今は結果がすべて　～プレミア第10節　vsボルトン （アウェイ）～

前節、少しの期待をこめて
変わりつつあるのかと触れましたが
そんなに簡単に変わってくれたりはないようです、
やはり。


しかし、それなりに苦戦が予想されたこの試合、
３ポイントのノルマは何とか果たしてくれました。
今はその結果の積み重ねこそが大切です。



リザルト　：　１－０　（won）
スタメン　：　ＧＫ　レイナ
　　　　　　　　ＤＦ　コンチェスキー、シュクルテル、キルギアコス、キャラガー
　　　　　　　　ＭＦ　ルーカス、ラウル・メイレレスジョー・コール、、ジェラード、マキシ・ロドリゲス
　　　　　　　　ＦＷ　トーレス
　　　　　　　　（４－２－３－１）→（４－４－２）
交　　代　：　６２分　ジョー・コール→エンゴグ
　　　　　　　　８９分　ラウル・メイレレス→ポールセン
ゴール　　：　８６分　マキシ・ロドリゲス
私的ＭＯＭ　：　ＭＦマキシ・ロドリゲス


オーウェン・コイルが監督就任した昨季途中以来、チームに姿が見えて好調なボルトン。
特に、イングランド代表初出場を果たしたケヴィン・デーヴィスとエルマンデルの２トップが絶好調、そこに新鋭のホールデン（実際彼、とても良かった）が加わって、攻撃力は要警戒です。
リズムを思い出した（ように見えた）うちの攻撃陣がどこまで崩せるか、と、デーヴィスの高さ＆エルマンデルの瞬発力をＤＦ陣がどれだけ抑えられるか、がポイントでした。

で結果は、というと
攻撃は前節のようなリズムと連携が消えうせ、またいつものように難産でした。
守備のほうも、心臓が止まりそうになったシーンが２、３度。レフェリーがアトキンソン氏でなく例えばフィル・ダウド氏とかだったら、ＰＫを２つ食らってたかもしれません。

それでも最後の最後に、ルーカスからトーレスへナイスパス、
それをトーレスが瞬時にヒールパスでＤＦの股間をとおしてマキシへ、
それを落ち着いてマキシが決めて、ようやく先制してくれました。
トーレスはここ一番で魅せてくれましたし、マキシはハードワークし続けた努力が報われました。
メンバーの喜びようからも、この試合の重要さと、それを果たした嬉しさが良く分かりました。


しかしいいことばかりではなく、私には今のチーム、システム変更が必要に思われてなりません。
現状戦力ではやはり、ジェラード＆トーレスに頼る４－２－３－１ではなく４－４－２で最初から行くべきでしょう。実際ここ数試合を見ても、エンゴグを入れて４－４－２にしてからのほうがずっとチャンスを作れています。
（エンゴグがもっとちゃんとしてくれれば、もっといい筈なんですが・・（泣）

今週は木曜にＥＬナポリ戦、日曜にはチェルシーとの大一番を迎えて、スカッド編成が特にピンチ。
ジョー・コールはハムストリングを傷めて途中交代、カイトは驚異的な回復とはいってもいきなりのチェルシー戦全開は無理、マキシも攻守にわたるハードワークで最後には足をつるなど、サイドがかなり心配です。

ジェラード＆トーレスを休ませながらサブのメンバーをうまく織り込んで、ナポリ戦は絶対に３ポイント、チェルシー戦も少なくとも１ポイントを稼がないといけません。
エンゴグ君、バベル君、ヨヴァノ君、パチェコ君、そしてスピアリング君、今こそ見せ場だよ！

You'll never walk alone.