Changing?　　～プレミア第9節　vsブラックバーン （ホーム）～

変わったのか？
変わりつつあるのか？
どこが変わったのか？
何が変えたのか？
本当に、変わった？

わかりません。どうなのでしょう。

しかし内容と結果は明らかに変わりました。
チームをめぐる空気も。



リザルト　：　２－１　（won）
スタメン　：　ＧＫ　レイナ
　　　　　　　　ＤＦ　コンチェスキー、シュクルテル、キルギアコス、キャラガー
　　　　　　　　ＭＦ　ルーカス、ラウル・メイレレスジョー・コール、、ジェラード、マキシ・ロドリゲス
　　　　　　　　ＦＷ　トーレス
　　　　　　　　（４－２－３－１）→（４－４－２）
交　　代　：　７９分　ジョー・コール→エンゴグ
　　　　　　　　８９分　ラウル・メイレレス→シェルヴィ
ゴール　　：　４８分　キルギアコス
　　　　　　　　５３分　フェルナンド・トーレス
私的ＭＯＭ　：　DＦソティリス・キリギアコス　（心情的にはトーレスだけど、内容では文句なくこの人）


どん底の状態で迎えた第１０節はホーム、アンフィールド。
何かを変えようとするクラブの計らいなのか、今日の「You'll never walk alone」は生歌でした。
嫌が応にもピッチ、スタンドは力が入ります。


立ち上がりから動きが良く、高い位置からプレス全開。
選手の連動が良くてワンタッチパスがスピーディに繋がります。
それも意味のない横や後ろへの捌きが少なく、前やサイドへの有効なパスが多く繋がります。
働きの悪さを指摘されてきたジョー・コールとマキシ・ロドリゲスの両サイドも機能して、特にジョー・コールはこれまでと見違えました。

前半のうちに２、３点取っていてもいい出来でしたが、結局後半にキルギアコスの強烈ヘッドと、トーレスのお待たせゴールで２点で快勝しました。特にトーレスのゴールはジョー・コールからの良質なクロスを華麗なダイレクトボレーで決め、久々に彼らしいプレーを見せてくれました。

みんながトーレスのもとに駆け寄って抱き合い、弟のように祝福。
久し振りに聴く「Liverpool's No.9」のチャントの大合唱にはじわっときました（照


クラブやチームを取り巻く環境が特に変わったわけではありません。
モチベーションにしてもむしろ前節の方が高かったはず。
なのにふたを開けてみればこの試合ぶり（といってもこれが今までの「普通」なんですが）、どうしてこれが今まで出来てこなかったのか、理解らないものですねサッカーとは。


いずれにせよ、チームを取り巻く空気はついに変わりました。
ここからどこまで変わっていけるか、ここを再スタートとしていきましょう。
とるべき道はそれしかないのですから。

You'll never walk alone.