2012年02月21日
え~昨日は13年前の事件で、元少年に死刑判決が確定をして大騒ぎとなりましたが、被害者の奥さんと娘さんの夫の本村洋さんの姿は印象的でした。
日テレニュース24より2012年 2月20日 18:55 分より引用。
『本村洋さん「厳粛に受け止めなくては」』
99年に山口・光市で母子2人が殺害された事件の裁判で、最高裁は20日、殺人などの罪の問われていた元少年(当時18)の上告を退けた。これで元少年の死刑が確定することになる。判決を受けて記者会見を行った遺族・本村洋さんは「死刑判決が下されたことには大変満足しています。厳粛に受け止めなくてはいけないと思います」と述べた。 この裁判は、99年、大月(旧姓・福田)孝行被告が、光市で、本村さんの妻・弥生さん(当時23)と長女・夕夏ちゃん(当時11か月)を殺害したなどとして、殺人などの罪に問われたもの。裁判では、犯行当時18歳だった大月被告に死刑を適用すべきかどうかが争点となった。 最高裁は1度目の上告審で、「18歳という年齢は死刑を回避すべき決定的な事情とは言えない」として、一・二審の無期懲役を取り消して裁判のやり直しを命じ、差し戻しの控訴審で広島高裁が死刑を言い渡していた。弁護側は2度目の上告を行い、死刑を回避するよう求めていたが、最高裁は20日、これを退け、死刑が確定することになった。 判決の言い渡しが終わると、本村さんは、弥生さんと夕夏ちゃんの遺影を胸に抱え、裁判長に深く一礼した。本村さんは20日午後に記者会見を行った。 本村さん「今回、私たち遺族が求める死刑という判決が下されたことは、遺族としては大変満足しています。決してうれしいとか、喜びとかいう感情は一切ありません。厳粛に受け止めなくてはいけないと思います」「少年であっても、身勝手なことで人を殺害すれば、この国は死刑に科すという、強い価値規範を社会に示した。死刑を存置すべきだとか、廃止すべきだとか、いろいろな考えが出ると思うが、私たちの身近で起きる事件・犯罪に対してどうすべきかということを考える契機になれば、私の妻・娘の命も、今回死刑が科されるであろう被告人の命も、無駄にならないと思っている」 20日の判決では、4人の裁判官のうち1人が反対意見を述べている。死刑事件で裁判官の反対意見が出るのは極めて異例。この裁判官は、「大月被告の精神的成熟度が18歳を相当下回っていれば死刑を回避する理由になる」と述べている。しかし、そうした点も十分に審理が尽くされたとした上で、「犯行は冷酷にして残虐、真摯(しんし)な反省の情もうかがえない」などとして、最高裁は上告を退けた。 判決に対し、弁護側は「事実を真正面から検討しようとせず、極めて不当である」としている。
引用終わり。
私が本村さんの立場になったら「絶対に発狂をするかもしれません」。心に穴が出来たような感じになりますし、ましてや被告の弁護士から「人でなし!」と言葉をかけられたら、もう心が折れますよ。
でも、13年もじっくりと忍耐強く活動を続けてきたのは、本当に立派だと思います。本村さんが、この後の人生で普通の幸せな人生を送って欲しいと思いますね。
私も結婚をしてから、本村さんの気持ちが少しでも理解できるようにはなっていますね。
でもこの手の自称・人権派弁護士どもの本村さんへの仕打ちはひどすぎます!
国民はもう、この手の団体は絶対に許しませんので。
こんな感じで。
Posted at 2012/02/21 19:19:58 | |
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