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2012年09月26日

弱り目に祟り目  ~プレミア第5節 vs マンチェスターユナイテッド戦

弱り目に祟り目  ~プレミア第5節 vs マンチェスターユナイテッド戦

  できることなら書かずにおきたかったけれど

  嘆かずにはいられない様相になってきました…







  ヒルズボロウの悲劇を追悼し、両チーム・両サポーターの心が一つに。
  スアレスとエブラも握手を交わしました。
  アンフィールドの舞台装置はこのうえなかったのですが…



開幕から1か月少し、リーグ戦は5試合を戦いました。
開幕前に抱いていた懸念が的中して、チーム作りは難航。
第2節ではいいところまでMシティを追い込むなど、新しいスタイルの光明も端々にはうかがえるのですが、詰めの甘さや取りこぼしが続出するなど結果に結びつかず。
2分け3敗のわずか2ポイントで現在18位orz
開幕5試合のクラブワースト記録をあっさり更新してしまいました。


しかし、私を含め、サポーターは冷静にこの現実を受け止めています。
ショートパスを多用してポゼッションを高める(大雑把にいえばバルサのような)tiki-takaスタイルの確立に時間と経験を要するのは誰もが覚悟していたことことだし
決定力不足という慢性疾患の処方箋を用意できなかったのも、情けないですが明らかだったこと。
ベニテスが去って以降(というより、シャビ・アロンソが去って以降)失ってしまったビッグ4の地位に再び立つには、当分の我慢が必要なことはみな解かっていましたので。

   ※ただ、この2点だけはどうにも納得できない、まさしく憤慨ものでした。
     ・移籍市場での失態
       カイトやマキシを放出しただでさえ補強が必要だったFW陣、
       クリント・デンプシーを取り損ねた(あと少しの金額をケチったために)ばかりか
       そこを見誤って直前にキャロルを放出してしまうなんざ、
       悲劇を通り越して、喜劇というほかありません。
       CLを目指そうというクラブで、センターFWが一人もいないところなんて
       何処を見回してもあり得ませんて。

     ・選手のインジュリーコントロール
       長期の負傷療養から、満を持して今季復帰したジョー・コールとルーカス。
       その復帰試合中に再発させてまた長期リタイヤ、っていったい何なんでしょう。
       ジョー・コールにいたっては開幕戦、出場からわずか5分後…
       このチームのメディカルスタッフはいったい何をやってるのかと激怒でした。




そんな中でも、強豪相手では下馬評を見事に覆す見事な戦いぶりを展開し
元王者の意地をこれまでも見せてきたレッズ、
このユナイテッド戦でもそうした期待をサポーターは確信していました。

そして、その確信は現実のものとなりました。


立ち上がり直後のユナイテッドの攻勢をしのぐと、
その後は動き出しの良い守備と、ジェラード=アレン=シェルビーの中盤の三角形を基にした展開でゲームを支配。
前線の3人(特に期待の若手ラヒム・スターリング)やサイドバックの2人の縦への意識も高く、
何度も大きなチャンスを作り出しました。

前週の半ば、CLグループリーグからほぼ全員が連戦となったユナイテッドに較べて、
ELをターンオーバーで戦い、主力の大部分が休養できていたことを差し引いても
リヴァプールの戦いぶりは今季初勝利を期するに十分なものでした。

後半1分に我らがキャプテンが技ありボレーを叩き込んで先制するなど、
途中から10人になり試合には負けたものの最後までユナイテッドを攻め立て、勝利に値する内容でした。

ユナイテッドの決勝点となったPKは、主審の明らかなミスジャッジ。
シェルビーへの一発レッド、PKを取るべきだったスアレスへのファウルの見落としとあわせて、
大事なビッグマッチになるほど審判が主役になりたがる、という毎度毎度のジンクスが
この試合でも再演されたのでありました(-"-)



まあただ、不利な判定を食らうことに関してはこちらに非が無いでもありません。
スアレスはドイツW杯でのハンド事件やオランダリーグ時代の噛みつき事件などを通して
イングランドの審判たちからは要注意人物になっています。
プレミアに来てからも演技めいたファウルのアピールが多すぎ、本当のファウルも取ってもらえない、
いわば「狼少年」状態になっちゃってるのです。

他にも、グレン・ジョンソンなどはプレーが軽く、ポカミスやそれを取り返さんがための強引なプレーが目立つのは事実。
PKを取られたのも、彼だったからという面は否定できないのです。
個々の選手のプレーの積み重ねが、チーム全体に対する審判の心証にバイアスをかけている可能性は充分あり得ますね。



新戦術の熟成不足、チーム構成のアンバランスとコマ不足、負傷者の続出、判定上のハンディと
その結果としての5戦未勝利、それだけでももう泣きたいくらいなんですが
このユナイテッド戦では、前線のボリーニ、DFのアッガーとケリーという欠かせない選手が相次いで壊れ・・・
特にケリーはどうやら今季絶望とのこと。
今季こそはと期待してたのに、彼が出られないとまたグレン・ジョンソン使わざるを得なくなくなるんだよなぁ…

おまけに、レッドもらったシェルビーのサスペンションもあるし…


もうまさに弱り目に祟り目、踏んだり蹴ったりです。
次戦からは嫌が応にも若手の抜擢とやりくりを進めて、乗り切っていくしかありません。
就任5試合にして早くも正念場のブレンダン・ロジャース監督、手腕に注目です。

You'll never walk alone!


ブログ一覧 | You'll never walk alone | 日記
Posted at 2012/09/26 21:32:52

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この記事へのコメント

2012年9月26日 22:47
こんばんにゃ~

試合前のアンフィールドは、鳥肌ものでジーンとしました。゚(゚´ω`゚)゚。

まったく同感です。
センターFW、1.5列目といわれるMFが不足してますよね。
その皺寄せが、経験が少ない若手のDF、MFの焦り、怪我になっているような。
得点シーンは、従来のLIVの攻撃パターンとジェラードの魂のゴールでした。

思うに、プレミアの各クラブは、08-09CL、10-11CLでバルサのポゼッションサッカーに、イングランドサッカーの代名詞のような4-4-2のマンUが、手も足も出なかったことへのトラウマがサッカースタイルの変化を余儀なくされていると思います。
それと不景気による資金難と高額な移籍金が思うようなチーム作りが出来てないのでしょうね。
資金力があるチェルシー、マンCは、お金でチームを作り。
もともとポゼッション信望者のベンゲルが若手育成で挑戦しつづけてるアーセナル。
それと、EUの舞台より国内重視の従来型サッカーの中堅クラブ。
変化に戸惑いながらも何とか形にしてきているマンU。
全てが悪い流れに陥ってしまったLIV。って感じで見ています。
マンUの補強状況とファギーのコメントで、プレミアのEUでの覇権をかけた決意が伺えます。
全てが終わった時に、バルサを超える新しいモダンサッカーが出現しているように思います。

You'll Never Walk Alone

長文失礼しました  ゴメンナサ──・゚・(。>д<。)・゚・──イ
コメントへの返答
2012年9月27日 22:17
いえいえ、充実のコメントありがとうございます<(_ _)>

スタジアムの雰囲気は最高でしたよね!
このあたり、やはり英国は紳士の国だな~と感心しきりです。
いったんキックオフすれば途端にコドモに帰りますが(笑)

では私も長文で(笑)

バルサに勝てるチーム・・・
少しひいき目かも知れないんですが、08-09シーズンのリヴァプール、バルサに勝てる可能性のある唯一のチームだと思ってました。
CLでは激闘の末チェルシーに負けちゃってバルサとは当たれなかったんですが。

        フェルナンド・トーレス
ベナユン(リエラ)   ジェラード     カイト
     シャビ・アロンソ   マスチェラーノ
ファビオ・アウレリオ キャラガー シュクルテル アルベロア
           レイナ

という4-2-3-1(実際はジェラードが前に出た4-4-1-1)で、
①息の合った鬼プレスで囲みまくって中盤でボールを奪い、
②シャビ・アロンソやジェラードの正確無比なロングフィードから超高速のショートカウンターを発動、
③カイトやベナユンのダイレクトプレーで一気にトーレスへ!
④さらにこぼれたボールに詰めて来たキャプテンの弾丸ミドル!!  
という必殺パターンが完全に確立していました。

4-5-1でガチガチに守ってドログバ1人で決める、というパターンのチェルシーが唯一実際にバルサに勝っていますが、カウンターの速さとダイナミズムでは当時のウチのほうがもっと強力だった、と思います。

今季のユナイテッドやチェルシーも、それぞれ香川やアザールを迎えて、同じような有機的な4-2-3-1を目指しているんではないか、と私は思っているんですよ。

けど、じゃあウチはどうなのか?というと・・・
頼れるFWがいない、というのは決定的な致命傷、ですよね・・・orz

長文失礼しました<(_ _)>

プロフィール

「@FLAT4 さん
おつかれさまでしたー
やっぱ楽しいですね
ぜひまた!😊」
何シテル?   08/04 05:55
美味しいものや新たな発見を探して、犬たちと共にあちこち出歩いてます。
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