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2023年05月14日 イイね!

もはや死語 始業点検

もはや死語 始業点検雨の日にコペンに乗ると大変だ。

多少の雨漏りは我慢。ただ、乗り降りのときはちょっと深刻。運転席に座ると車が傾く。すると屋根の水滴がドドッ。

トランクも開けたら水差しの水のように雨がなだれ込む。傘の置き場がない。




これにはたまらない。梅雨にはFIAT. そこで始業点検。

日本は車検が高い。韓国は数千円で済む。イギリスも同様。貧乏人の財布から合法的に金をむしり取る。車検は収奪装置である。

そこに利権を狙う雑魚が集まる。客の○○に付け込んで、バッテリー交換時期です、ワイパーブレード減ってます、ヘッドライト曇ってます、オイルフィルター変えましょう、・・・   そうして何万もかすめとる。群がる雑魚はたいてい無能だ。


かといって、自分で車検やるほどには陸運局のキャパはない。

ユーザー車検? 時間もない、証紙だ記録簿だと不合理な書類に我慢できない、上から目線の事務員に頭下げたくない・・・などという普通の庶民は、2年ごとに大枚を捨てるしかない。


○○たちは現実の制度がどうなっているとか、とにかく事実を知ろうとする。がしかし、その制度自体の妥当性合理性といった価値判断はしない。そういった○○の別名は、カモ。




今朝は早起きしたので、始業点検。 僕も権力に逆らう気はない。せめて始業点検で安上がりなカーライフを目指す。




ブレーキオイル。半分の位置。まだ補充しない。フルードの容器は下に行くにつれ大きくなっている。半分の位置にはまだ、4/5のフルードがある。





オイルレベルゲージ。このゲージはオイルの量を見るだけではない。





オイルの劣化度を目視するためのもの。僕はすりすりして粘りを見る。入れたてと5000キロ走行時ははっきり違う。ゴキゴキしたら交換。この方式で他のクルマに60万キロ乗ったが問題なし。





オイルクラッチの素敵な踏み心地はもう誰も知らない。DOT4.




クーラント(冷却液)は容器が劣化して外から見たのでは水位がわからない。



剪定した枝を突っ込み水位を確認。





ウォッシャー液などどうでもいい。気が向いた時に液体洗剤と水と混ぜていれる。市販品は高い。ただしごみには注意。僕はガーゼで濾す。




ブレーキパッド。

よしよしまだある。



 
タイヤ溝。

よしよしまだある。




  
Posted at 2023/05/14 10:17:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月10日 イイね!

重機で人助け → 道交法違反 → 免許取り消し

重機で人助け → 道交法違反 → 免許取り消し<引用> MBSNEWS
3年前、奈良県御所市で人助けのために公道の走行ができない重機を運転した建設業の男性は、県公安委員会に運転免許取り消し処分とされ処分取り消しを求めていました。4月21日に大阪高裁は男性の控訴を棄却しました。


似たような事件について異なった判決もある。

タクシーに乗ってたら運転手が急病で苦しみ始めた。そこで客は運転をかわり運転手を病院まで運んだ。
このとき、客の行為は人命救助としてたたえられた。

しゃくし定規に、2種免許なしにタクシーを運転したので無免許運転だ、免許取り消しだなんて言われたらどんな気持ちになるかい?

褒められたくて人命救助をするんじゃない。それはわかるが、良かれと思ってしたことを処罰されたらたまったもんじゃあない。

苦しみだしたタクシーの運転手を見殺しにすることは罪ではなく、助けたら無免許運転なんて不条理もいいとこだ。


こんな不条理に出会ったら、僕だったらもう二度と人助けはしない。免許取り消しになればテロを仕掛ける。


この事件。乗客の機転で病院まで搬送されたタクシーの運転手は一命をとりとめた。


あたりまえでないかい?  義を見てせざるは勇無きなり。この精神は日本人の美徳と思うけど。




それに引き換え今回の冒頭に引用した人助けにたいしては何という薄情な措置だ。結局最高裁で争うことになった。少し頭が○○でないかい。司法の最高権力で判断するほど難しい話かい?

日本が衰退するのは自業自得だが、正義感まで衰退するのは悲しい限りだ。


国家権力は庶民の共助の精神を踏みにじり、ただ法に従順な国民を良しとしている。

よって、従順で言いなりの国民が育ち、国民は自らの道徳観を喪失した。


バカらしい。だれが人助けするもんか。人助けしたら免許取り消しだってよ。
Posted at 2023/05/10 21:24:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月09日 イイね!

bias radial

bias  radial一長一短だ。グニャグニャした乗り心地は嫌われて、昨今はラジアルタイヤに人気がある。

ところがバイアスも捨てたもんじゃあない。ご存じのことだが、悪路を走ると振動を適度にいなして心地よい。

それだけバイアスタイヤは自己変形によって車体との間のアブソバーの役割を担う。当然発熱するし燃費も悪くなる。



そのバイアス。心理学的にはあまりよろしくない場合に使われる。判断をゆがめる圧力を言う。認知バイアスとか。



布地にとっても、重要な概念。

僕は最近ふたたび裁縫に凝っている。ハンカチも洗ったことのない人間がミシンを扱う。実力、ほとんど0。

これが面白い。実に面白い。下手なりに向上心が強いからか、頭がよいからかはわからない。とにかく上達が早い。


ミシンメーカーの多くは武器製造会社からの業態転換か業種拡大したところが多い。引き抜き鋼管を削って作るのだから異業種からの参入は難しいのだ。

世界では、ブラザーなんてベレッタと並んで評価が高い。ミシンではなく銃として。そもそもジューキって漢字にすると・・・



僕には電子機器なしの蛇の目。ミシンのMTだ。デニムも重ねてガンガン縫える。刺繡縫いはできないが裁ち目かがりは得意だ。

使いもしない機能をアピールして客をつる昨今の電子ミシン。それとは対極にある僕の蛇の目。ただ、これも例によってすこぶる高い。

40年前。35万円。

バイアス布(布目に対して,斜めに裁つこと。バイヤス。)を使う。靴が古くなったのであて布をする。ぐにゃぐにゃ伸びるので靴のカーブにぴったりフィット。


お見苦しいものをお見せしてスミマセン。こうなっていたので補修開始。



布を用意。まさにバイアス。


型どりした布をミシンでジャー。



ちょっと歪んだ。(手縫い部分)




気を取り直して最初っから。



最後は手縫い。指が痛かった。



なんとかなった。
Posted at 2023/05/09 11:59:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月08日 イイね!

和水町(なごみまち)  ツーリング第2弾

和水町(なごみまち)  ツーリング第2弾昨日のブログ記事の続き。だけど今度はやわらかい話。和水町ツーリング。

昨日の復習。平野(地名)の真府(地下暗渠、逆サイフォン)。僕は「真府」という言葉を知っただけでもツーリングの価値は十分にあったと思う。

大事なものは失うまでその価値に気が付かない。観光案内にも出ていない。みんなもっと先人の工夫には敬意を払おうよ。




でも人は自分勝手だ。自分の田に水が来た。よかった、よかったで終わる。私財をなげうち破産してでも住民の貧困を救おうとした人を、100年後には誰も知らい。知ろうとしない。

偶然、優秀なブロガーがバイクで通りかかり遺構を発見していたく感動する。ブログに記すのだが面白おかしいものを探して血眼になる読み手はその記事を素通りする。

なんだかなー、と思います。日本人は知的好奇心がない。そんな○○をコピーしたような○○の子供に知性が芽生えようか。○○が○○をうむ。それが永劫回帰する。

衰退途上国日本。とどまるはずがない。



気を取り直して。和水町は草鞋(わらじ)の生産で日本一だ。(90%の市場を占有)あと10年かそこらで今のじいちゃんたちが死に絶える。草鞋製作はロストテクノロジーになる。本物の時代劇は作れなくなる。憂慮する人は多い。

おい、和水町の役人たち。秀でたものはたくさんあるのにいい加減気がつけよ。

ITだのAIだのが発展しナビも賢くなってきた。しかし、いかにそうなろうと現地に行き古老の話を聞きポイントは何かを理解することが不要になることはない。ミーハー雑誌の情報が現地で得る感動を凌駕することはない。

日本の大事なものが今、どんどん消え去りつつある。文化政策の貧困が、田舎を絶望の過疎に追い込んでいる。



お国の周辺に目を転じると、台湾情勢、北朝鮮、ロシアなど喧しい。それに影響を受け、○○たちが漫然と抱く国防への危機感。

実体がない。おまいら○○が守ろうとしている日本自体が、消えようとしているのが分からんか。

世の中には、北朝鮮のミサイルより恐ろしいものがある。それは思考停止した○○の脳。

開闢爾来、田舎は生命の源だった。今確実に田舎が消えつつある。この事態が恐ろしくないのはおまいらの脳が○○だからだ。



生命の源と言えば、和水町にはこんなのがあった。

僕自身、自分のダイオウイカには自信があったが、

という神社に、




とか、




とかがにょきにょき生えていた。はっきり言って、私の負けです。


田舎もこの勢いで元気回復してほしい。
Posted at 2023/05/08 23:05:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月07日 イイね!

「地上の星たち」の偉業

「地上の星たち」の偉業水は上から下に流れる。ところが、工夫次第では何の外部エネルギーも与えずに下から上に流すことが可能だ。

教養あるバイカーは、古人の秀逸な土木技術を見逃さない。逆サイフォン。

300年前、村民はその技術が世界水準だったと知っていたのか。当時の世界ではサイフォン技術(註※)の実用化は焦眉の課題であったし、現場技師たちには重すぎる課題だった。




痛快だ。留飲の下がる思いとはこのことか。細い道を進むと見落としそうな遺跡があった。

川の下をくぐる水路。つまり川の立体交差。しかもその川はでかい。この川の下を水路がくぐり年間を通して一定の良質な水を供給した。江戸時代。水力で水力を制する。


ぼくは「真府」という言葉を覚えた。これは紛れもなく逆サイフォン。外部動力なし。ただ水の位置エネルギーだけを利用して川が立体交差する。

コンクリートがない時代、切り出した石の組み合わせだけで密閉地下通路を作る。熊本はこういう珠玉の遺跡をもっと大事にしろ。

真府(暗渠)入り口


熊本県和水町大字平野。庄屋、北原松右衛門。

孤独のバイカーは偶然通りかかって偉人を知る。近世土木遺跡の中でも傑出している。

2万平方メートルの田畑を潤すことは、閉じこもってゲームに憔悴するより素敵なことだろ。和水町の子供がこれを知れば、いかほど誇りに思うことか。こんな素敵な教材が路傍で朽ち果ててはならぬ。


江戸時代は鎖国のせいで世界に遅れたなどという明治の姑息なプロパガンダを信じ込んではいけない。

我が国の土木技術は、現代を除いてほとんど継続して世界水準を維持してきた。科学に目を輝かす子供たちはいつの時代もいた。現代を除いて、大人たちはこんな子供たちをinspireしてきた。



堰(せき)の概要。和水町教育委員会。

<引用>
北原松右衛門(きたはらまつえもん)は、寛延元年(1748)玉名郡南関手永平野村の農家に生まれました。若い時から人望があり、一八歳で頭百姓、ニ八歳で手永横目、そして三七歳で庄屋となり、八五歳で職を辞するまでの四八年間を庄屋として勤め、弘化元年(1844)九七歳で亡くなりました。
当時の平野地区は、農業用水に恵まれず、水田が少なくて村民の生活は、非常に苦しいものでした。そこで松右衛門は、農業用水の確保を目指して平野井手の構築を思い立ち、享和三年(1803)に郡代の許可を得て、和仁川と十町川の合流点のすぐ下流で井手の構築に嫡子まし、幾多の困難と妨害を克服しながら、六年の歳月をかけて文化六年(1809)に完成させました。「せき」の近くにには、水の量を調節する水門を設け、川の対岸にはサイフォンの原理を応用して、川底に松の木で作った管(底樋)を通して水を送り、堰本体の水たたきや川床を保護するために大きな石を敷詰めるなどいろいろな工夫が凝らされています。また、洪水の際、菊池川本流からの逆流での被害を防ぐため、山腹に「真府」と呼ばれるトンネルを文政十三年(1830)に完成させたのは、次の庄屋の緒方勘左衛門です。


※ サイフォンとは、隙間のない管を利用して、液体をある地点から目的地まで、途中出発地点より高い地点を通って導く装置であり、このメカニズムをサイフォンの原理と呼ぶ。
ウィキペディア

Posted at 2023/05/07 10:51:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「元祖アバルトに会う。 http://cvw.jp/b/849485/47557633/
何シテル?   02/27 22:13
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