20年ほど前からHIDヘッドランプを使用してきました。
当時は10万円以上して、本当に高額でした。
当時は、後付けHIDなんて使っている方は本当に少なくて、明るくて、グレアもいっぱいで本当に迷惑をおかけしていたように思います。
とはいえ、車検には毎回それで通過させていたくらいの光軸でしたが・・・
先日、ブログを振り返る機会があり、LEDヘッドランプにいつからスイッチしたんだっけ?みたいなことがあったんです。
LEDヘッドランプにスイッチしたのは、5年ほど前。
当時のブログを確認すると、当時からきちんとテスターで確認していました!
MRヘッドランプ+スフィアのLEDヘッドランプ = 1.6万カンデラ
1.5万カンデラが検査の下限値で、ハロゲンだと1.5万カンデラから2万カンデラの間に入ることが多い(ヘッドライトのレンズはそれぞれ)ことを考えると、明るさはハロゲンと変わらないくらいだったということでしょう。
ただ、このLEDは、光量は合格ラインではあったけど、カットラインがまったく出ていなかったため、光軸を下げて使っていたおかげで暗い。
ということで、しばらくしてPIAAのLEDヘッドランプに交換したんです。
テスターで確認すると、IPFカットレンズ+PIAALEDヘッドランプ = 2.7万カンデラ
カットラインは・・・車検には通るくらいのラインだったけど、きれいな上がりじゃなかったかな。
ただ、カットされていたから、左上がりが足りないくらいで、対向車には迷惑とならないものでした。
しかし、このPIAAのLEDヘッドランプには大きな欠点があって、熱暴走するのか、突然暗くなるんです。いつも発生するわけじゃないので、熱暴走しているんだと勝手に理解していました。
そうこうしているうちに、fcl.のヘッドランプモニターに当選したんです。
テスターで確認すると、IPFカットレンズ+fcl.LEDヘッドランプ(旧型) = 2.9万カンデラ
カットラインはきちんとしていていい感じだったんだけど、プロの目には、上がり方のポイントがハロゲンらしくなると良いのにと言われたことが印象的。
けれどももちろんロービームでも検査に通るレベルでした。
さらには、2度目のfcl.のヘッドランプモニターに当選したんです。
テスターで確認すると、IPFカットレンズ+fcl.LEDヘッドランプ(新型) = 3.3万カンデラ
こちらのカットラインは、旧モデルよりも進化していました。
先日、PHILIPSのヘッドランプモニターに当選したんです。
テスターで確認すると、IPFカットレンズ+PHILIPSLEDヘッドランプ = 2.3万カンデラ
こちらのカットラインは、本当にきれい。
現在使用しているLEDヘッドランプのひとつにIPFの黄色があります。
テスターで確認すると、IPFカットレンズ+IPF LEDヘッドランプ = 5.1万カンデラ
カットラインはPHILIPS品同様、とってもきれいなもの。
どれもテスターは、同じテスターを使用していますが、スフィアだけマルチリフレクター、ほかのものは、IPFのカットレンズで比較しています。レンズは、PIAA→fcl.(旧型)→fcl.(新型)→IPF→PHILIPSと4年間使用しているので、経年劣化と汚れている可能性があります。
5年ほどの間に、LEDヘッドランプは劇的に進化しているように感じます。
スフィアも現在ならもっと明るくてカットラインもしっかりしているでしょうし、IPFの営業さんが5年ほど前のその当時に仰っていたことが印象的で、弊社がまだLEDヘッドランプを発売できないのは、お客様が納得できるレベルにないから。それから2年くらいで発売されて、さらには、旧車向けに黄色作って!なんてお願いしてたこともあって、新型の黄色が発売されてすぐに買いに行ったのが昨年。1.6万カンデラから5万カンデラ超に進化していることを実感しています。
ただ、明るさとコストのバランスとかいろいろあるわけで、fcl.品がおよそ1.5万円。PIAA品は購入当時で2万円。PHILIPSが1万ちょっとだったかな?そこにIPFは3万円だったわけで、3万円出せるならIPFが明るいよとは思うけど、半額でも3万カンデラ超えることを考えると、そっちでも良いんじゃないかななんて思うわけで。
そうそう、進化を実感しているとともに、一点、お勧めがあります。
それは、光軸をきちんと取ると、配光がしっかりするので、明るく感じますよ。
ただLEDヘッドランプに交換しただけじゃもったいない!対向車への配慮にもなりますしね。
Posted at 2020/03/20 10:00:06 | |
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