明だったのだけど、使ってみたら理由が判明。
それは・・・
キャリパとブレーキホースを繋ぐオフセット配管のオフセット量が違ったんです。それも5mmちょっとね。
ダブルショック化しているわがパジェロ。
ノーマルのパジェロならブレーキのそれくらいの配管の差なら当たらないんだけど、太いショックを入れていることもあって、クリアランスがギリギリのため、当たってしまうんです。
フルステアするとわずかに当たってるみたい。それもそれも、停車時にフルステアしても当たらくて、サスペンションがストロークしているところでわずかに当たる。
これがキャリパを押す力となって、ブレーキが抜けるんです。
キャリパがわずかに押される。 → パッドとローターのクリアランスができきる。 → パッドとローターのクリアランスを戻す力となってブレーキが抜ける。 → けど、2,3度ブレーキを踏むと元通り。
なんだろこれ?って、悩んでたことがあるんだけど、パーツリストをすべて開いて比べてみたら、発覚したのが、配管の部番が違うこと。
部品を取り寄せてみたら、オフセット量が違うってことが判ったんです。
これが原因でキャリパとショックがフルステアリング時に当たってしまうことで、ブレーキ抜けの経験をしました。
話を戻して雪山でラッセルして遊んでいる際にブレーキが抜けることが稀にある話。
上のブレーキ抜けを当てはめると、オフセット配管が当たるを雪塊がキャリパを押すに置き換えた状況でしょう。
雪道走っているくらいじゃ問題ないんだけど、雪山でそれもバンパーくらいまでの雪を掻き分けて走り回っている際にキャリパまわりに雪が溜まり、それがステアリング操作でキャリパを雪塊が押す。
キャリパがわずかに押される。 → パッドとローターのクリアランスができきる。 → パッドとローターのクリアランスを戻す力となってブレーキが抜ける。 → けど、2,3度ブレーキを踏むと元通り。
雪でもそんなことが起きる場合もあるんですね。
ステアリング操作と雪塊のできる位置と雪塊の固さ等々、条件が合うとブレーキ抜けが発生するようです。
そのため、ラッセルで遊ぶと必ず発生するわけではないとのこと。
これが原因を究明するのが難しかった原因でしょう。
レリーズ交換でミッションの異常が解消したこと、同じ油圧でコントロールしているブレーキトラブルに話が加わり、そちらも原因が判明したこと。経験や知識を集積するって楽しいね。本当に。
部品のやりとりや相談に対する結果のフィードバックって大切だよね。
それができないならば、お金払ってお店でやってもらったら?って思っちゃうもん。
大切なのはそこだよね。
Posted at 2021/06/19 07:30:34 | |
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pajero | 日記