六十路の135i(+100+205)のブログ一覧

今日は早めに帰宅出来たので、刃物台縦送り装置（人間から見ると左右の横方向ですが、通常は主軸方向を縦と言うそうです）のギヤを更に分解して見ました。
これから写真は上左側の軸が主軸から回転が入力される軸、下左側の軸が送りネジが繋がる軸、右側が変速、回転方向を変える為のカウンターシャフトとなります。
下の写真はギヤ比が最も低い状態です。


次は中速


最後が高速です。


で、左側のシャフトにはベアリングが入っているのが見えますが、軸の片側にしか入ってません。
それぞれのシャフトの中央側はギヤボックスの仕切り板に開けられたバカ穴の中でぶらぶらの状態です。
その為か上側のシャフトの銀色に光ってるベアリング篏合部は痩せてガタガタです。


しかもこのシャフトの中央側の端面はサンダーで切り落とされた様に斜めになってます。

因みにこれらの部品はギヤボックスの中でグリスまみれでしたが、錆が酷かったので、写真を取る前にヤスリ、耐水ペーパーである程度錆を落とした状態です。（汗）
歯車も痛みが酷くて国産の歯車に入れ替え様かと考えてますが、歯幅や三枚の歯車をどうやってシャフトに固定するかなどの問題山積です。（大汗）

沢山の人がCNC旋盤に改造するのは、こんな問題が一度に解決するからなんでしょうね。