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春らしい陽気に誘われて、いつもの練習コースを走ってきました。
コース途中にある河川敷公園に必ず立ち寄るのですが、3年前にこの公園を初めて訪れてから、気がついたら不思議とこの木の下で休む事が多くなってました。
何百年と月日を重ねた木には、長年風雪に耐えて生きてきた独特の雰囲気や信仰の対象となるような神々しさがあって自然と畏敬の念を覚えますが、この木にはそれほどの年数も独特の雰囲気も神々しさも持ち合わせてはいません。

ごくごく普通のありふれた木なのですが・・・・・・・何故だか引き寄せられてしまいます。

春は芽吹いたばかりの新芽を見ながら空を眺めてみたり、夏は厳しい日差しを遮る木陰で汗を拭いながら冷たい飲み物で乾いた喉をうるおし、秋は一面に咲くコスモスを眺めながら物思いにふけってみたり、冬はやわらかな日差しを浴びながら温かい飲み物でほっと一息ついたりと、一年を通してこの木の様々な表情を眺めていると親しみもわいてきて、不思議と落ち着く場所です。

いつか木の妖精が目の前に現れる日がきたら・・・・・・・・なんてあるわけ無いですけどね(＾＾；)