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MC20のデザインが世界三大デザイン賞のひとつ、Red dot awards のproducts design部門におけるBest of bestに選出されたようです。昨年はFerrari SF90 でした。

マセラティはデザインとコンセプト、そして伝統と歴史に優れているブランドと思いますので、このMC20からの活躍に期待したいです。

ほしいなあー。オープンもすぐ発表されそうですね。

ここからは私の想いを長々と語りますので、ネガティブな意見を持つ癖のある方はご遠慮ください。

MC20が素晴らしいのは、現在のマセラティと言うブランドを象徴している点です。　
アルファ、フェラーリと共に競い合ったレース時代。メーカーの存続をかけ、迷走したシトロエン、デトマソ、フェラーリ、フィアット傘下時代。そして、オールワンマセラティとして再始動する現在のマセラティ。車が大好きなマセラティ兄弟の想いはボローニャの地で、未だ引き継がれています。
MC20はMC12のようにフェラーリENZOなど他車と共通項目はありません。デザインだけはピニンファリーナの傑作、グランドゥーリズモのデザインを踏襲しています。グラントゥーリズモのデザインはそれ以降、多くのスーパーカーのフロントデザインで模倣されています。私は3200GTが大好きでしたので、グラントゥーリズモのデザインは好みではありませんでした。今は、当時のピニンファリーナに属していた友人の言葉「グラントゥーリズモのデザインは革新」という言葉をやっと理解できるかも、、と思えるようになりました。
イタルデザイン、ガンディーニ、ピニンファリーナなど、イタリアンデザインを超えるカロッツェリアは世界には存在しません。
アンチマセラティの一部のドイツ車志向の方、フェラーリ信者の方など、マセラティはフェラーリの安物バージョンのように扱う人もいます。歴史やアイデンティティはフェラーリにも勝るとも劣らないブランドです。フェラーリも大好きで355、360spiderや456gtなどに乗りましたし、歴史もよく学びました。マセラティとフェラーリ、アルファはイタリアが誇るカーブランドです。マセラティは迷走しながら、デザイン、サウンド、セクシーさなど独自の価値を創造しながら、レース魂も捨てないという、他にはない伊達と酔狂なカーブランドです。どのメーカーにもアイデンティティがあり、それぞれに魅力があるものです。
MC20は評論家の意見などには目もくれず、マセラティ兄弟の意思を引き継ごうと、現代のエンジニアが築いた傑作ではないかと、思うようになりました。
グラントゥーリズモ、グランカブリオをはじめギブリ、クアトロポルテ、そしてレヴァンテ、、迷走していたマセラティを目覚めさせた近年マセラティの傑作達、、。大切に乗り続けたいと思います。
いま楽しみなのは、マセラティだけが考えているEVエンジンでの新たな未来サウンドです。イーロンマスクが考えようもしなかったEVエンジンのサウンド、搭載予定の次期グラントゥーリズモに期待しながら毎日を頑張りたいと思います。








4人乗りのオープンという制限下でのこのデザイン
グランカブリオも負けてません、、？