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ひでエリのブログ一覧

2016年12月17日 イイね!

進撃の一歩語り

進撃の一歩語り諸行無常…@ひでエリです。

23日に長男くんが帰って来るとのことで、マイ奥が舞い上がっております。
実は23日は111cupの表彰式がこっそり縁のあったミニレース年間表彰パーティの中であるとのことでチビっと顔でも出すかと思っていたのですが、これでもう無しです(笑)

あっ!ローグワンも見ないと!

ここ数日、忘年会続きで本屋に行ってなかったので、忘年会終わりに無理やり渋谷ハチ公前のTSUTAYAの地下に行ってマンガ漁ってきました。

そこで3冊仕入れたのがコレら。楽しみにしてた順で。

1.進撃の巨人 21巻

やっぱりね〜、絶対この展開だと思ったんですよ!海に行くんですからね。
しかし話も核心に近づいてきましたね〜。
最初、GANTZレベルで救いのない話でしたから大丈夫かなこれ、とか思ってましたが、壁の中も外もヒドい話でしたね。
作者もお話とともに成長した感があって、やはり「世界」を作れる力こそ世の中を変える(大げさ)な、と思いました。

2.乙嫁語り9巻

あいも変わらず超絶書き込みのハイクオリティ。お話は前回に引き続き、男勝りの不器用なパリヤちゃんの嫁入り物語。
彼ともっとお話ししたい、彼に想いを伝えたい、のまどろっこしさが堪りません。
この不器用感が逃げ恥のミクリにも通じるかなと(ウソです)。

でも個人的にはやはり主人公のアミルにもっと活躍して欲しいなぁ。

3.はじめの一歩116巻

長いなぁ、この話も。
しかし全く飽きがこないですね。森川さんの上手さですなあ。
今回は今までにないパターンの展開です。いつも前向きに積極的に積み上げる感じの一歩の生き様が、ある意味初めて踊り場に来るというか。
でもどんな逆境でも前を向くそんな一歩の生き様に背中を押される気がする、今日この頃でした…
Posted at 2016/12/17 10:58:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | サブカル
2016年12月13日 イイね!

OSP貯金で銀座資生堂パーラー本店

OSP貯金で銀座資生堂パーラー本店大人ってのはなぁ、見えなきゃ何でもやっていいんだよ!@マイ奥です。

こわいこわい。何てこと言うんでしょうこの人。ちょっと悪口言ったらテーブルの下で脚を蹴られ、何すんだ!と言ったら暴言を吐かれました。

中1日しか空いていませんが、通院日につきお休みを頂き更に撒き餌が必要となっております。週末八王子にナナちゃんを迎えに行く予定もあるもんですから、積極的にOSP(奥様サービスポイント@まるし師匠)を貯めておく必要があります。

で、行き先は銀座資生堂パーラー本店です。
何だか息子の大学の先輩だか同級生だかにここの御曹司がいるとかいないとかで、身内のパーティに紛れ込んでる写真が送られてきました。さすが都内有名私立、私のような駅弁大学出身とは違います。恐ろしいキラキラ社会です。耐えられません…。

で、前日はやすおきフルスクラッチ王が渋谷まで来て客にフラれたとかで腐っているところを、物欲チーム若頭me-me氏がすぐさまフォロー、渋谷で結局3人で終電近くまで飲んでた訳ですから、OSP云々はまあ私も人のことは言えないです。

で、本題です。
クリスマス一色の銀座にクリスマス平日限定メニューを頂きました。

先ずはこれ。

キノコのコンソメスープ。
シンプルかつ味わい深くて美味しい。

次!

資生堂パーラーの定番中の定番メニュー、ミートクロケット。
え?何それって?私も思いましたよ〜。
ええ、つまり牛肉コロッケです。そう言えっつーの!
出てきたら何かコロッケっぽいな、食ったらコロッケじゃん、的な。

メイン!

コッチは肉ですね。イベリコ豚。
イベリコ豚ってドングリ食って大きくなるんですってね。コレがまた美味いんだよな。
マイ奥はニンジンに感激してました。
今日1番美味かったのはニンジンらしいです。


私は魚でした。オナガダイ。
微妙な臭みがありましたが、アレはそういうもんだと思っとけばいいんですかね。
やっぱり肉にすれば良かったぜ。

最後はハヤシかカレーが選べます。

コレはハヤシの方。もうね、少食なオッさんオバさんばっかり相手にしてるから、経験値が全然違いますね。
最初から盛ってくるご飯の量が茶碗半分ですよ。
貧乏大学生なら客単価的に暴動が起きるレベルですが、燃費の良い身体になってしまっている我々はど真ん中ストライク。流石おもてなしの国日本。1902年からやっているだけあります、資生堂パーラー銀座本店。

んで、デザートはついておらずコーヒー締め。


「デザートは付いておりませんが、如何ですか?」
と聞いてくる店員の差し出すメニューには、パフェ1980円(サービス料別途)となっている。それで昼飯4ついけるだろ、いや俺は無理すりゃ行けるぜ!とか、問題は腹の余力ではなく。
脊髄反射でそっち断りました。

なので、コーヒーで締め。


で、実はマイ奥には言わなかったんですけど、ここの給仕の女の子(x田さん)が可愛くて!

この娘、ソックリ!

マイ奥に聞いたら、リピート対象店舗であり、西銀座駐車場が5000円以上で2時間タダらしい(今日知らなくて1500円損した〜痛恨)ので、きっとまた会えるだろう。
会えるといいな〜
Posted at 2016/12/14 00:09:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | 食事・旅行
2016年12月13日 イイね!

日本一周4日目:広島から神戸へ

日本一周4日目:広島から神戸へ前回までのあらすじ
彼女から出生の秘密を打ち明けられたが、何も出来ず。最後は彼女に1stキスを「奪われる」という体たらく。しかし満足、しかし…。
=====
いつもの様にテントの中が暑くて目が覚めた。昨夜の残り飯などないので、用意すべき朝食もない。準備が出来たら出発だ。昨日の朝の水場に行って顔を洗いヒゲを剃る。
次の目的地は東京である。中学時代からの友人2人が上京しているのだ。

しかし出発にモチベーションが上がらない。東京、北海道と走りつなぐことに不安になったのではない。彼女である。

こんなに楽しかった広島、不安げに泣く彼女、笑顔の彼女、優しい彼女の顔が頭から離れない。普通の彼氏というのはこのまま広島に留まって一緒に夏休みを過ごそう、となるのではないか。夏休み全てでなくても、2泊3日は幾ら何でも短いのではないか。彼女のフィールドワークは3日で終わると言っていた。
あと3日待っていれば、また昨日の様な楽しい日々が送れるのではないか…?

悶々と考えつつ、手は半ば自動的に出発の準備を整える。朝の洗い物などがなければ準備はせいぜい30分だ。大きなビニール製の防水カバーにボストンバックと寝袋を入れて濡れない様にしたのち、ゴム紐でぎゅうぎゅうに荷台に括り付ける。あっという間に支度はできてしまった。

まだ頭の中はまとまっていない。しかしどんな時でも腹は減るのだ。とりあえずコンビニに行って朝飯を調達しよう。これは出発じゃいからな…。
自分自身に言い訳をしながらBAJAの単気筒エンジンに火を入れる。今日も一発で始動、元気で何よりだ。

昨日の朝、彼女と待ち合わせたコンビニに停め、店の軒下の日陰を借りて、おにぎりを食べ、冷たいお茶を飲む。

もう彼女はフィールドワークに出たろうか。そもそも何処に行くのかも聞いていなかった。聞いていれば見にいけたのにな、と迷惑なことをバイクを眺めながら考える。

今回のツーリングの赤白のカラーリングは自分の服装だけではなく、バイクもである。シートは張り替えてコレも赤白になっている。
新車で買ったのでほぼ目立った傷はないが、そもそも山の砂利道を走るために買ったバイクなので、飛び石や多少の塗装ハゲは勲章である。フレームの下の方は白い塗装がところどころ剥げていた。これは「盆栽」ではなく、本当に山に入って攻めている証拠である。

ただ唯一気になっているのはガソリンタンクの左側のヘコミだ。バイクは安定させるために両足でニーグリップをするが、その時タンクは拠り所として非常に大事な役割を果たす。常に膝でタンクを抑えるため膝が常に当たるところにヘコミの反動で膨らんだ部分ができて塗装が剥げているのだ。
何故こんなところがヘコんでいるかというと、阿蘇のお勝手クローズドダートコースを走っている時に、ハイサイドを食らったのだが、それを左脚で押さえ込んだ。その時に自分の膝でへこませた。頑丈な鉄のタンクを生身の脚でヘコませるのだから、脚の方もタダでは済まなかった。1週間くらいはアザが消えないくらいひどい内出血だった。
その塗装ハゲを見つつ、おにぎりを頬張り、まだ、考えている。食べ終わっても考えた。お茶を飲んで考えた…が、答えは出ない。

いま広島を離れると決め、目標の日本一周を成し遂げようとする冷徹な自分と、彼女と一緒に広島でもっと過ごすと決める自分。

昨夜から延々数えて約3時間悩んだが答えは出ない…。こういう時は止まって考えていても答えは出ないと決め、答えが出て広島に留まりたい、であれば3日のうちに戻ればいいと答えを出した。とりあえず東へ向かう。

考えが決まりさえすればやることは単純だ。淡々と下道を走る。北九州では国道3号線だった番号は、2号となっている。国道2号をひたすら東へ走るのだ。苦手な都会を何度も抜ける。日本の太平洋ベルト地帯はほどほどの都会が続く構造で、道に迷いやすい。しかし慎重に走り気がついたら300キロを越え神戸に入った。

距離を稼ごうとするあまり、欲張って神戸まで来たは良いものの、またすっかり暗くなってしまった。
テントを張るタイミングを誤った…。
ならばと港の方に行ってみるが、宇品のような雰囲気ではなくテントなど張れなさそうだ。
グズグズしていたら雨が降ってきた…今夜は降参である。周りがよく見えない状態で雨の中、野営は厳しい。

実は港に来る途中、空きありと書いてあるビジネスホテルを見つけていたのだ。
ホテルの前までいって電話番号を控え、最寄りの電話ボックスで電話する。

あのぅ、今夜空いてますか?
素泊まりで良いのですが。
あと、バイクが置ける場所、ありますか?
洗濯機とかは?

「あ、大丈夫ですよ、バイクOK、洗濯機もあります。何時にチェックインできますか?」

あ、いま目の前なので直ぐ行きます。

全然野宿旅じゃねえなと思いながら、駐輪場で荷物をほどく。面倒だが置きっ放しというわけにはいくまい。
小雨で濡れた格好のままオフロードブーツをガコンガコン言わせながら行くと、あからさまにフロント担当は引いていた。台車を借りてリュックと巨大なウエストバックを載せ、もう一度バイクに戻る。大物のボストンバックと寝袋などを借りた台車に積み増してチェックインした。

狭い部屋だが数日ぶりにシャワーを浴びることができるし、洗濯も出来る。ありがたい。
小雨に濡れたジャケットとオフロードパンツをハンガーに干し、早速風呂に入って荷ほどきをして洗濯物をまとめ、小銭を持って洗濯機に向かった。洗濯機に洗濯物を突っ込んでからフロントに行き、最寄りの定食屋などをたずねようとして、慌ててコンビニを聞く。
数日間リミッター解除して豪遊したので倹約だ。

「この時間は近くの店は閉まっているし、コンビニまでは歩くと結構かかります。バイクでお越しになるなら…」

うーむ、もう風呂にも入ったし、外は結構な雨が降っている。カッパを着てバイクに乗って買い物…ブルル…あり得ない。外に出るのも面倒である。
教えてくれたお礼を言って部屋に戻ることにした。
手持ちの食べ物は、米、レトルトカレー、袋ラーメンと卵である。ストーブはあるが部屋で煮炊きをすれば火災報知器が作動するかもしれない。さてどうするか…。

部屋を見回すと電気ケトルがある。少し考えてこいつでラーメンを作ることにした。
朝、宇品港の公園の水道で満タンにした手持ちのタンクの水を使い、電気ケトルで沸騰させた。電気ケトルは沸騰するとスイッチが切れてしまうのでコンセントを抜き差ししながら湯を沸かし続ける必要がある。
それはまあ横についていれば大したことはないのだが、目下の問題はラーメンがケトルの口から入らないことである。
しかし、コレは野宿生活、心の師匠である寺崎氏から既に学んでいる。ラーメンを真っ二つに割れば良いのだ。麺が少し短くなるが大勢に問題はない。
パコッ。多少真ん中からズレたがもちろん問題ない。

電気ケトルの面倒を甲斐甲斐しくみつつ、数分で麺は茹で上がる。
丼代わりの大きめのコッヘルに粉末スープと生卵を落とし、ケトルで茹で上がった麺を投入する。
さすがに電気ケトルの中に粉末スープを入れるという暴挙には及ばない。洗うのが面倒だからだ。卵入りラーメンが出来上がった。コレで腹は満たせる。

速攻で完食し洗い物を済ませる。洗濯物を乾燥機に移しに行くついでに、ホテルの自販機でビールを買った。多少高いが仕方ない。
実家にも電話した。どうやら日本地図に宿営地を書いているらしい。向こうは向こうで楽しそうである。要は父親が心配しすぎなだけなのだ。

雨風がしのげる建物、便利な電化製品、電気ケトル、洗濯機、乾燥機、テレビ、全てがありがたい。
テレビをつけてビールを飲みながら天気予報を見ると、明日も雨だそうである。カッパを着て走るのは正直嫌だが仕方ない。
愛用のヘルメット、アライMX2はフルフェイスであるが、チンガード部分には雨を防ぐ機能がないため、鼻から下は雨が当たり放題である。

雨の中を走らねばならない憂鬱さを思いつつ、いつの間にか泥のように眠り込んでしまった。

(タイトル写真は愛車のシート。赤白でめでたい)
Posted at 2016/12/13 20:12:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 野宿日本一周 | 日記
2016年12月11日 イイね!

湾岸デイライト(真昼間)

湾岸デイライト(真昼間)ヤケになった顔してる@ひでエリです。

マイ奥センサーは恐ろしいです。実際そうなんで、何故そう思うのか聞いたら、親の仇のようにギョニーを2本立て続けに食べたからだそうです。
腹へっとったダケやんけ!

さて本日は以前よりお誘い頂いていた、大黒PAでのロータリーオフに顔を出しに行きます。
榊☆さんから不要になった17インチリアローターを頂くのです。
お天気も良いしエリで行こうと思っていたのですが、
「横浜に行くんなら私も行く」
というマイ奥の一声で、黒メルに変更です。
「いいのよ、エリーゼでも」
そうは言っていますが、クルマに載ったらうるさいとか、せまいとか、ガタガタいうとか、荷物が載らないとか、まぶしいとか、きっと不満たらたらになるのと、中華街の駐車場とかで気を使うのが嫌だったので、黒メルです。
そんなんしかたねえじゃん、ロータスなんだから!

やはり高速道路でこそレーダークルコンの真価は最大限発揮されます。
ぶっちゃけほぼ寝てるのと同じレベルの運転でラクラクです。
2000回転で90km/hが出るのも黒メルスゴイ。9時半ごろ船橋を出ましたが、ガラガラだったので、1時間もせず大黒まで到着しました。

好天の大黒に着くと駐車場はいつも通り盛況で、ロータリーだけでなく、馬や牛、バイクの皆さんもたくさんおられました。少数派ですが蓮も。
マイ奥がいるとパーツやらの話ができませんので、売店の方に押しやり、私だけで駐車場をうろつきます。駐車場の端の方でしたが、榊☆さんのFD3Sはすぐ見つかりました。ムラサキの車体にデカいGTウイング、フロントにはデカいステッカーがあったのでわかりやすい。

ご友人とお話をしている様子のC・ロナウドに似た若いイケメンさんに恐る恐る
「オーナーさんですか?」と声をかけると、驚くことに
「はい!」
とのこと。なんとこんなに若いイケメンが可愛い娘さんの手を引いて、2人で大黒PAにFDで来ているとは!それもヨチヨチの娘連れ!

助手席は娘さんのチャイルドシートが載っており、FDとチャイルドシートのミスマッチ感たるや...と思いきやそうでもないという。
いろいろと概念が変わりました。

定番のエンジンルーム談義では、同じ1型であることがわかって、更に親近感アップ。

シングルタービン化、インタークーラー移設など手の込んだつくりとなっていました。やはりパイプ類はほとんどが交換されており、こればっかりは寿命だなと思いましたです。

うらやましかったのは、サージタンク下のソレノイドバルブの劣化の心配がないということ。
いいなー。

ひとしきりお話しさせて頂いて、目的であるリアローターを譲っていただき、お別れしました。
榊☆さん、ありがとうございました。

続いては、マイ奥貯金施策の実行に入ります。

定番の中華街な訳ですけれども、いつ行っても決め手になるものがなくて困る訳です、あそこは。
適当に中華街のそばのコイン駐車場に黒メルを突っ込んで、ぶらぶらと歩き始めましたが、ピンとひらめきました。

「こないだ朝のZIPでウミカちゃんが行ってた、ベビースターランドに行こう!」

ベビースターランドとは、出来立てのベビースターラーメンを食べさせてくれるという、広島空港のもみじまんじゅう直売所のようなシステムなのです。

そして普通に販売しているのとは少し味が違うとか!

「まあそんなに行きたいならまずそこに行くか。」

ということで、マイ奥もまんざらでもなさそうです。
タイトル写真はそこで撮った、昔々、私が子供のころのパッケージの復刻版です。
なんとも懐かしい。

さっそく飲み物付出来立てベビースター2セット980円を買いました。
カップに入って出来立ての暖かいベビースターが出てきました。

暖かさに感動しつつ、多少勇み足でベビースターを食べますが、味については正直普通のと何が違うのかわかりませんでした。保存料がないのかな...。
でもカリカリ感はさすが出来立てです。
マイ奥は「スープが足らん!」とのことで、あんかけオプションを後付で追加したのですが、これは失敗。味が濃すぎです。
ベビースターそのものが単体で完成している味付けなのに、さらに味の濃いあんかけを載せたので、しょっぱすぎる味となってしまいました。
とはいえ経験値はあがり、おやつカンパニーLv22くらいにはなりました。

私の目的は達成したので、あとは何処でもいいよ!と言ったのですが、「じゃ、帰ろうか」とのマイ奥コメント。
こういう時は真に受けてはいけません。

「どこに連れて行ってくれるの?」

という意味です。あぶねぇあぶねぇ…とはいえ、先も言った通りアテは無いのです。

ウロウロとしつつ、甘栗を物色したり土産物屋を冷やかしたりしつつ、結局昼飯に。
「あっ!ココ、名前聞いたことある。有名なところだよ」
聘珍楼が50分待ちだったのでキャンセルしたあと、台湾料理 青葉新館に来ました。

さっきマイ奥が食べ残したベビースターラーメンまで平らげたので余りたくさんは食べられません。
五目中華粥と水餃子、小籠包を1つずつ頼んでシェアすることに。
小籠包は作り置きで、イマイチでしたが、その他はサッパリ味でまあまあでした。

その後もウロウロしていると、何故かマイ奥アンテナに反応した店が。

水飴をビュンビュンに伸ばして糸の様にし、中身を入れてクルクル巻きにした宮廷菓子だということです。
中国人のおじさんの口上が面白かったんで王タレ、一箱買いました。


帰って来たら、義理の母の大病が完治したのと誕生日で焼肉!
義母は入れ歯が合わず、肉が食べられなかったため、なんと20年焼肉屋で食べていなかったということでした。

母さんの
入れ歯がやっと出来たから
今日は焼肉記念日

字余りまくり締め、船橋から横浜、湾岸ミッドナイトでなくデイライトでした、お粗末。
Posted at 2016/12/11 21:10:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | 黒メル生活 | 日記
2016年12月10日 イイね!

日本一周3日目:広島宮島

日本一周3日目:広島宮島前回までのあらすじ
広島ナタリーで楽しく彼女とデートしたが、その夜、宇品港で彼女の出生の悩みを打ち明けられる。泣かれてしまい、どうしたら良いのか分からなくなってしまった。
=====
よく眠れない夜だった。それでも朝はやってくる。うつらうつらとしただけのような気もするが、ここは広島で、短い彼女との時間を1秒たりとも無駄には出来ない。

とりあえず公園の様なところで水道を見つけ、顔を洗ってカミソリで髭を剃る。頭もちゃんとシャンプーで洗う。顔と頭を拭いたタオルをよく濡らして車内に持ち帰り、身体を拭く。本当は風呂やシャワーを浴びたいところだが、こんな朝早くからやっている銭湯はない。

ゴソゴソと着替えて近くのコンビニに向かう。適当に朝飯を買って車内で食べる。

起きてから、いや昨晩からずっと考えているが、分からない。実は家族と血縁のない養女であるということを彼女から打ち明けられた翌日、どんな顔をして会えばいいのか。
なかったことにはならない訳で、今日も1日彼女と一緒、それも広島滞在最終日なのだ。楽しい1日にしてあげたいし、したいのだ。

どうするべきかが決まらないまま、時間は問答無用に過ぎる。懸命に考えたが答えが出ないまま約束の時間、約束のコンビニに到着した。
駐車場に白いワンピースを着た彼女の後ろ姿が見える。ユックリと振り返ると、その顔は溢れんばかりの笑顔だった。
彼女の前に停めると助手席のドアが開く。

「ゴメンね〜昨日の夜は。あんな風になっちゃうなんて、自分でも驚いたわ〜。相当溜まってたんじゃね。あははは。」

わ、笑っている…。見た感じ笑顔にウソはないけれど、さすがに昨日の今日では私の方がぎこちない表情になってしまう。

「そんな顔しないでよ!今日はお弁当も作ってきたんじゃけん。さあ宮島にゴー!」

う、嬉しいが、この変わり身の早さというのか、切り替えの素晴らしさというか、は俺にはないものだ。
あ、アレか?女性特有の聞いてもらえればスッキリするというヤツなのか?
にしては、話が重すぎた。
でも無理をしているようにも見えない。
混乱しつつも残された彼女との時間を大切にし、楽しませたい、一緒に楽しみたい、という思いに集中することにした。

宮島はフェリーで渡るがクルマは持っていかない。本州側の駐車場にクルマを停め、歩いてフェリー乗り場に行って頻繁に往復している船に乗る。
ほんの少しの船旅を楽しんで、宮島に到着する。砂利を踏みしめながら有名な厳島神社への参道に並ぶ土産物屋や食べ物屋さんを横目に神社に向かう。

昨夜の重々しい雰囲気は全くない。昨夜のことを引きずっていない彼女と、楽しもうと決めた割には引きずりまくっている自分。
救いは楽しそうに話してくれる彼女だけだ。
恥ずかしがって写真を撮らせてくれなかったのだが、旅行中に持っていたいからと頼み込んで何枚か撮らせてもらった。
ファインダーから見える、木陰からチラリと顔をのぞかせ、ニッコリと笑う彼女はとてもチャーミングだった。

ベンチに座って彼女が作ってくれたお弁当を食べることにした。質実剛健なタッパーに可愛い細工をしたリンゴとかウインナー、卵焼きが入っている。鉄板すぎるくらい鉄板だが、まんまと嬉しい。
だいぶ気持ちも昨夜の出来事から解放されてきた。

と思ったら右の耳に生臭い息をかけられ、声をあげて飛び上がった。シカである。
高崎山のサルほどではないが、ここにもスキあらば観光客から食べ物をせしめようとする野生のシカがいるのだ。

そんな私を見て彼女は声をあげて笑った。
シカには大いに不満だったが、彼女を喜ばせることができたのでまあ良しとしよう。

お弁当を食べてお土産屋さんをまわり、ソフトクリームを食べたら、帰りのフェリーにちょうどいい時間になった。レンタカーは夕方には返さねばならないのだ。

まだ夜がある、と思っていたのだが、実はそんなに時間はなかった。渋滞にはまり数時間かけて広島市内に戻るとクルマを返し、荷物をバイクに戻さねばならなかった。
バイクになると一気に自由度が減る。ヘルメットも実は1つしかないので、タンデムも出来ないのだ。

2人とも徐々に口数が減ってくる。陽は落ち暗くなっても大学構内でウダウダしていた。バイクと荷物があるので、酒を飲むわけにもいかない。とりとめもなく話していたら、あっという間に21時になってしまった。

「明日のフィールドワーク、出発が朝5時なんよ…」

そうなんだ、じゃあ早く寝なきゃね…。
セブンティーンアイスの自販機の前でミントチョコを食べながら元気なく話す。
分かってはいるが別れたくはない。
ノロノロと彼女を送る準備をする。

ヘルメットをかぶりBAJAのエンジンをかける。いつも通り機嫌よく元気なエンジンだ。不必要に調子がいい。こんな時はキック一発でかかる必要などないのだ。
むしろ調子が悪くてエンジンがかからなかったりすると、彼女が心配して一晩だけ部屋に泊めてくれたり…なんてことはない。

彼女の自転車の後からBAJAの強力なダブルハロゲンライトで照らしながらノロノロと進む。
彼女のアパートにはあっという間に着いてしまう。アパートからは少しだけ離れたところで停まった。もう夜だし、例の男子禁制のアパートの住人や大家に見られたくないという配慮だろう。人通りも少ない道だ。
とうとうドラマティックな2泊3日の終わりである。元気なくうつむきながらモジモジしていると、彼女が言った。

「ありがとう、とっても楽しかったよ。昨夜はゴメンね。今日1日、スゴく気を遣わせちゃったね。でも嬉しかった。今まで誰にも言ったことはなかったのに初めて言えたの。本当よ。とっても楽になったの、あなたのおかげ。」

ニッコリと笑って彼女は言った。
またもや自分の矮小さに愛想が尽きる…単に別れるのが嫌だという子供っぽい感傷に浸ってしまい自分のことばかりである。
彼女を楽しませたい?口ばかりで自分のことばかりであったと白日に晒された気持ちだ。
彼女との別れの寂しさと自分自身への失望でガックリと肩を落とした。顔にも態度にも出ていただろう。もう隠しようがない。要は未熟な男なのだ。

どうしようもなく寂しい気持ちになって、サヨナラを言いたくない生き物の塊になっていた。ふと見ると、彼女が手招きをしている。



近寄っていくと、もっと近くと手招きをする。さらに近寄ると、頭を抑えられた。
彼女の背丈は私よりは15センチは低い。手を私の頭に伸ばそうとすると自ずと近寄らなけば手が届かない。近っ、と思った瞬間…

目の前に彼女の顔がきて柔らかいものが唇に触れた。

「じゃ、おやすみ。これからも気をつけてね。旅のところどころでハガキをくれると嬉しいな。じゃあね!」

踵を返し彼女が走っていく。運動神経がよくはないはずなのに、思ったよりも早く遠ざかっていく彼女の後ろ姿を呆然と見送った。遠くにカンカンカン…という彼女がアパートの階段を走って上がる音が聞こえた。

コレっていわゆるファーストキスってヤツか…?。余りに突然で何も準備していなかったため、「柔らかい」以外の印象がない。余りにももったいない…。
というか、俺がリードせずに彼女に頭を抑えつけられる、というシチュエーションってどうなんだ?と自問自答もする。
茫然自失で数分間そこに立っていただろうか。後ろからきたクルマのヘッドライトで、道が明るく照らされ我に返った。

今日は終わった。今からをどうするかだ。
とりあえずとやかく言われなさそうなのは、やはり実績のある宇品港だろうと思い、夜10時を過ぎていたが、バイクのヘッドライトを頼りにテントを張った。
下がコンクリートなのでペグは打てない。こういう時はテントのフレームに引っ掛けることにしている。外幕がめくれなければいいのだ。テント自体は寝ている時は当たり前だが、中に人間が入っているので飛ぶことはまずない。
いつも通り北枕だけを確認し、割と目立たなさそうな港の端っこにテントを張った。

最後の最後に今までの人生で最高の出来事があった。広島バンザイ…であったが、同時に私の胸には大きな葛藤が生まれつつあった…。

(タイトル写真は宮島。いつも通り拾い物です。著作権上で問題あれば写真はすぐ削除いたします。)
Posted at 2016/12/10 22:47:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 野宿日本一周 | 日記

プロフィール

「凄すぎる!ドジャース逆転優勝!由伸勝利投手でMVP!朗希は投げさせてもらえずw」
何シテル?   11/02 14:20
ひでエリ です。よろしくお願いします。 エリーゼを愛し、ナナちゃんを愛し、ロッテを愛し、酒、マンガ、サウナと温泉を愛しています。 最近(2025年)はめっき...
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