麓技研(株)エコオイルチェンジャー・ジェットの装着(スバル車用F108SX、ワンタッチドレンボルト)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
VNHCレヴォーグ(2.4STI Sport#)のエンジンオイルパンに、麓技研(株)さんのエコオイルチェンジャーJETを装着します。
これまでレガシィやエクシーガで長年に渡って装着してきたもの(一時期はスバル純正OP扱いでした)で、今回、レヴォーグに適合する品を装着しました。
まず、レヴォーグを自宅玄関前の地下ピット前に駐車します。
2
3
グレーチング(格子状のフタ)を取り外したあと、組み立て式鉄骨も、ナットを緩めて取り外します。
鉄骨はすべてを分解する必要はなく、エンジンルームの下部に位置する部分のみを分解します。
4
地下ピットをまたぐようにして、レヴォーグを前進させます。
地下ピットへ出入りするための階段(開口スペース)を空けた状態で、車両を止めます。
5
画像は、地下ピットに潜って、下からレヴォーグの下回り(オイルパン周辺)を覗き上げた状態です。
6
7
左側がVNレヴォーグ純正の、エンジンオイルパンのドレンボルト。中央と右側が、エコオイルチェンジャーJETです。
エコオイルチェンジャーJETは、バンジョーボルトとユニオンのような構造を取っています。
8
純正ドレンボルトとエコオイルチェンジャーJET(のバンジョーボルトに相当する部分)の比較。
ねじピッチはどちらもM16-P1.5(←スバル車用なので)で、違いは以下の通りです。
・純正は先端がパイロット形状
(ねじの無いガイド部分がある)
・麓技研は中空構造
・材質に違いあり
(スチール系と真鍮系)
9
エコオイルチェンジャーJETをレヴォーグのオイルパンに装着(=純正のドレンボルトと置換)する際には、あらかじめO-リングにオイルを塗布しておきます。
オイルを塗布しておかないと、最悪時は、締め付け時のフリクションによってO-リングの表層がむしれる(破断する)などの恐れがあります。
なお、純正のドレンボルトガスケット(ドーナッツ状のシールワッシャ)を用いずに、エコオイルチェンジャーJETに付属のO-リングをそのまま用いた理由は、
・本体にO-リング溝が切ってある
(シールワッシャで埋められない)
・純正のオイルパンのドレン部分に
ボスが溶接されているので、
O-リングでもシール可能と判断
(一番最後の画像で後述します)
…によるものです。
10
さて、エコオイルチェンジャーJETは2ピース構造を取るので、ユニオンボルトに対して、バンジョー(← オイル排出口)の向きは、自由に回転調整が可能です。
そこで、オイル排出口をどの向きにするのがよいか、実機検討します。
画像は、車両前方から後方への矢視にて、オイル排出口を直下に持ってきた場合(上の画像)と、手前(車両前方)に向くように回転させた場合(下の画像)のイメージです。
11
矢視を、車両右方向から左方向へのアングルで撮影した画像です。
もともとオイルパンのドレンボルトは、鉛直方向に付いているのではなく、斜め左方向に傾いた状態で締め付けられていました。
したがって、エコオイルチェンジャーJETのユニオンボルトも斜めの状態(※オイルパンのドレンに対しては垂直方向)に装着される形となり、その軸に対して、オイル排出口が360°回転可能…という状態です。
これらの実機検討から、オイル排出口の方向は、若干フロント側に向けるように決めました(∵廃油処理パックを置きやすくなる、などのため)。
12
エコオイルチェンジャーJETのユニオンボルトを締めていきます(あらかじめO-リングにオイルを塗布してあるので、締め付けによってO-リングの表面が「むしれる」ことはありません)。
13
エコオイルチェンジャーJETを装着した状態。
右前から、少しだけ左後方向に見たときのショットになります。
14
撮影角度を少し変えたショット。
車両右側(右前輪)から左側(左前輪)方向に見たときのショット。オイル排出口が、気持ち(≒少しだけ)前方を向いています。
15
エコオイルチェンジャーJETには、誤作動防止のロックが付属しています。
このロックを挿入することにより、万が一の際にも、ON-OFF切り替えレバーが(外力を受けて)動いてしまうことを防ぐ物理ストッパーの役割を果たします。
※もともとON-OFF切り替えレバーは、
持ち上げてから回さないと回らない構造
ですので、上記と合わせて2重のロック
機構を持つことになります。
16
(ご参考)
VNレヴォーグのオイルパンは、ドレンボルトが装着される部分に「ボス(環座)」が溶接されています。
もしも、ドレンボルトを受けるめねじがオイルパン内部に設定されており、ドレンボルトのシール部位が「オイルパン壁面」だった場合には、(O-リングではなく)シールワッシャ(ガスケット)の方が有利になったであろうと思います。
しかし実際にはボスがオイルパンの壁面から外側に溶接されており、このボス(シール面)は構造上、平面度が確保されているでしょうから、実際にはO-リングでシール機能が保たれる…と判断した次第です。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( 2.4STI_Sport# の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク