昨日に続き、スーパー耐久 & F3の決勝を観戦してきました。
決勝は人が多いだろう…と、朝4時に出発したものの、開門待ちの車は予選の2倍程度…。SuperGTと違ってあまり人気がないんですかね…(汗
*スーパー耐久 フリー走行*
フリー走行8:30~9:00
日曜はスーパー耐久参戦車両のフリー走行からスタート。
グリーンフラッグが振られると一斉にピットロードからマシンが飛び出してきます。
昨日の予選でトラブルに見舞われたST-3クラス No.14 岡部自動車T-MANオイルTeam Tetsuya Z、ST-4クラス No.40 TRACY SPORTS S2000の修繕は無事間に合ったようで、フリー走行でも力強い走りを見せてくれました。
決勝はちょうど気温が最も高くなる時間帯…。
*マーチ ワンメイクレース 決勝*
決勝9:30~
昨日行われた予選に続いて決勝が行われました。10ラップ、12台で競われるワンメイクレースでは優勝を目指して熱いバトルが繰り広げられます。
元は同じ車でも、足回りの固め方の違いなのか、コーナリングでの車体の挙動などに違いが見られました。そのようなセッティングの仕方も勝敗を分ける各チームの大きな戦略の一つになるんですね…。
バックストレートでは熾烈な順位争いでマシン同士が接触し、文字通り火花を散らす展開を繰り広げ、各ドライバーのプライドを感じさせるレースでした。
この熱いレースを制したのは第3戦まででシリーズ通算ポイント3位につけていたNo.11 新東科学・真栄金属PX・EDマーチ。予選6P・決勝20Pを獲得し通算1位に上がりました。
一方、2位と16Pの差をつけ通算1位をキープしていたNo.5 IMAGEフジタ薬局ベースパワSSマーチはグリッドスタート時のフライング判定により、ピットスルーのペナルティを受け決勝ポイントは2Pのみで通算2位に下がりました。
第5戦は9/19に鈴鹿サーキットにて行われ、最終戦の第6戦は再び岡山。どのチームがシリーズチャンピオンを獲得するのか注目です。
*F3 第12戦 決勝*
決勝10:40~
全日本選手権Cクラス6台、全日本選手権Nクラス8台の計14台で争われました。
レースはポールポジションを獲得していたNo.36 PETRONAS TOM'S F308が終始1位をキープしたまま昨日に続く2連勝となりました。
NクラスはNo.37 TDP SPIRIT F307が昨日に続く2連勝を収めました。
Cクラスではこれまで10連勝を打ち立ててきたNo.1 PETRONAS TOM'S F308の連勝記録が途絶えましたが、PETRONAS TEAM TOM'Sのチームとしては依然12連勝をキープしたままとなります。
これまでの10連勝が大きく作用し、CクラスではNo.1 PETRONAS TOM'S F308が早くもシリーズチャンピオンを獲得しました。残るスポーツランドSUGO、オートポリスでの4戦でNクラスのシリーズチャンピオンが誰に決まるでしょう…。
*ピットウォーク*
ピットウォーク11:55~12:45
ピットウォークパス(\3,000)を購入し、ピットの見学を行いました。
前回のSuperGT観戦時の経験もあるので、今回は要領良く回る事ができました。
サイン色紙を5枚用意して11名のドライバーのサインを貰う事もできました♪(誰のサインか分からなくなってしまったのは内緒)
握手やサイン・記念撮影などドライバーとの触れ合いを行いたい方は是非ともピットウォークに参加される事をオススメします。
*スーパー耐久 決勝*
決勝は400km耐久(109ラップ)で争われました。スーパー耐久に出走する車両は公道走行可能なレベルからほとんど改造を許されていないため、マシン本来の性能に大きく左右されます。改造の制限が大きく、逆に言えば車高・タイヤ・マフラー音量などを除けば、ほぼ保安基準に適合するそうです。エアロやウィングなども保安基準に適合した市販パーツのみ使用可だそうで、各マシンを身近に感じるレースです。
ST-1 6台、ST-2 6台、ST-3 9台、ST-4 14台、ST-5 2台の37台が走行、26台が完走しました。
前回の富士から参戦したGT-Rを応援していましたが、周回数を重ねるごとにBMW勢との差が広がって行きます…。それでも4位をキープして走行していましたが、終盤でブレーキ系のトラブルによりホームストレート上で脱落した部品を巻き上げながら左前のタイヤがバースト。スローダウンしながら1周しピットイン、すぐにガレージに取り込まれたのでここで終了か…と思いましたが、すぐに復帰し最後の力走を見せてくれました。
残念ながらクラス最下位となってしまいましたがなんとか完走を果たした形となりました。
今年から新設されたST-5クラスはVitz2台のみの参戦で事実上の一騎打ち。
ところがレース序盤でNo.76 S.B.寿IDI安井自動車Vitzがリタイア。ここまで4連勝を重ねるNo.4 明治ステップTSK☆Vitz RSが完走で5連勝目を獲得し、早々にシリーズチャンピオンを獲得しました。
新設されたばかりのクラスで2台のみの出走ですが、ハイブリッドカーも特認車両として参加できるため、来年はスプーンがCR-Zを数台参戦させると発表されています。
来年からはST-5クラスが更に熱い盛り上がりを見せてくれる事でしょう…。
*グランドフィナーレ*
スーパー耐久のレースでチェッカーフラッグが振られた瞬間から、来場者全員がダンロップブリッジを渡ってパドック内に入れるイベントです。ピットやホームストレート上に降り立つ事ができ、長い戦いを終えたマシンがホームストレート上に並べられます。表彰式も同時に行われ、間近で見る事ができるだけでなくシャンパンファイトの洗礼を浴びたり、表彰台に立つドライバーからファンへのグッズの投げ込みなども行われます。同様のイベントはSuperGTでも行われます。
レースのレポートのようになってしまいましたが…要は百聞は一見に如かずというヤツです。
どうしてもSuperGTの記憶が強く、観客数の少なさに驚きましたが…今後の熱い展開に期待です。