もう一度「パチソン」の意味を確認のために解説。

え～当ブログのメインコンテンツ化をしているパチソンですが、もう一度確認のために解説をしておきたいと思います。

パチソンに関して詳細に説明をされている、『ニコニコ大百科』のパチソンの欄にある最初の説明は、こう説明をされています。

パチソンとは、マイナーな歌手に歌わせたレコード、カセットテープ、CDの作品のことを指す。一般的にパチソンと言われるのは、アニメソングが主だが、ムード歌謡やポップスにもパチソンが存在する。

歴史的には1960年代末に存在していたらしい。全盛期は1970年代で作風は相当フリーダムであった。現在でも存在をしている

と。よく、ホームセンターやレコード店等で「３本まとめて￥１０００」と、纏め売りをされている「誰が歌ったのかも分からないアニメソング集」のことです。

親が「安いから」と言って買ってきた、アニメ＆特撮ソングなのですがカセットテープの歌唱方法が妙にコブシが利いたムード歌謡みたいな歌唱方法になっていて、それが「トラウマになってしまう」というのがパチソンです。全盛期は、１９７０年代～１９８０年代前半辺りで、本当に「ジャンル違いの人が場違いでアニメ＆特撮ソングを歌ってしまう」という物です。よく『パチテープ』と言われていたのがそれに該当します。で、タイトルの例としては進め！戦え！TVマンガ大行進といかにも「怪しさ満点」な感じが多いですねｗ。

パチソンは、子供が「（ﾟ⊿ﾟ）ｲﾗﾈ」と思うので使い捨て状態で、初期の頃の音源が現存をしているのは本当に貴重ですが、『ニコニコ動画』で火が付いた「音楽のジャンル」とも言って過言ではありません。ある意味の「歴史的な貴重な資料」とも言えます。本家よりも、どこかへなちょこな歌唱や演奏だけど、大人になってみて「こっちの方が味があるじゃないか！！」と感じることが出来ると思う。日本がまだ「おおらかだった時代」の証拠でもあります。

また、パチソンを通じて「日本での著作権の扱い方のいびつさ」が垣間見えることも出来ます。某著作権団体に金を払えば「適当に歌ってもそれが商品になる」という物でもありますがｗ。

でも、時々本家よりも侮れないクオリティを持ったものあるので、「レアアイテムを見つけた時の喜び」みたいなものも感じることも出来ますがｗ。

これで「パチソン」の概要が分かると思いますよ♪

こんな感じで。