2015年12月29日
まいど!
ちょっと今回は辛口です!
あえて自分のことも棚上げします!
自分もこうありたい!と思いつつ出来ていないけれど言い聞かせるつもりも含めて書きます。
ずばり!
現実は嘘をつかない!
日々色んなことが身の回りで起きますが、よぉ~っく考えてみると....
『起きたことには理由があり、現実を直視すれば答えは自分が一番分かっている』
どういうことか...
情報社会の現代、車のことだけに限定しても色々な『良さ気な』情報が氾濫している。
でも、ちょっと待って!
よくよく自分の経験したことと照らし合わせてみると、良さ気な情報の嘘が見えてくると思わない?
CMや広告は良いことを謳っている。
売りたいと思う企業なのだから当たり前のことだが、そのイメージにいつの間にか洗脳されているのに気付かない。
某N社の電気自動車が同社のミドルスポーツカーに加速性能で優れている!かのようなCMが流れているのは皆さんご存知だろう。
かと、思えば....
某軽自動車メーカーのCMで『マニュアルミッション』の魅力をアピールしたモノが流れている。
一歩引いた所で考えてみよう。
車は工業製品だ。
例えばメーカー製『パソコン』と同じだ。
普通のPCユーザーは、大手メーカーが販売している、ラインナップから価格と性能を折り合わせて買う。
しかし、PCは自分好みに自作する(とは言え部品として販売されていないモノは使えないが....)ことが出来る。
HDDの容量を重視したり、グラフィックボードや処理速度等、自分の使いやすいスペックを実現することがある程度可能だ。
家だって知識とある程度の資格があれば一から建てることも可能だ。
車はどうだろう....
各社色んなメーカーがあるが『自分の求める車』がどれくらいあるだろう?
新車だけ見ればおいらが本当に欲しい!と思う車は無く、強いて言えば~という程度だ。
はっきり言う!
自動車メーカーは『ユーザーが欲しいと思う車』を生産してるわけじゃなく『ユーザーが欲しくなるように仕向けている』だけに過ぎない。
『人も荷物もたくさん乗って、燃費良く、良く走り、良く曲がり、良く止まる、価格が安く、イタリア製の赤い跳ね馬が付いた軽自動車』なんてないのだ。
前に書いた日記にもあるが、衝突回避出来ないシステムを搭載した車を堂々と『ぶつからない』と言えるのがメーカーだ。
結局、自動車に関しては『メーカーが作った既製品を消費者は買うしかない』というのが現実なのだ。
ちょっと、自分の使い方や好みには~と思う人間が『カスタマイズ』する程度で、殆どのユーザーは『吊るし』のスーツをそのまま着ていて『軍服に体を合わせる』ような運転を強いられていることすら気付かない。
資本主義は『多く売れるものは安く出来る』のが基本だ。
しかし、車に関しては少し違う。
『安く作ったものは多く売らなければならない』逆に言うと『高い車は少量売れれば良い』とも言える。
気付いただろうか?
初めから安く売るものには性能が良いものは無いと言える。
例えばタイヤ、最高性能なタイヤなら、食いつくし、よく止まるし、よく曲がる。
F1やmotoGP等モータースポーツでは常識だ、車体の性能を活かすも殺すもタイヤ次第だと!
ならば、良いタイヤを標準装備にして新車に着けてくれれば、最高性能のタイヤ価格も下がるだろう?
コスト面で~と言うのは作る側の言い訳だ。
より安全なものがあるのに使わないというのは言い訳に過ぎない。
オーバークオリティーだという人が居る『本質が分かっていない』としか思わない。
想定される最悪のケースをシミュレーションした『防災訓練』が役に立たないのが現実だ。
想定外のことが起きるのが災害なのだからね。
オーバークオリティー大いに結構、それが安全に繋がるなら良いじゃない。
コストと効率化は、社会の嘘の代表だ。
良いものを多く作れば価格は下がり、よく売れる。
安物を作って売るから高いものが高いままになる。
ちょっと思い出して欲しい。
液晶TVが発売された頃、どんなプライスだった?
当時と同じ性能のものは、今いくらぐらいで売っている?
最新技術の商品は高くて手が出ないけれど、数年すれば手が届くようになる。
でもね、本当は最初から廉価版だって作ることが出来るのだよ。
では何故最初から安いものを作らないのか?
新しいものは高くないと売れないから....
スポーツカーはスピードが出るから危ないという人がいる。
スピードが出るから危ないのではない、スピードをコントロール出来ないドライバーが運転すると危ない。
事実スポーツカーの性能だからその程度の事故で済んだと言える事例も少なくない。
つい先日、判決が出た『トンネル崩落事故』で、事故に巻き込まれ、屋根を潰したが乗員が無事だったインプレッサが居た。
普通のファミリーカーならば、無傷では済まなかっただろうと一時ネットでも話題になった。
単純比較は出来ないけれど、一例として上げることは出来る。
子供は少々転んでもあまり怪我をしない。
体が軽く、柔軟だからだが、スポーツ選手も普通の怪我は少ない。
理由は言わなくても分かるだろう。
なのに、スポーツカーになると危ないと言われるのは不思議だ。
本当は皆『経験上』分かっている筈。
だけど、CMや広告、他の『良いですよ~』という情報に惑わされている。
イメージ戦略に惑わされている。
『分かりやすい大きな嘘に人は騙される。』
未だに振り込め詐欺被害が減らないのも同じだ。
沸騰したお湯が腕に掛かれば火傷する。
しかし、指先を一瞬付けるだけなら火傷はしない。
40度のお風呂なら火傷はしないが、40度の湯たんぽに一晩足を付けたら火傷になる。
それを分かっていて、ヤカンを触るなら火傷はしないが、経験上分かっていても触らないのが普通の人で、触ろうとする人を見れば注意するのが当たり前だ。
しかし、これが他のことになると変わってくる。
『そうなると思った』『分かっていたなら注意しろよ!』
何かやらかした後、誰かが言う台詞だ。
注意しないんじゃない、注意できるほど『分かっていなかった』だけだ。
相手が友達でも赤の他人でも、目の前で人が傷つくことが予見できたなら『注意するべき』で、それをしないのは『分かっていない』か『見殺しにした』かのどちらかだ。
年末特番の時期になって『今年の10大ニュース』的なTV番組があってる。
偽装や不祥事の根本的な原因はこれだ。
注意すべきときに注意出来ない。
誰もが聖人君子ではないが、周りに流されず意見できることが自分の安全になり、身の回りの安全に繋がることだと気付いて欲しい。
世の中にはびこる『当たり前の嘘』を違和感として感じることが出来るのは自分の経験だけなのだ。
『現実は真実、事象には理由がある』
理由が原因が分からない、分かっていても認めたくないから言い訳になる。
自分以外に原因があるように言うのは簡単なのだ。
人は経験から物事を判断できる能力がある。
自らの経験に無いものを鵜呑みにせず、経験から出来るだけの答えに近付く努力をしたほうが良い。
分からなければ相手に問う、自ら調べる。
分かったふりをして誤魔化されるより、分かるまでしつこく訊ねるのが一番だ。
そこにある嘘や本質に気付くにはそれしかないのだから。
Posted at 2015/12/30 02:21:21 | |
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