注:おいらなりの防犯方法なので絶対とは言えません。.....が高いセキュリティーも絶対ではないので、試してみる価値あります。
今回は車両盗難を防ぐ保管方法を考えてみました。
いたずらや車上狙いはまた別の機会に考えてみます。
まずは、駐車場の違いから話を進めます。
①屋内保管
敷地があるなら間違いなくこの方法が一番です。
言うまでもありませんが、車庫の鍵と車の鍵の『ダブル施錠』が出来るのは狙う方からすると敬遠する十分な理由があります。
②戸建ての車庫
門扉が無くても、チェーンをするだけでも防犯効果はあります。
いたずらは防げませんが、チェーンの施錠があるだけで車両盗難はされ難くなります、但し、チェーンの切断に1手間対策しておくべきです。
③集合住宅駐車場
建物に隣接されている駐車場は、防犯し難い駐車場ですが方法はあります。
他の車とは明らかに違うことがしてあるように『見える』だけで十分効果はあります。
愛車の前に『防犯対策中』とでも書いたカラーコーンを車と繋いで、一つ置いてあるだけでも盗られ難くなります。
持ち上げたらブザーが鳴るとか光る細工してあればより効果的です。
④商業施設の駐車場
これもまた狙われやすい場所です、日常的に使うお店なら停める場所を気をつけるだけでも盗られ難くなるでしょう。
駐車場出入り口の近くは出来るだけ避ける。
盗った後、逃げやすい場所は出来るだけ避けた方が良いでしょう、一番良い場所は店舗の入口付近です。
ただ、大型ショッピングモール等では地下駐車場を避け、地上エントランスが一番となりますね。
それでも、作業服姿で車載ローダーで来られたら、防ぎようがありません。
誰も窃盗だとは思いませんから....
ここで一つ考えなければいけないのは窃盗団はプロの泥棒と言うことです。
プロと言うのは『目的の為に技術や情報を持っている人』なので、純正のイモビやロックの解除方法を知っている!と思っていた方が良いでしょう。
セキュリティーショップの製品も研究される対象ですから、実績がある有名な製品は逆に怖いですね。
高いお金を払って装備しても盗られないわけじゃない、ただ、スキルの無い窃盗犯には効果がありますね。
泥棒が嫌がること....
音、光、手間
音.....
警報音のことではありません。
駐車場に『砂利』が敷いているだけで近付き難くなります。
タイヤで踏むか車の下に『トタン板』を敷くだけでも盗り難くなります。
要は車に近付く為に音がする、車を動かすにも音がする、単純ですが確実です。
戸建て車庫なら少し水を入れたオイル缶にテグスを張って置くだけでも『鳴子』代わりになります。
目的は車に近付かせないことなので、車のカバーに鈴をいくつも提げるだけでも効果はあります。
はっきりと『触れば音がする』と判るのも大事です。
光....
赤外線センサーライトは一長一短です。
点くことで一度は怯みますが、その後誰も出て来ないのであれば立派な『作業灯』になってしまいます。
そこで、センサーはそのままにライトを赤色灯にすれば効果が上がります。
点滅すれば尚良しと言った所です。
いくら誰も出て来ないとしても、警察をイメージする赤色灯の中で作業出来る泥棒は相当の手錬ですね。
ライトが点く、明るくなるだけでは効果が薄いと考えます。
誰が見ても『異常事態』だと分かるような点灯方法が有効です。
ライトで照らすだけじゃなく『VTR撮影中』と書かれたBOXライトが点くと普通逃げますよね。
手間....
時間が掛かることを嫌います。
実際の犯行時間は侵入1~2分逃走まで5分以内と言われています。
それ以上時間が掛かるように見えれば、手出ししないと思います。
シャノアール号はクイックリリースボスを使ってハンドルが外れるようにしてます。
どんなに短い降車でも外す様になりました。
ハンドルの取り外しは簡単ですが、やり方が判らなければ手間取るでしょう。
車外から覗き込んで『手間取る』ように見えると効果は高いです。
市販品のハンドルロックやペダルロックは有効ですが、室内で邪魔になるのが難点です。
ホームセンターで、市販のワイヤーケーブルをハンドルにくぐらせて、ブレーキペダルとダイヤル錠で繋ぐだけでも十分だと思います。
大型のワイヤーカッターで切れても良いんです普通サイズのニッパーやペンチで切れなければね、手間を掛けさせることで作業時間を増やすのが目的なんで....(笑)
一つお手軽な道具を紹介します。
アイディア次第で色々使えますよ。
子供が使う防犯ブザー
紐を引くとプラグが外れてブザーが鳴るタイプがベストです。
車の四隅にポール(黄色と黒の縞々)を立て、テグスを結びます。
テグスの先を防犯ブザーに結べば、ポールを外すか車に近付くのにテグスを引っ張れば鳴ります。
運転席のドアに仕掛けるのもありでしょう。
シートの下に本体を隠し、テグスをドアに固定して中間に小さな『ワンタッチバックル』等があれば便利です。
ドアを20cmくらい開けたらプラグが抜けるようにセットすればOK。
ドアを閉めても鳴り続けるので、自分が戻ったときに『ドアが開けられた』と判るのも大事です。
ドアの開閉で室内灯が点灯するスイッチを加工するのも効果的です。
作動中、ドアを開けたらホーンが鳴る。
作動解除スイッチをバンパー裏等に作る必要はありますが、これも意外に簡単ですね。
後々下取りに出す予定がある車ならば、既存のスイッチを加工する方法がお勧めです。
普通のセキュリティーの解除方法が通じないなら、それ以上やらないで諦めるでしょう。
シャノアール号のセキュリティー方法をご紹介します。
前にもちらっと書きましたが、レーサ気取りで『イグニッションパネル』を作ってやるのも『手間取る』一つの方法です。
詳しくは書きませんが、ハンドルのキーシリンダーに細工がしてあって、普通にエンジンを掛けようとキーを回すと........になります。(笑)
まだ施工途中ですが、準備は進んでます。
シャノアール号のように、ハンドルが外れている車で中に入ってみたら見慣れないスイッチがいくつもある。
この時点で『この車、手間が掛かる』と思ってくれたらこっちの勝ちです。
それでも、チャレンジするなら、エンジンは掛からない、仕掛けは作動する!では.....逃げるより手は無いはず....
プロ相手に素人臭い方法ですが、『相手の知らない方法』で対策することは、想定外で、慌てさせ、手間取らせ、諦めさせるのが目的です。
まず自分の車『だけは』守ると言うことで考えてみましたが、それでも盗まれた場合は、その車種じゃなく『その個体』を狙っていたんでしょうね。
万が一盗まれた場合のことを考えて一番早く確実に車を見つける方法を一つだけ。
GPS付きの携帯電話(ガラケーでも可)を用意します。
契約は一番安いプランで大丈夫です(通話もネットも必要ないので)。
各社の『
携帯お探しサービス』(事前設定が必要)を利用します。
GPS機能の位置特定出来る状態に設定して車に積みます。
常時充電出来るように電源を取り出し携帯に繋ぎます。
何処か普通には見ない場所に固定して隠します。
盗難に遭った時には、位置情報をPCで問い合わせたら確認できる。
万が一ではありますが、月々数千円で車が見付かる可能性が確実にあがる....如何です?
とまぁ~このくらいで....(笑)