2017年11月12日
先日、札幌へ行っていました。
妻が用事を済ませている間に、自分はボルボディーラーへ。
自分の用事のついでに、新しいXC60を試乗してみました。
多少の情報は仕入れてましたが、触れる物すべてが新しい。
XC90の流れを踏まえていますが、違うところもあるわけで。
試乗したのは、XC60 T5 インスクリプションです。
試乗車は、まだこれしかない模様。
いずれはPHEVのT8や、来年になるとD4、T6なども加わるのかもしれませんね。
サイズは4690×1900×1660ミリ。
見た目は、幅1900ミリある感じはしません。思ったよりも小さく感じます。
でも、1900ミリあるのです。
デザインもそうですが、様々なバランスがいいんでしょうね。
想像していたのと印象は変わりますね。
内装は実に素敵でした。
広さもありますが、無駄な空間ではなく、適度なタイトさも感じます。
大型液晶パネルを軸に作られたインパネ、特にインパネを横断する本物の木材の装飾は
思わず「おお!」と声が出てしまいました。
クリア塗装なんてなく、触れるとザラッとした木目が分かります。
ピカピカした木目調のパネルは嫌いですが、この木目装飾は気に入りました。
XC90からシートが新しい形状に変わりましたが、相変わらずボルボのシートは良いなあ、と思います。
座った当初は、全体的な固さを感じますが、気づくとシートの固さとか何も感じません。
たぶん、どこか一点で支えるとかではなく、あらゆる部分で体を支えているのか。
どこかに無理がかかっている感じもなく、体が疲れない。
今乗っているV60の革シートもいい出来だと思いますが、やはり新しい方は別物、いいものだと思います。
シートに座ってみると、ハンドルの直径が小さい。
グリップも細め。
XC90の時もグリップの細さを思ったのですが、それよりは気持ち太いかな。
インテリアの中でバランスを取るために、このサイズなのでしょうけど、個人的にはもう少しグリップは太い方が好きかも。
さて試乗コースに出たわけですが、最近のボルボ特有の動きの軽さはXC60でも同様。
2014年モデルのV60に乗った時の驚きは、その動きの軽やかさ。
その流れは、その後の試乗でV40、V60、XC90、S90でも同じでした。
XC60も、アクセルの踏込みに対して、重さを感じさせず前に進みます。
T5なので、235馬力、35.7kgのトルク。
十分すぎる性能かと思います。
ボルボらしく全体的にゆったり感を持ちつつも、ハンドルを切ればスッと向きを変えてくれますし、思ったように走れます。
オプションのエアサスではなく通常のサスペンションでしたが、乗り心地は快適。
これで十分すぎます。
タイヤは、ミシュランのラチチュードスポーツ3。
短時間の試乗ですので、あれこれ機能を試すこともなく終了してます。
本当はドライブモードの変更も試したかったですが、またいずれの機会に。
V90やXC90よりも、こちらの方が個人的には惹かれます。
諸々の条件があって購入対象にはならないのですが、XC60は良かったです。
実際、売れているそうですが、売れるのは分かります。
冬が近いから、AWDも欲しいし。T5ですべてが解決しますから。
おそらくXC60の流れが、今後出るV60やS60にも入ってくるのは確実。
内外装のデザインは、XC60に似たような感じはあるでしょうね。
サイズは幅は現行とほぼ同じ、ホールベースは長くして、全長も少し伸びて。
乗り味は・・・・もっとスポーツ系になるのかも。
私個人としては、次期V60が一番気になります。
Posted at 2017/11/12 22:45:16 | |
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