
今期最悪試合で後半初っ端な2連敗@ひでエリです。
単に追い付かれて負けるということではなく、点は取れているのに投守がエラー連発で檻に鴎が競り負けるという最悪展開の二試合でした。
0-16もそりゃ悪いですが、もはやここまで負ければ踏ん切りもつくし、悪いなりに分析も出来ますが、追いついて四球、エラー、エラー、四球では最早試合を投げてるとしか思えない。点数以上に内容が最悪な試合が続きました。
何故か檻相手だとこういう試合が多いんだよなぁ、なんでだろう。
さて28回目となる結婚記念日。
何婚なのか知りませんが、帰ってきてから気になっていた市内耶馬渓のオーベルジュ楓ノ木(ふうのき)に記念ランチに行ってきました。
で、マイ奥に今日は何の日と聞いてみると覚えていませんでしたw
まあ今日が何月何日か分からない上に、教えても覚えていない様だったので、もう来年からは別にやんなくていっかw、と思いました。
オーベルジュ…私の理解では、高級フランス料理付き民宿と訳されます。
大体、ど田舎にあって、何処か有名?な店で修行したフレンチ料理人が自分の店と素材にこだわり、地元の幸を活かしたフランス料理が出される、というイメージです。
そもそもその店の食事を食べにいくので、繁華街などにはなく、ともかく目的は食事のみ!他の選択肢はなし!という仕様が多い様に思います。
南関東在住のときにも何度か行ってみようと思い伊豆・伊東方面のオーベルジュに目をつけていたのですが、結局行けず仕舞いで九州に戻って来てしまいました。
で、地元のガイドブックを見ていてみつけたオーベルジュが今日お邪魔した楓ノ木さんです。
自宅から山方面に走って約30〜40分、ど田舎で自宅の脇に温泉が出たんでxx湯やってます的な温泉が川沿いに数件ある場所にあります。

こじんまりとした7部屋の宿泊部屋に本格フレンチレストランと温泉が付いており、立地を考えると有り得ない高級客単価(ランチ4.4k〜宿泊36k付近)です。
が、要は地元の人をターゲットにするのではなく、山の中の隠れ家的温泉宿でゆっくりというものに価値を見出す都会の人がターゲットなのだと思います。
海沿いと比べ気温は3〜5度ほど低く、山を渡る風は涼やかです。本日の現地気温は27℃。過ごしやすかったです。
ただ窓から見える山肌にはスギやヒノキが所狭しと生えており、花粉症の人は堪らん感じかなと思います。
さて今日は楽天トラベル経由で予約したフレンチランチフルコースA+温泉 4.4k×2というものです。
先ずは

エビのフリッターとジャガイモと海老の炒め物。山の中で海老なぞ獲れるわけはないのですが、エビがもうプリップリでうんまーでした。衣も薄くパリッとしていて、パリップリで最高。

都会のフレンチの様に気取っていないのと、客がウチともう1組家族連れのみなので、常にベストタイミングで料理が運ばれて来ます。

次はヤマメ。これは地元産です。ホイル包み蒸し焼きといった風情ですが、ただ焼くだけではなくて

他のヤマメを潰して擦り身にし玉子と混ぜて3枚におろした間に挟み焼き。
3枚におろした際に背骨は取り払われており、全部スプーンで食べれてしまうという逸品。スープもたっぷりで、フレンチバケットにたっぷり浸けて食うと極楽。

ハーフコースはこのヤマメが単品メインになるらしく、然もありなんといった地元素材の看板メニューです。

続いて肉は定番、鴨のコンフィです。
外はパリッと、中はホロホロの出来具合。コレもお箸で食べらるレベルの柔らかさ。
サービスの方もマイ奥の状態をサッと理解して、骨を取って持ってきてくださいました。ありがたし。
マスタードとマッシュポテトも美味しく、文句ございません。

デザートはクリームブリュレとコーヒー(or紅茶)。少し量が少ない気もしましたが広く薄い皿のせいでしょう。味は美味しかったです。
食事は大満足でした。
ここで精算をしようとカウンターに行ったところ、
「他にお客さんが居ませんので、男女湯好きな方を介護しつつ家族風呂としてお使いください」
というありがたいオーナーのお言葉。先ほどの家族は食事だけで帰ってしまった様です。
マイ奥は私の介護無しではお風呂は無理なので、内風呂かシャワー、狭い家族風呂にしか旅先では入ることが出来ませんでしたが、このお申し出で久しぶりに大浴場と露天風呂に入ることが出来ました。

良かった良かった。
写真は男湯ですが、女湯の方に露天風呂があったのでそちらに入らせて頂きました。
しかし下界と比べると涼しいとはいえ、27℃で風呂に浸かると上がった後が滝汗で、エアコン無しNAでは冷却が間に合いませんでした。
通常のお客さんなら全く問題ないと思いますが、このお宿は全館バリアフルであちこちに階段や段差が合って、車椅子での移動はほぼ無理。手すりも必要最小限で身障者用トイレもない様なので、意識が飛びそうなマイ奥を両手を引きつつ励ましながら何とか移動させるのは骨が折れましたが、親切なホストの皆さんのお陰で何とか乗り切れました。
移動は不便ですが、この近辺では間違いなく最高のフレンチなのと、運が良ければ大浴場にも入れるということで、再訪したいオーベルジュとなりました。