リセットさんのブログ一覧

今日、新人君に　「何故？このような高価の工具を使っているのですか？」

と聞かれました。

しばらく考えました・・・。

高価な工具は、まず大事に使います。

「ポイ！」と投げたり、踏んだりしません。

ホームセンターで普通の長さで　オフセット３５度でくらいの
「メガネ・レンチ」の価格は６本セットで購入しても　１０００円前後ぐらいで買えますが　

下の写真に写っている　普通の長さで、オフセット３５度。
ドイツ製のメーカーでスタビレーと言いますが　上のメガネで４０００円前後。
下の小さいのでも２０００円前後します。



そんな価格で買った工具を　大切にしない方が　おかしいです。

スナップオン製品なら　メガネ・レンチでも大きいサイズになりますと１本１００００円以上します。

苦労して稼いだお金を出して、買った工具を無造作に使える訳がありません。

とても大切に扱います。
このスタビレー製のメガネも　２０年以上使ってます。
使い終わったらウエス（布切れ）とパーツクリーナーを使い。
１本１本丁寧に拭きあげ　工具箱に並べていきます。

その場に居たら「あの人はＡ型ですか？」と思われるぐらいに（笑）

良い物は長く使えるものです。

ミスは出来る限り！無い方が良いのは当たり前！

安い工具を使い　ボルトを舐めてしまったり　しまわないように確実に作業をする。

価格の高い工具は　余計なミスを防いでくれます。

自分が取り扱いを間違わなければ　高価な工具は　裏切りません。
それぐらい信用して　自分の工具を使ってます。


ついでに　イロイロなレンチを紹介します。
（あくまでも　私が持っている工具の内です）
　　
　


これは「コンビネーション・レンチ」と言います。

写真左側のように　「口」を開けているスパナと右側に輪っかになっているメガネ。
この2つが一緒になっているのが特徴で　左右とも同径のサイズになっているのが殆どと思われます。

メガネ部分で最初に緩めて　スパナ部分で早く回します。
通称「コンビ」はアメリカ製のスナップオンと言うメーカーをを使ってます。

よく使う工具の一種です。


「ショートメガネ」と言っています。

ストレート形状も有れば　オフセットされたのも有ります。

狭いエンジンルームなんかで　工具が閊えたりした時に使ったりします。
ＫＴＣ製を使ってます。

ＳＵＺＵＫＩ社の軽自動車では　エアコンのコンプレッサーのボルトを緩めるのに必要ですｗｗ



　「メガネ・レンチのオフセット７５度タイプ」

普通のメガネと似ていますが　首の角度が違います。

ボルト＆ナットが奥ばった所にある時に使います。

写真はアメリカ製のプロトと言うメーカーです。

インチ・サイズのレンチ類は　このプロト製を使っています。
同じアメリカ製のスナップオンやマックに比べると　価格がリーズナブルです。

ただ、今のプロト社はメキシコに完全移転しましたので　メキシコ製になるのかな？
このメガネ・レンチは、旧プロト社の時代に揃えました。（年齢がバレる！）


「ハーフムーン・レンチ」と言ってます。

形状通り　半月のような形だから　そう言われていると思われます。

邪魔な部品を迂回して　ボルトなどを緩めたり締めたりします。
オートバイのエキマニ周辺や　トゥデイのデスビを固定しているボルトにも重宝します。

これはストレート製です。 


正式名称を知りません！

私たちは「ギア・レンチ」と言っています。

コンビネーションのショート・サイズに見えますが　メガネの部分がラチェット機構になっていて　狭い空間での作業に適しています。
ファンベルト等の交換に　よく使います。

固定タイプのストレート形状と首振りタイプのフレックス形状を使ってます。

これもストレート製が多いです。


他にも　いろいろなレンチ類が有りますが　疲れたので　これにてレンチ紹介を終了します。