さあ勝手に始まりました、毎週金曜日の恒例企画予定となります「湯道」!
当面の寒い間はマイ奥を極寒の自宅風呂に入れられないので、毎週ショートステイに1泊2日で入所してもらってお風呂にいれてもらうことにしました。
木金の予定で、友人のやまちゃんと休みを合わせて、何をしようか相談したところ、せっかくのおんせん県に住んでいるのだから、温泉巡りをやろう!ということになりました。
そしたらなんとやまちゃんの温泉知識が凄いことに気づきました。
どうやら125ccスクーターを持っていた時に、休みの度に別府まで行っていたとのこと。
あらかた別府の有名どころは入ったそうで、これはガイドブック要らず、カーナビ要らずです、助かります。
という訳で、記念すべき初回は
1.ひょうたん温泉@別府鉄輪温泉
と、ここでやまちゃんの知識が?と思ったら初見だそうですww
そりゃ、本人も行ったことないとこ行きたいですよねw
しかしここはとても評判が良いらしく、前から気になっていたとのこと。
自宅からいつものご近所農道を通って、宇佐から高速に乗って別府まで。
いつもならエリナナか、バイクが2台とも調子よければ二人でバイクで行くのですが、今日は雨でブイくんはミッション死亡(原因はオイルポンプ内ストレーナ目詰まり)で稼働していません。消去法でメルとなりました。
とはいえ、いつものご近所農道でもそこそこの走りをするメル。
大菩薩峠でも中々でしたので、オールラウンダーツアラーとしての面目躍如です。現地到着まで、8時出発、別府湾SAで一休みして約1時間で到着。
開店したばかりのひょうたん温泉に突撃です。
90年以上の歴史がある鉄輪でも老舗の温泉です。
大人一人940円、まず安い。
結論、コスパがめっちゃよい施設なのでイチオシです。
初手で最高のが出てしまった...とやまちゃんも嘆いていました。
まあ別府の公衆浴場は100円だったりするので、そーゆーのとは比べ物になりませんが、その辺のスーパー銭湯とは訳が違う、源泉かけ流し100%な訳ですから、びっくりです。
ここの源泉は100℃らしいので、そのままでは熱すぎて使えませんが、加水すると成分が薄まってしまいます。
そこで考えられたのが「湯雨竹(ゆめたけ)」

という仕組みで、源泉を竹ぼうきの穂先のようなものに上から流し、ラジエーターのように冷やすという方式だそうです。
写真のような小規模なものではなくて、たぶん奥には大規模なものがあるんだと思います。これは足湯用です。
さて風呂の中の写真は取れませんのでテキストだけになってしまいますが、最安の940円で回れる施設としては、
岩風呂、ひょうたん風呂、檜風呂、露天風呂、蒸し風呂(高低)、水風呂、瀧湯の7施設。

(パンフから転載)
そして男湯の洗い場は18席あります、すごい。
まあ正直、これだけで充分です。
最初の3つはポリカ屋根の下にあり、昼間は陽光で明るく今日のような雨天でも雨がしのげて良いです。
泉質は単純泉で透明、少ししょっぱい感じ。
凄くあったまります。
シャンプーやボディソープ類はありますので、持参はタオルだけでOKです。
ちなみに蒸し風呂の高温はもはや息をするのもツラいレベル。
鼻の奥が焼け、耳の先は少し動くだけで灼熱な感じですので、熱いのに強い人にしかお勧めしません。
だいたい何処も良かったのですが、個人的に良かったのは瀧湯です。
大分に瀧湯で有名な筋湯温泉というところがありますが、ひょうたん温泉のほうが数も多く、よく見ると水量に強弱あって好きなところを選べます。
立ったままだとちょっと弱いので、座るとちょうど良い感じになります。
ダカダカダカダカっ!と好きなところにお湯を当て続けると、優しく肩をたたいてもらったかのような感覚で非常にほぐれます、よい。
そしてここには砂蒸し温泉+660円もあるのですが、今回は行きませんでした。
次回以降、またチャレンジしたいと思います。
風呂上がりに中庭で温泉玉子を食べました。
いわゆる半熟ではなく、88℃の熱で茹でられた固茹で玉子です。
玉子だけ食べようとしたら、係のおじさんが飛んできて

塩と竹の皿までがセットです!と教えてくれました。
別府はね、こーゆーのが良いんですよ。
ちゃんとお客様ファーストが出来ている。
伊達に古くから温泉地やってないんですよね。
新興の温泉地とかだと、やっぱこーゆーとこがダメなんすよね。
いやーやっぱ別府いいなあ。
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湯道 | 日記
Posted at
2023/12/15 21:07:57