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デフ・ブリーザーを付けました

純粋なエブリィのユーザーでは聞き慣れない言葉だと思います

このカスタムはジムニー海苔のしかも水遊びを主体とする人には　定番メニューです
ジムニーでもロック(岩)好きや廃道・林道好きは、あまりしません

ノーマルの状態で水の中に車両で入ると　デフケースに水が侵入してしまいます

何故かと言いますと
普段はデフケースの上に小さなリリーフバルブが付いていて　ケース内の圧力を調整しています

普段のデフオイルの適正温度は
80℃～90℃
ケースを素手で触ったら火傷します！

そこで台風等で冠水した道路を走行したら
デフケースが水で急激に冷やされて
ケース内の内圧が下がり
リリーフバルブの小さなゴムが反り上がりまして
一気に水がケース内に入ります

(リリーフバルブの構成部品)

1番良いのは冠水道路を走らない事ですが
私の住んでいる地域は　よく冠水します
ステップワゴンの時同様　サイドシルより水が下だと判断したら　平気で走行する私です

水対策でデフケースのリリーフバルブを上の方に移動する事で冠水道路対策をしました
(完全に予防は出来ません)

パーツは全てホームセンターで手に入ります

内径12ミリのホース、ホースバンド2個、樹脂製のニップル12ミリ(形は自由)
たったこれだけ！
(私のエブリィは2WD)


(キャップは赤く塗ってあります)
ニップルが樹脂製なのは外したリリーフバルブをそのまま流用しますので
取り付けた時に稼働領域が4ミリほど上下するように先端付近を削るのに楽だからです

後はタイラップで高い位置にリリーフバルブを固定



デフが入っているホーシングの稼働領域を踏まえてブリーザーホースに余裕を持たせる事がポイントです


ローダウン派のエブリィユーザーには無縁ですが
ちょっとでもリフトアップしている
エブリィユーザーには効果的です
(何度も言いますが冠水道路は走らないのが1番良い、万が一！走らなければ　いけない状態の時に役立つ程度)

後ろからチラリと見えるホースには、ジムニー海苔ぐらいしか解らないカスタムです

他に冠水対策としては、下回りの配線カプラを１度外して硬いグリスをカプラに詰める事もしていますが　
一度　冠水道路を走ったら　全ての濡れた配線カプラをチェック＆清掃するのが当然です