P爺で雪の高速と一般道路を走っての感想であります。
一言
「なかなか侮れないゾ」
古典的な構造の四駆に乗っていると電気じかけのトラクションコントロールなんて
なんて助兵衛なそうちなんだと思ってしまいます。
正々堂々と日々鍛錬して難極を乗り越えろ!って気分になりますが、
今回雪道でこの助兵衛な装置を体感する機会がありました。
そっか!ならばお手並み拝見と行こうでは有りませんか!
もちろんスタッドレス履いて今年で3シーズン目の横浜のタイヤを履いての感想です。
高速道路を走っていると踏み固められた氷の上に乗ると右往左往するのは
致し方ないですが降り始めの路面が白くなった状態ではなかなか安定しております。
FFの場合リアが後からすすす~って滑り出すのですが
どうもその感じが希薄で何故だろう?っていい意味での疑問が有りました。
圧雪、積雪がある一般道で感じるのが発進加速時のスリップをあまり感じない事です。
これでもか!と踏み込んでやると多少ハンドルが取られ2・3回左右にフロントが振られますが
直ぐに収まり何事も無く加速していきます。
インジゲーターにはスリップの警告灯が点灯し、助兵衛な装置が作動しているのを感じますが
なかなかどうしたスムーズに加速します。
多分普通の駆動系なら確実にホイルスピンしてぎゅうううううううって大騒ぎで
後続車に何やってんだよ。。。っていう状況ですが
P爺スムーズに速度を上げていきます。
ならば意地悪をしてやれとハンドルを急にこじってやるのですが
後からリアが少し滑り出すのを感じますが終始安定しております。
警告灯がつくぐらい積雪路面でハンドルを振ってもリアがなかなか破綻せづに粘ります。
感覚としてはすぐにノーズの向きを変えていたのが重心が高くなった感じで
判りにくいかと思いますがy60ノーマル車高GR夏タイヤでハンドルを左右に振った感覚です。
フロントが前のめりに向きを変え暫くしてからリアが持ち上がるように振られてくる
重心が高い四駆の標準状態の挙動のような感じで有ります。
乗用車の感覚では怖いだろうけど四駆に乗っている自分には驚きで
ちょっと濡れている路面を走っている程度の感覚です。
同じハンドル操作をy60スタッドレスで行なったらスピンするでしょう。
狭い除雪が行き届いていない路地で雪の深みに入ってもタイヤがいたづらに空転することなく
しっとりと車を動かし、車庫入れなど空転させやすい状況でもそれも無縁の世界。
ん~何だろうこの感覚。
雪道ですがちょっと路面状況が悪くなった道を走っているぐらいの感じで
今までの自分の感覚と車の挙動のギャップに違和感を感じます。
車が路面の悪コンデションを減じている感じさえします。
今どきの四駆でもこの助兵衛な装置が流行しておりますが
確かにタイヤが空転しないというのは凄い事で乗用にシフトした足回りに
この助兵衛な装置でその失ったものを代用させるのはなかなか侮れません。
目を三角にして障害物に挑んでいる状況でも
この助兵衛な装置はそのような障害物の難易度を下げるような働きがある感じです。
それこそ涼しい顔して三角組を追い抜きそうです。
P爺と雪道なかなか安定した走りでそれなりに運転技術と経験がある人には
不安定な挙動を示しにくい分リラックスして運転できると感じました。
Posted at 2012/01/28 16:10:30 | |
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