
宮さん痛快!@ひでエリです。
皆さん、昨夜のNHKの宮崎駿特集ご覧になりましたか?
ドワンゴの川上さんの「ゾンビの動きに使えそうなCGの動き」プレゼンに対して、宮崎駿が一喝!
「あなた達は人の心の痛みが分かっていない、あなた達と仕事することは絶対にない!」
とテレビ取材中に川上さんを叱りつけてしまいました。
「テストですから…」
と説明をする川上さんに怒りも露わに憤怒の表情の宮崎駿。痛快でした。
まあよくあの素材をNHK放映できたなと、それを許した川上さんをも絶賛したい(
ここに本人らしきw人のブログがあがっていたので参考に)ですが、気持ち悪いという素直な感情をそのまま返すとああなるのか、という痛快さがありました。終わっちゃあ辞めるといい、ナウシカ辺りから何度も繰り返す引退嘘ウソ宣言ですが、コレばっかりは毎回ウソであって欲しいです。
さて、息子成人ストック酒。
今回は友人が宮城峡蒸溜所に行った時に買ってきてくれたニッカアップルブランデー弘前12年です。
そもそも、ニッカがアップルブランデーを作ったのは創業地である余市がリンゴの名産地だったことに発します。
ご存知の通り、ウイスキーは蒸留したあと長い年月、寝かせることにより味や香りが複雑化して素晴らしい「アクアウィタエ(命の水)」になる訳ですが、そんなに長くはお金が続きません。
先ずは資金作り、組織維持のためにも目の前で「食うもの」が必要です。
その時に竹鶴翁が選んだのが、地元余市リンゴを使った果汁100%ジュースです。
これを健康志向の病院などに売りに行こうとしましたが、ペクチンなどの沈殿をゴミの混入と見られ、散々な売れ行きとなってしまいました。商材作りは上手かったとは言えなさそうです。
さてリンゴを使ったアップルブランデーはどうでしょう。奥さんのリタの名を冠したブランデーもあります。
皆さんご存知の通り、ブランデーといえばブドウと思いがちですが、定義としては果物の蒸留酒、は全てブランデーに分類されます。
アップルブランデーといえば実はカルヴァドス。フランスカルヴァドス地方の地酒であったアップルブランデーがカルヴァドス、と呼ばれるようになり同義に近い印象ですね。
ステープラーをホッチキス、ショベルカーをユンボと呼ぶのに近いでしょうか。
あ、近くないですか、そうですか。
さてお味の方ですが、もちろん不味くはないものの、香りに対して味が弱い。
アップルブランデーの特徴は、その芳醇なリンゴの香りなんですが、この弘前12年は、対して味が単純過ぎて物足らない。
また宮城峡ではお値段が高いような物言いだったので、コスパも悪いということになります。
日本では希少な酒であると思いはするものの、もう一度は買うつもりはありません。
アップルブランデーが飲みたければ、本場カルヴァドスの同じくらいの値段のヤツで良いかと。
残念。
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Posted at
2016/11/15 00:13:17