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2011年05月07日

陸上自衛隊土浦駐屯地 武器学校と予科練平和記念館

笠間での用事が早く終了したので、少し足を伸ばして阿見町の陸上自衛隊土浦駐屯地の武器学校と
新しく出来た予科練平和記念館を訪れてきました。

もとは旧帝国海軍の霞ヶ浦航空隊の基地があった場所で、戦後は陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校として今に至ります。

武器学校という名前のとおり、陸上自衛隊の後方支援部隊の指揮官、幕僚を養成する教育や、各種装備品の整備員を養成する教育を行ったり、不発弾処理の教育が行われています。

見学は基地の正門で受け付け(名前、住所、電話番号などの記入)を行えば無料で見学する事が出来ます。

見学可能なエリアは限られますが、火砲、戦車、装甲車など展示されている兵器を近くで見る事が出来るので、その方面が好きな方にはお薦めだと思います。

その一部を

旧帝国陸軍の三式中戦車(世界で現存するただ一台だとか)


74式戦車 子供の頃にこの戦車が好きで絵を良く描いていたのを覚えています♪


90式戦車



後で調べたら、2007年の駐屯地55周年記念祭にて、完全レストアされて可動状態となった八九式戦車がお披露目となったそうです。
残念ながらこの日は展示されていらず、お目にかかる事は叶いませんでた。

武器学校の見学の後は、隣接する予科練平和記念館を訪れました。


旧帝国海軍霞ヶ浦航空隊に昭和14年に横須賀から飛行予科練習部(予科練)が移転し、終戦まで予科練の教育・訓練が行われておりました。
その予科練の歴史と記録を正確に次世代に伝承する為に記念館が作られたとのこと。

展示コーナーは予科練志望者の憧れだった「7つボタン」にちなんで7つの展示コーナーに分けられており、1.入隊→2.訓練→3.心情→4.飛翔→5.交流→6.窮迫→7.特攻との順番で見学していく形式となってます。

6.7のみシアターで映像を見る形となりますが、特に7の特攻では遺書と出撃前の書かれた最後の手紙が展示されており、それを読むと自然と目頭が熱くなりました。

予科練出身者として戦地へ赴いた方が2万4千人で、戦死者は8割の1万9千人という数です。
8割が戦死というこの数字はとても重いですし、予科練出身者として無くなった方の多くが10代後半~20代前半と本当に若い方が多いんですよね。

今の日本の繁栄の礎を築くために、このように多くの若者が命を散らせた事実を忘れてはならないと思いますし、その若者が守りたかった日本という国について我々一人一人が考えなければならないと改めて思いました。

「国を愛する心」こんな当たり前の事を学校で教える事を巡って、戦前の軍国教育だと騒ぎになるのは何とも嘆かわしい限りです。


武器学校敷地内にある予科練出身者の遺品・遺書を展示している雄翔館の前に立つ山本五十六元帥の像







ブログ一覧 | 日記
Posted at 2011/05/07 16:01:41

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この記事へのコメント

2011年5月7日 16:26
そんな見学できる場所があるなんて知りませんでした^^
戦車を目前で見られるのはすごいですね。

愛国心って言葉は最近聞こえてこないような気がします。
このような道徳を学校で教えないのは間違っていると思います。
ウチの親も学校の先生でしたが、その辺はきちんと教えていたと聞いたことがあります。
もう一度自分の国に対して、見つめなおす必要があるかもしれませんね。
コメントへの返答
2011年5月7日 17:04
中学生くらいの頃に一度訪れた事があったのですが、その時は零戦とか飛行機も展示されていたように記憶してます。
火力演習などのように、稼働している状態を見る事はできませんが、装備品を間近で見られる機会はあまりないので、ミリタリー関係のファンには結構有名な場所みたいです。

愛国心・・・日本が国として存立している以上、母国に対して愛する子持ちを持つ事、またそれを教えることがごく当たり前だと思いますし、世界中を見てもそれを否定する国など無いと思います。

現政権党は、立党時のフレーズで「市民が主役」という言葉を使ってましたが、国を通り越して市民というのもあり得ないわけですし、今回の震災のように国全体が一つになって困難を乗り越えようという時にも大切なものだと思います。
2011年5月7日 16:38
こんにちは。
阿見の武器学校は30年くらい前に行きました。実家から近くなのですが、平和記念館にはまだ行った事がありません。機会見つけて見学したいと思っています。
個人的には74式戦車が好きです。(^^

多くの命の土台に今の自分達がある。
本当に忘れてはならないと思います。
コメントへの返答
2011年5月7日 17:34
こんにちは、コメントありがとうございます。

自分は20年ほど前の中学生くらいの頃に一度訪れた事があるのですが、↑にも書きましたが戦車と並んで零戦も展示されていて、そちらの印象が強く残っていました。

戦車の絵を描けといわれたら、たぶん74式戦車の形を描いてしまうくらいに、戦車=74式戦車が染み込んでます(・∀・)

平和記念館は一年前に開館したばかりの真新しい施設でした。

第二次大戦終了後は、日本は長らく平和な時代を過ごしてきましたが、それを享受する為に多くの犠牲があった事は忘れずにいたいものです。
2011年5月7日 17:09
うちの父親は元軍人でしたので戦争体験記ありますよ~

コメントへの返答
2011年5月8日 19:23
そういえば、震災の後にお父様の体験記を読んでいたと仰ってましたね。

従軍して直に戦争を経験された方がご高齢になり、直に話しを聞く機会も年々難しくなりました。
体験記などでその記録を残し次世代に伝える事は本当に大切な事だと思います。
2011年5月7日 21:19
よくここの前を通りますw
戦争でこの国と国民を守ってくれた多くの方が居たからこそ、今の私たちがあるのですよね。
コメントへの返答
2011年5月8日 19:36
紫彩さんの行動エリアでしたか(*'▽'*)♪
バス釣りに熱中していた頃は、あの辺も良く通りました。

国の為、守りたい人の為にと若い命を懸けた多くの方達がいた事を忘れずにいたいですよね。
2011年5月7日 21:19
おお~。気になってたスポットです。今度行ってみます。
コメントへの返答
2011年5月8日 19:38
125号線沿いの分かりやすい場所なので、機会があればぜひ訪れて見てください(^O^)/

霞ヶ浦も直ぐ傍なので、釣りも楽しめますよ。
2011年5月7日 22:37
ウチでは他界した祖父が旧陸軍の元軍人で軍曹(太平洋戦争のシンガポールで砲兵の任に就いてました)やってました。
祖父は生前、ワタシが「~であります!!」とか「〇〇(本名)上等兵出頭しました!!」とか言うと良く笑って相手してくれたり、戦地に赴いた兵隊が知る戦争のリアルな話を聞けたのがすごく懐かしいし怖かったです。兵役時の生活や敗戦後の捕虜生活、また、従軍慰安婦の現実などヤバい話(汗)も。

予科練平和記念館という施設が出来たのは知りませんでした。ワタシもいつか祖父を偲びながら、見学してみたいと思います。
コメントへの返答
2011年5月8日 19:56
の為にシンガポールというと、開戦初期に第25軍がマレー作戦など活躍しましたね。
私の祖父も砲兵で中国のハルビンに渡ったそうです。
戦争の体験については、亡くなるまでほとんど語る事はありませんでした。
(時折ですが、向こうの人は狡賢いみたいな事を口にする事があったので、いろいろな苦労があったのだと思います)

当時使用していた水筒が祖父の家の納屋にあったのを見つけて、それをもらいました。
(今も自分の部屋の押し入れにしまってます)

予科練平和記念館は去年の2月に出来たばかりの施設で、館内には図書の閲覧コーナーもあってそこで軍艦の写真集などを見る事もできますよ。
是非土浦周辺を観光される際にはお立ち寄りください(^O^)/

2011年5月8日 0:07
確かに自衛隊の戦車というと、74式か61式ですね.。
怪獣とよく戦っていたからかな?(^o^)

98式というと、チホですか? WWⅡ時の日本の戦車は全然判らないんですけど…。

コメントへの返答
2011年5月8日 20:07
ガメラやウルトラマンの怪獣達に蹴散らされている場面も良く見ましたね。

失礼しました~、改めて見たら私の記載ミスで、八九式中戦車でした。(^^;)





2011年5月8日 17:43
見学出来る場所があるんですね♪

結構戦車は好きなので行ってみたいです。
コメントへの返答
2011年5月8日 20:15
広い敷地のごく一角ですが、屋外に展示された兵器と屋内展示の火砲(三八式野砲など)を見学する事が出来ます。

戦車、装甲車が一列に並んでいる姿は圧巻ですよ♪
2011年5月9日 7:09
自分もこのような見学できる施設が有るとは知りませんでした。

知覧の特攻平和記念館に行った事ありますが、やはり特攻隊委員の手紙が展示されており、涙が止まらなかったのを思い出します。
日本を守るために散った数多くの魂の事は語り継がねばなりませんね。

阿見方面にはよく行きますので、時間を作って行ってみようと思います。

コメントへの返答
2011年5月9日 23:03
本当は昨年の秋ごろに施設がある事を知って、行きたいと思いながらなかなか行けずにおりました。

出撃前に書かれた最後の手紙には、本当はもっと書きたい事があるけれど、それを断ち切るかのような文面で余計に胸をうたれました。
命を懸けて守ろうとした日本のいまの姿を彼らが見たら、果たしてどのように思うのだろうと考えさせられました。

こちらの平和記念館ではごく一部の展示ですが、武器学校内の雄翔館では予科練出身で特攻隊員として亡くなられた方の写真と遺書や遺品が所狭しと展示されていますので、合わせて見学されることをお薦め致します。

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「@す~ぱ~ひたち@とれたてみったん♪ さん
初代のガンプラの箱に必ずこの文言の記載がありましたね。😆」
何シテル?   07/24 11:44
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