リセットさんのブログ一覧

今日の休日は、エンジンを仕上げる事です。

シリンダー・ヘッドとシリンダーブロックの合体と調整をしました。

ブロック面からオイルのオリフィスを外してクリナー等で掃除しておきます。
中のＯリングは、外して新品に交換します。
オイル・ストーンを灯油に浸け、ブロック面の細かく付いているガスケットのカスを　
取り除きます。


２箇所にノックピンを入れて、ヘッドガスケットの向きに注意してブロック面に載せます。

ヘッドをピンの穴に合わせて　静かにブロックに載せます。


ヘッド・ボルトをパーツクリーナー等で綺麗にしてから　ネジ部分とワッシャーの座面にオイルを少しだけ塗ります。

８箇所にボルトを入れて　締めていきます


順番は、どちらの　「１」又は、「①」でも構いませんが

中心から交互に外へ向かって締めていきます。

ヘッドボルトの締め付けトルクは６４Ｎｍですので２回に分けて締め込んでいきます。

まずは、半分の３０Ｎｍで１・２・３・４・５・６・７・８と締めました。

続いて６４Ｎｍで①･②・③・④・⑤・⑥・⑦・⑧と　本締めします。


これで合体終了です　 ＼(^o^)／

続いて　タイミング・ベルトを取り付けます。


ベルトを付ける前に　カバーの一部を取り付けます。
（私は何度も忘れた事があり、ベルトを張った後に気付くことが･･･。）


カバーを付けた後にアイドラ・プーリーを取り付けて、テンショナープーリーを緩めて固定しておきます。　
ベルトを付けます。
（この時は、ピストンを圧縮上支点の位置にして　カム・プーリーも所定の位置です）

スライド式カム・プーリーは、純正の穴位置で固定してあります。

続いてタペット調整に入ります。

Ｅ０７Ａのタペット・クリアランスは、冷間時で

　ＩＮ　　0.13～0.17　　ＥＸ　　0.23～0.27です

基準値で合わせます　ＩＮが0.15でＥＸを0.25です。

ノーマルを計ってみると見事にバラバラでした狭かったり　広かったりと・・・。
シクネス・ゲージをバルブとアジャスターの間に入れます。
ロックナットを緩めて、アジャスト・スクリューをマイナス・ドライバーで　
１度、軽く締めてシクネスゲージがスライドしないようにします。

そこからアジャストのネジを緩めて（軽くね♪）シクネスゲージが動くようになれば
ＯＫです。（スコスコに動けば緩め過ぎです）

マイナスドライバーをガッチリ動かさずに　ロックナットを締めて　またゲージで確認します。（ナットを締めた瞬間にクリアランスが動く事も有ります）

※注意※（今回はバルブの擦り合わせをしたので１０００ｋｍぐらい走ると　バルブが落ち着き、沈みますから　１０００ｋｍ走ったら再度調整をします）

これでタペット調整の終了です　 ＼(^o^)／



バルブタイミング（以下、バルタイ）の調整をしたい為、ダイヤルゲージの登場です。

取り付けた状態は、あくまでもノーマルのバルタイです。
ヘッド面を０．５ｍｍ研磨しているので、実際のバルタイは遅くなっています。
（エンジンの全長が短くなっている為）

予めノーマルのヘッドの時に〇印のバルブの位置で「最大リフト量」を計測して
クランク・プーリーにマーキングがしてありました。

バルブにダイヤルゲージを押し当てて　クランクプーリーを回してみます。

クランクを回してみて　ズレている部分を補正するのにカムプーリーのスライドを回し、最大リフト量の位置に合わせます。

クランクプーリーを２回転させて　カムプーリーの位置を再確認します。

その後に　また最大リフト量の確認をします。

ズレていない事を再確認したら！

これで　バルタイはＯＫです。 ＼(^o^)／



カムカバーのパッキンを新品に交換して被せる　 (｀･ω･´)ゞ
（直角の部分は液体パッキンを塗ります）

デスビやＰＳポンプなどを取り付けて　完成　＼(^o^)／



この時点で　今回の作業は終了～



友人の付き合いで　名古屋のストレートに工具を買いに行きました。




帰りは・・・・・・・・・・・・・・・・。



また・・・・・・・・・・・・・・、彩華ラーメンです・・・。

俺と友人Ａが最近食べたと　言ったら友人Ｂが怒り出し (;^_^A



名古屋の彩華ラーメンに行ってきました　　(/)ω(ヾ)むにーん

今日も仕事が終わったら作業再開です。

不足していた部品も手に入れました。

ロッカーアームの組み立てです。

カム・ホルダーのオイル穴を全てテーパー加工したのち　図面を見ながら「積み木」のように組み立てて行きます。

シャフトや細かな穴も細いマイナスドライバーでスラッジ等を取り除き、エンジンクリーナー等のケミカルを使って　綺麗に掃除しました。
（パーツクリーナーでは、汚れは取れません）

各部分にオイルを塗って組み立てます。

ヘッドのカムホルダーにオイルを塗り、カムを置きます。
（ホルダーにホコリが載らない様に注意）

プラグホールにエンジンオイルが回らないようにゴムパッキンに薄く液体パッキンを塗っておきます。

ロッカー側のカムホルダーにホコリが付いていないか確認して　オイルを塗ります。
ロッカー部分がバネの力で分解しないように縮めながらカム＆ヘッドに載せます。
（ピンが出ているので、それに合わせればＯＫです）

綺麗にハメたら、ピンが有るので分解はしませんから大丈夫です。

所定の位置にボルトを入れて締めます。
　
一応、３気筒の短いカムでも締め付けは中心から外に向かって締めていきます。

カムホルダーの　締め付けトルクは「２２Ｎｍ」です。

最初に１５Ｎｍで一通り締めた後、２２Ｎｍで本締めしていきます。
（中心から左右に？外側に？交互に締めます）

｛若い頃・・・・、１Ｇと言う直列６気筒のカムを外そうとした時に　順番を間違えて
折れた事があります・・・・。｝

全てのボルトを締めた後に新品のカムシャフト・オイルシールを入れます。
オイルシールは入れる金属と「ツライチ」になるまで入れます。
奥に入れ過ぎてもＮＧです。



最後にカム・プーリーを付けて　完成です！


熱膨張を気にしてはいませんが　　一応、室内温度を朝から２０度にして組みました。

後は、腰下とドッキングしてから　タペット調整とバルブタイミングの調整をします。


これで「Ｍ－トレ・ヘッドＳＰＬＲ仕様」の完成です。


 (屮ﾟДﾟ)屮ｩｵｵｵｵ!!　デケターーーーーー！

本日も仕事が終わったらヘッドの続きをしようと事務所（笑）に行って来ました。

本日はロッカーアームの取り付けです。

部品がグリスまみれだったので　掃除を始めました・・・・・・・・・。




「無い！部品が無い！」　　 ！！(゜ロ゜ノ)ノ

無くなっているのは　この部品！

（手に持っていると言う事は、解決しました）

何処の部品かと言いましたら・・・・。

　　↓　これです



外したときに「バイーーーン」と伸びて外れたので　ヘッドボルトと同じ皿に入れて
友人宅のガレージに置いてありました・・・・・・。



が！
友人に連絡を入れて、取りに行く旨を伝えたら・・・・・。

友人「え？捨てたよ？外したヘッドボルトが有るやんか？」　 ｀;:゛;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ブフォォ

俺　「違う！あのトレイに端っこのシャフトとスプリングが入ってたの！」

友人　　！！(゜ロ゜ノ)ノ　え！

友人　「外した前のヘッドは裏に有るから　来て外して（テヘペロ♪）」

友人　「これから家族で｛彩華ラーメン｝を食べてくるから！お前のブログを見た嫁が食べたいって言うからさ　　 (;^_^A 　誰も居ないので自由にガレージを使ってくれ！」

家主が居ない家へ行き、昔のヘッドから外しました・・・・・・・・・。

（今まで有り難う、ノーマル・ヘッドさん。もう少し部品を頂きますね）

今日は、ここでお終いです。

トゥデイの日誌

と言っても　バルブの擦り合わせとバルブ・スプリングを組んでお終いです（笑）

今回、長い事部品を放置していて　バルブを２本交換しました (/ _ ; )

（タコ棒とバルブ・コンパウンドです）

再利用のバルブは「細」の細かい方を使い、新品は「荒」に方で擦り合わせた後に
細かい方で仕上げました。
このコンパウンド・・・・、もう何年間　有るんだろう・・・・。

バルブのフェース部分にコンパウンドを薄く塗り。



石器時代のように　両手で「火起こし」するように　吸盤に　くっ付けたバルブを擦りまして　時には　少し抜き　「パンパン」とバルブをヘッドに叩き付けます

シャフトにオイルを塗りますよーーーー。
ひたすら音楽を聴きながら　スリスリ、パン！スリスリ！パンパン！と１６本のバルブを擦り合わせます。

最後に「光明丹」と言う　薬剤をオイルで溶かし　バルブのフェース部分に一周塗り

ヘッドに押し当てます。

綺麗なオレンジの輪が転写されればＯＫです。
オレンジ色の幅をノギスで測りましたら、シートカットをしていない為、当たり面は　１．７ミリぐらいありました。

まあ、良いでしょう

次にヘッドを裏返して　組み付けに入りました。

バルブスプリングのシートをガイドに入れて　次にバルブ・シール（ＩＮとＥＸは材質が違うのに注意！）を押し込み、

続いてバルブ・スプリングをセットします（ピッチの詰まった方を下にします）

スプリングの上にリテーナーを置きます。

リテーネーとバルブのステムシャフトとの間にコッターピンを２つ置き！

バルブが沈んで行かないように　燃焼室にウエスを当てて置きます。


おもむろに　手で「グイッ」っとリテーナーを指で押してスプリングを押します。

コッターピンがハマッタ感触が解ります、ゆっくりと指の力を抜いていきます。

ＯＫ～い　 (-ω☆)キラリ

軽自動車ぐらいなら強化スプリングでも　バルブスプリング・コンプレッサーと言う工具は必要有りません。４Ａ－Ｇぐらいのエンジンでも手で填められます。

今日はココまで！









と言いたい所ですが、もう一手間　加えましょう。
　
手軽なオイルラインの加工です。


エンジンには　上の写真の様なオイルが通る穴が各所に開いています。

この穴を　入り口？出口？付近だけ「ラッパ状態」にしてあげます。

穴の直径よりも少しだけ大きなドリルを使い。　
　
先端のテーパー部分だけを押し当てます。

（加工後です）
これだけの加工でオイルの供給が行き易くなり、カジリ防止や焼き付き防止にもなります。

たしか？ＨＫＳさんのメカさんが最初にした作業だったような？

沢山の穴が有りますが　この一手間が自分だけのエンジンみたいで　
良いんですよね～
 
では、(*^ー^)ノ♪

仕事が終わってから　女性２名男性１名の計４人で　奈良県の天理市までラーメンを食べに行ってきました。

天理の「彩華ラーメン」　タイヤの慣らし運転とテストもしたいので　インプレッサに４人乗って行ってきました！

美味しかったーーーーーーーー！

正直バカにしていたけど・・・・・。

アジアン・タイヤ良いね！




地元に到着後、車内の中はニンニク・パラダイス♪

良いのか！女性２名！明日は会社で誰も話し掛けられないぞ！

寝起きの自分の部屋も臭いはず！

ブースト・アップ（追加でニンニクを入れる）女性を　初めて見ました　 （　＾ω＾）


明日の朝、俺の部屋も例外無く　臭いだろう・・・・。