
プラチナエンドはもういいです@ひでエリです。
4巻になったバクマン、デスノチームのプラチナエンドですが、デスノは超えられず、展開が遅いためもう買うのをやめることにしました。次回作に期待です。
さてトランプさんが勝ってしまいました。驚きですね。
乱世はファシズムが支配するという傾向が世論に現れ始めたのかと不安です。トランプ氏がどの様な人かは詳しく存じ上げない(友人でもないし一連の報道以上には知らない、という意味)のですが、選挙戦の際のあのブランディングで勝った、という事実が重要かと。
米国の疲弊と民衆の不満は中国内陸自治区やフィリピンにも似て、昔のドッカンターボの様なピーキーな感情特性を見せている気がします。行き過ぎたと感じる民衆が増えるとまたリニアな特性のNAに戻るとは思いますが、過去の過ちに学んで、大国同士の諍いに発展しない様にしたいものですが…。
今朝は電車の非常停止ボタンが沢山押されている様です…。この数は株価と連動している傾向があります…人生は一度きりですし、前向きに生きていきたいですね!
さて前置きが長かったですけど、タイトルは大国同士の諍いの話です。
正嫡の歪んだ王太子と正嫡ではない真っ直ぐな王太子の対決。原作が名作ですから、漫画としての演出がポイントになってくる訳ですが、これまた達人の荒川弘な訳なので、安定の面白さ、ということになります。
正嫡の王太子の感情のネジレは凄まじく、民草の感情ではなく、自らが正統であることを示すために政治・軍事を使おうとしています。
以前はコレが当たり前であったと思われますが、正嫡であるか否かに関わらず、民衆から選ばれる王太子の資質を知ってしまうと、ただのワガママ王太子に見え始めてしまう。
古ギリシアのポリスに始まる正しい民主主義のカタチがこの漫画で再現されるのですかね。
それにしても漫画の中に描かれる諍いは剣と弓矢、人間と自然が相手であり、現代の戦争とは全く異なりますが、人が主義主張のために死んでゆく事実は同じなんだな、と思います。
そこまでしても通さねばならない筋というものがある、という言葉そのものはカッコよく聞こえますが、誰しも親があり、子がある人間が死なねばならない理由など、生きていてほしいと思う家族の情に比べれば取るに足らないもののハズなのに。
とはいえ、目の前で武器を持っていどんでくる相手に徒手空拳で向かうのか、無抵抗主義でいどんでも、やはり結果は同じか…。
昨日の今日だと色んなコトを考えてしまうアルスラーン6巻でした。
今回は大きな謎解きがありましたので、次巻も良い展開になりそうです。
期待してます。
あ、藤田和日郎センセの双房亭壊すべしの2巻も出てますが、これまた何時もの感じで立ち上がりに時間がかかりそうな展開です。
個人的にはエンジンかかってくるまで見守ろうと思っていますが、オススメしません(笑)
Posted at 2016/11/10 08:57:25 | |
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