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ひでエリのブログ一覧

2024年03月03日 イイね!

初小倉ナイトでバーめぐり

初小倉ナイトでバーめぐりオクトモアの小数点以下の意味とラムの製法違い@ひでエリです。

本日は大回転でした。
午前中は畑と本田ブイくんの整備、午後はmifurohiさん親子と温泉&ジビエ、そして夜は小倉ナイトです。

引き続きマイ奥が入院したままなので、コロナの影響含めて介護で飲みに行けなかった分、近隣の友人とかにも顔出ししておらず、この機会にやっておこうという趣旨で積極的にコミュニケーション貯金を進めております。
今日は小倉です。

鉄の街、北九州最大の都市であり商業の街、金融の街小倉。
ウチの地元から最も近い政令指定都市で特急乗って30分で到着します。
が、夜は来たことがなく、詳しくありません。

そんな小倉の夜の街に精通している男、大学時代の同級生であり同じサークルだったMくんが今回小倉を案内してくれるというのです。彼は酒全般に詳しく、もちろん蒸留系もばっちり。
小倉の行きつけのバーをはしごしようという企画です。

18時ころには着くかなという感じで特急ソニックに乗り込み、久しぶりの小倉駅に降り立ちます。
なかなか立派な駅ですね、新幹線も止まりますし。
土曜日の夕方という事で若者含めてたくさんの人でにぎわっています。
18時だとまだバーが開いていないので、小倉っぽい立ち飲み屋からスタート。
この後はウイスキーを飲みまくる予定なので、ビールとジントニック、漬物くらいで暖機運転です。

Mくんは我慢できずに15分前にバーに電話。
「もうしよるやろ?いきよっていい?」
この辺の言葉はほぼ地元と同じ北九州訛りです、何度も言っているようですが、ウチの地元は豊前であって豊後ではないのです!

1軒目は法律事務所が多く入るという古めのビル内のバー。
しかし古さに味があって良い感じです。ここはM君のホームバーで、バーテンダーさんとも非常に親しく会話ができます。
ということで、遠慮なしにいつもの無茶振りオーダーで、私の好みを伝えて通常3杯飲みますが、ハーフなら6杯飲みます!と伝えて完全にお任せで飲んでいきます。
やはり分かってらっしゃるバーテンダーさんは如何に好きだと言っても初手から飛ばして来たりしません。
やさーしいハイランドから入ってきました。
ひとしきり一昔前のマッカランの悪口をMくんとバーテンダーさんとした後に、出てきたインパクティなラベルがこれ。



キューティーハニーです。まあ中身はフィッターケーンなんですけど。
ローランド、ジュラなど色々飲んでたらドドドっとお客さんが。
そそくさと次のバーへ。

2軒目は見た目タイ人のような若手バーテンダーさんのバー。
こちらは新しくキレイな内装で、割とニッチなお酒が沢山置いてあるのに客層が若い!逆にあまりお酒に詳しくないのに、自然とニッチでリッチでいい酒を飲まされているという。お客さんの舌に刺さってるといいなあ。


そしてここは何が凄いかというと、ブリュックラディ蒸留所が誇る世界最高にピーティなオクトモアの近年分がほぼフルバッチで揃っていることです。

(驚くことにこれ以外もある)
暖機運転から、あえて抑えめにハイランド、ローランド、ジュラとめぐってきたので、ここでガチなアイラを飲もうという作戦です。
そしてここで疑問に思っていたけれど放置していたオクトモアの小数点以下の数字の意味をタイ人バーテンダーさんに教えてもらいました(いや日本人です)。
X.1 バーボン樽のみで熟成している
X.2 ワイン樽で熟成された原酒をブレンドしている
X.3 アイラ島のオクトモア農場で収穫した大麦を使用している
X.4 新樽(ヴァージン・オーク)で熟成している

出典コチラ
なるほどなあ...。こりゃ味がぜんぜん違う訳だよ。
いままで飲んだのは1,3が主で2は1回飲んだかどうか。4は日本には入ってきていないらしいです。
最新ロット14.3の美味さに驚愕しつつ、次のバーへ。

3軒目は昭和の香りのする古き良きバーへ。このバーでの目的はラムの検証です。
私は蒸留酒一般を好んでいますが、実はラムだけは苦手で、あまり好きではなかったのですね。それを聞いたM君が
「それはいかんな、検証しに行こう。ラムの伝道師みたいなバーテンダーがいる店に行こう」
ということで来たのがここでした。
で、出てきたのがこれ。


いままで飲んだラムは代表的なロン・サカパとかで、見識を広めるために渋谷のホームバーで俺の知らん酒をガンガン持ってきてといって、毎週世界旅行をしていたときでした。
どうも甘さと香りなどのバランスが個人的に取れていない感じがして、好きになれない酒、ラム、そんなイメージがこびりついていたのですが、先ずはラムには3種類あるという事自体が初耳でした。
「ラムというのはそもそも中南米あたりに進出してきた列強が、占領先の地元の材料を使って、宗主国の酒の作り方で蒸留させた酒なんです」
なるほど、ラムという酒の定義自体はさとうきびでつくられた酒ということになるのですが、作り方が全然違う訳か...。
そして苦手だったのはメジャーなスペイン系であり、イギリス系、フランス系はむしろ大好きということが分かりました。イギリスは正にウイスキーの製法、フランスはブランデーの製法だそうです。スペインは秘伝のタレのような製法で、新しい奴から使うと古い樽から補充される仕組みだそうで、100年前の酒が混ざっていますと言われて出された酒に嘘もない訳ですね。

いやーこうしてバーテンダーさんに自身の扉をあけてもらうのは、酒好きとしては感謝しかありません。
良いバーテンダーさんはお客を育ててくれるんだよなあ、との思いを新たにしました。

このあとはくっそスナックとM君がいうだけの店にわざわざ行きましたが、流石に夜も更け、23時を回りましたので特急の終電で帰ります。



ここで関東時代のように乗り過ごしたらとんでもないことになりますので、寝過ごしだけは!と思ったのですが終点が地元駅でした。


終電西船行きですというくらいの安心感で乗れました。
むしろ早く帰らず終電まで飲んだ方が安心ですね。
次回もそうしようと思います。

やはり先輩の先導ありでのバーめぐりは素晴らしい。
本日の全てのバーテンダーさんとの出会いに感謝、M君に大感謝でした。
次回は中津の名物バーに私が連れて行くということで、その次は小倉で日本酒ナイトということにしました。楽しみです。

なんか可愛いので撮っただけの写真でシメです。

Posted at 2024/03/03 10:42:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2022年04月11日 イイね!

サントリー角の自宅熟成結果

サントリー角の自宅熟成結果メダカブリーダー@ひでエリです。

東京は既に25℃越えだそうですねぇ。
もう一度寒の戻りがあるとか言ってたのは何だったのでしょうか。一応、それに備えてファンヒーターはそのままにしてあるのですが、流石にもういいかなと思う昨今、北九州地方は20℃前後と過ごしやすい毎日です。
春は繁殖の季節。
冬の間は大人しかったメダカちゃんたちも水温が上がり活発になってエサをよく食べるようになりました。
大きく膨れたメスのお腹にはタマゴがチラホラ。抱えて泳いでいます。昨年池から取ってきた枯れかけのホテイアオイの根元に産みつけたタマゴが孵化し始めます。
コイツらは頭が悪く、放っておくと口に入るものは皆食べてしまい、孵化した赤ちゃんメダカを食べてしまいますから、ホテイアオイは瓶を空けて移植、赤ちゃんメダカ専用水瓶を確保しました。
孵化して3日ほどで体色が黒くなり始め、メダカっぽい色になります。しかしメダカ増やしてどうするんですかねw、わたし。

さて年末あたりに手遊びに仕込んだサントリー角の家庭用樽熟成。途中、手持ちの酒が無くなって何度か呑んでしまいましたが、それは天使の分前ということにして(違)、約3ヶ月が経過。
そろそろどんな風になったのか確認してみましょう。

そもそもこの話はマイみん友会員No.1の一(いち)さんからのメッセンジャー会話に遡ります。
「自宅で小さな樽を使ってウイスキーの熟成を伸ばせるらしいよ」
へー、そんなこと出来んだ、面白そう、ということではや三年?w
当時の船橋の自宅では、小さいとはいえ邪魔な樽はマンション住まいには置き場所に困るシロモノでしたが、実家なら何処ででもほったらかしておけます。


これは中華製でAmazon品1万円弱のオーク(楢ナラ)樽です。樽香や樽色が移るように、中の木の部分が露出しているものを選びました。
容量は3L。
商品紹介写真では中を焦がしていると書いてありますが、ウチのは特に焦がされていませんでした。あとワインやブランデーを入れよと書いてありますけど、知るかボケということでウイスキーを入れました。
サントリー角の業務用2.7Lを投入するのにちょうどいいサイズです。

結果です。

ちょうど手元に同じサントリー角業務用2.7Lがありました(嘘、常備品)ので、チューリップグラスで比べてみましょう。

画面左が新品、右が樽熟成品です。

まず色。
一見してわかる通り、熟成品は色が濃いですね。樽からのタンニンがいい感じで溶け出していることがわかります。
樽内がチャーされていればもっと濃い色になって年数が若くても色の濃いバーボンぽくなったのではと思いますが、確かに濃くなってます。まあこっちは原料が大麦なので、原料がトウモロコシのバーボンにはなりませんけども。

そして味。
うむ、これはっ!
確かに味に複雑味が出て、まろやかになっています。対して新品角の方は水のようw
味がありませんw

そして香り。
間違いなく芳醇な香りに変貌。
アイラなどの高級シングルモルトには全く敵いませんけれども、先日飲んだハイランドクイーンくらいの香りはします。
そしてグルグル混ぜて空気に触れさせ、開いていくとこれまた複雑に変化して、芳しい感じになっていきます。

これは面白い!
が!w
1500円のサントリー角が、3000円のブレンデッドにバージョンアップした感じで、確かに味わい的にはロックで飲めるレベルには至りましたが、3ヶ月待つくらいなら最初から3000円のスコッチかバーボン買った方がええやんw
というのが真理でしょうか。

元値が1500円の酒が3ヶ月樽の中でほったらかしておくだけで倍の値段の味がするようになると言えば聞こえは良いですが、今回は3Lしか入らないマイクロ樽で接触面も多く、単に市販品を買ってきてデカい樽に詰めて倍の値段で売れるとかいうものでは無いですw

が、先日銀鬼パイセンのブログに出ていたアランを思い出すと、一度シェリーか、赤ワインを突っ込んで置いて飲み干し、その後安いウイスキーを突っ込んでまた3ヶ月熟成という樽替えは面白いかもしれません。
ちなみにアランは樽替えウイスキーの作り手、名手です。

失敗しても樽は9000円くらい、ワインはペットか紙パックとかので良いので多分3000円はしないでしょう。角は7000円くらいなので2万円弱のオモチャと考えれば、110〜125cc中華エンジン1機分くらいでしょうか。
ダメになってもまたヤフオクで買えばいいやと思い切れるレベルですから、大したことないですね。
飲み干した後、次は樽替えにチャレンジしてみたいと思います。
ん?これはボトラーなのか?
Posted at 2022/04/11 13:20:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2022年01月19日 イイね!

コスパ抜群!Highland Queen

コスパ抜群!Highland Queen早速セル焼き切れ...@ひでエリです。

せっかくエンジンがかかって、さあ面白くなるぞーと思ったTRX改ですが、セル不良でお不動さんになってしまいました。
まあこの手の話は中華エンジンにはありがちなので致し方ないです。そもそも15kのエンジンですから、何が起きても文句はいえません。
まあそれより一応エンジンかかって走ったのですから、いろいろ間違ってはいないということで、また互換セル探しと現物合わせの旅に出ます...。

そんなことより今日は新しい外人の先発を見つけたのでご紹介したいと思います。
ハイランドスコッチのHighland Queenさんです!

トラバさせていただいております、FDの大先輩、銀鬼パイセンのご紹介により、さっそく買って吞んでみました。

う、うめえ!
そしてなんとAmazonで1380円しかしないのです!
なんというコスパ。
仕方なくサントリー角で我慢していた私ですが、これは凄い!
一時期のノンブランド宮城峡に匹敵するレベルかと思います。
詳しくはこちらのブログに詳しいようなので、興味のある方はどうぞ。

実はハイランドのウイスキーはマッカランのシェリー樽不足からこっち、ちょっと敬遠してきたきらいがありました、個人的に。
13年前に初めて呑んだマッカラン12年は本当に美味しかった。シェリーの香りが素晴らしく、ハイランドの代名詞として君臨したマッカランを尊敬していました。
が、このシェリー樽フィニッシュが全世界的に流行り始めて、良質なシェリー樽が世界中で枯渇します。
結果、本家マッカランは似ても似つかぬ味わいと成り果て、最後に呑んだのはもう7~8年前でしょうか...。悲しい思い出です。

そんなトラウマがあったため、ハイランドは進んで掘りに行かなかったのですが、銀鬼パイセンの推し、かつ格安、とくれば飲まない理由がありません。

少しトロみのある飲み口で、じゃっかん甘さが目立ちますが、香りが1380円ではありません。これは先発としては必要充分なスペックと断言できます。
あまり日本では有名ではないらしいですね。
たしかに渋谷信濃屋でも見た記憶がありません。もし在庫があれば値段がこんなに安いので絶対に試していたはずです。

ウイスキー好き、かつ香り高いのが好き、で、安価で気楽に飲める先発ウイスキーを探している、という方に是非おすすめしたいと思います。

この記事は、今日のお酒 HIGHLAND QEENについて書いています。
Posted at 2022/01/19 19:13:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 日記
2019年07月31日 イイね!

日本橋 Bar 松へ

日本橋 Bar 松へ明日は健康診断です@ひでエリです。

普段の健康状態を診断してもらうのが健康診断です。
試験のために勉強するなんて、素人さんのやることです。普段の生活で如何に健康かを診断してもらいましょう!さあ!

明日から本気出します...

私の酒の師匠 バーテン冨士原さんが富山から帰ってきて、日本橋 Bar松のマスターバーテンダーになって約1年ほどになります。以前顔見世に行ってからだいぶたってしまったので、今日飲みたい!というEva大佐とme-meカーボン王とともにミニ蓮会の日本橋会を開催いたしました。

日本橋にできた新しい三井ガーデンホテル9FにあるBar松は東京らしい夜景にハイソ(死語)な雰囲気が漂う高級オーセンティックバーです。
前回通りカウンターのコーナー席に陣取って、いつも通りのオーダーで飲み始めます。
ひでえり「えーと、いま家にあるのはターキー8年とカリラ25年の双方ともにオフィシャルボトルで、最近の先発はアイリッシュのブッシュミルズです。あとは3杯飲むつもりで組み立ててもらって、面白いのお願いします」
というオーダーです。

とりあえず東京IPAというクラフトビールでスタート。

苦み走ったいい味がします。
この時点ではme-meカーボン王は未着。2人で乾杯です。

冨士原「ふふふ、前回から仕入れは頑張ってきましたから、引き出しはかなりありますよ、任せてください。」

頼りになる師匠です。
まず居並ぶボトルから出てきたのは2本。
(タイトル写真)

1.アードベックDrum
こちらは結論ハズレ。アードベックはモエがマーケをやってるんですが、ちょっと企画ものが多すぎて、味の本質を見失ってる気がします。
今回のものはアードベックをラム樽で寝かせて風味をつけて出したもののようですが、私はそもそもラムがあまり好きでない上に、こういう風味後付け物はアランじゃないと上手くできないのではないかと思っています。
逆にアランの手腕が凄すぎる。私は当初、何でも後付け樽で風味がつくと考えていて複数本試してみたのですが、結果、オフィシャルではアランほどの仕上がりに出会ったことがありません。
Eva大佐がホスト飲みをしたのですが、
「これは失敗だ!」
と言ってました。
まあフツーのアードベックの方がちゃんとしたアイラっぽくて美味いです。
取ってつけたような甘みがマイナスでした。

2.キルホーマンSTR
これはアタリ!
もはや仕入れとかの値段も教えてくれる仲なのですが、最近売り始めたボトルらしく市場価格で12,000円程度で買えるとか。
キルホーマンの若アイラらしさはそのままに、STR (すぐ英国Lister Bellのストラトスレプリカを思い出した)した..
①赤ワインの樽を入手し
②樽の内側をかなり削って:Shaved
③内部でなんかを焼いて:Toarsted
④リチャー(樽の内部を焦がした)した:Re-charred

樽で8年ほどのキルホーマンを寝かせた酒です。
バーボンとアイラ好きなら、これらの要素が上手くミックスされて絶妙な味わいになっております。
キルホーマンは若アイラ筆頭なのですが、若いだけに多少外すこともあり、全部が当たりではないのですが、これは正解です。
一滴加水すると更にバッーっと味と香りが開き、5分クンクン至福の酒になっていきます。
Eva大佐いわく
「これは家飲み用に買う!」
とのことです、私も続こうと思います。
ソッコーでアマゾンで探しましたが、アマゾンにはでていません。
どっかの酒屋で買わないと。
(追記:全く我慢できずにヤフーショッピングのちゃがたパークでソッコーで買いましたw。送料込みで10000円くらい。日本には840本しか入ってないそうです。欲しい人は早く!)

3杯飲むとか言っといて、仲間内の酒を回し飲むので、冨士原師匠の引き出しをバンバン開けていきます。

3.富士御殿場蒸留所モルト
キリンの富士山麓のベースになっている酒です。蒸留所限定で市販されていないようですね。でもまあ富士山麓の原酒なので推して知るべしですが、モルティー (大麦ぽい)なモルトの酒、という印象。悪くはないがよくもないw

4.富士御殿場蒸留所グレーン
これはなかなかのグレーン。ニッカのカフェグレーンには勝てませんが、日本のグレーンが美味いのがよくわかります。
海外のグレーンはなんとも上善如水的な味わいで、飲みやすさだけが先行するのですが、これはコクがある。色もいい。
まあでももう一回飲むかといわれるともういいかなw

5.三郎丸Newバレル
写真撮り忘れましたが、これは鉄板です。
冨士原師匠が長年かけて温めてきた日本国内の蒸留所との人脈アンテナにビビビッときている酒、最近北陸の雄として名を馳せている国産ウイスキーです。
本職は日本酒らしくウイスキーおたくの創業者の孫に代替わりしてから、ガンガン美味くなってきているそうです。
クラウドファンディングで2000本限定?とかで資金集めをしたところ、あっという間に完売、さらに追加で数百をうけつけたところ、これもあっという間になくなったという酒です。
これで数年しか寝かせていないとのことで、それがこの味だとすると末恐ろしい。味はともかく重厚でナッツがどうとかフレーバーとかいう通常の表現では表せない酒でジャパニーズの経験値を上げるにはもってこい。
冨「これ1杯3000円しちゃうんでハーフにしときましょうか?」
なんとも心優しい師匠です。
お言葉に甘えます。

6.三郎丸Newポット(特別)
これは通常は非売品で出てこない酒です。
上記の酒を褒めまくっていたら
冨「じゃあだしちゃおっかなー」
と出てきたのがこれ。
要は蒸留したての0年モルトです。
まったく寝かせていないのにこの味が出せるとは...。
たったの数年後でああなるのは納得の原酒です。

7.厚岸
こちらはだいたいの引き出しを開けてしまった後にme-meカーボン王が
「しょっぱいのだしてください、めっちゃしょっぱいの」
と言って出てきたもの。
もはや塩が入ってるのではないかと思われるほどのジャパニーズ。
塩っぽいと評されるカリラなど足元にも及びません。
これもピート香とかいうレベルではなく、酒そのものの香りと味がジャパニーズ。しいて言うなら昆布...ウイスキーに似つかわしくない味と香りが癖になります。
これも少量生産でめっちゃ高額ですが、その辺のウイスキーは飲み飽きたぜ、という方にはぜひ体験いただきたい一杯です。

さすが師匠とあがめる冨士原マスターバテンダー。
引き出しの数が違います。
まだまだ引き出しはあるようでしたが、我々は肝臓キャパを超えてしまい、これ以上飲んでも味がわからなくなりますので、この辺で退散。

東京にはやはり美味いものがあるなあと思った次第。
ただし頼み方がひどくて一切値段を先に聞かないので、お勘定は一人1万以上しましたw。
それでもウイスキー経験値としては1晩で2ステップくらいは一気にあがるので、その辺のオフィシャルには飽きた、と思う御仁には1万円握りしめて、こういう味のこんな酒をいつも飲んでるんだけど、そんな俺が満足しそうな酒を!とかいう無理難題を冨士原バーテンにぶつけてみてはいかがでしょうか。
Posted at 2019/07/31 15:54:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2018年06月04日 イイね!

アードベックディと新宿飲み歩きとC3

アードベックディと新宿飲み歩きとC3C3開通!@ひでエリです。

上京して既に20余年、事業開始から約50年が経過してとうとう外環(C3)高速が三郷から京葉道路、東関道と繋がりました。個人的に感無量です。
さっそく土曜日の青山での女子会のついでに札幌フェアをやっているという埼玉のセイコマートに寄ってから、C3外回りに乗ってみました。
2018年6月2日16時開通、だったのですが、乗ったのが16時半くらいで、まだ式典の紙ふぶき的なものが路上に残るなか試走です。

道路は前評判通り半地下が多く、採光に自然光なども取り入れられており全部電気ではないですし、ほとんど開削による施工で工事費も抑え、かつ近隣からの排ガスや騒音の苦情にも対応、一方高速道路上に遊歩道など設置して、近隣への配慮が垣間見える設計です。
LEDは異常に明るく昨今の技術力の高さを思い知りました。

外回りで埼玉から京葉道路千葉方面に向かいましたが、京葉道路の合流後市川PAには入れず、すぐ原木インターとなる設計でした。湾岸側も千葉方面に向かう場合は市川PAには入れません。京葉道路は幕張PAまで、東関道は湾岸幕張PAまでトイレありませんのでご留意を。

そこそこ混んではいましたが、三郷付近を越えると徐々に空き始めました。
自宅からサーキットは袖森がホームでしたが、今後はつくばも射程圏内と思われます。

さて、このくらいしかクルマ?ネタはありません。
今回のメインは酒です。
酒なかまはこの辺たくさんいるのですが、同様のウイスキー好きでならしているme-me物欲若頭と一緒にアードベックの新作発表会に行ってきました。
新宿の甲州街道ガード下、現在のバスタの脇にある「サナギ」というフードイベント施設での開催です。
このへん、久しぶりにきましたが、バスタできてから更に開けましたね。
新宿タカシマヤが来た時に、この辺によどんでいた古くからの連れ込み宿とか、なぜか生コン施設とか、新宿の場末感を一身に背負ったような地区が、美しくきらびやかに生まれ変わった様は、新卒当時、毎週末このへんでクダを巻いていた自分は正視できません。目がつぶれる!

と思ったので、すぐさまme-me氏と裏路地の怪しい店に入って、発表会が始まるまでワインを一気に2杯飲みw、エンジン全開で2030からの開場に合わせていきます。
「日本にこんなにアイラ好きがいるのか」
とme-me氏は驚いていましたが、まあいるでしょ、この会場をいっぱいにするくらいは。
ざっと300人くらいはきてまして、前売り券は完売だったようです。
2400円でハーフ3杯つきのチケットでした。

以前から売っているアンオーとコリーブレッカーをまず飲み、今回の新作を待ちます。

もちろんいの一番に「新作を飲ませろ!」と言ったのですが、どうやら乾杯イベントが終わるまでは飲めない、というじらし作戦。
そんなの呑みたいだけのオサーンにはいらんちゅーの。
なんだか若い子向けのイベント感をもりあげるのに、DJとかきてベシャリまくっていますが、オサーン二人はもくもくと酒の上手いの不味いのばかりを話しています。

聞き流しつつ乾杯イベントがあるんで、こっちこい、と皆が呼ばれた隙に列がなくなりました。
それいけとばかり、一番前に並びこみ、じゃあいきますよー、とか言ってる間に
「もういいだろ!のませろ!」
と二人でバーテンダーを恐喝する始末。
良い子はこんな風になってはいけません。

やっとありつけた新作の名前、なんだったかなあ....
カーニバルとかフェスティバルとかお祭り系の名前だったと思うのですが、まあ美味いね、というだけの印象で、ブリュックラディファンとラフロイグファンの前にはいまいちな反応でした。
更に先週まで家で飲んでたしな、アードベック10年...

さらにグッズ販売もやっていたのですが、これは秀逸でした!
足のついた利き酒用のチューリップグラスが売っていたのです、それも一つ600円!やすい!
これは実はなかなか売っていなくて、かつ通販とかで買おうとしても1000円ちかくするので、蓋つきの小ぶりなチューリップグラスをここでゲットできたのは幸運でした。アードベックって書いてなきゃもっと良いんだけど(身もふたもない)。

グラスワイン2杯とハーフ3杯で我々の酒欲が満たされるわけもなく、あてどなく駅方面に行く途中で
「サントリーオーナーズカスク3種類あります!」
との看板を発見し、いくぞ!と突入。
しかし結果は
「お客様、申し訳ありません。既に3年前にすべてのカスクは飲み切りました」
というJAROも真っ青な虚偽看板!
おとなな我々は少々ブーブー言いつつも、早く酒が出てくればもうどうでもいいところまできていたので、いつもの無理難題で
「さっきアードベックデーに行ってきたんで、オフィシャルじゃない変わったやつで、俺らが飲んだことなさそうなヤツをもってきて」
というバーテンダー泣かせのオーダーを。そして出てきたのがこれ。


左がクライゲラヒ17年、右がカリラ8年エクウス(ボトラーズ)ものです。
me-me氏いわく
「オフィシャルのカリラはよわっちくて飲む気がしないが、ボトラーズのはだいたい美味いことが多い」
という評価には賛成です。

これも確かにオフィシャルではよわっちいピートがガッツリと効いて、例の「海の香り」が強めに漂う感じはもはやアイラ慣れしてしまっている我々の舌にもキッチリとのってきました。
クライゲラヒというハイランドウイスキーは初めてのみましたが、これも美味かった。
やはりウイスキーは香りがないとダメです。樽が良いと良い香りが付きますね。
よい樽を抑えられるかがウイスキーの大きな勝負どころですねえ。

更にこないだホームの渋谷イリエに行ったときのラインナップ。

これも呑んだことないやつ持ってきて、新入りさんはいないの!?でも趣味に合うやつ、といういつもの無茶ブリでバーテンダーさんたちを困らせます。

左はグラッパ(ブドウの茎や皮の糖分を醸したイタリアの焼酎的な酒)嫌いだと言ってるのに、いや今回は樽が違うので是非、と出てきた2本。
たしかにマディラワイン樽のフィニッシュは侮れない...右の黄色はダメ!
ゴッドオブウォーターとかいう中身がラフロイグらしきものは、エチケットの「痛さ」とは別に美味い。これは美味い。その隣のサマローリーもまあまあ。
そしてこれも嫌いだと言ってるのに持ってきたラム。
これも王道の2本らしいのですが、ギリギリでシェリー樽フィニッシュは飲めますが、やっぱラムは得意じゃありません...。
先週はこれに更にビールやら餃子やらで飲んだくれておりました。
ちょっとだけ反省しています...(うそ)
Posted at 2018/06/04 19:51:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「ココやでシュウタくん、しっかり抑えな!」
何シテル?   07/21 17:40
ひでエリ です。よろしくお願いします。 エリーゼを愛し、ナナちゃんを愛し、ロッテを愛し、酒、マンガ、サウナと温泉を愛しています。 最近(2025年)はめっき...
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