マリーンズCS惜敗、今シーズン終了@ひでエリです。
やはり檻の壁は高かった。
初戦に由伸から5点とったのに負けた上、大量の中継ぎを突っ込んでしまったのが大きな敗因でしょう。
日本シリーズで谷保さんにアナウンスさせてあげられなかったのは悲しいですが、終わったと思っていたマリンでの主催試合で3度アナウンスが出来たことが、マリーンズファンの思い出になりました。
総括はまたいずれ。
さて、燃費が極悪のトンボくん。
単気筒250ccOHCエンジンで街乗り13km/Lは絶対におかしい。普通に30km/Lは出ないとおかしいし、なんなら日本一周時には燃費走行に徹すれば40km/Lくらいは出せた過去実績のあるエンジンです。
が、色々調整してみましたが直りません。
そこで改めて燃費改善などのキーワードで検索していると、交差点で止まった際にニュートラルに入らない症状はクラッチ板の摩耗によるもの、という動画を見つけました。
たしかにトンボくんはニュートラに入りません...。
交差点で止まってしまってからニュートラに入れようとしてもまず入らず、動いている間にいれておかないと、交差点では待ちの間ずっとクラッチを握っていないといけない羽目になります。
トンボくんはレストア最初期にクラッチワイヤーの組み付けをミスって、半クラで引っ張りまくってしまった経緯があります。
レッドゾーンギリで六速80km/hくらいしか出ないという状態におかしいと点検したら、ワイヤーの組み付けミスを見つけたという経緯です。
クラッチ板が減り過ぎて駆動が半分も伝わっていない...?
そーゆーことなら、今回の燃費悪化をクラッチ板の減りに置き換えれば色々と辻褄が合います。
早速、海外のパーツリストサイトでXR250R1991のパーツを確認して、純正がまだ在庫していることを確かめ、バイク屋に発注しました。
パーツ待ちの間にクランクケースを割るととんでもない色のオイルが出てきました。
とてもオイル交換から1000kmの色と汚れではありません。
ストレーナー溝には何かの切片も…。
コレはフィルターもダメなので追加で取り寄せ。クランクケースを割る際にオイルラインのバンジョーボルト外しに失敗して、エキパイを外すことになってしまったので、エキパイガスケットも。
クラッチ板は純正新品フリクションプレート3.1mmに対して、2.95mm、コレが6枚あり、クラッチプレートも若干の減り、都合1.5mm程度が減ってしまっていました。
新品のプレート類をオイルに漬けて馴染ませて組み直します。
エキパイはついでに錆を取ってオキツモ耐熱ブラック550℃で再塗装。
この塗料はエンジンかけると完全に塗布が終わるまでもうもうと煙が出るので事前にバーナーで炙っておいたのですが、やはりもうもうと煙が上がりましたw
マフラージョイントガスケットは純正ディスコンもキタコから純正相当品が出ていたのでコレも取り寄せ。
マフラーに組み込みます。
クラッチもカバーを充ててガタガタと揺すりつつ揃えて組み、スプリングも交換。
パルスジェネレータのガスケットゴムには液ガスを塗布。
張り付き防止にクランクケースガスケットもオイル漬けにします。
復旧。
ですが、マフラーとエキパイのクリアランスがキツキツのマフラージョイントガスケットのお陰でめっちゃキツくなり、ここを留めるのに2時間格闘。
なんとか組み付け、試走するとニュートラル異常は完治。
意図していませんでしたが、6速60〜70km/hあたりのグズ付きが改善。非常に快適な単気筒らしいトルクフルフィールが帰ってきました。
あとはそもそもの燃費問題が改善すれば!
しばらく乗って確認ですね!
(その後)
クラッチ交換前の走行距離をメモしておいたので、交換後、初めての給油で試算したところ、以前の燃費を13km/Lとするなら3倍ちかい34km/Lまで伸びていました。
極悪燃費の原因はほぼクラッチ板の摩耗による駆動ロスと考えて良さそうです。
このエンジンは低回転トルクが太く、ズッと半クラで走っている様な状態のはずなのに、特に滑る違和感もなく走れてしまっていたのが発見が遅れた理由でしょうか。
キャブをいじったため、てっきり原因は吸気系と決めつけてしまっていました。
確かに今は駆動系からのバックフィールが大きくなり交換前と比べるとガッツリ繋がった感はありますが、比べないと分からないというのが本当のところです。
1.燃費が悪い
2.交差点などで停まった時にニュートラルに入りにくい。
3.エンジンそのものはとてもスムーズに回る
この辺りが当てはまる方は是非クラッチ板の摩耗を疑ってください。
今週末の阿蘇ツーで燃費がどのくらいまで伸びるのか楽しみです。
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XLR_BAJA | 日記
Posted at
2023/10/24 14:32:16