シャ・ノアール@なべのブログ一覧

約三週間ぶりに夜のお仕事です(笑)

代数が少ないので今夜は終わって店舗で朝まで待機です。

あぁ～退屈～

さて、番外編を続けてきましたので、そろそろ本編を綴っていきたいと思います。
※写真と文章が多いのでご注意下さい。

REPSOL-ADVAN HELP-SERVICE

今回、REPSOL-ADVAN HELP-SERVICEは海外遠征、それもWRCシリーズの第13戦Wales Rally GBに...
クラス3 #113大西/草加三菱ランサーエボ10

クラス6 #121大庭/市野フォードフィエスタR2

クラス9 #123鷲尾/安東スズキスイフト

三台体制で参戦しました。

左から『大庭選手、鷲尾選手、大西選手』

14日ラリーはスタートして4日間を走行します。


スタート前に...
鷲尾選手
『何度も走ってるけど、ここは無茶苦茶難しいから何とか生き残って....生き残れたら良い結果が出たらいいねぇ』
大西選手
『久しぶりのラリー参戦だから楽しく走りたいね、あとは走り始めて考えるよ』
大庭選手
『難しいラリーだけど、最後の挑戦だから完走したいね』

と秘めた思いが溢れる一言を頂きました。

結局、最後まで言葉通りの展開になるとはこの時は誰も思っていませんでした。



10日レッキ車の準備とサービスパークの下見。
初めて見たWRCのサービスパークは想像以上の広さ。


その中でも、ワークス勢は別格、インターナショナルエリアより広いスペースをフォード、シトロエン、フォルクスワーゲンの三ワークスで使います。


下見が終わりレッキの準備に入ります。
レンタカーを使う以上、余計な傷は付けられませんので、ボディーのプロテクションシートの代わりに『壁紙』を貼り付けます。


夜になり、まず動いたのは大庭選手、密かな意気込みなのかフィエスタで走り足りていないのか、ライトセッティングが終わったばかりのR2を駆って走れる所を探しますが、以前からラリーGBは公道を使用しないコース...走れる所はありませんでした。


11日は、地元ショップで機材の買い物だったので、おいらはセレモニアルゴールを行われる町を訪れ、ウェールズの道とイギリスの交通事情に慣れます。


12日、いよいよレッキに入ります。
鷲尾選手は日本から持ってきたレッキ車のスイフトを使い、大西選手は起亜、大庭選手はシボレー地元で借りたレンタカーを使いました。

朝ホテルから出発して最初のレッキステージで大庭選手がレッキ車のシボレーをやっつけます。
ステージのゴール間際でオイルパンを破損、ステージゴールはするもののリエゾンで停車。
サービスカーの日産マイクラに乗り換えてレッキを続行、おいらとサービスクルーでレッキ車の引き上げと別のサービスカーを入れ替えに行きました。
大西選手鷲尾選手は順調にレッキを終了、『やっぱり難しい...』とこぼします。


13日、レッキ二日目。
見よ！このイギリス『らしくない』青空を！
とは言え丸一日晴れた日はなく車検の頃にはまた雨.....
やっとサービス隊をサービスパークへ移動してサービスが始まりました。


ワークスは既に完全始動していて、サービスのテント（もはやテントとは呼べない仮設ピット）にはラリーカーが整然と並んでます。



REPSOL-ADVAN HELP-SERVICEも順調にレッキ終了、ラリーカーにもゼッケンや『トラッキングシステム』が搭載され着々と準備が整っていきます。


ワークスは既に車検が始まっていて、まるで医師団のような団体がワークス車を一台一台舐めるように検査していきます。


音量チェックのあと.....

車重のチェック


WRC2クラス以下の車検は午後から夜に行われ、REPSOL-ADVAN HELP-SERVICEの三台は消火器の固定方法を指摘され、翌日朝までに修整をして無事に車検完了。
これで、2013WRC Wales Rally GBに出走できます。





14日スタートの様子はまた次回に！

そのキャリアーは静かに牽かれて入ってきた....暫く停めてそのままだったので全く気にしていなかった。

カバーが開けられても気付かず、エンジンに火が入って初めて『とんでもない』車が積んであったと気付く。

エキゾーストノートも聞けたし、眼福眼福！


詳細画像は、フォトギャラリーにて(笑)

今回初めてスマホで動画撮影なんぞ行ってみました(笑)

トップクラスは一生懸命カメラで撮影していたので、恐らく15～20番クラスだと思います。

43 T. CAVE WRC2

35 Y. AL RAJHI WRC2

79 R. BARRABLE WRC2


このステージは最終のSS22『グレートオーム』海沿いの綺麗な道です。

ラリーGB唯一のターマックステージですが、皆殆どラリータイヤのまま走ってます。
距離が短いのと最後のSSなのでどんなに速く走ってもそれほど差が詰まらないからだと言われてます。
車両はどれもフォードフィエスタ、形はワークスと同じですが『キットカー』なのでたくさん出てます(笑)

それにしても、WRCクラスじゃないとしてもさすがと言うか『この速さ』これが世界戦のレベルなんですね～

今度、ラリーを撮影に行く時は....動画用に新兵器を使いたいなぁ～(笑)

この車何かと問われるまでも無いですが、恐らくプロドライブ作成の本物だと思います。

きっとスペアカーか何かで払い下げされた車両ではないでしょうか。

おいらの英語力ではそれ以上聞き出せませんでしたが、カラーリングは変わっているものの造りはワークスカーそのもの。

WRCと併催されたナショナルラリーに参戦していた車両で、走りは見ることが出来ませんでしたが、良い音させていましたよ。


詳しいディティールはフォトギャラリーにて(笑)