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シャ・ノアール@なべのブログ一覧

2015年04月13日 イイね!

ツール・ド・九州2015in唐津 リポート④レグ1最終

続き…

ラリーでは、同じステージを数回使うことが多いですが、『普通』二度目の方が速くなるのはお分かりですね。
SS6、SS7は三回目、回数を重ねたドライバーがどれくらいタイムが変わってくるのかを比較してみます。


SS6林の上③(4.26km)
ベストは#2勝田選手3:15.3秒
二番手に#1奴田原選手(+1.4)三番手#5福永選手(+1.6)と続き、#3新井選手は四番手の(+2.6)でした。
午後のSSになり三回目となるとかなりタイムが上がってきます。
SS1  S/B 3:24.5 SS4 S/B 3:19.0(-5.5) SS6 S/B 3:15.3(-3.7 SS1-9.2)
#1奴田原選手3:24.6     3:19.2(-5.4)      3:16.7(-2.5 SS1-7.9)
#2勝田選手 3:25.9     3:19.1(-6.8)      3:15.3(-3.8 SS1-10.6)
#3新井選手 3:24.5     3:20.3(-4.2)      3:17.9(-2.4 SS1-6.6)


総合順位は…
① 奴田原選手
② 勝田選手(+3.2)
③ 新井選手(+12.8)
④ 炭山選手(+28.1)
⑤ 新井大輝選手(+34.3)

SS7黒木平③(3.95km)
ベストは#1奴田原選手3:19.3
二番手#2勝田選手3:20.2(+0.9)
三番手#3新井選手3:21.0(+1.7)
黒木平の三本の比較
  SS2 S/B 3:22.6 SS5 S/B 3:23.5(+0.9) SS7 S/B 3:19.3(-4.2 SS2-3.3)
①奴田原選手3:22.6    3:23.5(+0.9)    3:19.3(-4.2 SS2-3.3)
②勝田選手 3:31.0    3:24.7(-6.3)    3:20.2(-4.5 SS2-10.8)
③新井選手 3:25.0    3:24.3(-0.7)    3:21.0(-3.3 SS2-4.0)
各ドライバーの調子のようなものが見えると思います。
ベストタイムとの比較も面白いですが、タイムの伸び方から追いつくのか離されるのかが分かりますね。
奴田原選手と勝田選手、数秒詰めたと思ったら引き離される、厳しいバトルが続きます。

SS8②三方(11.76km)
走行順に見てみましょう。
#1奴田原選手10:10.6(SS3-2.2)
#2勝田選手10:06.0(SS2+-0)
#3新井選手10:15.7(SS2-5.2)
とうとう勝田選手が奴田原選手を捕らえます。
しかしその差僅か0.5秒!

二回目、三方のギャラリーに行ってきたので、サービスに戻ってきた頃には最終サービスの真っ最中。
とても話を聞ける状態では無いか…と思っていたら奴田原選手をつかまえました。
『今日はどうでした?挽回されましたけど0.5秒ですが…?』
奴田原選手『う~ん、勝田は三方速いんだよね~(笑)まぁまだ分からんよ?(笑)』

他の二人からは話を聞くことが出来なかったんですが、初日リードしていて追いつかれても唐津マイスターを抑えていた手応えは感じているようです。

勝田選手の表情からは、追いついたことの安堵感とさぁこれからだ!といった感じのやる気を感じました。

レグ1の結果は…
#2勝田範彦/足立さやかラック名古屋スバルDL WRX STI 40:28.8
#1奴田原文雄/佐藤忠宜ADVAN-PIAAランサー     40:29.3(+0.5)
#3新井敏弘/田中直哉フジスバルアライモータースポーツWRX 40:48.9(+20.1)
#4炭山裕矢/保井隆宏ADVAN CUSCO WRX-STI  41:10.5(+41.7)
#8新井大輝/伊勢谷巧アライモータースポーツWRX STI  41:13.3(+44.5)
以下は1分以上のビハインド、優勝争いは上位二名に絞られたと思いました。

この状況から色んなことが読み解けます。
ラリーアートが無くなった三菱、メーカーでの開発が無くなったのでアップデートされることがありません。
普通に考えれば、戦闘力はこれ以上あまり上がらない、しかし奴田原ランサーはトップ争いをしている、という事は、車だけじゃなくドライバーの腕だということですね。
昨年の唐津ラリーのブログに書きましたが…
唐津はスバル有利。
直線が少ない唐津のステージは曲がるインプレッサが有利、それに加えてダンロップも唐津のステージに合っていると聞きました。

しかも、新型WRXの戦闘力はまだまだ….

勝田選手の切迫感の感じられない表情にはこんな理由があるのかもしれません。

レグ2に続きます。
Posted at 2015/04/13 20:14:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競技 | クルマ
2015年04月13日 イイね!

ツール・ド・九州2015in唐津 リポート③

続き….


序盤二つのSSで9.7秒のビハインドを負ってしまった#2勝田選手、#4炭山選手にかわされ4位に後退、サービスパークでは情報が入らないものの、レッカーの手配がされていないところを見ると深刻な事態ではないことだけは分かりましたがいったい何があったのか?

SS3三方①(11.76km)

ステージベストは#2勝田範彦/足立さやかラック名古屋スバルDL WRX STI10:06.6秒
二番手に#1奴田原文雄/佐藤忠宜ADVAN-PIAAランサー10:12.8秒(+6.2)
三番手は#6鎌田卓麻/市野諮SYMS TEIN DUNLOP WRX STI10:16.8秒(+10.2)
#3新井選手は10:20.9秒の四番手タイムです。

SS3終わりの総合順位は…
① 奴田原選手
② 勝田選手(+3.5)
③ 新井選手(+10.4)
④ 炭山選手(+18.7)
⑤ 鎌田選手(+19.0)
⑥ と変わります。

午前中の3SSが終わりリグループのためにサービスへ帰ってきます。
サービスで忙しい中勝田選手に話が聞けました。
『SS2は何が?』
勝田選手『やっぱり濡れてたよ(笑)』と一言。
全くダメージが無いのはSS3のタイムで分かります。
#3新井選手にも話が聞けましたが…
新井選手『何だろうねぇ~うまくないなぁ~』
どうやら思った走りが出来ていないようです。


SS4林の上②(4.26km)
ベストタイムを刻んだのは#5福永修/鈴木裕オサムファクトリー・DL・CZ4A3:19.0秒
0.1秒遅れて二番手に#2勝田選手、三番手は更に0.1秒遅れて#1奴田原選手と続きます。
#3新井選手は四番手の3:20.3秒(+1.3)となりました。

SS5黒木平②(3.95km)
ここでのベストは#1奴田原選手3:23.5秒ですが、SS2より0.9秒遅いのは?
二番手に#3新井選手3:23.6秒(+0.1)こちらはSS2より2.4秒縮めてきました。
三番手は#8新井大輝選手3:24.3秒(+0.8)SS2比較で5秒も速い。

勝田選手は1.4秒遅れの四番手3:24.7秒で続きます。

この日SSの構成は林の上と黒木平が各三回、三方は二回使用されます。
三回使われるSSのうち二回が終わった午後、SS5は今後の作戦を立てるのに十分なデータが集まったと感じます。


続く....
Posted at 2015/04/13 17:13:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競技 | クルマ
2015年04月13日 イイね!

ツール・ド・九州2015in唐津 リポート②

続き…

いよいよ始まった唐津ラリー、SS1から熱いバトルが繰り広げられます。

SS1林の上①(4.26km)
今シーズン最初のSSでトップをさらって行ったのは….
#3新井敏弘/田中直哉フジスバルアライモータースポーツWRX
3:24.5秒を叩き出します。

トップを取られたとは言え0.1秒差の二番手は、#1奴田原文雄/佐藤忠宜ADVAN-PIAAランサー

1.4秒差の三番手に、#2勝田範彦/足立さやかラック名古屋スバルDL WRX STI

全日本に帰ってきた新井選手がいきなりレグ1を制した2014年が頭を過ぎりました。
が、トップ二人はほぼ同タイム、得意な唐津で余裕を持って走った勝田選手といった感じもします。
四番手以降は2秒以上の遅れ…
(ラリーの場合『km当たり秒』という判断基準があります、4kmくらいのSSで2秒差ということは『km/0.5秒』の遅れ、ステージの好みは別にしてこれ以上遅いと勝負にならないのが『キロ0.5秒』となります。)
やはり、勝負権はこの三人になりそうです。

SS2黒木平①(3.95km)
ベストは#1奴田原選手3:22.6秒
二番手#3新井選手3:25.0秒(+2.4)
三番手#4炭山選手3:29.0秒(+6.4)
四番手#8新井大輝選手3:29.3秒(+6.7)
五番手#7竹内源樹/加勢直毅ADVAN CUSCO WRX-STI3:30.5秒(+7.9)
勝田選手の名前がありません!?
なんと8.4秒遅れの六番手、何か有ったようです…

実はセレモニアルの会場で、勝田選手奴田原選手には話しをする機会があり、挨拶がてら直前情報として前日の雨で『日陰になる所は濡れてる可能性があるかも…』といった話をしました。

『やっぱり濡れてた?もしかしてダメージが?』と思いましたが状況が分かりません。
サービスパークにいたので情報が入りません、次のSS3のリザルトが出るのを待ちました….


続く….
Posted at 2015/04/13 15:50:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競技 | クルマ
2015年04月13日 イイね!

ツール・ド・九州2015in唐津 リポート①

まいど!

ツール・ド・九州2015in唐津のデイリポートは優勝候補三人を中心に綴っていきたいと思います。

4/11AM8:00唐津神社で行われるラリーの安全祈願とセレモニアルスタートは、昨年のディフェンディングチャンピオンゼッケン1奴田原文雄/佐藤忠宜ADVAN-PIAAランサーが唐津の町へ走り出し、今シーズンの幕を開けました。

二番スタートは、『唐津マイスター』現在9連勝中ゼッケン2勝田範彦/足立さやかラック名古屋スバルDL WRX STI、今回も勝って前人未到の10連覇を狙います。

三番スタートするのは、ゼッケン3新井敏弘/田中直哉フジスバルアライモータースポーツWRX、新井選手はニューマシンを投入してきました。

今シーズンニューマシンを投入してきたのは三人。
#3新井選手
#4炭山裕矢/保井隆宏ADVAN CUSCO WRX-STI

#6鎌田卓麻/市野諮SYMS TEIN DUNLOP WRX STI

昨年に引き続きGRBで参戦する唐津マイスター勝田選手に対する、ランサー使い奴田原選手、ニューインプレッサ勢三人の勝田包囲網、それに加えて昨年勝田選手を苦しめた新井選手のGRBは息子の#8新井大輝/伊勢谷巧アライモータースポーツWRX STIがドライブします。

熟成された勝田インプレッサ、ニューインプレッサのポテンシャル、孤軍奮闘の奴田原ランサー、すでに潜在能力はトップクラスの呼び声高い新井大輝、混戦必死の唐津ラリーがスタートしました。

続く….
Posted at 2015/04/13 15:01:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 競技 | クルマ

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写真を仕事にしている『たなべひでふみ』です。 車、バイク問わず、情景撮影からサーキット走行撮影まで、披露宴やパーティーのスナップ等々何でも撮ります。 『...
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