どうもどうも、お久しぶりでございます。
前回から3ヶ月程度。書きませんけど色々ありまして。
まぁ、言い訳はいいとして(笑
今回は何かと、「回転する物」のお話です。
車ネタが最近遠のいておりますが、
今回も遠のいたお話になります。
ということで、本日のお題は
1、タケコ●ター取り付け。
2、倉庫の奥深くで発掘したあるもの。
の2本です。
まず一個目は、前回こそこそやってた倉庫の隠れ家改造のお話。
墜落したタケコ●ター(シーリングファン)を貰って来たりんとろでございます。
いや、ここは墜落現場ではないですからね。(墜落もしてません。
頭に乗せて回転させると飛べるらしいです。(※うそです。
ずっと欲しいなーと思って家電屋やらホームセンターやら見てたんですが、良いのが無くて。
たまたま、LEDに総入れ替えしたお宅から廃品として出たので、譲っていただきました。
デザインもいいし、まだ新しいもので全然使用してないものらしいです。
さっそく元の蛍光灯を取り外し、天井の柱を探して、取り付け。
試運転してみましたが良い感じです。
回転は逆回転、正回転、それぞれ三段階で、
操作はすべてリモコン式。
正回転の高回転状態だと、扇風機の微風より少し風が来るぐらいになります。
調光つきなので、調光対応のLEDか、白熱電球をつけるかになりますが、
5個も使うので、予算の関係で白熱球60Wになりました。
「倉庫の扉を開けたら、なんとそこにはカフェテリア」みたいなノリになってきたー(何
ということで1つ目は墜落したタケコ●ターを空に飛ばしたお話(違っ
続いて2個目はやっぱり羽の生えたお話なんですが、
そう、扇風機なんです。
写真では多少ふき取ってるので綺麗かもですが、
実物は、見るからに役目終えてる感凄いんです(笑
~注意事項~
さて、ここから先は分解修理記事になります。
この記事をみて起きたいかなる損害についてもりんとろは責任を負わないものとします。
また、古い扇風機に関しては発火の危険があるということで、消費者庁や各メーカーからも使用を中止するようにとの記事が出ています。
以下サンヨー電気株式会社様より引用
弊社では、2007年8月に弊社製扇風機をご使用のお客さま宅にて発火事故が発生しましたことを発表させていただきました。
弊社といたしましては、この事故を重く受け止め、万が一の事故発生を防止するため、販売年が1977年(昭和52年)以前の扇風機につきましては、ご使用を中止くださいますよう、お願い申し上げます。
※ちなみに、この時のニュースではサンヨーの扇風機が発火したことで、
サンヨーが悪いって言われ方してましたが、年数考えてみて下さいよ。
どんな製品だって古くなれば壊れるものですし。
逆に30年以上ノーメンテで動いてた事を凄いと思うべきです。
そして1977年と年数指定で、それ以前は使わないでくださいって書いてる訳は、
その頃の製品には安全装置が付いてないからなのです。
万が一の時に防げない可能性があり、危険なので使わないでくださいという事です。
以上になります。
これだけ色々書いておいて扇風機の修理記事になります。
どうしても直したいのですよ。
サンヨーの汚名返上じゃないですけど、サンヨーの製品好きだったので。
ということで、まずは状態確認から。
元の使用者いわく、外も中も壊れてるとのことです。
ボタンはオフと、弱、中、強の4つのみ。
タイマー機能はありません。
3つの速度切り替えはコイルの巻き数で変更しております。
ステッカーも残っておりました。
1970年 昭和45年製造
首が折れてるのと、首フリのアームのボルトが抜けて無くなってました。
内部故障の原因はこれみたいですね。
破裂してます。中身出てます。
2μF 230V コンデンサ。
さっそく2μFの450V(メタライズドポリプロピレンコンデンサ)を注文しました。
電圧の許容範囲は大きいほうがいいらしいので、今回は450Vでやってみます。
見つけたのが海外からの発送なので、実はまだ届いてません。
モーターも分解清掃
この時点で、モーター軸にガタや焼けが無いか、異音が無いかも確認しておきます。
そして、軸にはオイルを染み込ませるスポンジのような物があるので、
そこにオイルを染み込ませます。
首フリ機構のギア部もグリスをふき取り、新しいグリスを入れます。
手で軸を回して馴染ませるのもお忘れなく。
続いて厄介なのが、一番力の加わる部分の破損
見た目を綺麗に直したいし、強度も欲しい、けど、プラスチックは経年の劣化でもろい。
さてどうしたものか。
ふと、以前強度をつけるのに車用のパテで修復したことがあったのを思い出し。。。
まぁ、結果を言ってしまえば、ダメでした。
強度足り無すぎて、すぐ割れました。
必殺のアルミテープペタペタ作戦も、即効で破れて敗北。。。
強敵には強敵をということで、
FRP盛り盛り!
見た目こそ完全に捨ててますが、
安心できそうな強度になりました。
固まったら、少し削って形を整えます。
ここで、パテ盛って綺麗に整形してとか、やってしまうとキリが無いので、
多少ボコボコのままいきます。
足付けして白に塗るのですが、塗ってしまうと、元の黄ばんだ白との境目がはっきり出てしまうので、どうにかできない物かと。
下まで塗ってしまうと、貼ってあるステッカーとかも犠牲になってしまうので、それはやりたくない。
なのでこうしました。
ハチロクカラー(笑
もう、塗る前の写真に黒のラッカー映ってる時点で気づいてた人もいるんじゃないかと。
このあと、イビツなネジ穴をリューターで削ったり、色々やってますが省きます。
乾燥したら組み立てです。
ここまできたら、もうあとはコンデンサ交換して動作確認すれば完了なんですが、
海外からの発送なので、コンデンサが届いてません。
届いて動作したら、また記事にしますね。
東芝扇風機とツーショット。
こういうレトロな扇風機、作って欲しいなぁ。メーカーさん!
ということで、どちらも羽が生えてます。というお話でした。
修理される方は、自己責任でお願いします。
ではでは。また次の機会に♪りんとろでした。