お気に入りのお店　　Sogno-Poli　（ソニョーポリ）（イタリアン）

cafe micnicでパンダに浸ったあとは
そそくさとお隣に移動、晩ごはんです
　（何やってんの？　とは訊かないでｗ）


Sogno-Poli　（ソニョーポリ）
　住所：　福井県坂井市三国町安島１４－２１－１
　電話：　０７７６－８１－３０６３

　お店の外観写真、当日撮ったのがイマイチなので、昔の写真で。


このお店の好きなところは、海沿いの穏やかな空気＆静かな木立というロケーションに加えて、地元（三国漁港や坂井平野、坂井丘陵地）の恵まれた食材をふんだんに活かして、季節感豊かな料理を食べさせてくれるところです。

「そろそろあれの季節だなー」と思って行くと、期待通りの＆上回るメニューが出てき足りするのがとても楽しく、しかも外れがないのでしばらくするとまた行きたくなる、というイイお店です。

予約の時に好き嫌いなどを訊かれたときに「今の美味しいものを♪」とおまかせでお願いしていたので、期待にわくわくしつつ入店。　玄関で上履きに履き替え、リラックスして食べられるのも好きです。

　（料理の写真はフォトギャラでどうぞ）


アミューズは秋刀魚とナスのテリーヌ。
来るとは思っていましたがいきなりのサンマご登場で掴みはＯＫ（古！）、重なりがとても綺麗です。

冷たい前菜は４種。
フルーツトマト＆モツァレラ＆アンチョビ、穴子の洋風南蛮漬け、生タコ＆ジャガイモのラグー炒め、カジキのカルパチョ＆焼きナス。　どれも手が込んでいて楽しい楽しい。アンチョビ以外がみんな地元産というのは何気にすごいなぁと感心。

温かい前菜２種。
マダラの白子＆大根のグリル　バルサミコソースと、岩ガキのガーリック＆香草パン粉焼き。
白子が超クリーミィ。　ちなみに白子のことを福井弁では「だだみ」といいますが意味不明です（笑
岩ガキといい穴子やタコといい、まだ夏の気配も残るのはこの時期ならではですね。

パスタはワタリガニの自家製タリアテッレ
濃厚、のひとこと。なんでこんな味が出せるんだ!?（それがプロ、ですけどｗ）
もちもちしこしこの麺の食感と小麦の風味も、ワタリガニの味と互角に「渡り」合ってました。

主菜の肉料理は鴨と野菜の炭火焼き　イチジクのソース
フランスの「赤ラベル」（そんなのがあるんですね）鴨肉は紅色が鮮やかで、皮下の脂も肉の部分も上品かつ豊かな風味。
そんなに何度も食べてる訳ではないですが、これまでの中で一番い美味しいカモでした。
つけ合わせの野菜も、素材＆焼き加減ともに素晴らしくて、充分主役を張れると思いました。


ランチタイムだと非常に賑わってなかなか話もできませんが、夜はもう少しゆったりして、お店の人との雑談も。食材の生産者の方の話とか、日本海でワタリガニは獲れる？（今回は瀬戸内産でした）とか他愛のない話も面白かったです。
帰り際にはご主人ともしばしお話。　厨房の中からでもいつもお客よく見ていて憶えていることにも感心、今回さらにしっかり憶えてもらったようなので次からは何かとリクエストもできるかも♪
　（けどきっとこっちができないなぁ、たぶん。）

今回もいつもどおり、季節感のある美味しいものがいろいろ食べられて、満足できました。
決してお手軽にホイホイいける訳ではないですが、非日常のハレ気分を楽しませてくれる魅力たっぷりのお店だと思います。
次は冬、ですね。

　　※フォトギャラはこちら