これは峠駅から姥湯温泉への道中でのお話しです。
マジでクルマ落とすかと思った!
マジで動けなくなった!
まあ、結果としては、何とかリカバリーできたのと、いかに勢いを維持しつつ滑らさずに走ること、ソーイングやブレーキタッピングで切り抜けることになんとか成功したお話しです。
悪天候で土砂降りとかではないけど、今回は紅葉の時期で落ち葉の絨毯、そこに朝まで降っていた雨。元々険しい道ではあるけれども、気象条件が悪かったことも一因かな。
1つ目は最大のピンチ!
国道13号線から峠駅まではまだ民家が少しあるエリア。峠駅から先は滑川温泉福島屋と姥湯温泉があるだけ。
その滑川温泉福島屋から姥湯温泉に抜けるT字路というか、鋭角なT字路で急坂なんですよ。
画像で見るとたいしたことないように見えるんだけど、もっともっと急坂なんです・・・
ここでトラブル発生!
T字路の左側はステップワゴンのローダウン車両だけじゃなく、乗用車では通ることが難しい急傾斜のため、大回りして傾斜の緩い右手側からアプローチしたところ、トラクション抜けてタイヤ空転、落ち葉+雨露でものすごい滑るんです。ちょうど落ち葉が溜まっているのは、画像で言うとポールの先。右のタイヤが通る場所に溜まっていたんです。
やさしくアクセル踏んで再発進しようとするもタイヤが回りません!
CVTの特性なのかな?
本当にタイヤが空転すらしないんですよ…
仕方がないので、切り替えしてバッグしようにも、タイヤ空転時に谷側にクルマが流れてしまったため、そのまま下がると前後オーバーハングの角度以上となり、亀確定!
パーキングブレーキで停まることができない急斜面。まっすぐ下がるにも、下がった後の切り替えしの前進がほぼできない…
空転でもしてくれるなら良いけど、それもないと厳しいね。
5回くらい切り替えして、フラットな路面に戻ることに成功!
亀になったらどうしよう?
ミッション壊れたらどうしよう?
マジで焦りました^^;
この後のリカバリーは、一旦福島屋へ行き、勢いをつけて進入。
パジェロならまったく問題ないけど、濡れた落ち葉、濡れた路面が牙を剥いた感じかな。
本当に焦りました。
けど、その後も難所は続くよ姥湯まで…
スイッチバック区間やつづら折れ区間、そして17%22%の勾配区画
そこに大量の落ち葉と濡れた路面
タイヤ空転すると、ソーイングでトラクション確保
スイッチバック区間なんて、この状況で切り返し?ムリムリ!本当に無理!!
スイッチバック区間なのに、道幅目一杯活用して、勢いとのバランス、スリップし始めるとソーイング+ブレーキタッピングでなんとかクリア。
スリルいっぱい×いっぱいのドライブとなりました。
ちなみにたまたまお会いしたスキンヘッドで渓流釣りと温泉が趣味のデリカ乗りの方は、ATタイヤ新品だったけど、四駆+ロックで上がってきたとのこと。
本当にバックで走ろうかと思ったくらい、トラクションの掛かりが悪かったなぁ。
FFと四駆だと、多くのクルマはフロントエンジンのため、バック走行がトラクション掛かるんですよ。雪道バックで上るとかね、むかしよくやってました(笑)